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2017年7月 6日 (木)

梅雨空の下のフィールドで(ミゾコウジュ、コガネムシなど)

 ままならぬ気象。

・台風3号に伴う降水量は、“関東の水源域”では予想より少なくて、水不足を心配していたダムの水位が上がらないため、荒川水系ダムでは20年ぶりの取水制限というニュース。
(7月4日、午後8時40分、埼玉県 雨雲の動き画像コピー)Photo

 一方、その後も大雨の続く福岡県・大分県では大雨特別警報が出されて、そして被害も。

・イラン南西部アフワズで53.7℃を記録(6月29日)というニュースも。(世界気象機関WMO)
 欧州、中東、米国など引き続き熱波に襲われているという。

 ともかく目の前の熱中症に注意です。

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 曇り空なら蒸し暑く、また何時降られるか分からない、晴れると無性に暑い、という昨今で、日中の池回りからはすっかり足が遠のきました。 
 台風3号が接近する前、しばらくぶりに、折りたたみ傘を持って覗いてきたフィールド。

 6月初旬から始まっていた除草作業が終わり、大きな雑草はすっかりなくなっていますが、また直ぐに伸びてくることでしょう。

 池の水位は今後の大雨に備えてのことだと思いますが、一段と下げられていました。

●ヒルガオ(ヒルガオ科ヒルガオ属):
 田圃道にも大型雑草はなく、ヒルガオが一塊になって地面を這い、花を開いていました。Img_4177

 
 ・葉の形:
 地面を這っている蔓を引っぱって、蔓の根もとから先端までの葉を見ると、形はだんだんと変化しています。Img_4177_3

 余談ながら、同属にコヒルガオ、アイノコヒルガオ、セイヨウヒルガオなどがあります。
 時には見分けが難しいことも。

 
●ヒルザキツキミソウ(アカバナ科マツヨイグサ属):
 観賞用に栽培されていたものが、逸脱して池端の草地にまでやって来て花開いたのでしょう。Photo

 
●コガネムシ:
 草地のフェンス際で、草刈り機の刃から”難を逃れたイタドリ”の葉上に静止していました。Img_4203

4r

 「アオドウガネ」同様、植物の葉を食害する害虫ですが、アオドウガネよりずっとマシで、外観もきれいです。

 
●ミゾコウジュ(シソ科アキギリ属):
 草原広場の整備が進む前までは、足の踏み場もないくらい蔓延っていたものですが、今はポツポツ生えていると懐かしくなってカメラを向けるようになりました。Photo_2

※本種は湿った草地や水田の畦などに生える越年草です。
 かつては湿り気のある田圃道、休耕田また草原の湿地などに群生が見られましたが、定期的除草や除草剤散作業などの環境整備が行われるようになってからは、花の時が除草時期と重なったりして、花も見る機会がすっかり減少しました。
 環境省の準絶滅危惧種(NT)になっていますが、それでも条件さえ合えば一気に勢いを増して生えることがあり、結構丈夫な植物のようにも見えます。

 
●ベニシジミ夏型(シジミチョウ科):
 夏型の黒っぽくなったベニシジミです。
 フィールドに、雑草対策のグランドカバーとして植栽されたヒメイワダレソウの小さな花に来ていました。Img_4211

 除草などで雑草の花も少なくなった時季でもあり、フィールドで見かける頻度は少なくなっています。
 ベニシジミは年に数回発生する多化性(暖地では3月上旬より年5~6回発生)のチョウで、季節型として春型、夏型、秋型があります。
 春型は前翅のオレンジ色部分が広くてきれいですが、夏型ではその部分が狭く、また全体的に黒くなり、飛んでいるとき,光の当たり方によっては黒いチョウが飛んでいるようにも見えます。
 秋に見られるものはまた春型のようなきれいな色の個体です。

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