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2017年5月13日 (土)

ヒシモンナガタマムシ

●ヒシモンナガタマムシ(タマムシ科ナガタマムシ亜科):
 新緑が美しいこの頃、年代を経た大きな生け垣の隙間から、鳥散布などによると思われる色々な樹種の幼木が混生して顔をのぞかせています。
 
 たまたま目の前にあったエノキの葉上に見覚えのある体型の小さな虫がいるのが目に止まりました。
 体型からすぐに小さなナガタマムシの仲間と分かりましたが、翅の紋様が特徴的で、初めて見たものでした。
 図鑑から、エノキやケヤキなどにつく 「ヒシモンナガタマムシ」と分かりました。

 
 ・エノキの新葉を囓っていて、葉表には点々と糞が散らばっていました。
 近寄ると気配を察して葉の奥に隠れるように移動して行きました。
 (画像はクリックで拡大します。)
1img_4010_1

 
 ・葉の囓り跡と、葉表面に点々と落ちている糞。2img_4010_1ct

 
 ・そして、次の瞬間、ぱっと視界から消えました。
 ポロリと落下するように飛んで、下の枝に逃げたのです。
 下の枝を覗くと見つかりました。3img_4010_6

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 ・また逃げられ無いように、歩き回る姿を少し遠くから撮影のため、画像は今ひとつ。54r
                      (撮影5月11日)

 これまで気づかなかっただけで、普通にいる昆虫の1つのようです。

※体長5~8mm。翅に微毛が生えていて、生えてない部分がひし形をしているナガタマムシ。 
 エノキ、ケヤキなどの葉上で見られ、危険を察知するとポロリと落下するようにすばやく飛んで移動する。
 新成虫は秋に羽化してそのまま(成虫で)越冬するので、成虫は春から見られる。 
 成虫はエノキ、ケヤキなどの葉を食害する。幼虫はエノキやケヤキなどの枯れ木のなかで育つ。 
 成虫出現時期は4~9月、分布は日本各地。

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