2017年4月16日 (日)

ツバメ飛来とヒドリガモなど冬鳥の旅立ち

 今日は最高気温27℃になりました。暑い春です。

 冬鳥と夏鳥の入れ替わりも慌ただしいことです。

●ツバメ:
 4月12日、散歩コースではじめて、フィールドにも市街地にも、そしてご近所でも、数羽のツバメが飛びかう姿を見かけました。Photo

 
●ヒドリガモ(冬鳥):
 去る1月12日、川に飛来したつがいです。Img_1890112

 この頃には池などに50~100羽ほど群れていたようです。

 
 ・3月23日:
 池の傍の草原で留鳥のオオバンと競合するように若草を食べるヒドリガモの群れがありました。
 この頃までは、未だ大きな群れで居たようです。Blg323

 
 ・4月2日:
 :池に群れてお休みしていました。大分少なくなったようでした。Img_298342

 
 ・4月4日:
 池には姿がなく、川に少数の姿がありました。
 今シーズン散歩コースで姿を見たのは、これが最後になりました。Img_305544

 
●オオジュリン(当地では冬鳥):
 4月4日、オオジュリンが移動途中に、川縁に立ち枯れたヨシにとまって茎の中に潜む餌をさがしているのを見かけました。
 これが今季は最後の観察でした。Img_307044

Photo_2

 
●ハシビロガモ:
 4月13日、北に帰る途中、小休止のため池に立ち寄ったらしいハシビロガモ20羽くらいが浮いて居眠りしているのを目にしました。
 ちょうど上空を安眠妨害のヘリコプターが通過したので、目を覚まして上空を見上げる個体も。
 余談ながら、これほど多く!見かけたのは当地では初めてでした。413

 街中のサクラ(ソメイヨシノ)は完全に散って、街路樹のハナミズキの花が開きはじめ、また団地の八重桜の開花も始まりました。

 なお、冬鳥のツグミとコガモは少数ながら未だウロウロしています。

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2017年4月 9日 (日)

コチドリ

 本日曇りの予報がはずれ、朝から午後3時過ぎまで雨模様。
 近隣の桜の名所のお花見も台無しのようでした。

 冬鳥仲間で、何時も帰りが遅いコガモ、ヒドリガモそしてツグミはまだ一部居残ってうろうろしています。
 葉桜に変わる頃にはすべて北に帰っていくでしょう。

 入れ替わりに、夏鳥のコチドリが姿を見せました。今シーズン初見です。

 同じく夏鳥のコアジサシも(撮れませんでしたが)上空を飛び去るのを目撃しました。
 ツバメは、近くで田植えが始まるゴールデンウイークになるまで見られません。

 
●コチドリ(チドリ科チドリ属):
 田起こしが終わった田圃の上空を、特有の鳴き声を上げながら飛んで、少し先のコンクリート畦に降りたのを見届けて追っかけ。
 比較的近くまで寄っても逃げないで、1本足立姿を撮らせてくれました。
 (2017.4.2撮影)Img_3034_1

Img_3034_2

※日本で見られる最も小さいチドリ類で、目の周りの黄色いリングが特徴的。
 ユーラシア大陸に広く分布し、主に夏鳥として全国にやってきます。
 今回は過去の記録を見ると最も早い観察でした。
 いつもは4月末くらいから、田植えの終わった水田で採餌するためにやってくるようですが、その数はあまり多くはありません。
 たいてい水田のまわりを数羽一緒になって飛び回っています。

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2017年3月31日 (金)

ハシビロガモ/鳥雲に

 春は行きつ戻りつしながらも、各地から桜の開花の便りが届いて3月もお終いに。
 北へ帰る冬鳥が通過していく姿もいよいよ少なくなりました。

 話がそれますが、まったく素養のない俳句の季語に『鳥雲に(入る)』という季語があることを偶然知りました。  
 たまたま朝コーヒーを飲みながらぼんやり見ていた新聞の”歌壇”欄に、「鳥雲に」と歌われた俳句があるのが目にとまりました。

 「 管あまた~中略~兄逝く鳥雲に 」 との句です。
 他にも、もう一句 「父母亡くば~~鳥雲に」 と詠まれていました。

 浅学非才の凡夫には 「鳥雲に」が理解できませんでしたので、「鳥雲に」をGoogleで検索。
 画像検索では、文字通り、空に浮かんだ白い雲が、まさに鳥の形になった見事な画像が多数あって、それはそれで感心しましたが、当然ながらそんな事とは別の世界。

 「鳥雲に(入る)」は、俳句界で歌われる春(仲春)の季語であること。
 “春に北方に帰る渡り鳥が、雲間はるかに見えなくなること”と解説がありました。
 来歴 『毛吹草』(正保2年、1645年)に所出、とも。   
 ( http://kigosai.sub.jp/kigo500a/171.html ) 

 思うに、「~兄逝く鳥雲に」 との”鳥雲に”は、さらにもっと深い解釈になるのでしょうか。

 単純な頭には、やはり遠い世界でした。

 そんな折の先日(3/28)、池で今シーズン事実上初めてで最後の、正装したハシビロガモ♂に遭遇しました。

 ♂は、渡ってきた時には♀と見間違うように地味な翅色のエクリプスでしたが、それがすっかりおしゃれな正装に衣替えしていて、北帰行途上の3組のつがいだったのです。
 長旅の途中で、束の間の休息のため池に降りて浮き寝の小休止中だったようですが、
 あいにく上空を通過したヘリコプターの爆音に安眠を妨害されて驚いた様子で、首を伸ばしてそそくさと遠くに泳ぎ去り、飛び立っていきました。
 「鳥雲に」1img_2867

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2017年3月26日 (日)

ミシシッピアカミミガメ、アオサギ、ジョウビタキ

 終日、小雨ながら冷たい雨模様の一日。
 それでもあちらこちらから新たにサクラ開花の便りもあり、爛漫の春ももうそこまで。

●ミシシッピアカミミガメ:
 数日前の晴れて暖かかった川辺で、一斉に甲羅干しをするミシシッピアカミミガメの姿を目にしました。
 (以下の画像はすべてクリックで拡大します。)Photo

 素人の”学術的データ”など何も知らない勝手な言いぐさ”にすぎませんが、”異常繁殖”という情況でしょう。
 在来種のカメの姿はまったく見ることがなくなりました。

 
●ヌートリア:
 突然のことで写真は撮れませんでしたが、「ヌートリア」が巣穴に運ぶヨシの若葉らしい青草を口いっぱいに咥えて、川下に泳ぎ去る姿を目撃しました。(→過去ログ参考記事はこちらです。)

 
●アオサギ:
 図書館帰りに通りかかった小さな蓮池に、アオサギが一羽佇んでいました。
 遠目には変わった様子は分かりませんでしたが、暇つぶしに撮ってきた画像を見ると、嘴や脚が婚姻色のピンクに変わり始め、飾り羽も伸びていて、繁殖期の春になったことをあらためて感じたことでした。Img_2787

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 ・ちなみに、2月中旬、乾田に寒そうに突っ立っていたアオサギの”貧相”な姿です。Img_2539217

 
●ジョウビタキ♀:
 公園で見かけた冬鳥のジョウビタキ♀1羽。
 渡ってきた当初に見かけるジョウビタキの♀は、まん丸い目がいかにも優しく愛くるしいと感じたものでしたが、今回の個体は、北に帰る長旅に備えた緊張感が伝わる目つきだな、と勝手に想像しました。Img_2800317

 冬鳥の仲間で、ツグミやコガモはサクラが葉桜に変わる頃まで残っていますが、その他の冬鳥は次々に北国へと旅立っています。
 今シーズンは散歩コースでジョウビタキ♂の個体を目にすることはついにありませんでした。ジョウビタキもこれが今季の見納めかも。
 
 野鳥観察の専門家からは、今季は冬鳥が少ないとも聞いていましたが・・・

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2017年3月25日 (土)

オオジュリン

 先日、東京ではソメイヨシが開花したというニュースがあり、当地もすっかり春めいて来たかと思えば、また寒さが戻っていて、春本番は少し先のようですが、スギ花粉だけは毎日非常に多い、という昨今。
 運動のため、帽子、マスクにメガネ、ヤッケといういでたちで散歩コースに。

●オオジュリン(ホオジロ科):(漂鳥/本州以南では冬鳥)
 冬から春先の間、枯れヨシの残る水路沿いに、時折少数ながらオオジュリンが飛来しています。
 ただ、枯ヨシの茂みにいるときは、同じ環境にいるスズメやホオジロなどと同様に保護色になって見分けにくいことと、飛び立ってから存在に気がつくことが多く、また見つけてもまわりが邪魔で、カメラを向けることも滅多にありません。
 そんな折、いつもの川縁で、比較的近くに生えた枯れヨシに数羽のオオジュリンと覚しき鳥の姿がありましたのでカメラを向けてみました。

 オオジュリンはたいてい小さな群れで、ヨシ叢の中を移動しながら、ヨシの茎に縦に止まっては葉鞘を剥がして茎に穴を開け、中にいる越冬中のカイガラムシの仲間などを取り出して食べています。 
 撮った画像にその様子が写っていましたので記事にしました。

 ・個体1:
 枯れヨシに縦にとまると少し上に登り、その後熱心に餌をさがしてついばむ姿が撮れていました。Blg1

 
 ・個体2:
 近くにいたものです。(以下同様。)Img_28282

 
 ・個体3:Img_28353

 
 ・個体4:Img_2837

※オオジュリン(ホオジロ科): 
 当地では冬鳥。冬期の枯れヨシ原にいる冬羽の地味な姿でしか見かけません。
 全長16cm。 北海道と東北の一部に夏鳥として生息、冬は本州中部以南の暖地へ移動して冬鳥として生息。
 食性は雑食で、冬には枯れたヨシの茎に止まり、葉鞘を剥がして茎に穴を開け、中にいる昆虫類を捕食したり、地上に落ちている草の種子や昆虫なども採餌することがある。

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2017年3月 8日 (水)

春浅いフィールドで(ツクシ、イソシギなど)

 しばらくぶりのウオーキングに。
 2日続きで、気温は低め、晴れたり曇ったり小雨がパラついたりと落ち着きのない天候。
 それでも風さえなければ、晴れ間がのぞいている間は陽春の気分に。
 フィールドに出るとまったく無風というわけではないので、遠くで稼働しているトラクターの田起こし(耕起)作業から土のにおいが流れてきます。

ヒドリガモとオオバン
 少し波立つ池面には水鳥の姿はなく、人気のなかった原っぱに、萠だした若草を求めて歩き回る冬鳥のヒドリガモと、今シーズン異常に数を増した留鳥のオオバンが混じり合いながら群れていました。
 ヒドリガモは北に帰るのに備えて体力を付けなくてはなりません。
 オオバンと若草を競合して大丈夫でしょうか。Photo

 
 ・一足早く2月下旬から伸びだした菜の花(セイヨウアブラナ)の株は、伸び出すはじから悉く両者に食べられて、かたい軸だけになって枯れそうです。
 少し遅れて生えてきたセイヨウカラシナの方はまったく口にする様子がなく、好みがはっきり分かれているようです。R0012635

 
揚げヒバリ
 上空ではあちらこちらから揚げ雲雀の声。
 太陽に向かって駆け上がるので、レンズを向けると逆光に。
 大きな口を開けた姿を何とか1枚。Img_2641c

 
●オオジュリン(留鳥/漂鳥):
 ヨシ原にはオオジュリンが1羽。(逆光の中で不確かですが)Img_2650

 
ツクシヒメオドリコソウトウダイグサ
 日当たりの良い田畑の畦斜面にはツクシが顔をのぞかせ、 ヒメオドリコソウやトウダイグサの群生も始まっていました。Photo_2

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●イソシギ:
 今シーズンも冬の間に川筋で数回見かけたイソシギでしたが、飛び去る姿ばかり。
 これまで、市街地で見かけたことはありませんでしたが、たまたま町裏を流れる排水路を伝いながら水生昆虫をついばむ姿が目にとまったので、追っかけ。Img_2651_1

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 本種は留鳥/漂鳥ということですが、当地での観察実績ではほとんどが“冬鳥”のようです。

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2017年2月28日 (火)

揚げ雲雀、ヌートリア

 冬が終わりに。
・冬晴れですっかり春の陽気につつまれた2月最終日。
 池沿いのカワヅザクラもほぼ満開になっていました。Photo

 
●揚げ雲雀:
 草原の上空のあちらこちらから、揚げ雲雀の声が降ってきますが、見上げる青空はまばゆくて、声はすれども姿は見えず。
 しばらく佇んでいると、近くの草原に鳴きやんだ1羽が降りてきて、盛んに地面をついばみながら歩き回る姿がありました。Photo_3

 
・まだ水温むという風情・風景ではありませんが、今年はオオバンばかりが目に付くようになった川面。Photo_2

 
●ヌートリア:
 橋の上から見下ろしていた川面に突如現れたのは、上流に泳ぎ去るヌートリアの後ろ姿でした。
 当地では毎年目にする“要注意外来生物”で、季節はずれの温かい冬日には活動していて、流域に住みついているようです。Photo_4

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2017年2月23日 (木)

ジョウギタキなど

 近隣のフィールドで見かける野鳥の種類や数がだんだん少なくなってきたような気がします。
 一言でいえば環境開発が進んで、自然環境が変わってきているからでしょうか。

 
●ジョウビタキ♀:
 冬鳥のジョウビタキも今シーズン市街地で目にした2回だけになりました。Blg2017219

 
●メジロ:
 今シーズンは公園でもあまり出遭いません。
 たまたま1羽だけ、住宅地内の家庭菜園やお庭を“巡視/巡回”しながら移動して行くところのワンショットです。
 たいていは小さな群れでいるのですが。Img_2206

 
●カワセミ♂:
 川筋で見かける頻度が少なくなりました。
 もともと清流域ではないので、生息数は少ないところですが。Img_2110

 
●トビ:
 初めて間近で目にした鳶の若鳥。
 畑周囲に植樹された防風林のケヤキにとまっていた個体です。
 レンズを向けるとすぐに飛び立って行きました。
 カラスに執拗に追い回されていたようです。Img_2269_2

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2017年2月22日 (水)

ミサゴ

 池方面の上空からどんどん近づいてきた大きな鳥が、頭上を飛び去るのに合わせてシャッター押した数枚に写っていたのは、池で掴まえた獲物を運ぶミサゴ*でした。
 (*当地では冬鳥のようです。)
 昨年秋以来のことでした。
 両足で少し大きい魚(ヘラブナ?)の頭部を進行方向に向けて運ぶ姿です。
 (撮影2017.1.30 画像はクリックで拡大します)Img_2270_1130

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2017年2月18日 (土)

シメ (冬鳥)

 図書館から回り道しての帰り道、落葉樹の枝に群れていたスズメが一斉に飛び立った後に、 スズメより大きめでずんぐりした鳥が1羽残っていました。
 ,ポケットにあった非力なコンデジで1枚。
 パソコンで拡大して見ると、毎冬1回は記録があるシメでした。Img_0018

※シメ(アトリ科):
 全長19cm。太いくちばしに短い尾が特徴的。
 多くは冬鳥として渡来。少数が春夏に北海道の林で繁殖、秋冬は本州以南の林の周辺に移動。
 食性は雑食で、主食は植物の種子。太いクチバシで堅い木の種子でも割って食べる。
 繁殖期には甲虫類などもついばむ。

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