コチドリ
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遊水池で撮影しました。頬と喉が白く胸は茶色です。木の梢にとまって、胸を反らせた姿勢で空に向かってさえずっていました。なかなかの美声です。子供の頃、祖母からホオジロは『一筆啓上仕り候』と鳴くと教えられました。その時は意味が分かりませんでしたが、今は鳴き声を聞いてもそのように”聞きなし"ができません。

ホオジロは草原や林縁などで広く見られ、主に地上で草の種子や昆虫などを食べています。日本では屋久島以北の全土で繁殖し、北海道のものは冬は暖い地方へ移動するそうです。
話がそれますが、ツバメの鳴き声についてやはり祖母から教えられた「聞きなし」は、子供心にもよく分かりました。そして今ツバメの鳴き声を聞いても、そうだなあ、と思う”聞きなし”は次とおりです。(早口で繰り返し):
”ツチ(土)クテ(食うて)ムシ(虫)クテ(食うて)シィーブイ(渋い)”
巣作りに田の泥をくわえて飛んできて、雛のために虫を捕らえて運んできて、口の中がさぞかし渋いのだろうと思ったものでした。
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1週間ほど前のこと、水が張られて稲苗の植え付けを待っている水田に14,5羽くらいの鳥が舞い降りるのが見えました。持っていたデジカメでは遠くてよく分かりません。
改めてズームカメラを持って出かけ、写った鳥が、旅鳥のムナグロ(胸黒)でした。どおりで普段はあまり見かけません。
図鑑の説明によれば、チドリ科の鳥で全長約24cm。雌雄同色。嘴と足は黒く、頭から体の上面部は黄褐色と黒のまだら模様で、また顔から胸、腹にかけての下面部は、夏羽は黒色であるが、冬羽は淡い黄褐色にかわり、その上部に白い縁取りがある。4月や8月は、夏冬の中間羽が多いという。
シベリアや北アメリカのツンドラで繁殖し、東南アジアやオーストラリア、南アメリカ等で越冬する。日本へは全国に旅鳥として春や秋に水田や干潟、河口などに渡来する。水生昆虫やミミズ、甲殻類などの動物食だが、草の種子なども食べるとのこと。
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冬鳥もそろそろ北国へ帰る時期がやってきました。近くの調節池や用水路で冬を過ごして散歩を楽しませてくれた鳥たちともお別れの時期です。先日気温が上がった午後、水温む、という感じの散歩コースを覗いてきました。まだみんな居るようでした。北国へ引っ越し予定のない鳥もいますが、ずーっとここに居るかどうか。季節が確実に動いています。
カイツブリ。カップルでしょうか。カルガモと共に留鳥のようですが、ずっとここに居るかどうか。
オナガガモ。こんなに人を恐れないとは知りませんでした。すぐ近くに行っても日中は丘に上がって眠りこけています。やがて飛び立っていくことでしょう。ホシハジロもまだ居ましたがずっと遠くにいて写真には撮りませんでした。
コガモ。なかなかの洒落者ですが神経質なところは全く変わりません。用水路の大体同じ場所で冬を過ごしていました。カルガモの声よりずっとかわいらしい声で、暗くなっても声だけで分かるようになりました。
バン。冬中とおして1羽だけしか見ませんでした。迷子だったのでしょうか。ほとんど何時もカルガモの近くにいました。最初に見たときには嘴の額板が黄色だった(→若鳥)のに、今度はバンの特徴である赤色になっていました。同じ個体だったのなら、ここで大きくなったのでしょうね。
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先日来の春の嵐がなかなか収まりません。今日も終日冷たい北風が止みませんでした。そんな強風に見舞われる前の日のこと、散歩コースの調節池の堤防を通りかかった時に、池の中程にカワウと一緒に白い鳥がいるのが分かりました。池に住み着いているアヒルかなと思ったのですが、池の端まで下りてみるとアヒルはすぐ近くにいて違うようです。早速デジカメの望遠で覗いてみると今まで見たことのない鳥でした。5羽ほど一緒にいたカワウは例によって次々に遠ざかってしまいましたがこの白っぽい鳥だけはあまり動きません。
しばらく腰を下ろして観察していると、やがてゆっくり立ち上がり
何枚か撮れた写真を専門家に尋ねたり、後から図鑑で調べたりしてみると、、写真の鳥はカモメ類で、大型で(カワウより大きく)、足はピンク、下嘴の先端部に赤い斑がある等が特徴のセグロカモメ、とわかりました。カモメ類は日本には冬鳥として渡来し、普通に見られるカモメ類は8種類くらいだそうで、主として沿岸海域に住み、また川にも上ること、飛翔力が強く、雑食性で海面や海岸で魚や動物の死骸、海藻などを食べるということですが、海から50km近く離れた当地で観察したのは初めてでした。 少し古い話ですが、「食べることよりも空を飛ぶことに生き甲斐を感じる。群れの他のカモメが食べ物を漁っている間も、より速く飛ぶ方法を研究している。飛ぶことは自由になることであり、それこそが真の生きる意味だとジョナサンは考えているのだ」、という”カモメのジョナサン“を思い出しました。彼はジョナサンだったのでしょうか。
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住宅地や散歩道にごく普通に居る鳥です。ムクドリはちょうど掘り起こされた田圃の土の中に獲物を見つけたようです。毎年、初夏になると決まって隣家の雨戸の戸袋に営巣して雛がかえり、早朝から大騒ぎでやかましく鳴くので安眠妨害の困りものです。
コサギは住宅地を流れるあまりきれいではない排水路にもよく降りてきて小魚を狙っているようです。今は夏ほどのサギ仲間の集会は見られません。
モズは秋口から相変わらずけたたましい鳴き声を上げて飛び回っています。山椒の小枝の刺に雨蛙やトカゲの干物が刺さって居るのはこのお方の仕業(モズの”はやにえ”)
キジバト。シラコバトは天然記念物ですがこちらは生息数も多くてそれほど珍しくはありません。初夏になると堤防や畑地によく群れで飛んできます。たまたまこの時は一羽だけ寒そうに羽を膨らませて用水縁に留まっていました。
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カワウは、埼玉県では大きな公園の森林に塒(ねぐら)を作り、かなり繁殖しているそうです。そのため糞害で樹木が枯れてしまう被害も出ていて何らかの対策が求められる状況もあるとか。当地にはさほど多くの飛来は無いようですが、何せ大食いで、養魚場などに来られると大変問題になると言うことです。”鵜呑みにする”(→食物を噛まずに飲み込む、また人の言うことなどを適切に理解しないまま受け入れる)、”鵜の目鷹の目”(→鵜が魚を、鷹が小鳥を探すように、一所懸命にものを捜し出そうとするさま。また、その目つき)などの比喩がありますが、鵜の爺さんは餅を喉につまらせて、なんてことは絶対に無いでしょうねえ。
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例年冬の間だけ、ご近所のスズメ用にと庭の餌台に小鳥用のムキエサを入れてやるのですが、一昨年くらいからヒヨドリがやって来るようになりました。
ヒヨドリが来るとスズメは追い払われて近くの枝で闖入者が去るのを待ってやってきます。
ヒヨドリは体の大きさに合わせて大食いで、粟粒などすぐに無くなってしまいます。更に困ったことには食べこぼしが非常に多くて食べているのか振りまいているのか分からないくらい地面に播いていきます。一昨年は、ムキ餌ではなく種皮の付いた粟を入れてやったところ、ヒヨドリがばらまいた粟の種が春先になってから餌台の周りの地面に一斉に芽吹いて粟の苗床のようになり、大変困りました。その後はムキエサにしましたが・・・。
鳥インフルエンザが変異してヒトの新たな脅威になることが懸念されています。渡り鳥による世界的な拡散も心配され、野生の鳥や渡り鳥に餌付けをすることもだんだん議論の対象になっているようですね。
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