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2017年6月 6日 (火)

ワカバグモなど徘徊性のクモ仲間

 5月中に撮った「徘徊性のクモ仲間」です。
 特に目新しいものはいませんが、一応記録に残しました。

 ●ネコハエトリ:
 ・♀: エノキの葉上でハエを捕捉していた個体。(撮影5月5日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blg53_3

 ♀は、♂より毛深く、全体的に明るい茶褐色であるが、さらに変異が大きい個体もいる。

 
 ・♂:樹の葉裏に潜んでいた個体。
  ♂は♀より小振りで、全体的に体色は黒いが、変異が多い。
 (撮影5月9日)59

※ネコハエトリ(ハエトリグモ科):
 ハエトリグモの仲間ではもっともよく目にする。体長♂5~7㎜、♀8~9㎜。 
 網は張らず、植物の葉上を徘徊しながらハエなどの小昆虫を捕食。
 ピョンピョン跳ねるように素早く歩く。
 出現時期は4~8月だが、♂の成体は4~5月にしか見られない。分布は日本各地

 
●ハナグモ(カニグモ科):
 ハナグモ♂の無紋タイプ。体長4mmほど。
 イネ科の雑草の穂上で前脚をひろげて餌を待ち伏せしていた個体。(撮影5月9日)Blg_2

 網は張りません。 
 出現時期は4~10月、分布は日本各地。

 余談ながら、我が家の庭でも♀の観察をした記録があります。

 
●ワカバグモ:
 林縁の下生え植物葉上でスカシシリアゲモドキ(♀網状斑型)を捕らえていたワカバグモ。  
 本種も網を張らず、植物葉上に潜み、あまり歩き回ることもしないで、前脚を大きく広げて近寄ってくる小昆虫を待ち伏せし、補食。(撮影5月31日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blgimg_0874

※ワカバグモ(カニグモ科):
 林縁や草地などで普通に見られる明るい緑色のスマートなクモ。
 体長 ♂8~10mm、♀12~13mm。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

※スカシシリアゲモドキ(シリアゲモドキ科):
 林縁の日陰など湿っぽい場所でよく見られる。
 大きさ(前翅長)14~18mm。全身が黄褐色のシリアゲムシの仲間。
 オスの翅は無紋だが、メスの翅には個体変異があり、無紋型、網状班型、端紋型の3型がある。
 出現時期は5~6月、分布は本州、四国、九州。

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