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2018年12月

2018年12月31日 (月)

今年も終わりに

 当地の12月初旬は暖冬そのもので、時には着込んでいると暑くて脱いでしまうような日もありました。
 その後は一変して急に寒くなり、特に下旬からは厳しい冬将軍のお出ましに。

 
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月1日:
 ●イチョウ:
 公園のイチョウが黄色く紅葉していました。
 場所や木によってもかなりのバラツキがありましたが、中旬以降急に冷え込むようになって強い北風が吹いた途端にすべての木で一斉に散ってしまいました。Img_3532121

 
12月4日:
 ●クヌギ:
 池端の作業広場に植栽されたクヌギが紅葉していました。
 その後の木枯らしで一斉に散りました。Img_3561124

 
12月11日:
 ●ケヤキの散布体:
 公園植栽のケヤキで、「果実の付いたケヤキの小枝」(=散布体)が、やはり木枯らしに乗って、公園から100m以上離れた畑の畝まで飛んで堆積していました。Img_3621100m1211_2

Img_3621100m1211_1

 
12月15日:
 ●モミジバフウ果実:
 本来紅葉がきれいな樹種ですが、今シーズンはいつまでも青いままで、そのうち部分的に茶枯れし萎縮して落葉という経過になりました。
 葉の茂みに隠れてあまり分からなかった果実ですが、木が丸裸になると、例年どおり多数ぶら下がっていました。Img_3970

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 木枯らしの後には、落下した果実が農道沿いに吹き寄せられていました。Img_3971

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 日溜まりの木にはスズメが群れていました。Img_3694

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12月27日;:
 ●マンリョウ果実:
 庭のマンリョウが例年になく多数の実をつけました。
 例年ならヒヨドリがやってくるはずですが、今のところまったくその様子がありません。
 まだ切羽詰まった状況ではないのでしょうか。
 いずれ丸裸にされてしまいます。R0019051

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■今年の日本列島はまさに災害列島そのもの、記録的豪雨や大地震などの大災害が続き、また夏は記録的な猛暑と大変な1年でした。
 再建途上の方々も少なくありませんが、日本国民、心を寄せ合い、希望を見いだして前進したいものです。

 こうして今年も過ぎていきました。
 この1年、ご訪問いただいた皆様、有り難うございました

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2018年12月29日 (土)

チュウダイサギ/コサギ

 冬晴れの川で。
 チュウダイサギとコサギがいつもの場所に降り立っていました。

●コサギ:
 魚取りをする様子もなく、ゆっくり歩いて少し先の水面上に露出した石の上で羽繕いしたりしながらリラックス。Img_3771

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●チュウダイサギ
 いつ見ても下手くそな魚取り開始。 
 ゆっくり歩きながら水中の魚影を認めると歩みを止めて、時には水中(川床)を掻き回して魚を追い立てながら、狙い定めて、ドボッと頭を水中に突っ込むのですが・・・なかなかうまくはゆきません。
 ・餌採り開始Img_3770

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 空振りでした。

 
 ・2回目:
 片足で水を掻き回しながら魚を追い出し、狙いを見定めて嘴を突っ込んだけれど、逃げられました。Img_3780_2

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 ・3回目:
 また失敗。Img_3783_2

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 ・4回目:
 それでもめげずに、狙い定めて、・・・今度は頭を突っ込むことなくあきらめました。Img_3789

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●下手くそであきらめの悪いチュウダイサギと、石の上で羽繕い中のコサギ。
 振り込めサギ同様、サギ仲間でも普段の”お付き合い”は、なさそうです。Img_3792

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2018年12月28日 (金)

キジ

 今年はなぜかフィールドに姿をあらわすことが少なかったキジですが、カルガモ(留鳥)やヒドリガモ(冬鳥)が休息している池の水際の草むらに、珍しく、2羽の♂キジ(留鳥)がウロウロしているのを見つけました。
 雑食性ですから、枯れ草だけが残る水辺の草原でも、餌を探してついばんでいたのでしょう。

 ・ヒドリガモ:1img_3966

 
●キジ♂2羽:2img_3947

3img_3951

 
 ・1羽が水際まで出て来て、左右を警戒して安全を確認してから水飲みに:4img_3956

5img_3957

6img_3959

 
 ・再び草原に戻り、ほどなく2羽共に枯れ草藪に隠れて見えなくなりました。7img_3962

※日本の”国鳥”でありながら”狩猟鳥”でもあるキジ。
 地元の古老に尋ねると、当地でも昔は「鉄砲撃ち」がいて、池の端で青首(マガモ)やキジを狩猟していたということでしたが、現在は狩猟禁止区域になっていますから、キジも安心してやって来るのでしょうか。
 現在では、各地でキジの養殖場が経営されていたり、また放鳥なども行われていて、そういう意味でも珍しい鳥ではありませんね。

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2018年12月27日 (木)

「ヒヨドリジョウゴ」のライフサイクル(1年間の観察記録)

●ヒヨドリジョウゴのライフサイクル観察記録:
 本記録は、昨年11月に公園で拾ったヒヨドリジョウゴの完熟果実から、種を採取して植木鉢に播き、その後特別の”栽培管理”などすることもなく、殆ど自然の成り行きにまかせて放任して1年経過した結果、,最終的に2個の完熟した果実ができあがるまで1年間の記録です。

 今夏は、ヨーロッパ各国でも100年に一度という猛暑や干ばつに見舞われる異常気象だったとのことですが、当地でも異常な猛暑が続いた過酷条件の下でも、”特別な保護”などなくても次世代に子孫を伝える生命力を発揮した“,ヒヨドリジョウゴ”の丈夫さを実感した観察でした。
 以下はその記録です。

 
①【2017.12.1】ヒヨドリジョウゴ種まき:
 昨年11月末に、公園で拾ったヒヨドリジョウゴの塾果がそのまま手元に残っていたので、思いつきの暇つぶしで、洗面器の水中で熟果を潰し/ほぐしながら種を取り出しました。
 それを、庭に転がっていた空鉢に赤玉土を入れて種まきし、その上に軽く覆土してから水遣りして庭木の根元に放置。
 (以下の記事は一部既報http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/http.html と重複しています。)1

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②【2018.4.5】ヒヨドリジョウゴ発芽:
  冬期間中は、すっかり忘れていて、そのまま成り行きになり、水遣りなど一切しなかった植木鉢。
 春になって生えて来る雑草にウンザリしながら草取りをしていた庭で、木の陰で土表面がすっかり乾いて白っぽくなっていた植木鉢に、何やら新芽がいっぱい生えているのに気がつきました。
 2、3日してから、ヒヨドリジョウゴの種を播いたことを思い出しました。
 間抜けなことですが、とりあえずじょうろで水遣り。4

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③【2018.6.28】その後:
  間引き処理など一切しないで放置して干からびたりしながら自然淘汰。
 そのうち7株ほどがかなり大きく生長し、葉も特徴的な切れ込みのある苗になりましたので、その部分だけ新しく培養土を入れた大きめの鉢に植え替えしました。
 そして残りの幼苗は土ごと地面に投げ出しておきました。
 その後は水遣りなどもまったくしないまま成り行きで放置。
 そして植物体が黄色に枯れかかりそうになりながらも最終的に3株が今夏の酷暑と乾燥を生き延びました。

 
④【2018.9.8】:
 3株の実生の苗の茎は絡み合いながら支柱に巻き付いて伸び、延長3mほどになっていました。6img_005598

 また、土ごと地面に投げ捨てていた芽吹き苗は、さすがに大半が”消えて”なくなっていましたが、何とその中からも3~4株が”地植え“となって絡み合いながら大きく伸長して掴まるものがない地面を這っていました。 
 野生の逞しさ、丈夫で旺盛な繁殖力は、やはり恐るべし、です。
 不要なものは早めに処分しなくてはなりません。

 
⑤【2018.9.26】
 暑さも峠を越え、3株の茎が絡み合いながらどんどん生長している鉢をのぞいて見ると、茎の先端に出来たばかりや既にかなり大きくなった蕾、そして一部は開花しているのに気がつきました。7926
 

 
⑥【2018.9.30】
 雨上がりの朝、いくつかの蕾が開花していました。8r0018605930

 
⑦【2018.10.18】
 3株が絡みあった鉢植えのヒヨドリジョウゴ株に、少数ながら青い未熟果や花、また橙赤色に熟しかけた果実などが混在していました。91018

 
⑧【2018.10.31】
 もう少し多く稔りそうに見えた果実でしたが、風雨に曝されたりして大部分は萎縮したり落果したりして無くなり、まだ緑色の未熟果だけが2個残っていました。101031

 
⑨【2018.12.11】
 やや色味に変化が見え始めていました。11img_36321211

 
⑩【2018.12.20】
 ようやく熟してきれいな橙赤色になって、種も透けて見えるようになりました。121220

 
 未熟果が2個残ってから実に50日という長い時間をかけて、果実が落ちることもなくゆっくり熟してきたという経過にも少々驚きを感じました。
 鉢植えにしてこまめに手入れしながら,果実の観賞用盆栽にすれば、あるいは暇つぶしになるかとも思いましたが、その様なことはやりません。

 繁殖力がきわめて旺盛で丈夫な野草ですから“迷惑雑草”にならないよう管理し、また適切に“処分すること”が必要です。

※ヒヨドリジョウゴ(ナス科ナス属):
 山野に自生する蔓性多年草で全体に軟毛を密生し、葉柄で他の草木に絡み付いて伸長・繁茂します。
 葉は互生し、長さ3~10cmの卵形。下部の葉には深い切れ込みがあります。
 花は集散花序に白色で直径1cmほどの花を多数つけます。
 果実は直径8mmほどの球形液果で、晩秋~初冬には橙赤色に熟します。
 果実を含む全草が有毒です。
 花期は8~10月、果期は9~12月。分布は日本各地。
 熟した果実から果肉などを除いて種を取り出し、そのまま播いておけば、春には芽吹いてきます。
                     ( 完 )

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2018年12月24日 (月)

コガモ♂(冬鳥)/冬空に輝く月

 12月中旬の、珍しいくらいに暖かく穏やかな冬晴れになった川筋で、コガモの♂が単独で浮いているのに遭遇しました。
 川幅(両岸堤防距離)は30m、水流幅は狭いところで10m、広くても20m程度のごく小規模ながら「一級河川」です。30m1020m

 
 堤防上に出ると、特別警戒心の強いコガモまでの距離はまさに“至近距離”で、普通なら瞬時に飛び立ってしまうのですが、今回はなぜか気にはしながら飛び立たずに泳ぎ去って行きます。
 今以上に近づき過ぎないように追っかけ。
 時折、決してきれいではない水流に嘴を漬けては水を吐きだすという、採餌行動を繰り返しながら行ったりきたり。
 そして対岸から歩行者が迫って来るのを察知した途端に飛び立って行きました。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_3759

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 “至近距離”からの観察だったので、これまでで一番きれいなコガモ♂の姿が分かり、改めてきれい、と見直しました。
 余談ながら、この間♀の姿はなし。

※採餌:
 雑食性で、植物食。夜間に採食に出ることが多い。
 湿地や水田で歩きながら採食したり、水面を泳ぎながら水中の植物質を(嘴で)濾しとって食べる。

 
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 ■昨日(2018.12.23(日)02:49)は満月でした。
 そして本日はよく晴れましたが、終日、高圧送電線をうならせるほどの木枯らしが吹きすさぶ寒い一日になりました。
 
 そして夜(2018.12.24(月)21:00、外に出ると、寒空に欠け始めた月が煌々と輝いていて、とてもきれいだったので記念撮影。
 ・月齢は17.1Img_3925171

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2018年12月23日 (日)

ツグミ(冬鳥)初見

 近くの植木屋さんの植木畑に、数株のおおきくなった柿の木(売れ残り?)があり、それなりに人通り(散歩人)がある農道から一番近いところの1本にだけ、まだ熟柿が残っています。
 いつも常連のヒヨドリとムクドリとが競うようについばみに来ていますが、人の姿を見ると直ぐにバラバラと飛び去ります。 (人の姿が消えると直ぐに戻って来ますが。)

 例によって、その木の近くに行く前に、ヒヨドリが一斉に飛び立ちましたが、その後にも何者かが不動の姿勢で居残っていました。

 望遠で覗いてみると,今シーズン初見のツグミ(冬鳥)でした。
●初見のツグミ:
 (12/21撮影)Img_3847

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 過去の初見記録は大体12月中旬でしたから、ばらつきの範囲とおもいますが、大体この頃には当地も通過しながら移動して全国に広がっていくようです。 
 1月以降になると少しずつ近郊のフィールドでも普通に見かけるようになります。
 季節の移ろいを知らせてくれます。

 
 ・奥のサクラに逃げて待機中のヒヨドリ:Img_3891

 
 ・直ぐに後からやって来たムクドリ:Img_3893

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2018年12月22日 (土)

ヨモギハムシ♀

 本日は「冬至」で昼が最も短い日。
 午前中は晴れ間がのぞきましたが気温はあがらずに肌寒く、午後からは小雨~曇りで、暗くなるのも一層早くなった感じに。
 明日からは、秒単位からではありますが、日が長くなっていきます。
 うれしいようjな、実感は伴わないような・・・

 ・年賀状も何とかしなくては・・・

 
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●ヨモギハムシ(ハムシ科ハムシ亜科):
 先日に続いて再びヨモギハムシを見かけました。
 冬晴れの遊歩道上をピカピカ金色に光ながら歩いていた、黄銅色で、お腹がパンパンに膨らんだ♀の個体でした。Img_3857

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 行く手に枯れ草の茎を差し出し邪魔をして、這い上がったところで持ち上げ、体側面からお腹の様子を撮影後、地面に戻しました。Img_3865

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 どうぞご無事に安産を。

※ヨモギハムシ:
 大きさ8~10mm。体色は黒色、青藍色、黄銅色と変化が多く、よく光る金属光沢があるハムシ。
 草原や人家周辺でも見られる普通種で、ヨモギ、ヤマシロギクなどを食べる。
 よく歩き回り、ほとんど飛ばない。
 秋~初冬には、産卵場所を探して地表を歩くお腹の大きなメスがよく見かけられる。
 越冬態は成虫および卵。
 出現時期は4~11月,分布は日本各地。

【参考】
 卵の越冬:
 http://www.shinshu-u.ac.jp/group/env-sci/Vol38/paper2016/38_07_Takao.pdf 

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2018年12月21日 (金)

小春日和のお散歩

 今日は穏やかに晴れて暖かい一日になりました。
 明日から天気は下り坂、日中の最高気温もあがらず寒くなるという予報です。

 近くの保育園児が好天に誘われて,楽しいお散歩のようでした。
 遠くから見ているだけでも温かい気持ちになる光景。
 健やかに成長してほしいものです。

 ・遠景は霞んでいましたが、それでも識別できる北関東の山並み。
 日光白根山は真っ白に冠雪していて、雪のつきにくい男体山の山肌にも白いスジが見えました。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_3737

 
 ・”絶対安全”の農道を保育園児達がお散歩です。2img_3736

 
 ・保育園からは150mほどの距離の田圃道。(背景の建物が保育園):Img_3738

 
 ・冠雪の日光白根山:Img_3735

 
 ・冬晴れの田圃道で散歩を楽しむ園児達:Img_3732

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2018年12月20日 (木)

ツヤアオカメムシ

●ツヤアオカメムシ(カメムシ科:
 珍しく無風で冬晴れになり気温も平年以上に上がった日の午前中、玄関先にひっくり返って落ちていたカメムシ。
 死んでいるのかとひっくり返してみると、右側の中、後脚2本が欠損しています。
 体色は光沢のあるきれいな緑一色の「ツヤアオカメムシ」で、モゾモゾ動きますが歩き出すまでにはなりません。
“低体温”で動けなかったのでしょうか。
 記念撮影後そのままに。
 外出から帰った時には姿はありませんでした。Img_3726

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※本種は全身が光沢(艶)がある緑一色のカメムシ。
 大きさ(体長) 14~17mm。 成虫はミカン、カキ、モモ、また各種広葉樹の果実などを吸汁する害虫。灯火にもよく飛来する。
 幼虫は主にキリ、クワ、スギなどの樹上にいる。
 出現時期は4~11月、分布は本州、四国、九州。

 ・付記:
  外観は「艶消しの緑一色のアオクサカメムシ」に似ているが、本種(ツヤアオカメムシ)では光沢があるので判別できる。
 またアオクサカメムシには小楯板上端に横一列の小白斑が3つ並んでいるが、ツヤアオマメムシには無いこと、  
 アオクサカメムシには触角の節に3か所の黒色部があるが、ツヤアオカメムシでは2か所であることなどでも区別確認できる。

 ・本種はもともと南方系のカメムシだったが、温暖化に伴い関東地方にもよく見られるようになったとのこと。

【参考情報】
 ミナミアオカメムシ・アオクサカメムシ・ツヤアオカメムシの区別点http://www.pref.aichi.jp/byogaichu/2008/tokusyuhou/tokusyuhou2402b.pdf

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2018年12月18日 (火)

今シーズン見納めのヨモギハムシ、イナゴ、オンブバッタ,その他

 今シーズン、フィールドで見納めになった、成虫で冬越できないバッタ仲間や甲虫の姿です。

●ヨモギハムシ金銅色タイプ:
 今年はヨモギハムシを見かける機会がきわめて少なかったのですが、原因は分かりません。
 そして、11月末日に偶然、遊歩道を1匹だけゆっくり歩いているのを見かけて”記念撮影”した個体です。1130

 
●イナゴ2個体:
 見納めは12月14日でした。
 1匹はまだ普通のイナゴらしい体色姿でしたが、別の個体はすっかり”佃煮風”の体色になったものでした。2124

 
●オンブバッタ:
 同じく12月14日が見納めの個体。
 最初は”死んでいる”のかと思ったのですが、指で突くと緩慢に動くので、寒さに耐えてじっとしていたようです。124

 
 同じ12月14日、堤防に大きな葉を広げだしたセイヨウカラシナの付近から1匹のアオムシ(モンシロチョウの幼虫越冬態)が這い出して、元気よく動いているのを見かけました。指先で突っつくとくるりと丸まって静止。記念撮影した個体でした。

 
●アオムシ(モンシロチョウ幼虫越冬態): 124_2

 
 ・セイヨウカラシナ:Img_3653

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2018年12月17日 (月)

今シーズン見納めのチョウ仲間(ツバメシジミ他)

 成虫で冬越できないチョウ仲間で、今シーズンフィールドで見納めの姿です。
 見かけたのは全て、冬とは思えない程、日中の気温が上がってぽかぽか陽気になった11月末日のことでした。
 それ以降はいずれも姿を見なくなったので、最後としました。

●ツマグロヒョウモン♂:
 越冬態は蛹・幼虫。Img_3449

 
●モンシロチョウ:
 越冬態は蛹・幼虫。Img_3453

 
●モンキチョウ:
 越冬態は幼虫。Img_3482

 
●ヤマトシジミ:
 翅が透明感を増すほどに鱗粉が剥がれ落ちてしまった個体でした。
 越冬態は幼虫。Photo

 
●ツバメシジミ:
 同様に鱗粉が剥がれ落ちて翅色全体が淡色になっていました。
 一見ヤマトシジミに似ていますが後翅に尾状突起があることで識別できます。 
 越冬態は幼虫。Photo_2

 
●ベニシジミ:
 翅傷みが著しい2個体でした。
 越冬態は幼虫。Photo_3

 みんなみんな、お疲れさん。

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2018年12月16日 (日)

ユズリハ果実にヒヨドリ、ビワの花開く

 今日は厳冬期なみに冷え込んで最低気温-3℃、日中最高気温5℃という一日。
 ともかく年と共にだんだん日間変動が極端になるばかり。

●ユズリハ果実とヒヨドリ:
 街裏の遊歩道に数本ある植栽のユズリハ(常緑高木)が例年のように大量の果実(核果)を付け、11月から黒紫色に熟した実が樹冠下の歩道やベンチに落下しています。
 木の上部の茂みには、多数のヒヨドリが群れています。
 少しずつ実を食べているようですが、姿は隠れていてまったく見えません。やかましい鳴き声と共に、時折傍のサクラに止まるので、多数がウロウロしているのが分かります。Img_3637_1

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Img_3637_3

 
●ビワの花が開いていました。
 寒さと日照不足で貧弱ですが、冬の訪れを知らせますImg_3643_2

 
●庭の片隅でコバノタツナミが開花していました。
 元気で丈夫な野草です。Img_3626

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2018年12月14日 (金)

メタセコイアの果実

 晴天下に強い北風の吹きすさぶ寒い一日でした。
 頭上を通る高圧送電線から轟音となって降ってくる強風の音が身に沁みる公園で。

●メタセコイアの果実:
 足元に、植栽されたメタセコイアの果実(球果)が点々と落下していました。
 いくつか拾い上げると、開いた果鱗の間にまだ残っていた扁平な種子がハラハラと風に乗って飛散します。
 ポケットティッシュにくるんで持ち帰り観察。R0019043

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※メタセコイア(スギ科メタセコイア属):
 雌雄同株。花期は2~3月。球果は直径1.5cmほどのやや長い球形で果柄は長さ2cmほど。 
 10~11月に褐色に熟し、12月には果鱗が開いて種子を放出する。
 果鱗は木質化し、先は横に長い楯状で中央部はへこみ、人の唇に似ている。
 1個の果鱗に5~9個の種子がつく。
 種子は扁平で広い翼がある長さ5mmほどの倒卵形。

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2018年12月13日 (木)

スズメウリ熟す

 この冬もヒートショック予報(家の中でのヒートショックのリスクの目安)が出されるようになりました。
 当地の本日の予報は”冷え込み警戒”。
 余談ながら今夜・明日夜は「ふたご座流星群」の見頃とのことで、夜10時半頃,外に出て頭上を眺めると,今まで見たことのないような多数の星空でしたが、震える寒さで我慢できずにすぐに家に戻ってしまいました。
 (当然、流星は見ませんでした。)

 また、無関心だったせいかもしれませんが、先日急に冷え込んだ日でしたが「寒暖差疲労」に注意,との報道も。 
 「前日からの温度差が7℃を越える」ような急激な寒暖差がある時には、自律神経の働きが乱れ、冷え性やだるさ、頭痛、めまいのほか、気分が落ち込みやすくいらいらするなど、さまざまな『寒暖差疲労』の症状が出てくるのだそうです。
 そして上記のヒートショック予報の中には“気温差警戒”もありました。

 ともかくやっと冬らしくなったということですが、やはり当地のこの冬は暖冬傾向という予報に変わりなさそうです。

 先に思いがけない程の急激な温度差があった日、人間界だけではなく,雑草界にもヒートトショックが発生したらしく、枝に残っていた枯れ葉は一斉に落ちてしまい、また前日まで青い葉を広げていた植物も一斉に萎縮して見るかげもなくなっていました。

●スズメウリ完熟:
 農道端に植栽されていたアジサイの株は全て落葉していて、その株に絡みついて繁茂していたスズメウリもすっかり葉が見えなくなったおかげで、例によって灰白色に熟した果実が多数目立つようになっていました。
 冬寒の中にあって、私のすきな冬の風物詩なので、目新しいことではありませんが撮ってきました。Img_3634

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2018年12月10日 (月)

ケヤキの果実

●ケヤキの果実:
 今シーズンは“木枯らし一番”が吹きすさぶことが無くて冬になった12月初旬。
 例年なら、冷たい強風のせいで、市街地の団地に植栽されたケヤキの大木から落ち葉(多くは果実の付いた小枝(=散布体)が、樹冠下の歩道に落下し、それが歩道縁石の吹きだまりに大量に堆積しているのですが、この冬はその様な極端なことはなく、歩道の隅に点々と落下するようになっていました。
 12月はじめに、歯医者帰りの通りがかりに、果実の付いた小枝を数本拾ってきました。
 珍しい事ではありませんが、何度見ても独特の形をした小さな果実です。1r0019025121_1

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 ・果実を1つ、カッターナイフで切断してみました。白い果肉が見えます。
 大きさ数mmの小さな種ですが、アトリなどの野鳥が食べにやってくるそうです。
 お腹いっぱいにするには相当たくさん食べるのでしょうね。62018121_1

 ■アトリ:
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-0c96.html

 ・ケヤキの盆栽を楽しまれる方は、この種から実生を育てて、大木の風情あふれる野趣豊かなケヤキ盆栽小品を作られるそうです。
 (私にはその様な心得などありませんし、ずいぶん昔に、「盆栽展」で、“ケヤキ林”に仕立てられた盆栽小品を求めて、直ぐに枯らした経験があるだけです。)

 ・ケヤキの果実の付いた小枝(=散布体)は、木枯らしなどで運ばれて、分布域を広げていきます。
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2018/02/post-9cd3.html

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2018年12月 9日 (日)

ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑体

 昨年11月、散歩コースの池で休んでいた、比較的大きなヒドリガモの群れの中に、1羽の「アメリカヒドリ」*および「ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑体」**がいるのを初めて観察して記録しました。

  今シーズンも、11月下旬になってから、期せずしてヒドリガモの群れの中に交雑体が1羽いるのを見つけましたので、新しい観察ではありませんが記録としました。
* http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-8729.html
** http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/11/post-a0a7.html

 11月29日の午後3時前、比較的多くのヒドリガモなどが池で休息しているのを目にして、暇つぶしに双眼鏡を覗いていたところ、,ヒドリガモの群れに混じって冬鳥のホシハジロ1つがいが居眠りをしていて、また別に、頭部が緑色に光る個体が1羽混じっているのに気がつきました。
 光の受け方で黒っぽく見えたり緑色に光ったりしますが、少し追っかけです。Img_3380

 
 ・ホシハジロつがい1組:Photo

 
 ・交雑個体追っかけ:Img_3394

 
 ”ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑個体”です。Img_3400

 
 瞬膜を閉じたり(目が白く写っています。)開いたりしていて、要するに、眠くて眠くて仕方ない、午睡の時間帯だったようです。Photo_2

 
 ・ヒドリガモつがい:Img_3442

 
※参考:
 過去ログから「アメリカヒドリ、ヒドリガモとの交雑体とヒドリガモ」の画像再掲:Img_7836

 
 なおその後も現在までに断続的に交雑個体を見かけていますので、近くをウロウロしているようです。

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2018年12月 8日 (土)

初冬のフィールドの植物(カナメモチ開花など)

 今日から急に冷え込みも強くなり、日中の最高気温も平年並みに低くて寒くなりましたが、フィールドで目にする植物の様子からは、冬の始まりはやはりかなり暖かかったようです。

●ヒメオドリコソウ(シソ科):
 冷え込んで、朝露に濡れた草むらに、ヒメオドリコソウが少数ながら開花していました。
 一年草で、通常、花期は3~5月です。Img_3574_1

Photo

 
●スイセン:
 畑に植栽された早咲きのスイセン。Img_3598

 
●クコの果実:
 堤防遊歩道の直ぐ近くで、他の雑草の陰にもなる北側斜面に生えたクコがきれいな果実をつけたまま(野鳥に食べられもしないで)残っていました。Img_3559

 (日当たりで見通しの良い南斜面に蔓延っている株にはもう果実は見当たりません。
 こちらはすっかり野鳥に食べられてしまったようです。)

 
●カナメモチ結実と一部開花: 
 生け垣のカネメ持ちが赤い実をたくさんつけています。
 少数ながら、一部花も開花していました。
 通常、花期は初夏(5月始め頃)からです。やはり異様に暖かい冬だからでしょうか?Photo_2

 
●アキノノゲシ:
 少数ながらまだ咲き残っている株があります。
 綿毛の種を飛ばしています。Img_3493

 
●セイヨウタンポポ:
 背の低い雑草にも埋もれるように、花茎をまったく伸ばさずに1輪だけ花を開いていました。Img_34921

 
●ノアサガオ:
 たんぼ道沿いで、他のアサガオの仲間はすっかり姿を消していますが、ノアサガオだけはまだがんばって、矮小化はしていますが日中にも花を開いています。
 また珍しく結実したものも見つかりました。通常、種はほとんど出来ません。Img_3597

Img_3596

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2018年12月 6日 (木)

カンムリカイツブリ(冬鳥)

●カンムリカイツブリ:
 今シーズン、冬鳥カンムリカイツブリの初見は11月16日でした。
 その後2羽の姿を目にしたのは11月25日。
 池の奥からこちらに向かって潜水/浮上を繰り返しながら近づいて来るのを、堤防の上から、発見。Img_3343

 
 堤防下の草むらまで降りて隠れ、近づくのをしばらく待っていると、突然、予測しなかった比較的近くにポッカリ浮上。
 ・急いでシャッターを切ったところで、
 (画像はクリックで拡大します。)Img_3346

 
 ・直ぐに方向転換して遠ざかっていき、やがて潜水してしまい、姿を見失いました。Img_3348

Img_3353

 
 ・草むらから引き上げて堤防の上まで戻ったところで、池の奥に2羽が浮いているのを見つけました。Img_3360

 リラックスしていたようでした。
 それ以降は現在まで目にすることはありません。
 池にはいつも釣り人が居ますから、魚影は少なくはないと思うのですが、周辺環境がお気に召さないのでしょう、留まる気配はなさそうです。

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2018年12月 5日 (水)

ハクセキレイ

 秋と冬が行きつ戻りつして、最高気温の日間変動は10℃前後もの乱高下を繰り返す昨今。  
 畑のホウレンソウなどもところによって”巨大化”していたり、生育が遅れていたり。
 秋に一応草取りを済ませたはずの庭の空き地には、気がつけば不明の同じ種類の雑草が蔓延って居たりして、生来の怠け者には何だか改めて草取りもやる気が起こりません。

●ハクセキレイ:
 町裏を流れる流水量の少ない排水路にハクセキレイが暇そうに降り立っていました。
 直ぐに逃げる様子もありません。
 ハクセキレイは、クモやミミズなども食べますが、基本的に雑食性の鳥。
 稲刈りが終りになる頃までは、時折、田圃の上を飛んでいる蛾やトンボなどを追いかけ、ホバリングして器用に捕食する光景を目にしていましたが、現在はその様な環境がないため、見かけるのはもっぱら水辺に降りて何やら探している姿です。Img_3487

 
 ・カメラ目線:Img_3488

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2018年12月 1日 (土)

キリ(桐)の果実とフリルのある種

●キリ(桐)の果実とフリルのある種:

 農道沿いにさして広くもない畑(貸し農園)があり、道路境界の畑側に数本のイチョウが植栽されていて、その一番端に、1本の(自生ではないかと思われる)キリ(落葉高木)の小木があります。  
 農作業の邪魔になるようで、いつも極度に枝を切り詰められているため、ほとんど大きくはなりません。
 切り倒されないだけマシとおもう樹木ですが、毎年花を付け、果実が実り、そして今は果実が開裂して、風のある時には中にある種を飛ばしています。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)2

 
 この時期としては、晴天無風で暖かすぎる日々が続いていますが、今日は午後から珍しく強めに風が吹いていました。
 イチョウの葉もまだ黄緑色のものが目立ち、きれいな黄色にはなっていませんが、それでも風に煽られて少しずつ道路端にも落ち始めていました。
 そしてたまたま、通りかかった際に、キリの脇で、畑仕事をしている男性が居たので、仕事の邪魔をして済まないけれど,果実を1つ頂けませんか、と声をかけました。Img_3375

 
 ああ、いいですよ、と即座に傍らの竹棒で、果実をコツンと叩いて落としてくれました。
 コン!と、棒が当たった瞬間、果実の開裂口からパッと飛びだした一部の種が無風の頭上からフワフワと舞い落ちてきました。
 それに目をとられて、一瞬、果実がどこに落ちたかわからからなかったのですが、ちょうど足元の草むらに転がっているのを見つけて拾い上げ、お礼を言って持ち帰りました。

 ・実際に果実と種を手にしての観察は初めてです。R0019000

R0019003

Photo_2

 種の周辺に付いているフリルは、いかにも風に乗って遠くに旅をする造りになっていると、改めて他の植物の種同様、自然植物の”知恵”に感心しました。

※キリ:
 葉が展開する前の5月、枝先に大きな円錐花序を立て、淡紫色の花を多数付ける。
 花後に果実が出来、大きく生長する。果実はさく果(熟すると下部が裂けて、種子が散布される果実)で長さ3~4cmほどの卵型、先端は尖っている。
 さく果内部は2室にわかれていて、初冬になって2つに裂開するが、割れた果皮は完全には開かず、半開のまま翌春まで残っている。
 (果実の)胎座には、周囲にフリルのような半透明膜質の翼(長さ2~5mm)が付いた、長さ3~4mmの種子が整然と並んでびっしり付いている。
 種には網目状の、フリルにはプリーツ様のひだがある。
 翼のついた種子は強風が吹く時に、半開している口から風に乗って少しずつほぐれて飛んでいく(風散布)。
 春になっても、量的には少ないが種子は果実の中にこびりついて残っている。

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