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2017年11月 5日 (日)

アメリカヒドリ再発見および交雑種も確認

 アメリカヒドリを初めて確認した翌日、あらためてもう少し情報の多い写真が撮れないかと、ヒドリガモ休息時間帯の午前中ではなく、食事時間帯である午後になってから池まで出かけてみました。

 そして再びアメリカヒドリに出合うことができました。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)1mainimg_7774

 
 また更に、後で画像を点検中に、ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体も写っていたのに気がつきました。Img_7836tc_2

 
 その経過記録です。

 午後3時半、すでに陽も傾いた池の畔。
 貯水位は日々少しずつ下がり、草原運動広場周辺は部分的に雑草ものぞくようになっていました。
 そして池の西側の堤防から一番近いところで、冠水した草原の草を採食するためにヒドリガモが群れているのを見つけてから、その近くに行き腰を下ろして根気よく探すことに。

 採食中だった一群はいつものように、人の姿を近くに見ると直ぐに一斉に背を向けて泳ぎ去って行きますが、しばらくじっと“風景になりきって”待っているとやがてまた戻ってきます。Img_76803_1

 
 それから双眼鏡を取りだして、根気よく、一羽ずつ確認開始です。

 そして観察地点から一番近いところの冠水草地に、1羽のアメリカヒドリを見つけることができました。
 水没した草を、首だけ沈めながら採取して水は吐き出す採餌行動を繰り返しながら水深の深い方へ進んで行きました。Img_7684ct

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 やがて草地が終わり水深が深くなった辺りで、もと来た方へUターン。

 そして、この時初めて嘴の鼻腔(嘴のすぐ上に2つあいている鼻の穴で、呼吸のために嘴の内側へと通じています。)が3つという奇形があることに気付きました。Img_7713_1ct

Img_7713_2ct_2

Img_7740img_773323

 
 こんなこともあるのですね。
 そこであらためて前日、1枚だけしか撮れなかった不鮮明な画像ですが、その嘴と、今回撮影画像で同じアングルの写真を比較して見たところ、同じように見えて奇形には気がつかない場合もあることが分かり、その様なことからも、今回観察したのは昨日と同じ個体であろうと判断しました。
 (画像はクリックで拡大します。一番上左のみが前日撮影像で、残りは今回撮影の画像です。)Blg

 
 話が横にそれましたが、やはりアメリカヒドリは盛んに水面下の草葉の採餌を繰り返しながら、もと来た方へと戻って来ます。Img_7805ct

Img_7809_2

 
 そして、近くまで来た時に突然あわてるように、クローバらしい雑草をくわえたまま、背を向けると、他の仲間と共に一斉に遠くに向かって泳ぎ出しました。Img_7835

Img_7836ct1

 
 画像はクリックで拡大します。Img_7838

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 上空を通過した航空機のせいでした。
 ここまでの観察時間は20分で、この日の観察はこれでお終いにしました。Img_784420t

 そして、帰宅後、多数撮ってきた画像の点検中に、なんとアメリカヒドリばかり追っかけていて気がつかなかったのですが、その直ぐ傍に、一番最初にそうではないかと気がついた”ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑種“の個体が写っていたのです。

 そこで翌日、再び出かけることになってしまいました。
 池に長居しないことは初めから分かっていることなので、千載一遇の機会なのです。

 記録は続報に
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※ ヒドリガモ:
 ・休息は水上や水際の陸上で行う。
 ・食性は主に植物食。
 ・採餌行動の時には、潜水はしないで、水上では水面の植物葉/種などをついばみ、水深の浅いところの水生植物は頸を水中に突っ込んで採餌する。 
 
 なお、アメリカヒドリも食物の種類や採餌習性は同様です。

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