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2017年5月16日 (火)

クロハネシロヒゲナガ

 今シーズン、ネズミムギなどイネ科の雑草の群生する草地で、クロハネシロヒゲナガを初めて見かけたのは4月下旬でした。
 それから発生のピークを迎えたのは、ゴールデンウイーク後半を過ぎる頃までの10日間ほどになりました。
 その間に、♀を巡って♂が乱舞する姿が何回か見られましたので、性懲りもなくそのフィーバーの記録です。

●クロハネシロヒゲナガ♂:
 風のない草叢で静止。長いヒゲ(触角)です。
 (以下画像はクリックで拡大します。)1r0013297

 
 ・時には長いヒゲを交互にゆっくりと念入りに手入れをする姿も目にしました。2

 
 ・♀です。
 観察場所では雌の個体の方が少ないように見受けられましたが、草叢の下方の間隙をぬうようにゆっくり飛んだり、時折止まったり。3r0013873

 
 ・そして、今回フィーバーの観察舞台背景はこのような草叢です。
 ○印は飛び回っている♂のクロハネシロヒゲナガ。
 ここに集まっていた、というネズミムギの穂先が、以下の記録。
4r0013808

 
 ・♀が止まっていたネズミムギの茎下方に、突然♂が長いヒゲを揺らしながらが集まってきました。R0013797

 
 ・♀と、それを取り巻く♂が、茎の上方に移動して、穂先に止まった雌を囲んで乱舞。6r0013804t

R0013807t

 そのしばらく後、突然、穂先から全部姿が消えました。
 どこに行ったのかと付近をのぞき込んで見ると、

 
 ・茎の下方の隙間に生えていたヨモギの葉上に、めでたく♀の獲得に成功したペアが静止しているのを見つけました。
 邪魔が入らず、落ち着ける空間だったのでしょう。R0013844t

R0013849

R0013860

 
 このあと雌はイネ科植物の茎に産卵して、ライフサイクルが回っていくということですが、詳細は承知していません。

 

 その後はずっと少なくなり、現在、同じ地域ではほとんど見られなくなっています。

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