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2017年9月 9日 (土)

フィールドに咲く花(シマツユクサ、ヤマハギ、クサギなど)

 朝晩は涼しくなり、少しずつ秋の気配も感じられるようになりました。

 毎年同じような記事を繰り返し書いていますが、この時期、除草される前の草原や空き地の草藪に雑草/雑木の花が咲いているのを目にします。
 除草作業が進められているので、ほどなく姿を消すでしょう。

 
●マメアサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属):
 草叢に蔓延っています。花径15㎜ほどの.小さな白い花が目立ちます。
 なお、稀にピンクの花もあるそうですが観察したことはありません。Img_540295

 ・北アメリカ原産の帰化植物、1年草。茎は蔓になり、よく分岐して他物に巻きついて繁茂します。

 
●オオイヌタデ(タデ科イヌタデ属):
 池の湿地などに群生しています。Img_542195

 ・道端、荒れ地、河原などに群生する1年草。
 草丈は0.8~2mになり、茎の節は膨らんでいます。
 葉は披針形で長さ15~25cm、先は長くとがります。
 花序は長さ3~7cmで、先は垂れ下がり、花色は淡紅色のものと白色のものが混生しています。
 花期は6~11月、分布は日本各地。

 
●シマツユクサ:
 毎年、池の端の草地だけで見かける”地区限定”のシマツユクサです。95

 
●ヤマハギ(マメ科ハギ属):
  農家の畑の角に植栽されている株です。
 7月下旬くらいからポツポツと開花していました。
 忍び寄る秋の気配を知らせる花です。91

 ・落葉低木で、葉柄の短い葉(三出複葉)の腋から長い花軸を出して総状に花をつけます。
  花期7~9月、分布は日本各地。

 
●空き地に自生したクサギと、クズの花。
 数年前に環境整備で伐採されて“更地”になっていた空き地でしたが、今は再びクズ、カラスウリなど蔓性の多年草雑草/クサギなどの雑木に覆われ尽くされています。Img_5376_3

 ・クサギ:(クマツヅラ科クサギ属):
 予想以上に”回復”して育っていた落葉小高木で、白い花を開いていました。
 葉や茎を傷つけると独特の臭気を発することからの名前。
 (余談ながら、画像に写り込んでいる葉は、クサギ、クズ、そしてカラスウリ。3者が絡みあっています。)
 花も匂います。91_2

 
 ・クズ(マメ科クズ属):
 ともかく旺盛な繁殖力で、到るところで”暴れ回っているつる性の多年草で”、迷惑雑草の代表格。花期は8~9月で穂状花序を立ち上げ、甘い香を発する花を咲かせます。
 赤紫色の花が咲いていました。(縮小画面のため分かりませんが、左側の画像中には萎んだカラスウリの花と蕾も写り込んでいます。)91_3

 
※庭の園芸種ヤブランとホトトギスなども開花しています。

●ニイタカホトトギス(園芸種):
 野生のホトトギスに較べてかなり貧弱な生育状態です。
 何も”お世話”しないのが原因なのか、ひ弱なのか・・・
 7月下旬ころから雨の日にもポツポツと断続的に開花しています。816

 
●ヤブラン(園芸種):
 困るほど繁殖力旺盛で、梅雨入り前に思い切り葉を切り詰めて放任していた株が、多数の花茎を立ち上げて花をつけました。95_2

 
●レインリリー (ハブランサス)( ヒガンバナ科ハブランサス属):
 プランターから庭植えにして放置していた数株のレインリリー。
 原産国は南アメリカの球根植物で多年草です。常緑ですが、冬に枯れて球根だけになることもあります。
 空梅雨で雨が少なかった7月中旬頃までにはまったく花が咲きませんでしたが、8月、暑くて雨が続いた翌日などには一斉に花を開くようになりました。Photo_2

 ・高温乾燥が続いた後に雨が降ると一斉に開花することから「レインリリー」と(別名で)呼ばれています。
 なお、近縁の植物に「ゼフィランサス」があり、こちらも同様の理由からレインリリーと呼ばれています。
 両種の草姿は非常によく似ていますが、ゼフィランサスは花を上向きに咲かせ、ハブランサスはやや横向きに咲かせるという性質があります。
 細長い葉を地際から展開し、伸ばした花茎の先に一輪の花を咲かせます。
 花は一日花ですぐに萎んでしまいます。
 丈夫な球根で植えっ放しでもよく育ちます。
 花期は6月~9月。

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