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2016年10月 3日 (月)

アカスジチュウレンジ終齢幼虫幼虫

 期待されていたとおり、大隅良典・東工大栄誉教授にノーベル生理学・医学賞。
 生理学・医学賞は昨年の大村氏に次いで4人目の受賞。
 本当にすばらしい、うれしいことです。

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 今日も雨降りです。

 そして閑話です。
 日照時間の少なかった9月、ミニバラは荒らされ放題になっていたのですが、これだけはと注意していたつもりのバラ(ロイヤルハイネス)の新梢(若い枝・シュート)が、なんと丸坊主に!Img_9475

 
●アカスジチュウレンジ終齢幼虫:
 昨日朝、雨上がりの庭に出て、ふと見やった時に目にとまったのは、丸坊主になった枝と葉脈。
 そして残りの葉を囓っていたバラの天敵仲間 「アカスジチュウレンジ」の終齢幼虫でした。R0011958

R0011955

R0011957

 
 ・気づかず切除しなかったすぐ近くの新梢には、産卵された卵が孵化した跡の裂け目(産卵痕)が残っていました。R0011959

 終齢幼虫はこのまま放任するわけにも行かないので殺虫剤スプレー噴霧。
 ごく小規模被害なのでいとも簡単に駆除できましたが・・・・

 チュウレンジバチ類はバラ園芸家にとっては天敵とも言うべき害虫仲間です。
 葉は縁から食害されて葉脈だけが残るようになります。
 葉から葉へと連続的に食害が進行し、気がついたときは丸坊主に!
 そして終齢幼虫を放任すると被害木下の落葉や表土中に繭をつくり、前蛹で越冬して翌春まで残るそうです。

※アカスジチュウレンジの幼虫は6~10月はじめ頃までバラの葉を食害します。
 若齢幼虫では頭部、胸脚は黒く、胸腹部は黄緑色ですが(黒斑はなく)、体長20mmほどの終齢幼虫になると黒い頭部は黄褐色に変化し、また胸腹部には小黒斑が現れ、さらに胸脚は黄緑色で基部に黒い斑紋が出てきます。

※なお、過去ログをめくってみると記録が混乱していましたので、少し整理し直しました。
 ・まず幼虫について:
 よく似たチュウレンジ(ハ)バチは、若齢の時から頭部は黒色のままで、胸腹部は黄緑色、そして終齢幼虫になると(若齢の時にははっきりしなかった)胸腹部の背面と側面の黒い点状の斑紋が目立ってきます。

 ・また成虫のチュウレンジバチ(=チュウレンジハバチ)は胸背部の瘤全部と、胸部側面が暗色~黒色です。
 これに対してアカスジチュウレンジ成虫は胸背部の瘤がすべて黒色ではなく、橙色の瘤もあること、また胸部側面は橙黄色という違いがあります。

 
●アカスジチュウレンジ成虫:
 (胸背部の瘤中に橙色の瘤もあり、胸部側面は橙黄色):Photo_2

 
●アカスジチュウレンジ(左)、そしてチュウレンジバチ(右)(胸背部の瘤全部が黒く、胸部側面が暗色~黒色)Photo

 なお素人には判断のつかない画像もあって、これまで混乱していました。
 来シーズンにも機会は多くありますので、今後は留意して撮ってみたいと思います。

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