昆虫

2019年9月21日 (土)

ヒメアカタテハ幼虫

 8月過ぎくらいから、堤防で大型の夏草雑草に混じって、ヨモギが草丈100cmほどに伸びて立ち上がり、少し木質化したような茎先に総状花序を出し、茶色の小さく地味で目立たない花をつけていました。
 その花粉はアレルギーの原因になるので、敬遠したい時期です。
 そのヨモギも、9月からはじめられた除草作業で順次刈り取られて行きましたが、さっそくその切り株元から新芽が伸び出して、すでに草丈15~20cmの群落を作っています。
 その群落中に、点々と新葉を綴り合せて”葉裏の白い塊”にみえる巣を造り、暮らしているのがヒメアカタテハの幼虫*です。
 幼虫で越冬します。Dsc_0053Dsc_0053ct

*  http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/08/post-012e.html

※ヒメアカタテハ(タテハチョウ科):
 大きさ(前翅長)25~33mm。外観は一見アカタテハに似るがそれよりもやや小型。
 畑、野原、公園など開けた場所によく観察される。
 素早く飛び、いろいろな花で吸蜜する。
 幼虫または温暖な地域では成虫で越冬する。
 幼虫の食草は、ヨモギ、ゴボウなど。
 出現時期は3~11月、分布は日本各地。


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2019年9月20日 (金)

ヤマハギ、ナガサキアゲハ(?)、シラヒゲハエトリ、その他

 晴れると30℃を超えて動くと暑く、曇り・雨なら25℃を下回って肌寒い今日この頃です。
 明日から3日間は台風17号の心配もしながら雨模様という予報。
 
 それはともかく
 9月初旬から現在までの雑記録です。

●ヤマハギ:
 むし暑くて汗をかきながら歩いていた農道わきに咲いたヤマハギ:
 やはり秋になっているのです。
20190902171020_p


●ナガサキアゲハ♀(と推測):
 農道沿いの農家庭先に咲いたノウゼンカズラの花で吸蜜していたアゲハチョウの仲間:
 このアングルだけしか撮れませんでした。
 しばらく目の前をゆらゆら飛び回っていた折に、翅表面に白斑がはっきり確認できたこと、そして撮れた画像の後翅に尾状突起がないこと、などからナガサキアゲハ♀ではないかと判断。
 もともとは、南方系の蝶です。
2r_20190920193401


●ヤマトシジミ♂:
 稲田にひらひら飛んでいて、やがて何故か稲穂に止まったところ。
 近くに♀がいたのかも。
2r_20190920193301


●ヒメジャノメ:
 やはり稲田で、日陰になるところだけを伝うように飛んでから稲葉に静止したところ。
 撮りにくいアングルでした。
Img_6616


マメアサガオ
 雑草が刈り取られた農道わきに咲き残っていて、小さいながら白い花が目を引いたマメアサガオです。
 花期は夏~秋、分布は関東以西。
2r_20190920193402


●シラヒゲハエトリ(ハエトリグモ科):
 外構壁面を歩いていた徘徊性のクモ仲間。
 初めて撮った個体。数日間はほぼ同じところを這いまわっていました。
R0020611

※大きさ♀8~10mm;♂7~9mm。灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。
 触肢に長い毛が生えていてヒゲのように見える。
 人家で普通に見られ、獲物を求めて塀や壁などを歩き回る。
 出現時期は7~9月、分布は本州、四国、九州。



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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会、いよいよ始まりました。
 対ロシア戦、TVとラジオをつけっぱなしで観たり聞いたり。
 30-10で期待通り初戦勝利!やりましたね。
 しばらくは持ち切りですね。

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2019年9月14日 (土)

雑記

 昨日、今日と、当地では低く垂れ込めた雨雲のおかげで日照時間はほとんどなく、また断続的ながら終日弱い雨が止むことがなく”涼しく時に肌寒いままに“終わました。
 雨降りの予報ではなかったのに当たらない天気予報、と言いたくなりますが、広範囲をカバーできる大型の気象レーダーは高度2000m程度以上にある雨雲しか検知できず、高度約1500m以下で発生している低い雨雲は映らないため、”雨雲がないレーダー画像”を見て安心していても雨が降るのはこのせいだということです。

 昨日の「中秋の名月」も本日の「満月」(今年の満月では一番小さいそうですが)も、暗雲に塗りこめられた夜空には姿なしでした。

 晴れた夜には駐車場の一隅で元気よく”リーリーリーリー”と鳴いていたツヅレサセコオロギの声もぱたりと止んでいます。


・公園で、桜の木の下に短い地上の命を終えたアブラゼミ♀が落ちていました。20190914171019_p

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2019年9月13日 (金)

2019.9.13中秋の名月見えず

 本日(9/13)は終日曇天で日照時間はゼロ。
 おかげで当地の日中最高気温は24℃、湿度60%とあって終日涼しくて、夏以降ではじめてエアコンなしで過ごした“記念すべき日”になりました。
 明日未明から明け方にかけても曇り空で、ゲリラ雷雨もなく熱帯夜も解消の予報でヤレヤレです。
 なお、今夜が「中秋の名月」で、明日(9/14)が満月。
 残念ながら見上げた夜空は低く垂れこめた雲に市街地の照明が反映して薄赤く見えるだけで、名月の姿など望むべくもありません。

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 残暑の続いていた折々に撮りためていた写真を処分する前に掲載。

●ウスタビガ終齢幼虫(たぶん):
 嵐の後、歩道に落ちて絶命した個体にアリが群がっていました。
 無傷の生態ではありませんから不確かですが、ウスタビガ終齢幼虫かと。Photo_20190913195101


●市街地から遠く離れた小規模の公園林地をつなぐポケットパークに自販機があります。
 汗をかいた体には、直射日光を遮る緑陰は涼しく感じます。
 冷たいものを買おうと自販機に近寄るとなんとアマガエルが4匹張り付いていました。
 直射日光に曝されていた自販機ですが、飲料はすべて「冷たい」ので、自販機のガラス表面も冷たく、体温を下げるためにアマガエルも集まっていたのでしょうか。
 変温動物で、カエルのように皮膚の湿っている動物は、安静状態での体温は蒸発熱を奪われるため気温よりやや低いといわれるそうですが、なにか関係があるのかも?
 (画像はクリックで拡大します)
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写真上左から①、②、下左から③、④44r


●ヤマトシジミ♀
 相変わらずカンカン照りの庭に生えるタチカタバミにやってきて、産卵行動をしているヤマトシジミ。2r_20190913195201


●フタトガリコヤガ:
 フヨウの葉を食害する害虫です。
 フヨウの開花シーズン中は”波状攻撃“で、繰り返し発生します。
 成虫のガは夜間飛来して産卵していくらしく、その姿を目撃する機会はまずありません。
 (写真上:右側が尾部、写真下:右側が頭部)2r_20190913195101

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2019年9月10日 (火)

猛暑日の夜、雷鳴と幕電

 今朝、庭先にツクツクボウシの遺骸が転がっていました。
 拾い上げてみると“中身”はアリにすっかり食べられていて、翅と外殻だけになっていました。R0020674


 本日も、台風15号の置き土産で、昨日に続き猛暑日になりました。
 夕刻、買い物帰りに見上げた空には雷雲群が沸き上がって異様な雰囲気に。

 そして午後6時半ごろから10時半ごろまで、かなり遠いながらドロドロという鈍い雷鳴が断続的ながら延々と伝わってきて、時折雨戸をあけてベランダに出ると、比較的近いところからも激しく明滅する幕電*に驚くばかり。
 幸い当地から5~10kmの距離があったため、当地は”普通の雨ふり”だけで特別何もありませんでしたが。
 (画像はクリックで拡大します)
Blg2019910610

* http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-c688.html


15号台風の“後遺症”が収まらない被災地のご苦労がしのばれます。

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2019年9月 5日 (木)

ギンメッキゴミグモ♀(黒色型)、その他昆虫類

 8月下旬、夏の終わりに見かけた害虫など。

●サンゴジュハムシ:
 ピンボケ写真です。名前のように、幼虫成虫共にサンゴ樹の葉を食害する害虫。
 大きさ(体長)6~7mm、全体は黄褐色から薄い茶褐色で、灰黄色の微毛がある。
 頭部~胸部~小楯板にかけて、また上翅の肩から側面に黒色の縦紋がある。
 食葉樹はサンゴジュ,ガマズミ,ゴマキなど。分布は日本各地。
 (なお外観がよく似た仲間にブチヒゲケブカハムシがいます。)
1a2r


●チャドクガ若齢幼虫:
 8月初旬から何者かがサザンカの葉を蚕食していることには気づいていましたが犯人不明のまま。
 そして下旬、掃除をしていて地面に多量の糞が落ちているので見上げたところ、葉陰の数か所に前科のあるチャドクガの若齢幼虫集合体発見。
 放置すれば分散してさらにひどいことになるところでした。
 殺虫剤スプレーで処分。
2br00205623c4r


●チュウレンジハバチ産卵中発見:
 バラの天敵。
 バラの新梢を切り裂いて産卵中で、逃げようとしないチュウレンジハバチ発見。
 殺虫剤スプレーで退治。枝は切り取って処分。
4d4r


●ヒメイトカメムシ:
 1匹だけ。すぐに葉裏に回り込んで行方不明に。
5er0020586


●ギンメッキゴミグモ♀(黒色型):
 8月初旬以降は殆ど目にすることがなかったクモですが、特色の“ギンメッキ”模様がない個体を発見。
 1回限りでした。6f4r


 暑かった夏も終わりに。

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2019年8月30日 (金)

ナミアゲハの卵と幼虫

 特に目新しい記事ではありませんが、毎年、春からナミアゲハが入れ代わり立ち代わりミカン科の小木に頻繁に訪れて、葉裏に産卵していきます。
 またその後に孵化した初(1)齢幼虫から終(5)齢幼虫まで、繰り返し観察できますが、多くの場合、終齢幼虫は蛹になる場所を探して近くのどこかに姿を消してしまい、時折予想もしないところで蛹になっているのを偶然見つけることはありますが、大方は行方不明です。
 余談ながら、自然環境下では、幼虫から前蛹の間にアゲハヒメバチやアオムシコバチなどの寄生バチに寄生されて、成虫にはならない確率もかなり大きいらしいですが。

 上記の場面を気まぐれに撮り置いたものをまとめて簡単な記録に。
(なお、画像の撮影時点はすべて別々で、相互に関連性はありません。)


① ミカン科の小木。(十年来、全く結実したことのない履歴不明の樹種):
1ar0020371

 (余談ながら、かつては、産卵はもっぱらキンカン(ミカン科キンカン属)とサンショウ(ミカン科サンショウ属)でしたが、両方とも枯れてしまい、現在は隣にあるミカン科の木に変わりました。)


② 卵(直径1mmほどのきれいな球形):
 新芽の葉に産卵するといわれますが、春の早い時期にはそのようですが、盛夏の観察では、柔らかい葉ばかりでなく硬い葉や食害されて変形した葉の裏側、あるいは反り返って表裏反転したような葉 ( の場合には表側 ) にも産卵されていて、かなりいいかげんに産み付けているようです。2b_2019083015560122r


③ 幼虫:
 幼虫は5回脱皮を経て蛹(サナギ)になります。

 ・孵化直後の初 (1) 齢幼虫の体は、黒褐色の体表に多くの突起があるケムシのような形で、R00205451


 ・若 (2~4) 齢幼虫の期間には斑紋があって鳥の糞に見えるような外観をしていますが、2r_20190830162101


 ・5齢幼虫になると緑色のイモムシになります。5er00205295

・当地では、産卵は、4月くらいから始まりその後は10月くらいまで、4回/年ほど行われているようです。

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2019年8月28日 (水)

ヤマトシジミ産卵

●ヤマトシジミ産卵:
 7月は長雨、さらに梅雨明け後は猛暑のせいで草取りも手抜きの結果、8月下旬現在雑草のブッシュと化した猫額庭に、梅雨入り後からほぼ毎日のように複数のヤマトシジミがひらひら飛んできます。
 カタバミ類の雑草が途絶えることなく繁茂しているからで、過去にはあまり経験したことがない状況です。
 そして、8月の日中、”体温並み”の庭に出た時に、エアコン室外機の正面で、廃熱風に曝されてカラカラに白く乾いた地面にも枯れることなく、揺らぎながら立ち上がっているカタバミ(タチカタバミ)に止まって、一緒に煽られ吹き倒されながら揺れているヤマトシジミの姿をしばしば目撃して、なんという“丈夫な生き物”なのかと感じ入っていました。・・・
  (過去ログ:http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-9a1679.html )

 そしてある日(8/8)、たまたま干し物を取り込みに庭に出て大急ぎで戻ろうとした時に、突然足元のタチカタバミにヤマトシジミが飛来して、1枚の葉に止まるとすぐに腹端を葉裏に向けてJ状に曲げ、すぐに飛び立っていきました。

 “産卵した!”と、その葉茎を摘み取りました。1a


 ちぎった葉を見ると、1枚の葉裏に1個、産み付けられた大きさ1mm以下で淡黄白色の小粒があり、卵と認識しました。
 とりあえず写真撮りにと、葉茎をちぎって手に持ち、ついでに郵便受けに放り込まれていた雑品を取り出すなどの雑事をこなしてちょっと手間取ったのですが、そのわずかな間に、ちぎり取っていたカタバミはもう萎れかけ葉を閉じてしまいました。
カタバミ類には、強い日差しの元や、葉をちぎったりした時ばあいには、それらの(葉から)水分の蒸散を防ぐ為に葉を閉じる自己防衛機能を備えています。
 それで卵は見えなくなったため、水を入れたプラスチック皿に茎先を浸しておくと、ほどなく萎れは回復して葉が開きました。
 おもむろにコンデジで葉裏の卵を撮影してみましたが、1mm以下の小さな卵となると、手元のコンデジの性能では細部の観察には無理な被写体でした。2b3cr0020509c4dr0020511c

 不鮮明な画像ですが、卵は球形ではなく、ややくぼみと厚みのある円盤状で、その表面には細かな襞が多数点在しているように見えました。

※(なおWikipediaヤマトシジミ(蝶):によれば、「卵:非常に小さく0.4mm程度。乳白色で球体を上から押しつぶしたような扁平な形状をしている。中央部には0.05mmほどの精孔がある。カタバミの葉裏に1つずつ産み付けられ、通常、一箇所に集中することはない。卵期間は5日から6日程度。」とのこと。)



■雌雄判別について改めて確認。
 殆どの場合、表翅の色が青色なら♂、黒褐色なら♀と判別できますが、静止したまま完全に閉じた翅を開くことがなければ、(裏翅は♂、♀共に同色なので)雌雄判別は困難です。

・翅表が青い♂:5er0020539


・翅表が黒褐色の♀:
10jimg_6537

(なおまた、季節型によっては♀にも表翅に青紫鱗粉が混じって全体として青っぽく見えるのでやはり識別が難しい場合もあります。)


 そこで腹部と腹端の交尾器の形状を確認できれば確実に雌雄の判別ができますが、自然の状態ではこれも必ずしも容易ではありません。

・♂:
7gimg_6558821


・♀:6f81r0020466


それで、今回、暇つぶしに、一度捕獲してから確認することに。

・ (8/25) 現在でも毎日、複数のヤマトシジミが飛来しますので、メダカ採り用の網を持ち出して、翅表が青色の♂個体を捕獲しました。
 網の上からつまんで、翅表と、腹部、腹端の交尾器を撮影。
 
 ♂の交尾器が筒状であることが確認できました。
8hr0020554

 ※(なお、撮影アングルによってはやはり尖ったように見えてしまうことがあります。)

 
 ( 網の中で閉じたままの表翅を網の上からうまく開かせることが出来ず、もたもたしていると鱗粉が飛び散ってしまいましたが、青色の鱗粉が残っているのを確認して、良しとしました。):9ir0020555
 (撮影後、網を広げると元気よく飛び去りました。)

 ※(♀については未実施)

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2019年8月26日 (月)

7月末に見かけたウスバカミキリその他

 月遅れの記録です。

 梅雨寒の続いた7月が終わる3日前に梅雨明け、そして同時にいきなり酷暑がスタートしてそのまま8月になだれ込んだ今夏。
 その7月末3日間に目にしたもろもろの雑件の記録。

・花など:
●サボテン開花:
 (7/28) 乾燥には強いはずで、これまで同様に放任しても枯れ死したことになかった多肉植物のいくつかが、とうとう枯れてしまいました。
 そんな中で、突然のように1品種だけ花を開きました。
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●ガガイモの花:
(7/28)夏草の茂る畑脇斜面の草地に、雑草に絡みつきながらガガイモが蔓を伸ばし、花をつけていました。
 いずれ除草作業で刈り取られてしまうので、果実(袋果)形成を見ることはまずありません。
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●ニイタカホトトギス:
(7/29)園芸品種で、野生のホトトギスのような繁殖力はありませんが、増えることなく枯れることもなく、野生種より早くから少数ながら、間をおいて、思い出したように開花を繰り返しています。
 なお、野生種のホトトギスは徒長するのみで、まだつぼみもありません。
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●バラ(ディンティ・ベス)開花:
 (7/29) 真夏に咲かせると樹勢が弱るので、つぼみを見つけたらすぐに摘み取るように気を付けていたつもりでしたが、1輪、貧弱な花を開いていたのに気が付きました。
 切り取って処分。
 他種のバラも、今夏は異常なまでにカイガラムシの発生や、葉が茶色に枯れて落ちてしまう、これまであまり経験しなかったトラブルに見舞われてしまいました。
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・昆虫類:
●スズメガの仲間の幼虫:
 毎年カラーの葉が大きく展開する初夏になると、きまってとんでもないほど葉が食べられて無残な姿を呈するようになります。
 犯人はたいてい、ヨトウガの幼虫か、さらに大型で尾角のあるスズメガの幼虫仲間ですが、いずれも夜行性で、日中は浅い地中や物陰に身を潜めているためまず見つけられず、駆除できません。
 (7/27) それでも夕刻(午後6時前)になると、大食いの終齢幼虫になった尾角のあるスズメガの仲間が一匹、 夜を待ちきれないのか、上から見おろした時には見えない葉裏に登っていて、勢いよく葉を齧っているのを目撃しました。
 その周辺で穴の開いた葉をめくってみると、同じ仲間の大きなイモムシが4匹も見つかりました。
 早速に殺虫剤スプレーを持ち出して駆除もやむを得ません。
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●チョウセンカマキリ:
 (7/29) 玄関先に居て、思わず踏みつけそうなになった、まだ子供。
 摘まみ上げて庭先までだしておきました。2r_20190826173601


 その後(7/31) プランターに自生したシロダモに登り、なにやら捕獲した獲物をモグモグ食べ終わるところでした。
 シロダモ周辺にも、毎日小さなギンメッキゴミグモが巣を張ったりしていましたので、その餌にありついたのかも?4r_20190826173101


●トウキョウヒメハンミョウ:
 (7/30) 昼前、どこからか、ふいにガレージに飛来。コンクリート床に降りるとその独特の姿勢ですぐに本種と分かりました。
 かつて、一時期でしたが、我が家にも居ついたのかと思うほど初夏になると必ず庭に頻繁に姿を見せていました。
 また、フィールドにも普通に見かけていた昆虫でしたが、近年はなぜか殆ど見られなくなりました。2r_20190826173103

 
●アオスジアゲハ幼虫:
 (7/31) 外構壁上面に静止しているのを見つけました。
 本種はクスノキ科植物のクスノキ、タブノキ、またシロダモなどの葉を食用樹とする幼虫で、庭先に放置したプランターに(おそらく鳥が運んできた種によって)自生したと推測しているシロダモの小木の葉を齧りながら成長していた幼虫が、蛹になる場所を探して移動中だったのだろうと思います。
 (以前に一度、邪魔になるのでそのシロダモ小朴を切り詰めて捨てた枝の葉裏に蛹が付いているのを発見したことがありました。)4r_20190826173601R0020455

※シロダモ(クスノキ科シロダモ属):
 別名「シロタブ」(葉の裏が白いタブノキというのが由来)。
 常緑小高木で、本州(宮城県以西)のシイ・カシ帯のほぼ全域に自生分布する。
 庭木などにも植栽される。


●ウスバカミキリ(カミキリムシ科ノコギリカミキリ亜科):
 (7・31) 夜間、街裏の遊歩道で。
 どこからともなく突然に大きな褐色のカミキリムシが飛来し、周辺をグルグル飛び回った後に偶然目の前のケヤキの幹に止まりました。
 初めて目にした甲虫で、調べてみるとウスバカミキリと分かりました。
 幼虫はモミ、アカマツブナ、ヤナギ、イチジクなど各種樹木の朽ち木に穿孔して生育するとのことで、遊歩道傍にはモミの大木や民家のイチジクなどがありますから、あるいはそれらの枯れ枝などが発生源かもしれません。20190731201704_p_2019082617360120190731201841_p731

※ウスバカミキリ:
 大きさ40~60mm。全身褐色で細長い体形の大きなカミキリムシ。
 夜行性で、昼間は木のくぼみなどに隠れていて、夜になると樹液や灯火に飛来する。
 幼虫はモミ、アカマツブナ、ヤナギ、イチジクなど各種樹木の朽ち木に穿孔して育つ。
 出現時期は6~8月、分布は日本各地。


◇余談ながら、ここ10年くらいの間に、我が家周辺では、昆虫類全般、またカナヘビなどの小動物など、種類も数もめっきり減ってしまったという状況変化です。

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2019年8月23日 (金)

アオマツムシ鳴く

 2日前から曇り、雨の天気で最高気温が30℃を下回るようになり、最低気温も25℃を下回りました。
 本日も曇り時々雨で、最高気温は28℃。最低気温24℃。
 午後7時の気温は26℃、湿度は80%で、外出するとやはり蒸し暑い感じに。
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 それでも、街裏の遊歩道の藤棚から初めて、リーリーリーと甲高い声で鳴くアオマツムシの声が聞こえてきて、またアブラゼミがひっそりと樹肌に止まっていたりして、酷暑も収まりつつあるなと感じました。
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(アオマツムシ♂画像再掲)
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Img_3457  http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_3293.html
 
・ただ、明日の予報は33℃、その後も30℃越えの日が多いという予報。


   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※アオマツムシ:
・明治期に海外から侵入した外来種で、都市部の公園や庭木・街路樹に多く、近郊の雑木林にも分布を拡大している樹上性のコオロギの仲間。 ・成虫は年1 回、8~10月に発生
・秋に成虫♂(背中の中心部分が褐色。なおメスは全体緑色)が街路樹などの樹上で“リー・リー・リー”と独特の甲高い声で鳴く。
・サクラ、ヒイラギ、ナンテンその他各種の緑化樹や、コナラ、クリなどの雑木林、さらに柿、梨、梅、黄桃などの果樹に産卵し、幼虫は5 月 からが発生して葉などを食害する。
・現在、成虫は、柿や梨、リンゴなどの成熟果を加害する農業害虫になっている。特に早生種の柿の被害は8月中旬から始まり、9月中旬に最多になるという。

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