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2019年4月

2019年4月26日 (金)

ウワミズザクラ満開

●ウワミズザクラ(ウワミゾザクラ上溝桜):

 先日、良く晴れて気温が上がり、初夏の陽気になった日、所用のついでに立ち寄った自然林地に自生している(落葉高木の)ウワミズザクラ2本の白い花がほぼ満開になっていました。
 遠くからでも、小さな白花を多数つけた花序枝の集まりによる白っぽい景観でそれと分かりました。1img_5591

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・ 別の自然公園の樹木肌:7img_5559

 その後、高温~低温そして断続的な降雨と、日間変動の大きな天候のせいで、花痛みはもう大分進んだことでしょう。

 

 ・山野や自然公園などでは、大方は樹林間に交じって自生している落葉高木は目立たずに、(樹名表示板もない場合)その存在に気づくことが少ないのですが、ブラシのような白い花が咲く時期には、こんなところにもあったのかと気づくことが多いです。

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2019年4月21日 (日)

夏鳥が来て、冬鳥は北国へ

 4月初めに夏鳥のツバメが姿を見せました。
 市街地では飛び回る姿を目にしますが、まだ田植えの準備作業が始まらない水田地域では、巣造り材料の泥土や、餌になる昆虫類が“調達”できないからでしょう、飛び回ることは稀です。

 

 駅前の電気ケーブルにとまる1羽のツバメ。Img_5472

 

 池や川筋には、まだ帰らないでうろうろしている冬鳥のツグミやコガモ、またヒドリガモの姿が散見されます。

 例年ゴールデンウイークの5月初旬くらいまで居残るものが少数います。

・今年は「令和」を見届けて北国に旅立っていくでしょう。

 

●ツグミ:412img_5491

 

●ヒドリガモ:Photo_8

 

●コガモ:Photo_10

 

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2019年4月20日 (土)

スミレ類、キランソウ、ヤマブキなど

  日光をさえぎるほど伸びる雑草はまだ少なくて日当たりのよい草地には、今を盛りと小型の植物が花を開いています。
 毎年の繰り返しで新鮮味はありませんが、一応記録に。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)

●タチツボスミレ:
 公園の林地で。
 クスノキ大木の根元で、ほとんど明るい裸地になっている林床に、タチツボスミレが群生しているのを目にしました。
 公園内には随所に点在しているので、花そのものは珍しくありませんが、これほどに集まっていたのには少しばかりびっくり。
 アリによる種子散布などがあったからでしょうか。Photo_9

※余談:
 スミレやカタクリなどの種子には、脂肪酸、アミノ酸、糖からなる“エライオソーム”と呼ばれる柔らかな化学物質が付着・付属しています。
 種のそばを通りかかったアリはこの物質に誘引されて種をエサとして巣に持ち帰り、付着物エライオソームのみを食べると、種子は巣の近くに捨ててしまいます。
 そのことよって種子は広く遠くまで運ばれ(種子散布され)、分布域を広げることができるのです。

 

●アリアケスミレ:
 4月中旬くらいから、開けた草原のあちらこちらに点々と花を開く多年草です。4r_1

※温暖な平地の耕作地帯や河川敷の開けた日当たりの良い少し湿り気のある草地など、また公園や市街地でも普通に見られる繁殖力の旺盛な多年草です。
 草丈は5~15cm。花色は、同じ場所に生えていても、白色のものから淡紫色や紫色の筋が目立つものと変化が多いスミレです。
 花径2㎝ほど。側弁の基部に毛があり、また上弁にも毛があるものも存在します。
 花期は4月上旬~5月頃、分布は本州、四国、九州。

 

●ノヂシャ(オミナエシ科ノヂシャ属):
 まだ大きく伸びた雑草が少ない、少し湿り気のある池端の草地に群生していました。
 堤防筋などにも点在しています。2r_2

※ノヂシャはヨーロッパ原産の帰化植物1年草(越年草)で、茎や葉はサラダとして食べられ,栽培もされています。
 草原などの開けた地面や路傍に群生して、4月頃から淡青色で大きさ数ミリの小さな花を次々に開きます。
 個々の花は小さくて目立ちませんが、群生しているとそこだけ浮き上がった塊として結構目立ちます。
 小さな花も拡大してみると結構可愛らしいです。
 花期は4~6月、分布は日本各地。

 

●キランソウ(別名ジゴクノカマノフタ:地獄の釜の蓋)(シソ科):
 庭に定着していて、毎夏の猛暑に耐えてしぶとく生き残るキランソウ。一度聞いたら忘れられない“別名”です。
 放任すると増えすぎるため気まぐれに除草していますが、少しは残しておきたい庭の雑草の一つです。Photo_7

※山野の道端や土手など、また気付きにくいですが市街地でも目にすることがある多年草。
 生育場所や環境により変化はありますが、多くは地面を這うように茎を伸ばして“地面に蓋をしている”ような草姿で、青紫色の花を咲かせている時にはそれと気づきます。
 別名の「ジゴクノカマノフタ」は、そのような草姿、また草には病気を治す効果があるとか、患者が地獄に落ちるのを防ぐ“蓋”になる、ということで名付けられたとの説もあるそうです。
 花期は3~6月。花の色や形は一見ジュウニヒトエにも似ています。

 

●ジュウニヒトエ(園芸種):(シソ科)
 放任すると増えすぎるため、時折間引きする他には特に“お世話”しなくても毎年、シーズンになると花を咲かせる丈夫な多年草です。Photo_6

※1つの株から多数のランナー(匍匐茎)が地面を這うように長く伸び、先端の節から芽や根を出して増殖します。
 葉の脇から穂状花序を立ち上げ、その先に花径5~10mmほどの小さな青紫色の唇形花を輪生させます。

 

●コバノタツナミ(シソ科タツナミソウ属):
 庭の片隅から、裏口の方まで、こんなところにと思うほど、あちらこちらに生えて定住する丈夫な多年草です。
 名前は花が片側を向いて咲く様子を、寄せる波に見立てたもの。
 花の最盛期は4~6月ですが、早春から時折季節はずれにも花を開くことがあります。2r_1

 

●ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属):
 公園の生垣として植栽されているヤマブキ(園芸品種かも)が黄色い花を開いていました。
 毎年コンパクトに刈込みされるため、山野に自生しているものに比較すると花数は少なくなりますが、万葉の世から親しまれてきた“山吹き色”がきれいです。
 花期は4~5月。412img_5498

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2019年4月18日 (木)

ハナアブやハバチの仲間

 相変わらず初夏の陽気になったり、予想外に寒くなったり、またヒノキ花粉も交じり始めた飛散花粉量は非常に多いままに、一雨ごとに、そして日毎に、草木の伸長、新緑の展開が進んでいきます。

 害虫仲間も少しずつ増えてきました。

●アシブトハナアブ:
 ハナニラの花が咲く庭にアシブトハナアブが1匹飛来して日光浴。Img_5474Img_5541

 

●フタホシヒラタアブ:
 ネズミムギなどイネ科の雑草が伸びだした草原に、フタホシヒラタブが日向ぼっこ。
(複眼がくっついているので♂個体)Img_55869mm

 

セグロカブラハバチ:
 
今シーズン初めて庭に2匹やってきました。418

※セグロカブラハバチ(ハバチ科):
 体長は♀8ミリ、♂6ミリほど。成虫の出現時期は4~10月頃。
 幼虫は灰藍色の“イモムシ”で、アブラナ科植物のダイコンやアブラナ、キャベツなどの葉を食べる。
 頭部から胸部、小楯板までが黒く、胸部の裏側から腹部は橙黄色のハバチ。
 脚は基節と腿節が橙黄色で、それ以外は黒い。
(なお外観は一見ニホンカブラハバチ(胸部や小楯板が完全に橙黄色一色)やニホンチュウレンジ(触角の形状が異なる)と似ています。)

・やがてバラの天敵”チュウレンジハバチ””も姿を見せるようになると、いよいよ殺虫スプレーの出番になります。

 

◆夜8時過ぎ、外に出てみるとしめっぽい空気の頭上に“満月前夜”の月が登っていました。
 明日が満月Img_5588

 

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2019年4月15日 (月)

ウワミズザクラ(ウワミゾザクラ)、ルリタテハなど

 冬に逆戻りしたり、初夏の”暑さ“になったりと大きな気温変動を繰り返しながら、一雨ごとに落葉樹の新芽はぐんぐん伸びて若葉になり、草木の花も増え、春爛漫の時節になってきました。

 

●ケヤキの若葉展開:
旧家の屋敷林のケヤキも若葉が展開しています。Img_5521

 

●サクラ:
 近隣のサクラ(ソメイヨシノはほとんど散りましたが、近くの民有地にあるソメイヨシノの“銘木”だけはまだ十分きれいでした。
管理が十分されているからでしょうか、樹勢があります。Img_5520

 

●ハナミズキ開花:
 街路樹として多数植栽されている紅白ハナミズキのうち、白花の1樹だけ、早々と開花が始まっていました。Img_5523

 

●ルリタテハ越冬成虫
 図書館に行ったついでに遠回りして帰った自然林沿いの開けた田んぼ道で、日光浴をしているルリタテハを見つけました。
 翅が傷んだ越冬成虫のようです。

 最近我が家の近くでは見かける機会がめっきり減ってしまったルリタテハです。4r

 

●ウワミズザクラ(ウワミゾザクラ)(バラ科サクラ属):落葉高木:
 また、自然林の水路沿い林地に生えているウワミズザクラの開花が始まっていました。
 今週末くらいには満開になって、遠目には小さな白色の花を総状につけた白いブラシのような花序が目立ちます。2r

 

 

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2019年4月 9日 (火)

散るさくら

 昨日は曇天で、少雨ながら時折冷たい雨の一日。

 そして本日は快晴でしたが西寄りの強風が吹いて、身近のサクラはすべて落下の舞に。

 ・”花筏”と言いたいところですが、水路の水量は少なく、流れもきわめて緩やかなので、折からの強風にあおられて、”吹き溜まり”になったもので、風情には欠けます。Img_5465c

Img_5466cc

 

 ・花の蜜を求めて騒がしく群れていたヒヨドリも少なくなりましたが、それでも未練がましく、花弁が散った花にも嘴を入れて、めしべの先の子房の周りに残っている蜜を吸いにやってくるものもいました。Img_5484

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※雑記メモ:

桜、花にまつわる詩歌

 ・散る桜

 広辞苑「花吹雪」(桜の花びらが吹雪のようにたくさん舞い散ること。桜吹雪);「花筏」(花が散って水面に浮かび流れるのを筏に見立てていう語)
 などが詩歌にもうたわれます。

 ・ただ、現代、“筏”を日常の光景として目にすることはありませんから、知らない人のほうが多いでしょう。
 
 また

  • 「散る桜 残る桜も 散る桜」:良寛 (辞世の句とされる2句の一つ。)
    (なお、もう一句は「うらを見せ おもてを見せて 散るもみぢ」。
     こちらは、芭蕉の友人であった谷木因に「裏ちりつ表を散りつ紅葉かな」という句があり、良寛の「うらを見せ……」の句はこの木因の句を踏まえて詠まれたものである、とのこと。)

  ■「さまざまな事思ひ出す桜哉」:芭蕉

 などが思い起こされ、

 ついでに

  ■「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」

 漢籍(唐代の詩人、劉希夷(りゅうきい)(651~680?)の「代悲白頭翁」(はくとうを悲しむ おきなに代かわりて)と題する詩の第4節。

 古人復洛城東無

 今人還対落花風

 年年歳歳花相似

 歳歳年年人不同

 言寄全盛紅顔子

 応憐半死白頭翁

 

 年齢を重ねるにつれて、散り行く花への感慨も移り変わっていきます。

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2019年4月 7日 (日)

移り行く歳月

 4月1日、新元号が「令和」と発表されて、今月いっぱいは、”平成最後の”が枕詞になりました。
 ともあれ私にとって一番長いのは「昭和」、次いで「平成」、そして「令和」と生き長らえることになりました。
 平和で心豊かな時代になりますように。

4/1:正午のTVニュース画面から。Img_2338
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4/2:市街地の歩道隅にスズメウリとカラスウリが花をつけ、庭のスズランスイセンが開花し、ヒトリシズカは満開になり、
   また野良猫に掘返されてすっかり弱っていた園芸種の雪割草株が、やっと花一つ開きました。Img_5361
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 ・陽だまりに、今期はじめてのナミホシヒラタアブがやってきました。Img_5370-2

 

4/4:”平成最後”のサクラの開花が進んでいた公園の裏を流れる川には、まだ居残っている”平成最後”の少数のコガモがくつろいでいて、池には北国へ帰る移動途中のヒドリガモの姿がありました。(”元号”などは人間のすることに限定ですね。)Img_5418
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4/6:近隣のサクラ名所の県立公園は満開になった花々を鑑賞する観光客でにぎわっていました。Img_5432-1
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 ・また近くの小学校の校庭のサクラや、Img_5453

 

 ・散歩コースの公園の桜も満開に。”名所”の混雑には無縁の特等席「独り占め」ですね。Img_5462_1

 来週は寒の戻りで寒くなるという天気予報なので、いずこのサクラも長持ちするかも。

 

●公園の林床にはタチツボスミレやヒメスミレが花を開いていました。Img_5403

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