« 雑記 | トップページ | アメリカキンゴジカ »

2018年8月30日 (木)

オシドリ、コガモ、チョウゲンボウ(留鳥/冬鳥仲間)

 「渡り鳥」は季節によって現れたり、いなくなったりする鳥で、大別して冬鳥と夏鳥があります。
 飛来する時期は、その年の季節の進み具合によって変動します。
 代表的な冬鳥としてはカモ、ハクチョウ、ガンなどがいて、夏はシベリアなど北方で繁殖し、秋になると日本に飛来して越冬し春先に北国に帰っていきます。

 残暑厳しい今夏ですが、9月が過ぎると渡り鳥の便りが聞かれはじめることになります。 

 先日、台風20号が通過した後の曇天下、運動不足解消のため外出した通りすがりの池周辺では、休工中だった除草作業が再開されていて、一面枯れ野原のような風景になっていました。
 (再び直ぐに伸び出して緑色風景になってしまいますが・・・・)
 (画像はクリックで拡大します。)Fitimg_2257

 そして池の周辺を歩いている時に、偶然、冬鳥の仲間を目にする機会がありました。
 今シーズンは移動が早めなのか、たまたまそうだっただけなのかわかりませんが、少し早めの冬鳥仲間の観察記録に。

 なお、いずれの場合も見かけたのは当日限りで、渡り・移動の途中に、文字通り小休止のために一時池に降りただけの、一過性の観察でした。

 (いずれもかなり遠距離撮影のため、目一杯のデジタルズームによる酷い画質です。)

●オシドリ(♀?):
 8月下旬、初めて、池に集まっていた留鳥のカルガモの間に浮いていた一羽のオシドリ(多分♀)を確認。Img_2193l

4r

※オシドリ(カモ科): 
 留鳥、または冬鳥で、冬季には本州以南(主に西日本)へ南下し越冬する。
 東北地方以北では夏鳥で、一般的には漂鳥とされる。
 ・♂はカモ類中でも繁殖期の冬羽が特別に鮮やかなことで知られている。嘴は紅色で、先端が白色。  
 ・♀は、嘴が赤黒色で、上面は暗褐色、眼の周囲から後頭にかけて伸びている白い筋模様が特徴的である。
 なお、♂のエクリプス時(非繁殖期)はメスの体色に似ていて遠目には判別困難であるが、嘴の紅色が分かれば判定出来る。

 
●コガモ(カモ科):
 冬鳥です。同じように、カルガモに混じって浮いていた複数のコガモ。
 この時期♂はエクリプスのため、外観は雌と類似して(遠目には)識別できません。
 冬鳥仲間では一番早くやって来て、最後に北国に帰っていくコガモですが、8月末に姿を確認したのは過去最早の渡来新記録です。Img_2201_l

6r

 
●チョウゲンボウ((ハヤブサ科):
 池端の草地運動広場で見かけたものです。低空でホバリング、狙いを定めて急降下した瞬間から観察。片足で獲物を掴んでいました。
 捕獲した獲物はカエルのようにも見えましたが、実際は不明です。Photo

Photo_2

Photo_3

チョウゲンボウ(ハヤブサ科):
 冬鳥として日本各地に飛来する小型のハヤブサ類です。
 夏季に本州北部から中部で繁殖するため、埼玉県では留鳥とされていますが、当地(埼玉県内)では地域・環境にも寄るのでしょうか、見かける機会は少なく、過去の観察記録も1例をのぞいて全て12月でした。
 全長 30~35 cmで(雌の方が大きい)ハト大ですが、ずっとスマートで、翼を広げると 70~80 cmほど。
 羽の地色は赤褐色で多数の黒斑があります。
 農耕地から原っぱ、丘陵地帯、山林までの広い範囲に生息し単独か、つがいで生活しています。
 素早く羽ばたき体を斜めにしてホバリングしながら、地上の齧歯類、またスズメなどの小鳥や、昆虫、ミミズ、カエルなど見定めると急降下して捕食します。

|

« 雑記 | トップページ | アメリカキンゴジカ »

」カテゴリの記事