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2018年1月

2018年1月21日 (日)

アゼゴケ/ハタケゴケの仲間

 一雨降った田圃畔で見かけたコケの群落。
 のぞいてみると数種類のコケが混生していました。
 何とか名前が分かりそうだったのは2種だけでした。

●アゼゴケ(ヒョウタンゴケ科):
 蒴(さく)は秋にできます。蒴柄の長さは3~5mmほどです。
 朔はまだ黄緑色で、嘴のある帽がついているものもありますが、多くは緑色が失せて黄色淡黄褐色~褐色になっていました。1img_8433

 
 また、中には朔の帽も取れ、蓋がはずれてツボの中に胞子が見えているものもあり、既に空っぽになっているものも多数ありました。3img_8432

 
●ハタケゴケの仲間(ウキゴケ科ウキゴケ属):
 同じところに混生していました。
 一年生の苔類。葉状体は黄緑色でロゼット状に広がります。
 葉状体の長さは5~10mm、幅2~3mmで、背面に溝があります。3r

 
※コケ:
 (再掲)Photo

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2018年1月19日 (金)

ユリカモメ/セグロカモメ(冬鳥)

●ユリカモメ(冬鳥)
 先日のこと、所用で通りかかった市街地の橋の上から、冬鳥のユリカモメが川に降りているのを目にしました。
 昨年末くらいから飛来していたようですが、私が目にしたのは今回が初めて。Img_8907

Img_89074r
 
 あまり人を恐れることもなく、街中の川でもよく見られる小型のカモメの仲間で、観察は容易です。赤いくちばしと脚が特徴的です。

 
 ・たまたま先に姿を見せていたセグロカモメも近くに降り立っていました。
 それぞれ別個体です。Img_8877_1

Img_8877

 
 ・神経質なコガモの小さな群れもいました。
 こちらはいつものように直ぐに背を向けて遠ざかっていきます。Photo

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2018年1月18日 (木)

モズ

 餌になる昆虫類などがいなくなった冬枯れの乾いた草原には野鳥の姿がありません。
 そのような時、偶然、声もたてずに1羽のモズが飛来して、近くのカワヤナギの枝に止まりました。
 いつもならすぐに飛び立って行くのに、しばらくそのままだったのでレンズを向けました。

 モズはワシ・タカ類やフクロウ類などのような猛禽類ではありませんが、精悍な顔つきをしています。Img_8700

Img_8702

Img_8706

 なお、今回の個体には、♂の特徴である”黒くて太い過眼線と明白な翼の白斑”が見当たらなかったので、♀だったようです。
 そう思ってみればどこか優しい印象も。

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2018年1月17日 (水)

1月の小寒過ぎ、朝の始まり風景

 もうすぐ大寒。そして今日は珍しい雨降り。恵みの雨ですが少なすぎて、野菜の高騰は止められません。

 いささか時期遅れの記載ですが、

●連日冬晴れで乾燥した天気が続いていた1月、小寒を過ぎた日の朝のはじまり。

 残月の、日の出前6時40分から、日の出直後6時55分までの、散歩コースの風景。
 紅色に映える富士山がきれいでした。

 
 ・東の地平には少し雲がありました。Img_8781640

 
 ・西の空には残月: Img_8780640

 
 ・日の出。堤防の上から。Img_8798t

 
 ・南西方向。朝日に浮かぶ富士山がきれい。(日没の残照に映える富士も良いけれど。)Img_8800

 
 ・東北方向に筑波山Img_8803

 
 ・北には日光連山Img_8805655

 
 ・橋の上から。
 近景に邪魔されて、太陽がのぞくのは7時前になりました。Img_8809

 

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2018年1月16日 (火)

鳥達も食べもの探しが大変?

 冷え込みが続く中で、霜柱も立たないほどカラカラに乾燥した田圃地域。
 周辺地域の用水路は水量が少ない上に、凍り付いた水面の氷は日増しに厚さを増しています。

 ・カラス:
 その様な折りから、農道に多数のカラスが集まっていて、
 (以下の画像はクリックで拡大します)Img_8990

 
 ・サギ仲間:
 乾いた田圃にはが降りていました。Img_8996

 
 ・①コサギ1羽は座り込んでいました。はじめて目にした”座り込む姿”でした。Img_8992

 
 ・②近くにはチュウダイサギ、Img_8995

 
 ・③コサギ:
 少し離れて、寒そうに突っ立っていた1羽です。Img_8993

 
 ・④アオサギ:
  近くに首をすくめて降りていました。(ピンぼけの画像ですが、嘴がピンクの婚姻色になっているようです。Img_8994

 小魚捕りは出来ず、乾ききった田圃には餌は見当たらず、食べものを探すのも大変な情況なのでしょうか。

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2018年1月14日 (日)

ミミズク/ヒサカキの葉

●ヒサカキの葉で[ミミズク]:

 ・ヒサカキの葉(裏表)Photo_3

 
 ・ミミズク:
 5ヵ所に切れ目を入れてから、折り紙の要領で谷折り/山折りして出来たミミズク(モドキ)の習作。
 葉が硬いので少しやりにくいこともありましたが・・・Img_8969

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2018年1月13日 (土)

キリ(桐)の蕾と果実

●キリ(ゴマノハグサ科キリ属):
 畑と農道の境界に育っている1本の桐です。 
 キリは幹の頂に大型の円錐花序をつけます。
 蕾は前年の秋に既に出来ています。
 5月に薄紫色の花が開き、遠くからでもよく目立ちます。
 花後に果実は大きく生長して垂れ下がります。

 ここでは畑仕事の邪魔になるようで、しょっちゅう切り詰められていて、なかなかきれいな樹形を目にする機会がありません。

 それはともかく、冬晴れの青空に突き刺さるように伸びた枝先に、暖かそうな黄橙色の蕾が鈴なりに出来ていて、その下の方の枝には今期稔った果実が下向きに開裂して付いていました。Img_8833_1

 
 ・既に出来ている蕾:
 5月に花が咲くまで無事に枝が残されているでしょうか。Img_8833_3t

 
 ・この時期、開裂した果実・果皮の大部分は既に花序からはずれて無くなっていましたが、まだ少数が残っていました。
 果実は3cmほどの卵型で、先端は尖っていて、内部は2室にわかれています。
 そして初冬になってからはじめて2つに裂開しますが、2つに割れた果皮は完全には開かずに、春までそのままで、中にある大量の種子を風に乗せて少しずつ散布していきます。Img_8833_2

 
 ・望遠撮影した画像でしか様子が分かりませんが、一部の開裂した果実の果皮の隙間にまだ種が少しのこっているらしいものもありました。Img_8833_4t

 
■余談:
 まったく別のところですが、遠くの畑の中に生えて薄紫色の花をつけていた桐。
 やはり邪魔にされるようで切り倒されないまでも、不自然な樹形になりながら、たくさんの花をつけていて目立ったので撮った過去ログの写真再掲です。Photo

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2018年1月12日 (金)

ニシキギの果実

●ニシキギの果実:
 植栽された落葉低木のニシキギ。
 枝に、硬いコルク質の翼をもつのが特徴。R0015363

 
 ・果実:
 晩春に長い柄の先に淡緑色の小さな花をつけ、秋の紅葉の時期には楕円形の実が熟して開裂し、中から橙赤色の仮種皮を被った種子が顔を出します。
 その時が一番きれいですが、今はもうすっかり葉を落とし、開裂した果実からのぞいた種もほとんど落下し(あるいは鳥に食べられたりして)、色あせて干からびかけた種が少し残っているだけになっていました。R0015363_2

4r

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2018年1月11日 (木)

アカメガシワの種

●アカメガシワの種:

 林地の落葉低木に、“上空から”落下してきた「黒く丸い種がたくさんついている“枯れ枝小片”」が絡まって付いていました。
  何となく見覚えがある気がしたのですが直ぐに思い出せず、写真撮りに。

 パソコンで原画サイズの写真を確認して、過去何度も“取材記録”のある、アカメガシワの種と分かりました。
 (→近くにアカメガシワの大木があったのかも知れません。)
 新味はありませんが、過去ログに、種の詳細画像がなかったので、今回過去ログを含めて要旨をまとめ、あらためて記事にしました。

 アカメガシワは、近隣では川や用水路沿いに自生していて、環境整備の邪魔にされる迷惑雑木の1つになっています。
 種の鳥散布によっても容易に増えるようです。

■アカメガシワ(トウダイグサ科アカメガシワ属):
 過去ログから要旨再掲:
 ・アカメガシワは雌雄異種の落葉高木です。成長が早く、樹高は10mほどの大木に育ち、下枝はなくなりやすい樹木です。

 ・5月に名前の通り赤芽の葉が展開します。Photo

 
 ・6月下旬には、雌株、雄株それぞれ、ほぼ満開の雌花、雄花をつけています。

  ・雌花:6

 雌花の子房には棘状の突起が多数あり、雌しべの柱頭は3つに分かれています。

 
余談ながら、ついでに
  ・雄花(雄株):
 枝先の円錐花序にたくさん付いた丸い蕾がはじけると、淡黄色の小さな花が開きます。
 花には花弁がなく、多数の雄しべが線香花火のようについています。
 たくさんの昆虫が集まってきます。6_2

 
 ・果実:
  7月の終わり頃になると若い果実ができます。
  その後に熟すと果皮が割れて中から黒くて光沢のある種子が顔を出すようになり、鳥がついばみにやって来ます。
 (写真は9月撮影。)9

 熟した果実は鳥に食べられて少なくなって行きますが、食べ残されたものはこぼれ落ちることはなく、晩秋以降になってからは花序ごと落下します。

 
■種(今回撮影画像):
 ・”上空”から落下して落葉樹に引っかかっていた花序・果実:Img_8884_1

 
 ・果実は蒴果で、果被は3つに割れて、中には丸くて黒い種子が3個入っています。Img_8884_1t

 
 ・種は「木の実工作」で”目”の材料として使えますが、割れた殻もそのユニークな形から何かに使えそうな素材です。Img_8884_3ct

Img_8884_6

(木の実工作例:https://matome.naver.jp/odai/2138026759370931301)

 ・なお種子の表面には油脂があり、休眠すると埋土種子となって長期間にわたり、土中で伐採などの撹乱を待って発芽、繁殖します。

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2018年1月10日 (水)

ロウバイ/オオイヌノフグリ開花

 12月下旬から最低気温が氷点下になる日がほとんどです。
 日中は陽射しがありますが、風は冷たく、水(雨)不足でカラカラ天気が続く畑の冬野菜は元気がありません。
 それで食品スーパーの野菜売り場は高値品目が増えるばかりに。
 その様な折柄、昨日は突如気温が4月上旬並みまで上がり、少しばかりの雨が降りました。しかし焼け石に水。

●ロウバイ開花:
 そして本日、相変わらず冬晴れになったものの風は冷たく、、直近の天気変調に狼狽したのかどうか、野菜畑の角に植栽されているロウバイが2 輪開花していました。Img_8861

 
 ・ほころびかけましたが思いとどまった蕾も。Img_8860

 
●オオイヌノフグリ:
 日当たりの良い畔にはオオイヌノフグリが青いお皿花を開いていました。Img_8863

Img_8865

 他の雑草は除草剤に負け、草焼きバーナーに焼かれて姿を消したり潜めたりしているのに、元気なものです。

 関東はこの先も当分晴れて低温注意と共にカラカラ天気の予報。
 もはや変調ではなく、これが正調の気候になっていくのでしょうか。

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2018年1月 9日 (火)

セグロセキレイ

●セグロセキレイ:
 長期にわたり雨が降らないせいもあって水量が減り、浅瀬の川床がのぞくようになっていた川縁にセグロセキレイが1羽。
 近くにいる胡散臭いカメラを時折気にしながらも忙しく歩き回って、土中にいる水生昆虫やその幼虫などをついばんでいました。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_8765

Photo

ハクセキレイ同様に食性は雑食で、採食方法なども似ていますが、本種は水辺の環境に依存する傾向が強く、ハクセキレイと違って、農閑期の乾田や畑など乾いた場所にはほとんど姿を見せません。

 なお、近隣では水田や用水路など周辺自然環境の変化が進んだため、餌になる昆虫類の発生も少なく、また限定的になり、昔に較べてハクセキレイもセグロセキレイも見かける個体数はずいぶん少なくなりました。

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2018年1月 8日 (月)

ウスバフユシャク(♂)

●ウスバフユシャク(シャクガ科フユシャク亜科):

 1/5、冬晴れながら北西の冷たい風が強く吹く”小寒”入りの公園。
 さすがに人影もほとんどありません。
 そんな中で、小さな枯れ葉か何かがイヌシデの樹皮肌に引っかかってヒラヒラしているのが目に止まりました。
 見ていると少しずつ移動するので?と思って傍にいってみると、それはいかにも薄くてひ弱そうな小さな蛾だったのです。
 そして、木肌に掴まり、風に煽られて裏返しになりかけたりしながらも、必死にズリ動いていた蛾は、初めて目にした「ウスバフユシャク♂」だったのです。

 ※後日訂正→風に煽られて動き回っていると思ったのは間違いのようで、風には無関係に、今回観察したような行動を取るようです。
 偶然目にした下記のURL動画から分かりました。
 ・(ハイパーリンクはしておりません。)
 
https://www.youtube.com/watch?v=B0NalWM-GJ8 

 (撮影2018.1.5)1img_8727cts

2img_87422

 
 ・風に煽られて、一瞬、胴体が見えました。3img_87321ct

 
 ・♂の胴体から、翅を無くしたのが雌の姿の概略イメージになりまが、近くに♀の姿は見つからず、.実物は観察していません。4img_8732ct2

 
 ・♂の長い櫛歯の触角:5img_8734

 
追記
  ・翌日には姿がありませんでした。Img_8978_1blgt

 
 本種の♀は翅が無いことで、ブログなどでも良く紹介されているので知ってはいましたが、実物(ただし♂のみ)を観察したのは今回初めてでした。

※ウスバフユシャク:
 冬に現われるシャクガ。
 ♂は普通の蛾と同様に翅があり、飛ぶことが出来るが、♀には翅が無い。
 翅は淡褐色で、小さな褐色紋があるが紋様や濃淡は多様で、黒点が目立たない個体もいる。
 大きさ♂(開張)22~27mm;♀(体長)9~10mm。
 平地~低山地で極めて普通に見られる。
 出現時期は12~2月、分布は日本各地。
 幼虫の食葉樹は、サクラ、ウメ、コナラ、クヌギ、ウワミズザクラなど広食性。

 ・なお近縁種で外観が非常によく似ている「ヤマウスバフユシャク」がいるが、分布域は寒地・山地性が強く大型で、また♂の雄の触角はウスバフユシャク56~62節、に対してヤマウスバフユシャクは49~56節と差異があり区別される。

 
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■参考:( http://www.geocities.jp/issun_no_mushi/fuyushaku.htm )
 「フユシャク」: 
 冬に成虫が発生するシャクガ科の蛾の総称。(分類名ではない。)
 ・特徴
 ①年1化で、冬季(晩秋~早春)に成虫が発生し、生殖行動を行い、産卵する。
 ②♂は普通の蛾として翅を持ち飛ぶことができるが、雌は翅が欠けるか、または縮小していて飛べない。
  (※雌雄で形状が異なることを「性的二型という。)
 ③口吻が欠けるか縮小していて食餌を摂らない場合が多い。

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2018年1月 7日 (日)

オスグロホソバアツバ

●オスグロホソバアツバ(ヤガ科アツバ亜科):

 12月中旬、午後3時過ぎ、すっかり傾いた西日の半日陰になる外構壁に、小さな地味な色の蛾がくっついているのが目に止まりました。それで暇つぶしに写真撮り。
 
 ・頭部の形:
 のぞき込んで見ると頭部が妙な形です。
 気温も低いので動く気配はありません。ただとまっている場所が撮りにくいところで、頭部にある”長いヒゲ”を何度か撮り直ししても今ひとつの画像ばかり。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)R0015207_1

R0015207_3

R0015207_5

 
 ・カメラをレンズがくっつく程に近づけたら、さすがにヒラヒラ落ちるように飛んで地面に降りました。   
 それを追っかけた画像は特徴的な斑紋があるようなのですが・・・
 やはりコントラストの無い、不明瞭なものばかり。R0015207_6

 
 そのまま翅をゆっくり動かしながらよろめくように地面を移動して、

 ・今度は庭の野良猫避けの「トゲトゲシート」にふわりと飛んでからピンに掴まって這い上がり、静止しました。R0015207_7

 
 ・そのまま動く様子が無いので、シートごと持ち上げて、アングルを変えながら写真撮り。
 ピンの長さは20mm。これを物差しにして大きさ(前翅長)を概算すると16mmでした。R0015207_816mm

 
 ・また別の角度から撮った画像には、特徴的な姿が写っていました。
 下唇鬚(かしんしゅ)*と、胸部と腹部の間付近ある”垂直に立つ毛束”です。R0015207_9

R0015207_10

R0015207_111

 これらの画像をもとに、ネット上の画像と比較・検索したところ、不確かな素人目ですが、「オスグロホソバアツバの♀個体」ではないかと判断しました。

※オスグロホソバアツバ:
 画像比較で一番参考にさせて頂いたのは次の情報です。
 http://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_atuba_osugurohosoba.htm

 本種についてまとめてみると以下のようなところです。
 名前は、♂の個体が濃色で黒っぽく、前翅が細いアツバということ。
 長く真っ直ぐに発達した下唇髭(かしんしゅ)(“鼻”と俗称されるそうです)と、さらに胸部と腹部の間付近に”垂直に立つ毛の束”があるのが特徴的であること。
 また♀は全体に淡色という情報がありましたので、今回の個体は♀かと。
 大きさ(前翅長)については、今回撮影の画像からの概算では16mmでした。 
 出現時期は5~12月(今回観察実績)。 
 分布は本州、四国、九州。

※参考メモ:
 http://www.jpmoth.org/~moth-love/yougo-syu/yo-gokaisetu.html
 基本用語集
■下唇鬚 (かしんしゅ):
 蛾の頭部にある「鼻」のように見える部分。通常3節からなり、根元から第1節、第2節、第3節となる。
 主に小蛾でよく発達しているが、大型の蛾でもアツバ亜科やクルマアツバ亜科などの蛾もよく発達し、特にテングアツバなど例外的に発達するものもいる。
 キバガ科などの蛾の「キバ」の部分も下唇鬚です。
 この特徴は種の同定にも役に立つことがある。
 この器官は触角同様に匂いを感じ取ることができたり、複眼を掃除したりする役目にもなっているようだ。

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2018年1月 6日 (土)

セグロカモメ(旅鳥/冬鳥)

●セグロカモメ(カモメ科カモメ属):

 冬晴れの昼過ぎ、図書館からの帰り道、通りかかった橋の上から、大きなカモメの仲間が1羽、川の中に降りているのが目に止まりました。
 それで写真撮りに。
 まったく人を警戒する様子は無く、近距離で撮影できた画像を確認した結果、10年前には池で、その次は3年前に今回と同じ川での観察記録があったセグロカモメと分かりました。Img_8745

Img_8747

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 当地から直線距離で20kmのところにラムサール条約登録(2012.7.3)の「渡良瀬遊水地」があります。
 渡良瀬遊水地は、直線距離でも海から約80Km以上離れた内陸にあるのですが、そこで見られる主な鳥類一覧 ( http://wataraseyusuichi.blog.fc2.com/blog-entry-16.html )にセグロカモメもリストされていて、冬には普通に観察できるようです。
 遊水地からちょっと散歩に立ち寄った個体だったのでしょうか。

※セグロカモメ:
 大きさ60cm。越冬のため冬の間だけやってくる旅鳥/冬鳥。
 冬に観察できるカモメの中では個体数が多い。
 全国の海岸、河口、港に渡来するが、中には河川伝いに内陸深くまでやって来る個体もいる。

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2018年1月 4日 (木)

ツタバウンラン

Img_1224

  ■富山での正月:立山連峰はまったく見えませんでした。

 
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 つれづれなるままに、よしなし事を書き付けてきた拙ブログも10年半が経過しました。
 この間、主要ソーシャルメディアもSNS通信利用動向も急速に変貌を遂げています。
( 総務省 情報通信統計データベース: http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/ 、
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2009/2009-I-13.pdf 、 その他、など参照。)
 そうした社会環境変化の中にあって、田舎の限られた空間における日常は、何の変哲もない時間の流れです。
 そして、旧態依然を引きずるばかりのブログながら、気ままにもう少し続けて見ることに。
 1日ずつの歩みとわきまえて。

 『 去年今年貫く棒の如きもの 』 (高浜虚子76歳の時の句だそうです。)

 
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■ツタバウンラン:
 「ツタバウンラン」は、以前に、2kmほど離れた国道沿いの植え込みに繁殖していたのを見かけたことはありましたが、ついにご近所にも進出して、姿を見せました。
 12月中旬、住宅地の生活道路端に薄い青紫色の小さな唇形花をつけた見慣れない雑草が舗装道路地面を這っているのを目にしました。
 一見、カキドオシ(の仲間)のようにも見えましたが、葉の様子など、何処か違います。

 画像検索で調べて見ると、ヨーロッパ原産の帰化植物であるツタバウンランと分かりました。
 当地のご近所で目にしたのは初めてのことで、とうとうやって来たのです。
 長期間、雨らしい雨もなく一帯はカラカラで他の雑草がすっかりなりを潜めている路面環境の中で、花をつけて繁殖している様子からすると、ずいぶん丈夫な植物のように思われます。
 わが家に侵入されないよう注意しなくては。

●ツタバウンラン:
 ・舗装路面の割れ目や隙間から這いだしているツタバウンラン:Photo

 
 ・花:
 長い花柄があり、花冠の先に距があります。Photo_2

 
 ・葉:
 長い葉柄があります。Photo_3

※ツタバウンラン(蔦葉海蘭)(オオバコ科)(別名ツタガラクサ、ウンランカズラ):
 ヨーロッパ原産のほふく性・つる性多年草(または1年草)の帰化植物。
 道端や住宅地の石垣のすき間などに生えている。
 茎は細長くて地上を這い、長さは20~50cmほどになる。分岐した節から不定根を出す。
 葉には長い葉柄があって互生し、円形~扁円形で掌状に5~7に浅く裂ける。
 花は薄い青紫色の唇形花で、葉腋から出る長い花柄の先に1個つく。花冠の後端部は距(ふくろ状の突起)になっている。
 果実(蒴果)は径5~6mmの球形、長い柄によって下垂する。熟すと裂ける。種子は黒色~褐色で径1mm弱。
 花期は初夏~初冬まで。分布は(大正初年に観賞用に植えられたものが逸出し野生化、)北海道~本州に見られる。

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