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2018年10月24日 (水)

カネタタキ

 日中は予想外に陽射しがあって最高気温は23℃。
 歩くと汗ばむほどになりましたが夕刻には小雨、と相変わらず不安定でした。

 夜には雨も止んで、玄関先に出ると庭のイヌマキの茂みからきわめてスローテンポで、チン、・・・チン、・・・チンとカネタタキの声が聞こえて来ました。
 相変わらず姿を見つけることは不可能です。
 ちなみに過去に♂の記録があるのは、晩秋、偶然その姿を見つけた一回だけ。
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/201411-3968.html

●カネタタキ♂(写真一部再掲):R0083307

 カネタタキは大きさ1~1.5cmほどでごく地味な夜行性の昆虫です。
 ♂には短い翅がありますが、♀には翅はありません。
 成虫が見られるのは8~11月まで、遅くても12月初めくらいまでで、野生下では最も遅くまで鳴き声を聞く事ができる“鳴く虫”の仲間です。
 樹上性で地面にはめったに降りてきません。特に成熟した♂は一度登った樹上からあまり移動しなくなるようで、いつもイヌマキの樹から鳴き声が聞こえてきます。

●カネタタキ♀:
 ただし、♀や幼虫などは木から下りて歩き回ることもあるということで、たまたま、つい先日の午後2時半頃、玄関先をゆっくり歩いている♀個体を踏みつぶしそうになりました。
 触角に損傷がある個体でした。
 捕獲して写真撮りをした後、イヌマキの茂みに戻しておきました。R0018837_2

R0018837_1

 本種は成虫では越冬できず、枯れ枝などに産卵された卵で越冬します。

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