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2017年6月

2017年6月30日 (金)

6月、次々にやってくる害虫仲間など③

 その他、6月中に近隣のフィールドで見かけた昆虫。

●クロマダラカゲロウ♂亜成虫:
 近隣公園のあじさいの葉上に1匹だけ静止していた個体です。Photo_5

※大きさ(開張)約10mm。全体的に黒っぽいが、眼は赤味を帯びた黒色で、♂では大きく、♀では小さい。
 また亜成虫の翅は灰色。尾毛は3本。きれいな水の水域に生息。
 出現時期は5~7月、分布は日本各地。

 
●クリオオアブラムシ有翅型:
 アジサイ葉上に1匹だけ、一ヵ所に留まりながらぐるぐると動き回っていました。
 ピンぼけで、不鮮明な小さい画像でわかりにくいのですが、クリオオアブラムシの有翅成虫(体長5mm)と思われます。Photo_9

 (なお、よく似た有翅カシオオアブラムシもいますが、翅の白斑紋が少し異なっていて識別は可能です。)
 成虫及び幼虫ともに、クリ、コナラ、シラカシその他の樹種の葉を吸汁する害虫。
 出現時期は5~6月、分布は日本各地。

※なお当ブログ過去ログとして
・クリオオアブラムシ無翅胎生雌虫の記録がありました。
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-f0b4.html
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-fb19.html

 
●ウリハムシモドキ(黄色型):
 ハンゲショウの咲く草叢にいました。
 ・ハンゲショウImg_4321

 
 ・ウリハムシモドキ(黄褐色型)(ハムシ科):
  大きさ6mmほど。淡黄褐色で、上翅の外周囲が黒線で縁どられたように見え、また後頭部の一部が黒いハムシ。(なお体色型には変異があります。)
 畑や家庭菜園のマメ科植物の葉を食害する害虫です。
 出現時期は5~10月、分布は日本各地。
 すぐに飛び去っていきました。622

 
●不明(アブの仲間?):
 アジサイの葉上にいた全身黒っぽい大きさ5mmほどの小さなミズアブの仲間?Img_4248

 
●アシナガバエの仲間:
 アジサイの葉の上を忙しく歩き回っていてピンぼけです。
 見かけは金緑色に光るきれいな小さなハエで、この時期普通に見かけます。
 時折庭にもやって来ます。Img_4250

 梅雨とはいいながら降雨量が少ない6月でした。
 暑い夏に水不足の心配をしなくても良い程度には降って欲しいですが・・・

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2017年6月28日 (水)

6月、次々にやってくる害虫仲間(アオドウガネ他)など②

 続・我が家にやって来た害虫仲間などです。

●フタトガリコヤガ幼虫:
 毎シーズン「フヨウ」が伸長するこの季節になると必ず繰り返し、執拗に姿を見せるフタトガリコヤガの幼虫
 孵化して間もない若齢幼虫は黄緑色で、フヨウの新葉の若緑に溶け込んでまず気がつきません。    
 大食漢で、すぐに成長すると大量の黒い粒状の糞を下葉や地面に落とすようになるので気がつきます。
 もちろん葉は穴だらけになってしまいますが・・・。  
 気がつけば捕殺しますが、すぐにまたどこからか出てきてイタチごっこに・・・
 (画像はクリックで拡大します。)Img_4291_175

 
 なお、後で気がつきましたが、画面右下端にヒメイトカメムシが写り込んでいました。Img_4291_1

 実を言えば、この時に、”ヒメ”より大きい、次に掲載の「イトカメムシ」が、やはりフヨウの葉上にいるのを見つけて追っかけをしていたのでしたが、この「ヒメイトカメムシ」の存在にはまったく気がつきませんでした。

 
●イトカメムシ:
 過去にも記録があり珍しい事ではありませんが、単独のものや交尾中のものが、フヨウの葉表にいるのを見つけてカメラを近づけると、カメムシ仲間の習性のとおり、すぐに葉裏に回り込んで隠れます。
 隠れた葉をそっと持ち上げると、再びすぐに逃げ出していきますが、動作は比較的ゆっくりなので何とか撮れました。3r_2

 なお、さらに追っかけると最後はぱっと飛び去っていきます。
 飛翔能力は十分あるようです。

 
●チャドクガ♂:
 毎年必ず玄関先にやって来て外壁や門扉に貼り付いています。
 駆除しようと近寄ったら門扉の隙間に逃げ込んでしまいました。
 箒でたたいて駆除。Photo_4

 ツバキの葉裏に幼虫がびっしりついているのを駆除する事もあります。
 毒毛に刺されないよう特に要注意です。

 
●アオドウガネ:
 今シーズンは6月初旬からイヌマキの若葉を食害しています。
 成虫は夜行性でです。近隣から街路灯の明かりに飛来して夜間庭木を食害し、日中は葉陰などに隠れていて目に付かないので駆除が難しいです。
 頭上からごま粒のような黒い糞が落ちているので困っています。
 
 糞が落ちている上方をめがけて家庭用ピレスロイド系殺虫剤スプレーを、周辺が濡れるほど噴霧して、しばらく後に竿で枝を揺さぶると、何匹かポタポタ落ちできてうごめいています。Photo_6

 それを潰して駆除しますが、家庭用の小さなスプレー缶では植木全体に噴霧するなど無理なことで、影響を受けなかった残りは”元気に活動”していて、日中きれいに掃いた地面に、翌朝にはまた食い荒らされた若葉の破片と共に糞がいっぱい落ちています。

 昨今、ご近所でも少し離れた市街地でも、植木のあるお宅前の道端に落ちてうごめいている広食性の本種を目にすることが普通になってしまいました。
 昨シーズンも、自宅だけなら、大々的に殺虫剤散布(ペルメトリン水和剤®(ピレスロピド系殺虫剤の一種)など)で駆除できましたが、やがてまたどこからか飛来して、別の木の食害に気がつく、というイタチごっこ。
 なお、我が家で初めて気がついたのは3年ほど前のことでしたが、以来毎シーズン悩まされている害虫です。
 大きさ22mmほど、鈍い光沢のある緑色で、腹端部に長い毛があるのが特徴。
※出現時期は6~8月、分布は本州、四国、九州。

 
●ルリチュウレンジ:
 門扉にとまっていたルリチュウレンジ。ツツジ類を食害する害虫のハバチです。
 ご近所のツツジの植え込みにやって来たついでに立ち寄って行く様子です。
 大きさ9mmほど。出現時期は4~10月。分布は日本各地。Photo_7

 
 ・その他、害虫ではありませんが。

●コハナバチの仲間:
 我が家では一番長い間、次々に花を開いているバラ(ディンティ・ベス)に来て、熱心に花粉集めをしていました。大きさ8mmほど。Photo_8

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2017年6月27日 (火)

6月、次々にやってくる害虫仲間(ハマキムシ幼虫他)など①

 梅雨シーズンにやって来たありふれた害虫仲間など。

●ブドウトリバ(トリバガ科):
 珍しくありませんが、今シーズンも時折庭先に飛来して外構壁などに長時間静止しています。R0014354

 なお、この仲間の同定はなかなか難しい、と言うことですが素人的には従前よりすべて“ブドウトリバ”として記録しています。
 大きさ(開張)15mm、成虫出現時期は5~11月、分布は本州、四国、九州。
 幼虫はブドウ、またエビヅル、ノブドウ、ヤブカラシなどブドウ科植物の葉を食べます。
 都市部では本種が多いという。

※余談:
 毎年、主に夏から秋にかけて、時折、庭先にトリバガ科の珍妙なガが飛来して外構壁に止まっています。
 近くにはごく普通にエビヅル、ノブドウ、ヤブカラシなどブドウ科の雑草が生えています。 
 初見記録 (2008年) http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_5693.html では、単純な絵合わせで「ブドウトリバ」としていました。
 それ以来、画像を見る限りほぼ同じ画像ですので、これまですべてブドウトリバとしていました。
 今回あらためてトリバガ科の成虫縮小画像リスト*を参照し直してみると、「ブドウトリバ」よりも、「未同定」とされた画像の1部によく似ているような気がしましたが、(最初からずっと間違っていた???)素人には判別不能ですので、これまでどおりにしています。

*参考画像リスト:『56.トリバガ科 成虫縮小画像一覧』: http://www.jpmoth.org/Pterophoridae/F0000Thumb.html 

 
●ムラサキシラホシカメムシ(ツヤマルシラホシカメムシ)幼虫(カメムシ科):
 庭にやって来てジョウロの上を這っていました。
 過去にも繰り返し観察記録があり、ムラサキシラホシカメムシ幼虫としていましたので同じに。Photo_2

※大きさ約5mm。つやのある銅色の体に、ふたつの白い斑点が目立つ小さなカメムシ。
 イネ科植物の穂上やハルジオンツユクサなど、いろいろな植物のうえで普通に見られる。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

 ・なお本種とよく似たマルシラホシカメムシがいます。
 こちらの成虫はツヤが少なく、シラホシ(白い2つの斑紋)が小さいことで区別されていますがわかりにくいです。
 “絵”を見る限り、両者の幼虫にいたっては更にわかりにくいです。

 
●ハマキガの幼虫仲間:
 庭のレンギョウ(モクセイ科)の葉が複数綴り合わされ食害され見苦しくなっていました。 
 その部分を切り取ってほぐして出てきたハマキムシの幼虫仲間です。
 大きさは20mm以上。R001436617mm 

  同定できませんが、「チャハマキ」または「チャノコカクモンハマキ」幼虫と思われます。
 (いずれもチャやツバキ、サザンカなどのツバキ科植物、またリンゴ、ナシ、カキ、ブドウ、ミカンなどの果樹を食害するハマキガ科のガの幼虫です。
 なお、「チャハマキ幼虫」は複数枚の古葉を全面、上下に綴り、「チャノコカクモンハマキ」は、新葉を縦にとじて坪状に綴り合わせ、集中的に加害するという特徴があるとも。
 またこのほかの記載も見られますが、素人にはなかなか分かりません。
 (→ https://cropscience.bayer.jp/static/pdf/crop/0908.pdf )

 
 ・また同じ時期に、プランターの「シロダモ幼苗木」(鳥が運んできた種から自生したらしい)の上下複数枚の葉を貼り付けるよう綴り合わせて食害していたのも、上記と同じ幼虫でした。Photo_3

 ・参考情報:
 「チャハマキ」の老熟幼虫は、大きさ25mmほど。外観は淡緑色棒状で、頭部は黒褐色。  
 「チャノコカクモンハマキ」の老熟幼虫は、大きさ18~20mmほどと小さく、外観は淡緑色の棒状で、頭部は淡褐色。
 その他ハマキムシ参考 http://dacocha-kagoshima.com/3-5.html

 
●セマダラコガネ(コガネムシ科):
 庭にやって来て地面や草の上を這っていました。R001436710mm_1

※大きさ10mmほど。色調には個体変異が多いが、ありふれた昆虫。
 広範囲の草木食害する昼行性の害虫。出現時期は6~8月、分布は日本各地。 

 

 

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2017年6月26日 (月)

アキアカネ/ノシメトンボ

 夕刻の庭先で、蒸し暑い西日に照らされたイヌマキの葉に、2匹のトンボが少し離れてとまっているのを目にしました。

 直射日光に曝されてすぐには分かりませんでしたが、よく見るといずれも羽化間もない赤トンボで、1匹は羽が透明で、体色はまだ淡いオレンジ色のアキアカネ、もう一匹は羽の先が黒いノシメトンボと分かりました。

 ここ数年の間に周辺環境も大分変わり、どこで羽化したものかふしぎに思うような情況なのですが・・・・
 
 いずれもフィールドでは飛翔しているのをすでに目にしていましたが、我が家目にしたのは今シーズン初めてでした。(6月19日、午後5時頃撮影)

   左列がアキアカネ、右列がノシメトンボ:
 (画像はクリックで拡大します。)Photo

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2017年6月25日 (日)

ムクロジの花

 近隣公園の一角に、1本のムクロジの樹があります。
 下枝は剪定されていて見上げる位置にしか枝葉はありません。Img_4279

 今春、同公園を訪れた際に、地面に淡褐色の丸い実が点々と落ちているのが目にとまり、いくつか拾って帰りましたので、雌株です。
 中に大きな黒い種が入っていて、振るとカラカラと音がします。R0014406

 (なお余談ながら、過去に別の植物園で、まだ果皮が緑色の果実を観察した記録があります。果実は液果で種は熟すと黒くなります。)

●ムクロジの花(雌花):
 先に、同公園のあじさい見学に行った際に、ムクロジも花の季節だったことを思い出して立ち寄ってみました。 
 予期したとおり、長い円錐花序にたくさんの蕾がぎっしり付いていましたが、Img_4266

 
 開花した花はまだ少数でした。Img_4272

 
 花は目立たない地味なものです。
 本種は雌雄異株で、雌株についている花は(当然)、雌花ばかりでした。Img_4277

 前年の結実は確認済みですから、雌株は、雄株の花粉がなくても結実するのでしょうか。

※ムクロジ(ムクロジ科):
 雌雄異株の落葉高木で、樹高15mほどになる。
 葉は偶数羽状複葉。 夏(梅雨時期)に、長さ20~30cmの円錐花序に、径4~5mmの小さな淡黄緑色の花を多数つける。
 花弁は厚ぼったくはっきりしないが4~5枚で、雌花には雌蕊と短い雄蕊ある。
 (なお、雄株の雄花には8~10個の長い雄蕊がある。)
 晩秋に径2センチほどの果実ができる。中に黒い種子が1個。種子は羽子板の羽の錘や数珠に使われた。
 果皮にはサポニンを含み、石鹸の代用に使われたこともある。
 分布は 本州(中部以西)、四国、九州。

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2017年6月24日 (土)

アジサイ

 「あじさいまつり」が(2017年6月1日(木)~7月2日(日))催されている近隣の公園。
 今シーズンは梅雨入り後も少雨のため、例年より遅れていた花がちょうど見頃になっているということだったので、散歩がてらの自転車で観賞に行ってきました。(片道40~50分)

 ボランティアの方々を中心にした花植活動のおかげで、現在は100種16,000株にのぼるとのこと。

 近年拡充された”アナベル“の白色花壇もきれいでした。

■アナベル:Img_4224_8

Photo_2

 
■鉢植えの品種見本:
 多数の展示がありましたがそのいくつか。

 
●八丈千鳥:Photo

 
●キララ:Img_4222

 
●火の鳥:Img_4218

 
●アナベル(ピンク):Img_4220

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2017年6月23日 (金)

ヌートリア

●珍しくはありませんがヌートリア。
 川で。
 橋の上から、近づいてくるヌートリアを撮影。
 橋の下辺りに巣穴があるのでしょうか、すぐに姿が消えました。1img_4113

2img_4117

3img_4115

 初めて気がついたのは20年以上昔のことで、田圃の間を流れる水量はごく少ない農業排水路底を、”巨大なドブネズミ”が走り抜けていったのを目にした時でした。
 後日、それがヌートリアだと知りました。
 そして初めての当ブログ記事は9年ほど前のことでした。

 その後も同一水系流域にある別の水路や川などでも、頻度などかなり変動はあるものの、普通に見かけるようになりましたので、住みついているのではないかと推測しています。

※ ニンゲンの都合で連れてこられて、その後各地に住みつくようになった外来動物*。
 *参照:(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース
 ヌートリア: https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10140.html

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2017年6月22日 (木)

カテンソウ過去ログ・メモ

※カテンソウ過去ログについて一部再掲した個人的なメモ記事です。

 「カテンソウ」はこれまで身近な環境では観察したことはありません。
 その初見は、ハイキングに出かけた栃木県下の里地でした。
 その際には名前はまったく知らない植物でした。
 そして、ネット情報などで名前を検索した際に、はからずも「ハニシャボウ」さんの「カテンソウ画像に遭遇して,はじめてその植物名を確認できたのでした。
 (なおその後に、山形県および群馬県下の里山でも観察した記録があります。)

 それから大分時間が経過し、残念ながら現在はすでに故人になられていますが、ハニシャボウさんの作品や業績に関する情報をあらためて知りましたので、メモ記録にしました。

 
■埴沙萠(はにしゃぼう)さん:
 ①-1 2013年7月6日 NHK総合 放送番組: 
  『NHKスペシャル 足元の小宇宙~生命を見つめる植物写真家』:
  植物写真家の埴沙萠さん、82歳。群馬県にある自宅周辺の山里で、はいつくばって、寝転がって、私たちでは到底気づかない極小の命を次々と発見していく。
  埴さんのレンズを通すと、一見地味な植物の風景が、躍動感あふれる驚きの世界へと変わる。
  埴さんは、「動かない植物が動く瞬間」をとらえたいと、75歳になってから、写真だけではなく映像の撮影も行っている、etc.

 ①-2 なお後日(2013/11/22)番組収録のDVD [Blu-ray]が 発売されている。
  (販売元: NHKエンタープライズ、( 64 分))

 ②「足元の小宇宙」 :
  単行本(ソフトカバー) 「82歳の植物生態写真家が見つめる生命」 埴 沙萠 (著)、NHK出版 (2013/11/30発売)

 
●過去ログ掲載済みのカテンソウ撮影画像再掲:
 2008年4月中旬、栃木県下の中山間地で初めて見かけて撮った写真。

 あらためてもう一度それらの画像を見直してみると、

 ①群落の外観:Photo

 
 ②小さな蕾の様子。Photo_2

 
 ③蕾のアップ写真。右上の蕾の中央部に見える一見白い花のような部分が、まだ丸まっている雄蕊の花糸。Photo_3

 
 ④この写真が、③の丸まっていた雄蕊の花糸がぴんと伸びて、先端についている葯が開裂し、中の花粉を放出した後の、花の姿だったのです。4

 (なおまったくの余談ながら、撮影に使用したカメラはハイキングのお供専用コンデジ(コンパクト・デジカメ)CanonIXY DIGITAL 60 (発売日:2005年9月16日)という非力なものでしたが、予想外に写っていたのでした。)

 ハニシャボウさんはこの花粉放出の瞬間を,実に見事な動画映像で撮影して作品とされているのでした。   (完)

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2017年6月21日 (水)

夏至/コクワガタ(♀)

 本日21日は夏至でした。昼の時間が1年で1番長い日です。
 そして昔からこの時期は、大方の地域では梅雨の真っ只中で、太陽の姿も見えないことが多いというのが経験則です。

 当地は、”梅雨入り”後、昨日までは少雨のままの”空梅雨”でしたが、本日は(昨夜半から弱いながら)降りはじめた雨が午後6時過ぎまで、強弱を繰り返しながらも降り続きました。

 午前中と午後に短時間(15~20分ほど)ながら、「強い雨」がありましたが、
 (午後3時55分実況画面)Pm4

 幸いにも、たぶん総降雨量としてはさほどでもなかったのではと推測。

 これまでカラカラに乾くため、数日おきに水撒きをしていた庭には、ちょうど良い慈雨になったのではと思います。
 ・夕刻、アジサイも元気になりました。Img_0963

 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●コクワガタ♀:
 昨晩、近くの大型スーパ-まで買い物に行きました。
 帰宅後に、ズボンに「コクワガタ♀」がくっついているのに気がつきました。
 記念撮影後、放しました。
 大型スーパーの照明はひときわ明るく、その明かりに向かって飛来したものが、屋外を歩いていた際に、偶然くっついたのでしょうか。R0014405

 特別珍しい昆虫でもなく、夏の公園で、他の昆虫類に混じって、クヌギの樹液に来ている(♂)のを目にしたこともあります。

※コクワガタ:
 大きさ(体長) ♂は38mm、♀は小さく26mmほど。 主にクヌギやコナラの樹液に集まります。
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

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2017年6月19日 (月)

コチドリ

●コチドリ(チドリ科)夏鳥:
 目新しくありませんがコチドリです。
 池の端に飛来して食事中のところに遭遇しました。
 近くで見ているうっとうしいニンゲンに時折、チラリと警戒の視線を向けながらも、池の水際を行ったり来たり。
 餌になる水生昆虫の動きを目ざとく見定めてはサッと駆け寄ってはついばむ行動の繰り返しです。
 その歩き方は”ちどりあし”とは少し違いますが・・・
 (画像はクリックで拡大します。)Img_4149c

Img_4166

4r

※大きさ16cmほどで、スズメより少し大きいが、日本にいるチドリの仲間では最も小さい部類。
 目の周りの金色のアイリングが特徴的。 3~9月頃まで本州、四国、九州などで観察できます。

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2017年6月17日 (土)

サイカチの花

 毎年繰り返しの同じ内容の記事で新味はありません。

●サイカチの花:
 時折遠回りする散歩コースの道路脇に、以前からサイカチが1本だけ、伐採されずに残っています。
 大分昔になりましたが、初冬、その樹下の川縁に、特徴のある長大な莢に入ったマメ果が落ちているのを観察したことはありました。
 (探せば何処かにその時の画像ファイルがあると思うのですが・・・)。
 その後も花は毎年開花を確認していますが、大きなマメ果の方は観察できていません。

  ・4月25日観察時には、すでに大量のつぼみが付いていました。2017425

 (その後、5月中旬頃までは蕾のままで、あまり変化がなく経過しました。)

 ・不明の小昆虫:
  5月12日、見上げた蕾はまだ開花していませんでした。
  そしてたまたま見上げた葉上に、ごく小さい(数mmほどの大きさの)緑色と黒の配色がある小虫が複数あつまって付いていました。
  カメラを近づけるとすぐに視界から消え、1匹だけ残ったのが望遠で撮れました。R0014194mm512

  ”アオバハゴロモ”のような体型をしていて、ウンカやヨコバイの仲間かと思いましたが、詳細は分かりません。

 
 ・5月28日:
 思い出して立ち寄ってみると,すでに開花盛りは過ぎていて、”落花盛ん”で、地面には多量の萎縮した小さな花が積み重なっていました。2017528

 今シーズンもまったく同じように、開花までは確認できましたが、どうも今後マメ果が出来そうな気配はなさそうです。
 また、雄花、雌花、両性花の区別も依然として分かりませんでした。

※サイカチ(マメ科サイカチ属)(再掲):
 落葉高木。原野の水辺に自生するが、栽培もされた。
 幹には分岐する大型の分岐刺があり、枝にも鋭い刺がある。
 刺は枝が変化したもの。
 葉は互生し、1~2回偶数羽状複葉で、小葉は全縁で、長さは2~5cm。
 5~6月、葉腋に出る総状花序に黄緑色の小さな4弁花を大量に付ける。
 雌雄同株で、花は雄花、雌花と両性花の3種類が付く。雄花には雌蕊がなく、雌花には雄蕊が不完全。
 果期は10~11月で、豆果は、長さ20~30cmで、日本産の樹木のものでは最大級。
 熟した鞘にはサポニンが含まれていて、その昔に衣類の洗濯等に利用された事もあるという。
 自生分布は本州、四国、九州。

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2017年6月16日 (金)

ヒメヒオウギアヤメなど5月に咲いた花

 ごく狭い庭で、さして”お世話”もしないのに毎年咲くヒメヒオウギアヤメなど、5月中旬から下旬の間に咲いた園芸植物や雑草の花などまとめて、記録のための記録。

 ・バラの仲間のブルームーン、ジュリア、ディンティ・ベス、ロイヤルハイネス、ミニバラ、51

 
 ・そして、いつの間にか名前不詳になってしまった白いバラ、サーモンピンク色のバラ、ヒメヒオウギアヤメ、ヘメロカリス、また、徹底的に除草したつもりでいたドクダミ(の花)とヤブヘビイチゴ(の果実。)52

 季節の移ろいを確実に知ることができるマーカーです。

※ヒメヒオウギアヤメ(姫緋扇菖蒲)(アヤメ科):
 南アフリカ原産の球根園芸植物。秋に球根を植えると、5~6 月に花が咲きます。
 草丈25~35cmほどになり、咲き姿がフリージアに似て、斜めに伸びた花茎に花径2~3cmほどの花を 7~8個つけます。
 花色は、白、赤、桃色等があります。
 いずれも6枚の花弁のうち、下側の 3 枚の花びらの付け根に濃い紅色が入り、アクセントになっています。
 花後に 種が出来てこぼれると、思いがけないところにも増えていく、丈夫で手のかからない多年草です。

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2017年6月15日 (木)

プライアシリアゲ

●プライアシリアゲ(シリアゲムシ科):
 峡谷沿いの林縁にいました。
 シリアゲムシ仲間では初見のプライアシリアゲ。
 腹部先端がストレートになっているので♀の個体でした。
 (シリアゲムシの♂腹部先端はくるりと巻いてハサミ状の器官があります。)R0014323

※大きさ(前翅長)13~-19mm。 体は黒色で、黒い模様がある透明の翅をもつ美しいシリアゲムシの仲間。
 脚は黄色い。 翅の模様には変異が多く、北日本のものは模様がない。
 山地の渓流沿いや林内、林縁で見られる。
 出現時期は5~8月、分布は本州、四国、九州。

 のんびり歩いた梅雨入り直前の静かな峡谷。
 ニンゲン世界ほどの混乱はない時間がゆったり流れていました。
                   -完-

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2017年6月14日 (水)

コガタツバメエダシャク?/シオヤトンボ/エゴツルクビオトシブミ揺籃

 渓谷沿いの林縁コースで。

 木陰の下草に白いガがとまっていました。さほど気持ち悪くありませんので、ワンショット。

●白色ツバメエダシャクの仲間:
 (コガタツバメエダシャク?):R0014322

 白色ツバメエダシャク(Ourapteryx 属)の仲間にはシロツバメエダシャク、コガタツバメエダシャク、ウスキツバメエダシャク、フトスジツバメエダシャク、ノムラツバメエダシャク、ヒメツバメエダシャク等がいて、それらの外観はよく似ていて、識別のためには“顔の色”などいくつかの追加情報が必要と言うことで、今回の1枚だけでは判定出来ません。
 なお、ネット上の外観のみの画像との絵合わせで、一番よく似ていたのは、尾状突起が短く、後翅の横筋線下部が少し曲がるなどの点ではコガタツバメエダシャクでした。
参考:
※コガタツバメエダシャク:
 普通に見られる白いツバメエダシャクの仲間。食葉樹種は広葉樹。
 大きさ(開張)31~40mm(前翅長17~21mm)で、仲間内では小さい。
 顔面(目と目の間)の色は白色で、上部のみ橙黄色。
 後翅横筋線の下部が少し曲がる(幅や間隔には変異がある。)
 後翅の尾状突起は短い。  
 出現時期は6~10月、分布は日本各地。

 
■湿地や池で:
 峡谷沿いの林縁には小規模ながら湿原や池が点在しています。
 ミズバショウ群生地では、花はまだでしたが葉が茂っていたり、Img_0887

 
●シオヤトンボ:
 アヤメやキショウブ、またクリンソウの花もなど見られた湿地や池の周辺には、アゲハチョウなどの他に、多数のシオヤトンボが群れ飛び交っていました。
 飛び続けるシオヤトンボのシャッターチャンスは、時折、木道にとまる,瞬時だけ。
 やっと撮れた1枚です。R0014337

シオヤトンボ
 大きさ43mmほど。春から初夏にかけてよく見られるシオカラトンボの仲間。
 大きさはシオカラトンボより少し小さく、アカトンボとほぼ同じ。
 平地から低山地にかけて、池や水田、休耕田、池などで見られる。
 出現時期は4~7月、分布は日本各地。

 
●エゴツルクビオトシブミ揺籃:
 白い花を下向きに付けたエゴノキの新葉をきれいな筒状に巻いて作られた揺籃がそよ風に揺れていました。
 成虫の姿は見られませんでした。R0014329

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2017年6月13日 (火)

ヘラクヌギカメムシ(成虫/終齢幼虫)

●ヘラクヌギカメムシ(クヌギカメムシ科):
 渓谷沿いに生えるカシワやコナラ、ミズナラなどの自然林縁で、下生え植物の葉上に止まっていた個体。
 ちょうど撮りにくい位置にいて、うまく撮れていません。R0014326

 
●ヘラクヌギカメムシ終齢幼虫:
 こちらは同じ環境の岩の上を歩いていたヘラクヌギカメムシ終齢幼虫。
 成虫外観が似ているクヌギカメムシの終齢幼虫外観とははっきり違うので識別できます。R0014316

※ヘラクヌギカメムシは、同属のクヌギカメムシ、サジクヌギカメムシと形態、生態ともに酷似していて、体表(上)面からの写真だけで識別は難しく、体裏(下)面から生殖節中央突起の形状等観察が必要とのこと。
 今回の写真では体裏(下)面情報が無くて識別不能ですが、近くにいた幼虫(の画像)も参考に、ヘラクヌギカメムシとしましたが、間違っているかも知れません。
 ・ヘラクヌギカメムシは、クヌギ、コナラ、カシワ、ミズナラなどを食葉樹とし、体色は黄緑色、やや縦長で、体長12mmほど。
 ♂の生殖節中央突起はヘラ状を呈することで他種と識別できる。
 (なおクヌギカメムシには「気門が黒い」などの識別点がある。) 
 出現時期は5~11月、分布は本州、四国、九州。

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2017年6月12日 (月)

モンカゲロウ

●モンカゲロウ(モンカゲロウ科):

 峡谷沿いに茂る植物の葉裏のあちらこちらに、真っ黒く見える大型のカゲロウがとまっていました。
 モンカゲロウでした。R0014338_1

 
 ・そっと裏返して見ました。
 複数の尾毛は揃えられていて、3本が分かる画像ではありません。Photo_2

※透明な前翅に黒い帯状の紋を持つ大きさ(体長)20mmほど の大きなカゲロウ。
 翅脈も黒くて明瞭。腹部各節に濃褐色紋がある。暗いところでは全身が黒く見えことがある。
 腹端には体長の1.5倍程もある長い尾毛が3本ある。
 平地から山地まで広く見られ、渓流沿いの植物の葉裏にとまっていることが多い。 
 幼虫は河川に生息し、カゲロウ成虫は一斉に集団羽化して大発生することで知られている。
 出現時期は4~6月、分布は日本各地。

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2017年6月11日 (日)

コアジサイ/龍王峡

 先日、梅雨入り直前の一日、普通電車を乗り継いで龍王峡*まで足を伸ばしました。
 (* http://www.ryuokyo.org/index.html )

 予想どおり初夏と秋のベストシーズンの迫間とあって、人の姿もほとんど無く、緑濃いものの他にさしたる見所もない、片道2kmほどのハイキングコースを往復。
 よい運動になりました。
 ポケットに入れていた散歩カメラで通りすがりの思いつきショットを少し記録に。

●龍王峡(むささび橋から上流(写真上)と下流/虹見橋方面(写真下):Photo

 
●コアジサイ:
 峡谷林縁沿いのハイキングコースに咲いていたコアジサイ:R0014318_1

R0014318_2

R0014318_3

R00143184

※コアジサイ(小紫陽花)(アジサイ科アジサイ属):
 樹高1~1.5m程の落葉低木で、枝先に直径5cmほどの散房花序が付いて、白~淡青色の塊のように花を付けます。
 装飾花はなく、花はすべて両性花で直径約4mm、花弁は5枚、長さは約1.5mmの長楕円形。
 また雄しべは花弁より長く、花糸は青色を帯びています。
 葉は対生し、長さ7cm、幅5cmほどの卵形~楕円形で先は鋭くとがり、縁には大きな鋸歯があります。
 花期は6~7月、分布は関東地方以西。

■余談:
 ご近所や自宅のアジサイはほぼ最盛期ですが、近隣のあじさい名所はまだ見頃には少し早いとの情報。
 ともあれ 昨今は”質、量ともに豪華なアジサイが多い印象です。
 それに較べるとコアジサイはいかにも楚々とした自然の花らしい印象で、これはこれでまたGoodです。

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2017年6月 8日 (木)

クモヘリカメムシ/オオフタオビドロバチ

 当地も梅雨入りとのこと。蒸し暑い一日でした。

 先日の、世事とは隔絶した一日のこと。

●クモヘリカメムシ(ホソヘリカメムシ科クモヘリカメムシ亜科):
 雨降りの後、急速に伸び出した庭の草取り中に、目の前を飛んで隣家の壁に止まったカメムシ。R0014304_1

R0014304_6

 細長くスマートな体型ですが、ヒメイトカメムシイトカメムシよりずっと大きく、我が家では初見のクモヘリカメムシでした。

※大きさ15~17mmで、緑色の体に茶色の翅をもつ細長いカメムシ。
 イネ科の雑草を好んで吸汁し、時には水田に入ってイネの籾を吸汁するため、稲の害虫にもなります。
 出現時期は5~10月、分布は本州、四国、九州。

 ついでの余談ながら、稲に付く害虫カメムシとしてはアカスジカスミカメがいます。
 (なお、昨今の水田では定期的に防除作業もきちんと実施されるため、各種害虫などによる被害は発生しないようです。)

 
●オオフタオビドロバチ:
 数日前からヨシズに使われている竹筒の穴を探索にオオフタオビドロバチがやって来るようになりました。
 竹筒の中に巣作りをするためです。Photo

 昨年も同じようにやってきて、竹筒の何カ所かに巣を作っていきました。
 毎年の繰り返しです。

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2017年6月 7日 (水)

地味な木の花( モチノキ/ツリバナ)/ハマキムシ幼虫

 時期遅れになりましたが、地味な木の花:

●モチノキ(モチノキ科モチノキ属):
 モチノキは4月頃から花を開き、新葉の展開も進んで若緑がきれいになります。
 本種は雌雄異株の常緑樹で、花は地味なものです。
 花径は5mmほどで、花弁は淡い黄緑色の4弁花。
 花には完全な雄蕊4個と、退化した雌蕊があります。4

 (余談ながら、我が家の樹は雄株なので、雌株のように、秋に赤い実が稔る楽しみはありません。)

 ・若葉が展開してきれいだなと眺めているうちに,必ずやってくるのがハマキムシ(ハマキガの幼虫)です。
 柔らかい新葉を綴り合わせて中に潜み周辺の葉を食害していきます。R0013448

 
 ・若葉全体に食害が目立ちだすと、美観を損ねて不快で、面倒くさいですが、巻かれた葉を切り取って潜んでいるヤツを潰すしかありません。
 (絵合わせではチャノコカクモンハマキまたチャハマキの幼虫にも似ていますが)未だに親御さんの正体ははっきりしませんが、ともかく年中行事になっています。
 (大きさ20mmほどで、このサイズと、新葉を集中的に坪状に綴る特徴からは(チャノコカクモンハマキ」幼虫かも。)Photo

 
●ツリバナ:
 3月下旬から4月はじめ、枯れ枝のように見えていた細枝から芽吹きが始まったことに気がついた後は、本当にあっという間に葉芽、花芽の展開が始まります。
 葉が開いた4月下旬から5月はじめには多数の花も開花しています。
 花は花径6~7mmほどの小さな、淡黄緑色~部分的に紫味を帯びる、いたって地味な5弁花で、名前のよう吊り下がって開花し、5月中旬の花弁が落ちる頃には小さな青い果実が形成されています。Photo_2

 果実は、その後次々にやってくる害虫類による被害や、風雨に晒されて千切れるなどして、どんどんその数を減らします。

 ・ツリバナにやって来た害虫仲間の、ルリチュウレンジ(写真上)、クロウリハムシ(下)。Photo_3

 その後には、まだ未熟な青い実がぶら下がっている頃から、必ず繰り返してキバラヘリカメムシがやってきて害を及ぼします。

 そして、秋まで持ちこたえた果実は赤く熟し、花よりはるかに観賞価値のある赤い種をぶら下げるようになります。(過去ログから写真再掲)Img_1610

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2017年6月 6日 (火)

ワカバグモなど徘徊性のクモ仲間

 5月中に撮った「徘徊性のクモ仲間」です。
 特に目新しいものはいませんが、一応記録に残しました。

 ●ネコハエトリ:
 ・♀: エノキの葉上でハエを捕捉していた個体。(撮影5月5日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blg53_3

 ♀は、♂より毛深く、全体的に明るい茶褐色であるが、さらに変異が大きい個体もいる。

 
 ・♂:樹の葉裏に潜んでいた個体。
  ♂は♀より小振りで、全体的に体色は黒いが、変異が多い。
 (撮影5月9日)59

※ネコハエトリ(ハエトリグモ科):
 ハエトリグモの仲間ではもっともよく目にする。体長♂5~7㎜、♀8~9㎜。 
 網は張らず、植物の葉上を徘徊しながらハエなどの小昆虫を捕食。
 ピョンピョン跳ねるように素早く歩く。
 出現時期は4~8月だが、♂の成体は4~5月にしか見られない。分布は日本各地

 
●ハナグモ(カニグモ科):
 ハナグモ♂の無紋タイプ。体長4mmほど。
 イネ科の雑草の穂上で前脚をひろげて餌を待ち伏せしていた個体。(撮影5月9日)Blg_2

 網は張りません。 
 出現時期は4~10月、分布は日本各地。

 余談ながら、我が家の庭でも♀の観察をした記録があります。

 
●ワカバグモ:
 林縁の下生え植物葉上でスカシシリアゲモドキ(♀網状斑型)を捕らえていたワカバグモ。  
 本種も網を張らず、植物葉上に潜み、あまり歩き回ることもしないで、前脚を大きく広げて近寄ってくる小昆虫を待ち伏せし、補食。(撮影5月31日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blgimg_0874

※ワカバグモ(カニグモ科):
 林縁や草地などで普通に見られる明るい緑色のスマートなクモ。
 体長 ♂8~10mm、♀12~13mm。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

※スカシシリアゲモドキ(シリアゲモドキ科):
 林縁の日陰など湿っぽい場所でよく見られる。
 大きさ(前翅長)14~18mm。全身が黄褐色のシリアゲムシの仲間。
 オスの翅は無紋だが、メスの翅には個体変異があり、無紋型、網状班型、端紋型の3型がある。
 出現時期は5~6月、分布は本州、四国、九州。

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2017年6月 5日 (月)

ジャコウアゲハなど

 月遅れの記事です。
 5月初旬から中旬に撮っていたチョウで、特に目新しいものはありませんが、没にしないで記録として残しました。

●ジャコウアゲハ:
 たまたま所用で通りかかった国道沿いの一画にある団地で、道路境界のツツジ植え込みに飛来して吸蜜していたジャコウアゲハです。
 このアングルでしか撮れませんでしたが、腹部側面の赤色が見えることで本種と確認しました。Blg53                                               
                       (撮影は5月3日)
 なお過去にも同じ場所や、散歩コースの公園、さらに遡れば我が家の庭などでの、ごく稀な観察記録があります。
 幼虫の食草「ウマノスズクサ」は、近隣ではまったく生育が確認できないので、いったい、どこからやってくるのかと何時も不思議に思うのですが・・・・

 その他:

 
●ナミアゲハ:
 隣家のミカン科の小木に産卵にやって来たナミアゲハ。
 (例年のことですが、このあと幼虫が孵化して、葉を丸坊主にするほど食べて育っていきます。)Img_3712

 
●コミスジ:
 庭にも時折飛来します。Blg426

 
●ベニシジミ:
 新鮮な個体や、歴戦の強者などいろいろ。Blg426_2

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2017年6月 4日 (日)

クロフシロヒトリ

●クロフシロヒトリ(ヒトリガ科ヒトリガ亜科):
 林縁日陰の下生え植物の葉にとまっていました。
 大きさ(開張)40mmほど。触角が櫛歯状になっているオスの個体でした。
 白地に独特の黒、黄、赤紋様がくっきりと目立ち、おかげで、初めて観察したガでしたが、素人にも名前の検索が容易でした。
 出現時期は5~6月、分布は本州、四国、九州。
 幼虫の食葉樹はサクラ、ナシ、クワなど。Img_0869_2ct

Img_0869_4ct
               (撮影2017.5.31伊香保市街地)

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2017年6月 3日 (土)

シラハタリンゴカミキリ

●シラハタリンゴカミキリ:
 たまたま通りかかった花屋さんの屋外展示スペースを飛び回っていました。
 時折地面に下りたりして、地面あたりを這っているところを撮影。R0014290_5

Photo

※体長 約16mm。成虫出現時期は5~7月。分布は静岡県以北。

 「シラハタリンゴカミキリ」に外観が酷似している近縁の「ニセリンゴカミキリ」がいます。
 共にスイカズラを寄主植物にしています。
 そして両者の識別は外観だけでは困難で、捕獲して腹面から、以下の観察をしなくては区別出来ないそうです。
 すなわち、シラハタリンゴカミキリの腹端(第5節腹板)は、オスでは半分弱が黒色で先端付近が浅い弧状に窪むこと、メスでは半分弱が三角形に黒色ですが、一方でニセリンゴカミキリでは雌雄ともに基部を除き黒色であることで区別できるということです。
 今回捕獲はしていないので明瞭な写真はありませんが、腹端の一部だけに黒い部分が見えています。
 また、両者の分布域として、シラハタリンゴカミキリ)は静岡県以北に、ニセリンゴカミキリは愛知県以西とのことで、(混在する地域もある?)、今回の個体はシラハタリンゴカミキリとしました。
 なお、近隣にはスイカズラの自生株が随所にありますが、スイカズラに付いている本種を見かけたことはありません。

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2017年6月 1日 (木)

アジサイ開花

 6月1日は、前夜からの雨が朝から降ったり止んだり、また夕刻には、短時間ながら断続的に激しい雷雨などと、不安定な一日になりました。

■午後5時30分、埼玉県雨雲の動き実況:
 (コピー画像)1730


 開花して間もない庭のアジサイ(青花と白花種)が色づきはじめて、雨日和には似合います。61

 ・余談ながら、花芽が出来てから、狭い庭には邪魔になるので強剪定をしたヤマアジサイなど2種には、今年は花はありません。

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