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2017年2月16日 (木)

春は空から

 今日はもう”春になった”とばかりに気温が上がり、地平はすっかり霞んで、まさに春霞に包まれたような風景に。Img_2450

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 地平まで見通しがきく晴天なら、(上の写真)鉄塔の足元右横に青い「筑波山」(写真下)が見えるのですが、Img_2173

 
 未だアースカラー一色の田圃道。点々と田起こし(耕起)作業が行われて茶色い土埃も流れてくる中を歩きながら、ふと、長塚 節(1879年(明治12年)4月3日~1915年(大正4年)2月8日)の小説 「土」 の一節を思い出しました。( 六 の冒頭)

 
  “春は空から そうして土から微かに動く
   ・・・・ 湿った土が暖かい日光を吸う微かな刺激を根に感じた田圃のハンノキの地味な蕾が少しずつ動きはじめる・・・ (原文のままではありませんが、文意はこのようなこと)

 
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 散歩コースの農家の庭先にあるハンノキでは、まことに地味な花穂がすでに動いています。
 ハンノキは、山野の低地や湿り気のある土地に自生するカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、雌雄同株、雌雄異花。
 花期は冬から春先で、地域により差がありますが、11~3月頃で、葉の展開に先立って枝の先端に尾状の雄花序2~5個が下垂し、雌花序は、雄花序の直下の各葉腋に1個づつ、1~5個付き、それぞれの花が付きます。
 かつては稲の「はざ掛け」に利用するため水田の畔に植えられたり、川岸に護岸目的で植栽されたりしていた、全国どこにでも見られた樹木です。

 長塚  節 「土」は、こんな脳天気の話とは違う次元の作品ですが・・・
 (参照:  http://www.aozora.gr.jp/cards/000118/files/1745_16941.html  )
  (ハイパーリンクはしていません)

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