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2018年10月13日 (土)

静かに進行する秋/ヒメアカタテハ、ナツアカネ、クサギ結実など

 早くも中旬の今日は終日曇天で肌寒い一日でした。
 10月になってこれまで、晴天の日は汗ばむほどになり、なかなか爽やかな秋晴れの日がやって来ません。

 散歩コースの池周辺では昨日から除草作業が始まったと案内看板が出ていました。
 直ぐに伸び出す雑草相手の除草作業はコストも含めてなかなか大変のようです。

 ・8月下旬、繁茂していた夏草・大型雑草の除草が終わり、一旦は”枯れ草風景”が広がっていた池周辺の草地でしたが、その後も続いた高温と雨の“おかげ”で、9月中旬には再び青草の茂る風景が”復元”されていました。

●ヒメアカタテハ幼虫/成虫:
 ・幼虫:
 9月下旬、雨上がりの草地では、除草後に新しく伸長したヨモギの茎先に、ヒメアカタテハ幼虫が、柔らかく新鮮な複数の葉を綴り合わせて“巣”を作り、その中で暮らしている様子が点々と目に付くようになっていました。Img_2866_1

 
 余計なことですが、そのいくつかをそっと開いて見ると、やはり幼虫が丸まっていました。
 もとのように葉を丸めておきましたが・・・ Img_2866_2

B

 
 ・成虫:
 また、まったく同じ時期に、田圃脇に群生したニラの花 (既に花の時季は終わり近くになっていましたが) に吸蜜にやって来たヒメアカタテハも目にしました。Img_2976_4

 当地では以前から、越冬するヒメアカタテハ成虫を観察していますが、幼虫で越冬しているのは観察したこと はありません。
 その主な理由は、今回 (この秋) もそうですが、昨日から始まっている除草作業によって、ヒメアカタテハ幼虫が生活している“ヨモギの巣”も、雑草もろとも、きれいさっぱり除去されてしまうからでしょう。
 このように、自然環境の影響だけではなく、人為的な攪乱要因も、生き物の生残に影響を及ぼすのは当然のことです。

 
●ヤマトシジミ♂:
 本日、別の農道端で、マメアサガオの花も混在する草叢の葉上で、ヤマトシジミ♂が翅を開いて静止しているのを目にしました。
 曇天で日中も気温が低く寒かったからでしょうか。Img_3064

 
■また自生したクサギの結実とともに、それに覆い被さって繁茂したクズやカラスウリなどの 繁茂する藪地に、顔まで真っ赤に染まったナツアカネが数匹とまっているのを目撃して、秋は確かに進行していると感じたことでした。

 ・クサギ果実:Photo

 
 ・カラスウリ果実:Photo_2

 
 ・ナツアカネ:
 アキアカネと異なり、顔まで、全身赤く染まります。Photo_3

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