« アカバナユウゲショウ(白花)/ミナミヒメヒラタアブ | トップページ | ゴイサギ幼鳥 »

2017年8月18日 (金)

シオヤアブ♂、アオメアブ、マルカメムシ他

 長雨が続き、一度刈り取られた大型雑草が再び勢いよく伸びだしている8月上旬の堤防で。

●シオヤアブ♂(ムシヒキアブ科):
 多数のシオヤアブが、一斉に出てきたように飛び回っていました。
 草叢の獲物を探していたようです。
 時折、舗装遊歩道の路面に降りて静止する時がシャッターチャンス。
 腹端に白色の毛束がある♂の個体でした。Img_5270_2

Img_5064_2

※体長23~30mmの大型ムシヒキアブ。
 複眼の色は黒褐色で、体は全体的に暗褐色ですが、全身に黄色の毛が生えていて、腹部は毛のために黒褐色と黄褐色の縞模様に見えます。
 脚は黒色ですが、脛の部分だけが黄褐色。
 ♂の腹端には白色の毛が密集していますが、♀にはありません。
 甲虫や蜂などを好んで捕食(体液を吸う)。
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

 
――――――――――――――――――――――――――

 同様、8月中旬、セイバンモロコシなどイネ科の大型雑草やヨモギ、オオブタクサなどが伸長し、またクズが草叢から路面上に這い出して、このままではほどなく通行困難になりそうな気配になっている、やはり小雨の合間の堤防で。Img_5211

 
●アオメアブ(ムシヒキアブ科): 
 偶然ながら、目前の雑草に、何か獲物を捕らえたらしいアオメアブが飛んできて止まりました。
 そのまま静止していたので写真撮り。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_5212_2

Img_5212ct

 撮影後確認してみると、体液を吸われていたのは、クズの葉に多数ついていたマルカメムシでした。

※体長20~29mm。生きている時の複眼は緑色で(死ぬと暗色に変わる)、体は黄褐色、脚は黒色で、脛の部分は鮮やかな黄褐色の、ムシヒキアブの仲間。
 大型の昆虫・甲虫やハエ、アブなどを捕まえて体液を吸います。
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

 
――――――――――――――――――――――――――

●マルカメムシ(マルカメムシ科):
 クズの葉に群れていたマルカメムシ。大きさ5~5.5mm。Photo

 触ると臭いにおいを出すことで嫌われるマルカメムシですが、アオメアブは体液を吸って平気なのでしょうか。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

 
■ついでに、
 クズの葉にたくさんついていた、ごく小さな淡色の「不明カメムシ若齢幼虫」。
 (ヘリカメムシ科ホソハリカメムシの若齢幼虫?)R0014656

|

« アカバナユウゲショウ(白花)/ミナミヒメヒラタアブ | トップページ | ゴイサギ幼鳥 »

昆虫」カテゴリの記事