昆虫

2017年8月20日 (日)

キボシアオゴミムシ

●キボシアオゴミムシ(オサムシ科):
 小雨の上がった舗装遊歩道で、路面に這い出したクズ(葛)の陰を伝い歩きしながらすばやく移動している個体を見つけて追っかけ。
 動きも速いし、障害物も多くてどうしてもうまく撮れません。R0014660_3

R0014660_1

R0014660_2

 
 近くに別の個体が歩き回っていたので、そちらを1匹捕獲して撮影。R0014714

R0014723

 「アトボシアオゴミムシ」に酷似していますが、参考情報*と絵合わせで「キボシアオゴミムシ」としました。
 間違っているかも知れません。

※大きさ12~13mm。体は暗褐色で、胸部は銅色に光り、脚は黄褐色。
 上翅に1対の黄色い紋があり、黄紋は円形に近く、後方には伸びない。
 地表を活発に歩き回って、他の昆虫を捕食する。
 出現時期は4~9月、分布は日本各地。

 *参照: http://hyoka.nenv.k.u-tokyo.ac.jp/ground_beetle_zukan/7_ao/57/ 

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2017年8月18日 (金)

シオヤアブ♂、アオメアブ、マルカメムシ他

 長雨が続き、一度刈り取られた大型雑草が再び勢いよく伸びだしている8月上旬の堤防で。

●シオヤアブ♂(ムシヒキアブ科):
 多数のシオヤアブが、一斉に出てきたように飛び回っていました。
 草叢の獲物を探していたようです。
 時折、舗装遊歩道の路面に降りて静止する時がシャッターチャンス。
 腹端に白色の毛束がある♂の個体でした。Img_5270_2

Img_5064_2

※体長23~30mmの大型ムシヒキアブ。
 複眼の色は黒褐色で、体は全体的に暗褐色ですが、全身に黄色の毛が生えていて、腹部は毛のために黒褐色と黄褐色の縞模様に見えます。
 脚は黒色ですが、脛の部分だけが黄褐色。
 ♂の腹端には白色の毛が密集していますが、♀にはありません。
 甲虫や蜂などを好んで捕食(体液を吸う)。
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

 
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 同様、8月中旬、セイバンモロコシなどイネ科の大型雑草やヨモギ、オオブタクサなどが伸長し、またクズが草叢から路面上に這い出して、このままではほどなく通行困難になりそうな気配になっている、やはり小雨の合間の堤防で。Img_5211

 
●アオメアブ(ムシヒキアブ科): 
 偶然ながら、目前の雑草に、何か獲物を捕らえたらしいアオメアブが飛んできて止まりました。
 そのまま静止していたので写真撮り。
 (画像はクリックで拡大します。)Img_5212_2

Img_5212ct

 撮影後確認してみると、体液を吸われていたのは、クズの葉に多数ついていたマルカメムシでした。

※体長20~29mm。生きている時の複眼は緑色で(死ぬと暗色に変わる)、体は黄褐色、脚は黒色で、脛の部分は鮮やかな黄褐色の、ムシヒキアブの仲間。
 大型の昆虫・甲虫やハエ、アブなどを捕まえて体液を吸います。
 出現時期は6~9月、分布は日本各地。

 
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●マルカメムシ(マルカメムシ科):
 クズの葉に群れていたマルカメムシ。大きさ5~5.5mm。Photo

 触ると臭いにおいを出すことで嫌われるマルカメムシですが、アオメアブは体液を吸って平気なのでしょうか。
 出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

 
■ついでに、
 クズの葉にたくさんついていた、ごく小さな淡色の「不明カメムシ若齢幼虫」。
 (ヘリカメムシ科ホソハリカメムシの若齢幼虫?)R0014656

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2017年8月17日 (木)

アカバナユウゲショウ(白花)/ミナミヒメヒラタアブ

 記録的な長雨ということで、当地では来週22日頃まではお日様マークが付かない天気予報。
 そのせいで、例年、近郊の早生品種の田圃では、お盆休み前から始まる大型コンバインによる稲の収穫作業がまだ始まっていません。

 今日だけは、一時的に霧雨の時間帯がありましたが、ほぼ終日蒸し暑い曇天。
 運動のため、自転車で公園まで往復。
 公園の角地で白花のアカバナユウゲショウ咲いているのを目にして撮ってきました。

●アカバナユウゲショウ(白花)(アカバナ科マツヨイグサ属):
 今シーズンは、初夏の雑草刈取り作業後にすぐに伸長してくる雑草もなかなか伸び出さないような天候が続いていました。
 その後の7月下旬くらいから断続する長雨のおかげなのかどうか、他の雑草が殆ど生えていない歩道境界縁石の隙間に一列になって、珍しい白花のユウゲショウが“選択”的に開花しているのを見かけたものです。
 花径10~15mmの小さな花で、白花は遠目には殆ど目立つことがありません。R0014668

R0014666

 
 ・ミナミヒメヒラタアブ♀:
 しゃがみ込んで花を撮っていたところに,花径の半分くらいの体長の(たぶん)キタヒメヒラタアブ(あらためミナミヒメヒラタアブ)がやって来て、熱心に花粉を舐めていました。R0014669

R0014671

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※アカバナユウゲショウ(淡紅色花)は散歩コースの水田地域にごく普通に繁殖していて珍しくありません。
 (5月初旬撮影)Photo

 珍しい白花は毎シーズン、公園敷地と公道境界草地の一角に生えてきます。

 
※アカバナユウゲショウの花は葉笨に単生し、花径は10~15mmで、花弁4個、淡紅色で紅色の脈があります。(白花もあります)。
 雄ずいは8個で葯は白色、雌ずいは1個で先は4裂し、列片は花の大きさに対して大型です。
 和名の由来は夕方から咲くことによるとされていますが、昼間から咲いています。
 花期は5~9月。北アメリカ南部から南アメリカ原産地の多年草で、日本へは明治時代に観賞用として輸入されたものが、現在は野生化し、本州の関東地方から西に分布。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81200.html  

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2017年8月13日 (日)

スナゴミムシダマシ

●スナゴミムシダマシ(ゴミムシダマシ科):
 7月中旬、曇天の日の夕刻、草取りをしていた庭の石の上をゆっくり歩いているのを見かけて写真撮り。
 動いている時の写真はすべてブレブレ。それで動きを止めようと触れた途端に、触角や全脚をたたみ込んで”固まって”しまい、そのままなかなか動き出す気配がありません。
 待ちきれないので裏返して放置すると動き始めましたが写真はここで終わりに。714

 この時にはピントの甘い画像しか撮れていなくて、何者かはよく分かりませんでした。

 
 ・その後、下旬(7/25)の朝、庭のコンクリートの上をゆっくり這っているのを再び目にして写真撮り。
 前日の雨で濡れていた泥の地面を這ってきたらしく,泥にまみれていました。
 撮った写真を見てもその姿がよく分からないため、捕まえて水で洗ってから、プラスチック容器にいれ、乾いてから再び写真撮り。PhotoR00146324R00146325Img_470812mm

 昆虫図鑑などで絵合わせして「スナゴミムシダマシ」としました。
 初めての記録です。
 大きさ(体長)11~12mm。落ち葉の下などに見られ、キノコや腐食質のものを食べているらしいです。
 出現時期は5~9月、分布は日本各地。

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2017年8月11日 (金)

オオカバフスジドロバチ

●オオカバフスジドロバチ(エントツドロバチ)(ドロバチ科):
 市街地の水路沿い金網フェンスに巻き付いて繁殖しているノブドウの花盤に飛来して、熱心に吸蜜していたドロバチの仲間。
 動きが速くなかなかシャッターチャンスに恵まれず、鮮明な画像がありませんが、絵合わせで, 特に珍しい蜂ではありませんが、初めて記録するオオカバフスジドロバチと判定しました。
 (2017.7.18撮影)

 ・ノブドウ:R0014619_3

 
 ・オオカバフスジドロバチ*:R0014619_1

R0014619_2

※大きさ(体長)18~20mm。黒色で腹部に黄色い帯状の斑紋がある。単独生活をする狩蜂。
 竹筒や岩の隙間などを泥で仕切った巣を作り、中にハマキガなどの幼虫の餌をつめる。
 はじめは煙突状の入り口をつくるが、完成するとこれを除いて泥で上塗りする。
 幼虫は母蜂が麻酔して、巣内に貯蔵したガの幼虫を食べる。
 成虫は花の蜜で、多くの花を訪れる。  
 成虫出現時期は6~9月、分布は本州、四国、九州。

 * http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/08hachi/ookabafu/index.html

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2017年8月 9日 (水)

マメハンミョウ

 長期にわたり周辺をウロウロしていった鈍足台風5号。
 昭和26年に統計を取り始めてから、第3位の長寿命を記録した台風だったという。
 厄介者が去った後の本日、当地は、今夏一番の(37℃越える)猛暑日になりました。
 もはや例年のことで、珍しくもありませんが、暑かったデス。

 
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 台風の影響がまだほとんどなかった先日(8/5)のフィールドで。
 6月初旬から一度除草が行われた池周辺の堤防・草原ですが、今再びヨモギやセイバンモロコシ、またオオブタクサなどが勢いを増して伸長し草叢を形成しています。

●マメハンミョウ(ツチハンミョウ科)大発生:
 草叢には、例年のようにマメハンミョウが大発生していました。
 ただ発生は限局的で、さほど広範囲に及ぶ情況ではありませんでしたが、その集中度はやはり驚異的。Img_5078

 
 ・近くの地面やセイバンモロコシ他の葉上にも点々と動きまわっていて、4rc

 
 ・ヨモギに群れていた集団は葉を囓る様子はなく、分布をひろげるために、これから飛び立って行くところだったようです。Img_5079

Img_5080

 
 ・一方、オオブタクサの株に群がっていた一群は,旺盛な食欲で葉を囓っていました。
 囓っては糞を出し、また囓るという情況のようでしたが、さりとて迷惑雑草のオオブタクサを食べ尽くすほどの威力はなさそうです。Img_5095_1

Img_5095_2

※マメハンミョウは、イナゴやバッタの仲間が地中に産んだ卵の傍に卵を産んで、孵化した幼虫はバッタなどの卵を食べながら成長して蛹になり、地中の蛹で越冬します。
 そして、翌年7~8月に成虫が出現するというライフサイクルです。
 豆類農作物の害虫です。なお、体液にカンタリジンという毒成分を含む有毒昆虫です。
 (同類の「マルクビツチハンミョウ」も同じ毒成分を持っています。)分布は日本各地。

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2017年8月 5日 (土)

コハンミョウ

 エリザハンミョウに続いて、コハンミョウです。
 翅の紋様で判断しましたが、どこまで正しいか分かりません。
 なおはっきりしない画像もありますが、前翅上方に一対の黒斑があるのは♀の個体と言うことです。

●撮影場所は水の引き際でぬかるんだ地面:
 多数の個体が集まっているようでした。肉眼的には認識できませんでしたが、たぶん水生昆虫などの餌が多かったのでしょうか。Img_5018

 
●コハンミョウ:Img_4821

Img_4822

Img_4831

Img_4832

Img_4996

 
・同一個体:Img_4836_1Img_4836_2

 
・同一個体:Img_4991_1Img_4991_2

 
・同一個体:Img_5001_1Img_5001_2Img_5001_3Img_5001_4

 
・同一個体:Img_5011_1Img_5011_2Img_5011_3

 
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 【余談】
 本日(8/5)現在の池周辺:Img_5110

Img_5104

 7月下旬に水位が低下して、”姿を現していた地面”が、また水没して、部分的に”わんど”のようになって、そこに取り残された稚エビや稚魚、また、緑ガメ(ミシシッピアカミミガメの子供)が動き回っているのを目にしました。
 近くでは、水辺を周遊飛翔していたトンボ類は少なく、小型のハンミョウ類の姿も見当たりませんでした。

 調節池という施設目的・機能上、大幅な水位変動とそれに伴う草地・グラウンドの水没、また乾燥などの”自然環境”変動は避けられません。
 このように不可避の人為的攪乱に伴う.環境変化は、池の周辺環境下で暮らす生き物(動植物)にとっては決して安定的な生物生息空間(ビオトープ)とは言えず、突然のように出現したり、また忽然と姿を消す、と言う事象が発生するようです。

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2017年8月 4日 (金)

エリザハンミョウ

 【余談】
 2017/7/7 第一回より、NHKカルチャーラジオ「科学と人間」『変わりゆく気候 気象の仕組みと温暖化』を聴いています。
 ( http://www4.nhk.or.jp/P3065/x/2017-07-14/06/74396/3660169/

 ストリーミング配信(http://www4.nhk.or.jp/P3065/28/も行われていますので、随時利用しています。

 外出する際には、私の、まさに数Kmの行動半径と空間の『局所』的な、信頼度の高い天気予報が知りたいのですが、これがなかなか難問です。 
 田圃道で、逃げ場のないフィールドで突如天候が変わるとどうしようもありません。

 現時点の自宅上空の天気を確認するのに、「雨雲の動き(実況)」 ( https://tenki.jp/radar/3/14/ )はとても正確で頼りになる情報元ですが、「雨雲の動き(予報)」(https://tenki.jp/radar/3/14/rainmesh.html )は、とりあえずの参考程度に。

 上述の放送番組第3回目で、局所予報が難しい理由がよく分かりました。
 天気予報に際しては、時間スケールが大きく、空間スケールも大きな台風や、広域に及ぶ集中豪雨などはかなりの信頼性で予測可能であるが、例えば時間スケール1時間程度、空間スケールが数キロメートルと、共にスケールの小さい『局所的な』集中豪雨、ゲリラ豪雨、また時間スケールが更に小さい竜巻などについては、現在まだ予測不可能であること。

 なお、これらの発生予測、特定が困難な局地予報のモデル開発や、移動式小型気象レーダーによる観測なども進められていると言うことですが、『“ところにより”激しい雷雨、突風のおそれがある云々、』というような予報の、“ところ”により、という場所がどこなのか分かるようになるまでには、まだ時間が必要なのでしょう。

 無駄口が先になりましたが、不安定な曇り空が続く先日、空模様を気にしながら池の周辺まで散策に行ってきました。
 7月初旬の大雨で水位が上がって草原が水没した状態が2週間以上続いた後、7月下旬にやっと水位が下がり、草原が現れて、まだ水際に近い地面には半乾きのアオミドロなどの藻類が貼り付いていました。

●エリザハンミョウ:
 その汚れた緑色の地面をたくさんの小さなハンミョウ類がいそがしく動き回っているのを目にして、すこし望遠で撮ってきました。

 動いていると所在が分かりますが、静止すると背景色に溶け込んで、すぐに見分けが難しくなるために、多数回シャッターを押した割には、何も写っていなかったりピンぼけだったり。
 カメラ性能と腕前のせいですが。

 確信はありませんが、一応すでに記事にしたエリザハンミョウとコハンミョウに振り分けて、それらしい画像を単純に全部羅列、記録しておくことにしました。

まずは「エリザハンミョウ」(ではないかと思う個体)の画像。
 同一個体なのか、別個体なのかの区別はまったく不明です。

■撮影環境:
 ・この地面Img_4763

 
 ・撮った個体:Img_4748ct

Img_4753ct

Img_4757ct

Img_4760ct

Img_4762ct

 
 ・別の地面:Img_4838_2

 
 ・撮った個体Img_4819

Img_4820

Img_4823

Img_4826

Img_4828

Img_4829

Img_4830

Img_4842

Img_4997

        - 次頁のコハンミョウに続く -

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2017年7月31日 (月)

マメコガネ

 当地の今夏は空梅雨、そして梅雨明け後は不安定な天候続き。
 このままでは日照不足や低温などのおそれがあり、農作物への影響も心配されるという。 
 そしてまた動きの遅い台風5号の今後の動きについて警戒が必要な情況のうちに、7月も終わりに。 

 
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・ありがたくないアリ、火蟻:
 特定外来生物で、強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が各地で次々に発見されて、徹底した防除対策が求められている昨今です。

 
・対する、こちらもご迷惑なマメコガネ:
 日本から北アメリカに移入した農業害虫として“ジャパニーズ・ビートル”の悪名を馳せてきた日本在来種のマメコガネが、スイスでも初めて発見され、駆除対策を徹底するというニュース。

●マメコガネ:
 夏草・雑草が生い茂る遊歩道沿い。何が優勢なのか分からないほどの“ヤブ”に生えているヤブガラシに大量発生したマメコガネ。
 珍しくも何ともない光景ですが、ほとんどが交尾中。Img_4744

Img_4742

Img_4741

Img_4740

 雑草を食べるだけならそれほどに嫌われないものを・・・

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2017年7月27日 (木)

トウキョウヒメハンミョウ

※ハンミョウ(ナミハンミョウ、道おしえ):
 子供の頃、夏休みに田舎の自然豊かな従兄弟の家に数日泊まりに行くと、必ず目にした美しい甲虫ハンミョウ(道おしえ)。
 虫取り網など持たないので、帽子をかぶせて捕れないかとそっと近づくと、すぐに手の届かない少し前方に跳んで止まるので、またそっと近寄ると前に跳ばれる、の繰り返し。
 どうしても捕まえることができなかった思い出のある、あこがれの昆虫でした。
 お婆ちゃんに話すと、そうだよ、少しずつ前に飛んで、道を教えてくれる“道おしえ”だよ、と虫の名前を教えられたことでした。

 現在、近隣でハンミョウを観察できる環境はありません。
 その代わり、と言っては違いすぎますが、ずっと小粒で地味なハンミョウの仲間を見ることが出来ます。

●トウキョウヒメハンミョウはその一つです。
 過去から記事にしていて新味はありませんが、今シーズンも6月から撮り貯めていた写真を記録として掲載しました。

 ・6月22日
  近隣のアジサイが見頃になっていた公園で、今シーズン初めて気がついたトウキョウヒメハンミョウ。622img_4243t

 
 ・6月23日
 自宅の庭のカラーの葉上にとまっているのに気がついたもの。623

 
 ・6月24日
 近隣の自然林縁で見かけたもの。624img_4312_1

 
 ・6月29日午前
 掃除をしている時に目前に跳んできたもの。白く光る大顎が印象的でした。629

 
 ・6月29日午後
 庭先に飛来して竹筒に静止したもの。何か獲物を捕らえていたようです。629_2

 
 ・7月6日夕刻
 玄関先に飛来したもの。76img_4469

 近隣で普通に見られますので特別珍しい昆虫ではありません。
 茶色っぽい小さな虫が飛んできた時には注意して見ると、たいていトウキョウヒメハンミョウのようです。
 ただ”そうではないか”と注視しないと気がつかないかも知れません。

※トウキョウヒメハンミョウ(ハンミョウ科):
 大きさは8~10mm、華麗なハンミョウの半分くらい。
 地味な暗銅色で、上翅にあまり目立たない白色紋があります。
 平地から低山地の林縁や公園、人家の庭などに棲息しています。
 出現時期は6~8月、分布は局地的で、関東(東京周辺など)と、北九州。

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