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2017年12月

2017年12月31日 (日)

大晦日

 今年一年、拙ブログご訪問いただき、ありがとうございました。  
 時の流れがどんどん早くなり 世界情勢は渾沌の度合いを深め、自然界でも異常気象の極端さが増して・・・  
 歳々年々人同じからず。「古りゆくものは我が身なりけり」と実感することしきりです。

  
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・ 堤防南斜面には早咲きのスイセン:Img_8647

 
・ 日没が迫る中、北東方向に望む筑波山:Img_8658

 
・ 日没直前、ほぼ対角線上(南西方向)に富士山遠望(画面左上):Img_8663

 
・ 残照の中に浮かぶ富士のシルエットImg_8669c2

 ともあれ、巡り行く時空、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

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2017年12月30日 (土)

カイツブリ

 小晦日(こつごもり)の池で。

 防寒具を着込んだ釣り人2人。そしてカイツブリが2羽。
 冬晴れの池端は気温10℃でもそれなりに暖か。

 散歩がてら、短時間ながら見ていた限り、無我の境にひたる釣り人は微動だにしないで、風景にとけ込んでいました。

 それで、神経質な2羽のカイツブリも警戒心を解いて、魚影の濃いらしい釣り人の竿先近くで盛んに、潜水を繰り返していました。

・ 釣り人の視線の向こうに、1羽がそれなりの獲物を咥えて浮上しました。
 そしてこの時は、直ぐに呑み込んでしまいました。Photo

 
・ しばらく水面に浮いていましたが、再び潜水。
 次に浮上した時にはかなり立派な魚を咥えていました。
 大きさ17~8cmはありそうなボラの幼魚のようでした。 
 驚いたことに近くにいた別の1羽が突如横取りしようと迫ってきたので、取られまいとあわてて少し離れてから、あたりを警戒しながらも呑み込む行動に。21

 
・ なかなか一気に呑み込むことが難しい様子でした。
 咥えなおしたり、水に漬けたりして獲物を弱らせながら、2

 
・ やがてゴクリと喉の奥まで押し込むことが出来たようでした。23

 やはり魚捕りは得意のカイツブリです。

 慌ただしい年の瀬という、ニンゲンの都合でつけた物理的時間の区切りには無縁の、”この世はすべてこともなし”、と、なぜかくつろぎの一時でした。 

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2017年12月29日 (金)

ダイサギ(チュウダイサギ?)の魚取り

■ダイサギ(チュウダイサギ?)の魚取り:

 先日、通りかかった橋の上から、川で熱心に小魚捕りをするダイサギ(チュウダイサギかも)を見かけました。
 この時期、姿を目にするのは日常的で、特別カメラを向けることはありません。
 ただ、通常なら人影を認めると直ぐに飛び立ってしまう、40~50メートルほどしか離れていない”至近距離”にいて、人の姿を気にすることも無く小魚捕りに夢中の様子だったので、カメラを向けてみました。

 いつもなら人や車の通る橋から7~80メートル位は距離を保ったところに降り立って、じっと川面を見つめているか、ゆっくり川床を歩いているかのいずれかですが、今回は珍しい事に、(近くでしたので初めて目にすることができたのですが、)多分”魚溜まり”だったのでしょうか、あまり移動しないで、立っている水面を見ながら、水底を片足で盛んに踏みつける仕草(足ゆすり:Foot-stirring)をしては、追い出した小魚をめがけて嘴を突っ込んで捕らえる、という行動を繰り返していたのです。

●以下は、暇人が見ていたダイサギ(チュウダイサギ?)の採餌行動連続3分間の記録です。

・1回目:(以下の画像はクリックで拡大します。)
 小物を捕まえたようです。1

 
・2回目:
 また小魚が捕れたようです。2

 
・3回目:
 失敗。捕れたのは水だけだったらしい。3img_8561

 
・4回目:
 またもや失敗。水だけ。4img_8562

 
・5回目:
 また失敗。
 気を取り直して元の場所まで戻り、”足ゆすり”してからやり直したのに・・・5

 
・6回目:
 近くにいたオオバン(最初の画面左上)に下手くそな魚取りを見られていたし、今度は小物を捕ることができたから場所変えよう、ということにしたようでした。6

 
■近くにたむろしていたオオバン:Photo

 
 捕れても小物ばかりで、おやつくらいにしかならなかったことでしょう。
 やはり池で大物を待ち伏せした方が良いのかも。

 ・11月中旬の池で:
 左3羽がダイサギ(チュウダイサギ)、右2羽はコサギ)Img_814811

【余談】:
 サギ類の採餌行動について、いくつかの文献等*を参照して見ました。

・アオサギ(こちらに実際の観察記録があります)は主に水辺で立って待つ「待ち伏せ法(Stand-and-wait)」
・ダイサギの仲間(こちらに実際の観察記録例があります)は「待ち伏せ法(Stand-and-wait) )」と、ゆっくり歩きながら採食する「ゆっくり歩き法(Walking Slowly)」
・チュウサギ(こちらに観察例があります)やアマサギは「ゆっくり歩き法(Walking slowly)」、あるいは「待ち伏せ法(Stand-and-wait)」
 また
・コサギ(こちらに観察例があります)は「速歩き法(Walking Quickly)」を主とする採餌行動で、片足を前方に出し水底で振動させる(Foot-stirring)”足ゆすり”によって追い出した餌生物を捕らえると報告されています。
 (さらに時には嘴の先端を水面につけてすばやく開閉して水面に波紋を起こし、それに誘引された餌生物を捕らえる波紋漁法も観察されているそうです。)

 以上が、サギ類の一般的な採餌行動のようです。
 当然ながら、採餌行動は場所や環境等によってもバリエーションがあるのでしょう。

* ① 日本産アオサギ亜科5種の生息場所、採餌行動および餌利用
 東條 一史 日本鳥学会誌 45 巻 (1996-1997) 3 号  
 ② https://www.wbsj.org/nature/public/strix/23/strix23_09.pdf

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2017年12月28日 (木)

センダン結実&冬芽と葉痕・維管束痕

■センダンの実、そして冬芽、葉痕・維管束痕:

●果実:
 12月中旬、車も人通りも多い市街地の道路沿いに、大きく育った落葉高木のセンダンが鈴なりの実をつけていました。
 まだヒヨドリやムクドリが食べに来ている様子はありません。Img_84601215_1

Img_84601215_2ct

 厳寒期になって、すでに果肉が多くて美味しい種類の木の実を食べ尽くしたあと、最後に“やむなく”食べる、“救荒食糧用”なのです。

 
 完熟した果実は白~淡黄色になり、果肉は少なく、中に大きな種が1個入っています。
 (過去ログから画像再掲)R0084004

 ヒヨドリやムクドリが食べた大きな種は“落とし物”(糞)に混じって排泄される“鳥散布”によっても分布を広げるようです。

 
■冬芽と葉痕・維管束痕:
 こちらは別の場所、農道と畑の隙間で雑草溜まりになっているスペースに自生した(鳥散布による?)幼木の枝で、太くて小さな皮目が多い1年枝に出来ているものです。

 「冬芽」はほぼ球形で、灰褐色の毛が密生しています。
 葉が落ちた痕の「葉痕」は 太枝の一年枝で、途中に多数できているものが大きく明瞭で、形は動物の顔のようにも見える輪郭です。
 葉痕の中には、養分や水分の通り道である「維管束の痕」がいくつか点となって残り、樹種によっては目鼻や口に見えたりします。

 太枝でも枝先端の細い部位にあるものは維管束痕が今ひとつですが、太い部位をみるとユニークな表情のものが容易に見つかります。
Blgimg_8628

 (画像はクリックで拡大します)Blg4r

 何に見えるでしょうか。

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2017年12月27日 (水)

”爆発する”ガマの穂

 田圃の一角にごく小さな「水溜め」があります。
 周囲は除草されてすっかり裸地になっているのに、なぜかそこに自生した抽水植物で多年草のガマが刈り残されていました。

 そして冬日のもと北西の冷たい強風にあおられて爆発したように大量の白い綿毛の種を飛ばしていました。Img_8513

Img_8512

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 傍に刈り残された“ひっつき虫”コセンダングサの種にもいっぱい絡まって、綿帽子になっていました。Img_8515

Img_8516

・余談:
 1つの穂に数十万個もの綿毛の種が出来るそうですから、周辺に飛散する量は半端ではありません。

 1週間ばかり前、ここから、500メートルほど離れた公園に続く農道で、無数の綿毛が漂っているのに気がついていたのでしたが、ここが発生源だったのです。
 以前にも、あちらこちらの田圃周辺水域で見かけたことがありますが、多くは種を飛ばすまでになる前に除草されていたものでした。

※蒲の穂:
 花期(6~8月)茎先にソーセージのような形の円柱花穂ができます。
 花穂の上部の細いところに雄花が集まってつき、下部の赤褐色で太いところに雌花が集まってつきます。
 黄色い花をつけた雄花穂は花粉を散らした後に軸を残して落ち、その後、まだ緑褐色だった雌花穂が熟すと茶褐色になり、やがて“爆発して”種をまき散らします。
 運良く水面に落ちて水底に沈んだ種子は、そこから発芽して増殖しますが、幸運は少ないのでしょう。

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2017年12月26日 (火)

ダイサギ?、カワウ、オオバン

■池で:
 晴天で気温は平年より高めながら、北西の風が吹いてさざ波の立つ池。
 釣り人3人。Img_8596

 
 風下で風避けになる水際に、なぜかダイサギ(またはチュウダイサギ)とカワウの白黒コンビが日向ぼっこ?Img_86041

 
■川で:
 オオバンが川縁や浅い水底に生えた(水)草を採食中。
 浅い川では、足趾についている水掻きで水面を泳いで、首を沈めて、また逆立ちして嘴が届く範囲の草を食べています。Photo

2

 人影のない時には岸辺に上がり、除草作業で裸地になっている堤防斜面に生えて来た雑草の若葉・芽を食べていることのほうが断然多いです。

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2017年12月22日 (金)

冬至/冬のモミジバフウにスズメ

 今日(12月22)は冬至:
 一年中で太陽が最も南に寄り、(北半球では)昼(日の出から日没まで)が最も短い日。    
 「一陽来復」ということで、食品スーパーに買い物に行くと目の前に並んでいるのは柚子(湯)にカボチャ。
 邪気を払い風邪の予防にもなるということ。
 12月になってからの当地は雨が降らずにカラカラ天気続きで冬野菜は高騰。
 そのような折から、風邪を引かないようにと世の習いに従うことに。
 またインフルエンザにも注意ということで、外出から帰った時にはうがいと手洗いも忘れずに。

 
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●モミジバフウにスズメ:
 農道沿いに、落葉高木のモミジバフウが6本ほど植栽されて大きく育っています。
 一昨年に強剪定されたあとで、まだ樹勢の回復は今ひとつという印象ですが、2、3本の樹にはそれなりの果実がぶら下がり、今はすっかり葉をおとして裸になった枝にひときわ目立ちます。Img_8530

 
 以前には、冬の強風が吹きすさんだ後には、農道の向こうの田圃まで飛ばされ、畔際に沿って大量に堆積して、農家の方にとっては著しくハタ迷惑な“街路樹の産物”だったのだろうと思うほどでした。

 
 ・スズメ:
 それはともかく、風も無く晴れた冬空のもと、スズメの小さな群れが梢に飛来してしばらく日光浴?を楽しんでいた風情。Img_8534

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 ・冬芽と葉痕維管束痕:
 手の届くところに垂れ下がった枝先を見ると、帽子(冬芽)を被った元気な坊やの「春待ち」の顔の輪郭(葉痕:葉の落ちた痕)と、目や口に見える(維管束痕)の「顔」がありました。R0015267

 
 ・球形の集合果と種:
 樹下に落ちていた果実を1つ拾い上げて、手の平上でトントンやって見ると、はじめに小さな粒々がたくさんこぼれ落ちてきて、その後に、翼のある種がいくつか出てきました。
 (画像はクリックで拡大します。)4rs

 この小さな粒は、種が飛び出さないようにしている”詰め物”です。
 吊り下げられた球形果実が熟して乾燥すると裂け目ができ、(球果が)風に揺られるとそこからサラサラと詰め物小粒がこぼれ落ち、そのあとから”翼のある種子”がこぼれ出てきて、風に乗って遠くにまで散布されるという仕組みになっているのです。

 
 ★R0050148sct

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2017年12月20日 (水)

イタチ

イタチ:
 まったくの偶然でしたが、市街地を流れる排水・用水路沿いの擁壁を伝い歩くイタチが目に入りました。
 目で追うと擁壁に突き出している太い排水コンクリート管の根元に開いた僅かな穴に潜ってから、頭や上半身をのぞかせたり、引っ込めたり。
 何をしているのか分かりませんでしたが、ほどなく穴の奥に消えてしまいました。Img_8487

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 ・アングルを変えて、後から確認した穴:Img_8497

 直感的にずいぶん小柄な印象でした。
 これまでも郊外(田畑の広がる地域)の水辺や川縁などでは目撃することはありましたが、ここまで人家に近いところでは珍しい事です。

※参照資料*によればイタチの生育場所は低地の田畑や人家の周辺から山岳地帯まで広がっているが、中心は平野部の草地で、川沿いなどの水辺を好むということ。
 また雌は一定の行動圏を持ち、土穴などを巣としているが、雄はいくつかの雌の行動圏に重なるような行動圏を持ち、その行動圏は雌で約2ha、雄で約5haと行動範囲は広く、1夜のうちに8㎞も移動することがあるとのこと。
 そういう事実からすれば、珍しい事でも無さそうです。
 なお、オスに比べメスが極端に小柄であり、見ればはっきり分かるそうです。
・その他:  
 小柄な体格ながら、非常に凶暴な肉食獣であり、小型の齧歯類や鳥類はもとより、自分よりも大きなニワトリやウサギなども単独で捕食する。
 反対にイタチを捕食する天敵は鷲・鷹・フクロウと言った猛禽類とキツネである。
 習性としては水辺を好み、泳ぐのも上手い。
 イタチによる被害としては農作物が荒らされること、飼育している家畜やペットが襲われるなどの外界での被害から、木登りが得意なため、近年は住宅に侵入して騒音や糞尿など、様々な被害があるようです。 
 在来のニホンイタチの他にも大型で移入亜種のチョウセンイタチ(自然分布は対馬のみ)がいる。

*河川生態ナレッジデータベース
 イタチ
 http://kasenseitai.nilim.go.jp/index.php/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%81

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2017年12月19日 (火)

コサギ

 町裏を流れる雨水排水路。
 コサギが飛来しましたが、たった5メートルほど歩いただけで直ぐに飛び立って行きました。Img_8469

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 例年のことですが、今頃の季節(9月下旬から11月初旬くらいにかけてはボラの群れが遡上してくるのですが、今は魚影はまったくありません。
 それでも時折、コサギ(留鳥)が飛来することがあります。
 人通りが絶えないので、警戒心の強いコサギは水路に降り立っても直ぐに飛び立って行きます。

 やはり小魚がいて広い池の方がよさそう。

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2017年12月18日 (月)

カイツブリ

 今季一番の冷え込みということで、最低気温がいきなり-3℃の冬日に。
 ほとんど風も無く晴れ渡っていましたが、昼になっても雨水排水路の止水域では水面に張った薄氷も融けない寒い一日でした。Img_8509

 このところ雨の無い日が続いていて冬野菜もずいぶん値上がりしています。
 明日も同じように寒い真冬の予報。

 
●カイツブリ:
 池にはほとんど水鳥(冬鳥)の姿が無く、どこに行ったことやら。
 そのせいで、広々とした感じの水面に浮かんでいたのはカイツブリ。
 人の姿を認めると、直ぐに、時折振り返りながらお尻を見せて遠ざかっていく、いつもの”見返りカイツブリ”です。Img_8498

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2017年12月16日 (土)

アオツヅラフジ果実

 11月初旬、植栽の刈り込み整枝などの整備清掃が終わっていた遊歩道沿いに、取りこぼされたアオツヅラフジが1本、ハナミズキに絡んで伸び上がり藍色の実をつけていました。

 今はもうほとんど無くなっています。
 時折、木の実などを求めて街中を通り過ぎていく シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、ジョウビタキ,ツグミなど小鳥の通り道にもなっているからでしょう。
 (果実にはアルカロイドを含んでいるため、人には有毒です。)

 たまたま葉陰に数粒が残っているのが目に止まりました。Img_8462

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 一粒摘んで潰し、水で洗うと、中にアンモナイトのような形の小さな種が1つ入っています。R0015198

 
 手元にあったアンモナイト化石と並べて見ると、まあ、似ていますね。R0015199

※●アオツヅラフジ(ツヅラフジ科):
 雌雄異株のつる性落葉木本。
 夏に枝先と葉腋から円錐花序を出して、淡黄色ないし黄白色の小さな花を多数つける。 
 秋に6~8mmの球形果実(核果)が房状に結実し、晩秋には青藍色に熟して目立つ。
 果実の中に直径4mmほどでアンモナイトのような形の核(種子)が1個入っている。

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2017年12月14日 (木)

ツグミ(冬鳥)初見

 今シーズン初めて撮れたツグミの姿です。

 おそまきながら午後4時前、郵便局まで年賀はがきを買いに行った帰り道。
 遊歩道沿いに数本あるユズリハ大木の果実はすっかり無くなっていて、ヒヨドリの声は聞こえません。

 樹冠下のベンチや地面に多量に落ちていたブルーベリーのような実も大部分無くなっていました。

 そして、気がついたのが直ぐ近くにいたツグミ。
 どうやら地面に落ちている果実をついばんでいたようで、人の気配を察知して遠くには飛ばず、遊歩道の金網フェンス向こう側に一時退避したところだったようです。R0015187

 
 ベンチの上に数粒残っていた果実を1つ潰してみると,大きな種が入っていますが、果肉もそれなりにあるようでした。R0015185

 ご近所のお庭にまだ柿が残っていた11月中旬、1度チラッと目にしたことのあったツグミですが、例年、さして変わらない当地ツグミの初見時期です。

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2017年12月10日 (日)

初冬の山並み遠望

 昨日(9日)は終日良く晴れましたが、風が冷たく体感温度は一層寒く感じられました。
 上空は青空でしたが遠景は白っぽく霞んでいました。
 それでも、普段は目にする機会が少ない冠雪の浅間山が遠望・.確認できました。

 散歩コースから見えた山並み。

 ●北東方向に筑波山。
 距離的に一番近い(地図上直線距離45kmほど)ので、通年比較的よく見えます。
 標高(877m)も低いため、当地から眺められるほどの積雪はまずありません。Img_8405

Img_8404tc

 
 以下、順に反時計回りに、

●日光連山:
: 北北西方向に連なっています。男体山は雪が付きにくい山です。
 日光白根山(地図上直線距離90kmほど)は霞の奥で見えませんでした。Img_8401

 
●浅間山:
 北西方向に、不鮮明ながらも、浅間山(地図上直線距離120kmほど)が見えました。
 限られた場所からしか見えないので、目にする機会の少ない山です。

白い月と白い浅間山。Img_8407

Img_8414

 ・2014.12.2に、初めて浅間山が見えた記録がありましたが、それ以来です。 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/post-6c84.html
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-2449.html

 
●富士山:
 南西方向(地図上直線距離120kmほど)に見えます。
 通年、空気が澄んだ快晴の日には、見える頻度の高い日本一の山です。
 (特に夕焼け時のシルエットが美しいです。)Img_8403

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2017年12月 8日 (金)

ミツバツツジ返り咲きなど/ヒメハラナガツチバチ♀

 11月中旬に見かけた昆虫仲間と返り咲きの花。

●ベッコウバエ(ベッコウバエ科):
 公園のコナラの木に1匹だけとまっていたもの。そろそろ年貢の納め時です。Img_82621

※大きさ15~20mm。全身べっ甲色(黄褐色)で、胸部背に黒縦条があり、翅に片側5個の黒色斑があります。
 林の中で生活し、夏にはクヌギ、コナラなどの樹液によく来ています。
 またキノコや動物の糞などにも集まる大きなハエの仲間。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

 
●チャノコカクモンハマキ(ハマキガ科):
 庭木の刈り込みなどをしていた時にどこからか飛びだして塀に止まった個体。
「ハマキムシ」の仲間の成虫。Img_8266_1

※大きさ(開張)13~21mm。 出現時期は3~10月。
 分布は本州、四国、九州。 
 幼虫の食葉樹はツバキ科チャなど。

 
●ヒメハラナガツチバチ♀:
 朝方の冷え込みが厳しく、日中も寒かった日の午後、庭をゆっくり這っていましたので、色々な角度から観察できました。11

※大きさ(体長)は20mm程、翅先が暗色で、触角が短いなどの特徴から「ヒメハラナガツチバチ」の♀と判断しました。
 単独生活をする寄生蜂で、♀は交尾後、土中のコガネムシ類の幼虫を探して毒針で刺して麻酔してから卵を産みつけます。
 出現時期は4月下旬~11月中旬、分布は本州、四国、九州。

 
■返り咲き*の花:
 *返り咲き  草木の花が、その本来の花期ではない時期に咲くこと。通常、春咲きの草木が初冬のころにまた花をつけること。「狂い咲き」とも。
 返り咲きのよくみられのはサクラなどバラ科の落葉植物や、フジ、ツツジなど。

●ミツバツツジの仲間:
 11月初旬,、山里の林地で2輪だけ開いていたミツバツツジの花。11_2

 花期は3月中旬~5月。

 
●コバノタツナミ:
 増えすぎるほど庭に元気にはびこるコバのタツナミ。
 例年、思いがけなく少数ながら返り咲きの花を開きます。Img_819011

 花期は5~6月頃。

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2017年12月 3日 (日)

スーパームーン、ビワの花、ユズリハの果実、ヒヨドリ

 本日(12月3日(日))の月齢は14.6とのこと。
 そして今夜(正しくは明日4日の)午前0時47分に、2017年で最も大きい満月(月齢15)「スーパームーン」になるそうですが、夕刻、買い物に外出した天空に白く輝いていた大きな月はもう満月そのものでした。Img_8384ct2017123

 
 町裏の遊歩道沿いに植栽され数種の樹木が、年々歳々同じように花を開き、実をつけて小鳥を呼び、また樹冠下の遊歩道にたくさんの実を落とします。
 ついこの前、目にした光景のような気がしますが、1年過ぎていました。

 
●ビワの花が開花を始めていました。Img_8370_1

Img_8370_2

 
●ユズリハの大木もたくさんの実をつけています。
 樹冠下の遊歩道や、ベンチ一面に、藍黒色に熟して、表面には粉をふいた球形の果実がたくさん落ちています。
 そして、頭上の茂みから、群がっているヒヨドリの姿は見えませんがピーッ、ピーヨ、ピーヨとやかましい声が聞こえます。
 ヒヨドリはユズリハの実を食べるようですが、クマリン系のアルカロイド(ダフニクマリン)を含むので人には有害で、食べられません。Photo

 
●ヒヨドリ:
 毎朝、住宅街の通りのケーブルにとまって様子を伺い、ご近所の庭に寄り道しながら通り過ぎていきます。
 (リビングから撮影)Img_8381_1

 ご近所の柿の実も、もうほとんどが食べられていて、残っているのは熟柿になるのを待っている渋柿だけになっています。

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