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2019年5月18日 (土)

揚げ雲雀、ウツボグサ、マツバウンランなど

 近年、池周辺で草原広場の一部は運動広場として利用できるように整備され、また“それなりに”維持管理もなされ活用されていますが、未利用の空き地ゾーンには歩道もなく、また特に盛夏の期間中はヨシなどの雑草が生い茂るため、足を踏み入れることはありません。
 現時点では、その区域はまだヨシなどイネ科の雑草は目立つこともなく、草丈の低い草が全面を覆っている状況です。Img_5834

 

●ヒバリ:
 そのような環境下なので、あちらこちらから複数のヒバリが盛んに飛び上がったり、降下したりしています。
営巣・子育ての繁殖期でもあり、そのせいなのでしょうか。
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 草原に特に変わったことはありませんが、ヨシなど草丈の大きくなる雑草に光を奪われてしまう前に、小型の雑草が繁殖しています。
特別珍しいものはありませんが、そのいくつか。

●ヤセウツボ(ハマウツボ科ハマウツボ属):
 クローバー類が生えているところには必ずと言っていいくらい、どことなく薄気味悪い姿で突っ立っている寄生植物です。
 ・シロツメクサの群生中に生えたヤセウツボ:
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・アカツメクサにヤセウツボ:
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・地中海沿岸原産の外来種寄生植物の一種。マメ科やキク科などの植物に寄生し、特にクローバー類(シロツメクサ、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)、ベニバナツメクサ(ストロベリーキャンドル)またコメツブツメクサなど)が群生している場所に観察される。
 牧草や農作物に寄生した場合、生長を阻害するなどの影響があり、外来生物法により要注意外来生物に指定*されている。
 * https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80370.html

過去ログで,寄生した根の様子記事):
→ * http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_663d.html


●ストロベリーキャンドル(ベニバナツメクサ)(マメ科):
 ヨーロッパから西アジア原産の多年草で、日本へは明治時代に牧草として移入されたが、(日本では)暑さに弱く夏に枯れるため、一年生植物として扱われる。
 シロツメクサの仲間で、春に茎を伸ばして草丈20~60cmほどの先端にトーチ状の細長い濃い紅色の花を付ける。その花姿から「ストロベリーキャンドル」の名前が付いた。
 花期は4~6月まで。野生化するので、あちらこちらで見られるようになっている。Img_5828

 

●コメツブツメクサ(マメ科シャジクソウ属):
 ヨーロッパ、西アジア、北アフリカ原産の帰化植物1年草。道ばたや河原などに群生する。
 茎はよく分枝し草丈20〜40cmになる。葉は3小葉からなり、葉柄は長さ2〜5mmと短い。
 遠目には黄色の小さな(3〜4mm)金平糖のような黄色い花をつける。花期は5〜7月。Img_5835-1

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●マツバウンラン(ゴマノハグサ科マツバウンラン属):
 池の草地で初めて観察しました。これまでに市街地の花壇や空き地などに生えているのを観察していて珍しくはありませんが、池端での観察ははじめて。
 北アメリカ原産の1~2年草。茎は細く、基部で分岐して高さ50cmほどになり、基部から走出枝を伸ばして分株をつくる。
葉は細長い線形で、初めはロゼット状に重なるが、後には互生する。
 茎先に総状花序を出し、唇形をした直径1cmほどで青紫色の小さな花を穂状につける。
 花期は初夏。分布は北関東、北陸地方以西。
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R0019514

(侵入生物データベース*に記載あり)
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81480.htm

 

●アカバナユウゲショウ(アカバナ科マツヨイグサ属):
 南アメリカ原産の多年草。明治時代から栽培されはじめたという。
あぜ道、草地、市街地の道端に群落を作ります。それなりにきれいなので、雑草ながら市街地でも直ちに除草されずに大目に見られているようです。
 茎は叢生して高さ20〜60cmになる。葉は互生し、長さ3〜5cm、幅1〜2cmの披針形〜卵状披針形。上部の葉腋に直径約1cm赤い筋が目立つピンク色の4弁花をつける。天気の良い日には午前中から開いています。
 花期は5〜9月、分布は関東地方以西(野生化)
Img_5812 

(侵入生物データベース*に記載あり)
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81200.html

 

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