2017年8月19日 (土)

ゴイサギ幼鳥

●ゴイサギ幼鳥:
 曇天の田圃道で。 
 稲田の上空を一羽だけでゆっくり飛んでいた黒っぽい鳥が、80mほど先の舗装農道に降り立ちました
 そのまましばらく静止していたので望遠撮影。
 すぐにゴイサギ幼鳥と分かりました。Img_5217

Img_5216

 成鳥の羽になるまで2年以上かかるので、巣立ちしてから2年はこの姿なのだそうです。
 (余談ながら、3.11 東日本大震災のせいで、計画停電生活を余儀なくされていた時に、たまたまゴイサギ幼鳥を見かけた記録がありました。)

 成鳥も、機会は多くはありませんが、田圃に降りて餌を獲っているのを目にすることがあります。

 
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 日中は曇り空で過ぎましたが、夜はまたあまり芳しい天気ではありません。
 夕刻から東京ではゲリラ豪雨による被害が発生しているというニュース。
 当方、自宅上空の「雨雲の動き」実況、をのぞきながら落ち着きません。

  (8月19日午後5時40分~8時25分の実況)2017819

 この分だと、何とか”赤色”の襲来を受ける事なく、”青色”ゾーンの”おとなしい雨降り”だけで過ぎていきそうです。
 

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2017年7月15日 (土)

ヒバリ、ヒシバッタの仲間

 旧聞になりましたが、去る7/4夜、先の台風3号の影響を受けた当地でも,短時間ながら強い雨が降り、翌日、調節池の水位は予想以上に上がっていました。
 水表面積はぐんと広がり、運動広場としても利用されている草原は全面水没。Img_4468

 
 広がった水面上を餌を求めていつもより多くのツバメが飛び交い、普段草原で暮らしていたヒバリは住処を追われて、多数が堤防斜面や遊歩道上にウロウロしていました。

 遊歩道上で鳴いていた、まだ若鳥らしいヒバリ。Img_4461

 
 また水没した草原で、飛ぶことが苦手で、地表を徘徊して暮らしている地表性の昆虫類や、浅い地中で(土中に巣穴を掘って、土壌生物や生きた植物の根を食べて)暮らしていた昆虫仲間にとっては、大きな災難だったことでしょう。 

 水没しているコンクリート階段の下まで降りていくと、水際に集まって浮遊している枯れ草茎の上や、接触したコンクリート上には色々な昆虫類が慌てふためいている様子がありました。Img_4462

 しばらく階段に腰を下ろして、目にした出来事などを、以下に少しずつ記録します。

●ヒシバッタの仲間:
 災難があっても翅で飛ぶことはなく、跳びはねて逃げるだけ。
 普段は草原の背景色に紛れて目に付きにくい、小さなバッタです。

 ・ヒシバッタ
 ”早めの避難”をすれば助かります。Img_4434

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 ・ハネナガヒシバッタは名前の通り長い翅があり、短距離なら飛ぶことができます。R0014470

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            - 次ページに続く -

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2017年7月12日 (水)

コチドリ

●コチドリ:
 蒸し暑さが続く田圃道でコチドリの鳴き声がしました。
 その方を見やると、 “ピュウー ピュウー” “ピッピッピッ・・・”と盛んに鳴き声を上げながら歩き回っているコチドリがいて、その少し向こうにもう一羽。
 相互に追っかけするように行ったり来たり。  
 少し遠かったのではっきりしませんが、♀に求愛中の♂だったのでしょうか。

 ・分かりにくい画像ですが、手前が♂?で、後方が♀?Img_4521

 
 ・盛んに鳴き声を上げる♂?(耳羽と眼窩線も黒い。また首回りの黒輪が太い)2img_4512_6

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 ・♀?(耳羽は褐色、首の黒輪が細い。)4

 やがて2羽とも飛び立って行きました。

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2017年7月10日 (月)

バンの親子

 毎年晩秋になるとバンの若鳥が川にやってきます。
 やって来たばかりの時はまだ額板が黄橙色ですが、春まで川筋で暮らして、成鳥になると額板も赤くなっています。
 そしてつがいの相手を見つける頃には川筋から何処かへ移動して、姿がなくなります。

 先日夕刻、図書館返りに通りかかった小さな池に、成鳥のバンがくつろいでいる姿を見かけました。
 少し近寄ってみると傍に、もうすっかり大きくなった幼虫が一羽歩き回っていました。
 親子だったようです。Img_4385

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 池は川筋から近くて、小規模ながらヨシやガマなども生えた茂みもあります。
 意外なところで子育てをしていることを知りました。

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2017年6月19日 (月)

コチドリ

●コチドリ(チドリ科)夏鳥:
 目新しくありませんがコチドリです。
 池の端に飛来して食事中のところに遭遇しました。
 近くで見ているうっとうしいニンゲンに時折、チラリと警戒の視線を向けながらも、池の水際を行ったり来たり。
 餌になる水生昆虫の動きを目ざとく見定めてはサッと駆け寄ってはついばむ行動の繰り返しです。
 その歩き方は”ちどりあし”とは少し違いますが・・・
 (画像はクリックで拡大します。)Img_4149c

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※大きさ16cmほどで、スズメより少し大きいが、日本にいるチドリの仲間では最も小さい部類。
 目の周りの金色のアイリングが特徴的。 3~9月頃まで本州、四国、九州などで観察できます。

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2017年5月21日 (日)

コチドリ(夏鳥)

 黄色いアイリングのコチドリが、珍しい事に、農業車両も通る田圃脇の未舗装農道にやって来て よく通るかわいらしい声で「ピィ」、「ピィ」、「ピィ」、「ピィピョ」と鳴きはじめました。
 30mくらいしか離れていないところで、こちらを注意しながらも、すぐに逃げる様子がありません。
 滅多にないシャッターチャンス。
 時には地面に座り込んだりしていましたが、しばらくして飛び立って行きました。Img_3965_1

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 今頃は田圃に餌を求めて飛んで来る姿を比較的良く見かけます。

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2017年5月12日 (金)

ムナグロ(旅鳥)

●ムナグロ(旅鳥):

 旅鳥の「ムナグロ」が、今シーズンもゴールデンウイーク後半に、早苗がそろった水田地域を通過していきました。  
 5月6日、散歩コース沿いで田植えが終わったばかりの1枚の田圃に10羽ほどの少数の群れが点々と降りて、餌をついばみながら歩いていました。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)11img_3730110

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 ・若鳥らしい姿も混じっていました。12

 
 ・また少し遠くの別地域にある大きな田圃では、60羽ほどの集団が降りていて、やはり餌をついばんでいる様子でした。21img_379460

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 ・いつもながら、成鳥は真っ黒い顔のせいで、目がどこにあるのか分からない写真しか撮れないことがほとんどですが、たまたま一番近くまでやって来た1羽が畦ぎわで立ち止まり、ふと上空を見上げた時の1枚に、真っ黒い大粒の瞳が写っていました。31img_3843ct

 ムナグロは、10年来、かなり正確に、5月初旬に当地の田圃域を通過して行く、薫風の季節を知らせる旅の使者です。
 通過中に連続して観察出来るのはわずかに数日間だけです。
 秋の旅で通過する姿は10年間、一度も観察できた事がありませんから、往路と復路は別ルートのようです。

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2017年5月10日 (水)

コアジサシ(夏鳥)

●コアジサシ(夏鳥)
 4月下旬頃から時折、夏鳥としてやって来たコアジサシが、特有の鳴き声をあげながら上空を飛ぶ姿を目にするようになっていました。
 そして、例年通り、コアジサシが小魚捕りをする池の直近にある広い田圃で、ゴールデン・ウイーク中に田植えが終わったコンクリート製の畦に1列に並んで降りて、休息したり、また傍らの早苗の田圃で水浴びをしたりする姿を普通に目にするようになりました。Img_3603537_1

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 この時期の池には小魚の群れが回遊しているので格好の餌場になっていて、餌採り後に休息するのに絶好の”定番”のロケーションなのです。

 ところで、その後、これまでにはなかった光景を目にしました。
 市街地に一番近く、池からは少し距離のある(と言っても1kmほどですが)田圃域で、日常的には“人を連れたお犬様”や、暇な散歩人が通り過ぎて行くだけの静かな広い水田地域ですが、それらの“邪魔者”からは十分離れた安心できる畦の上に、少数のコアジサシが時折鳴き声を上げたりしながら、くつろいでいる姿が続けて見られるようにもなったのです。Img_3939ctup

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 近くには営巣/繁殖に適した自然環境はまったくありませんから、新たな一時休息場所になっただけなのでしょうけれど。

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2017年5月 9日 (火)

チュウサギ(夏鳥)

●チュウサギ(夏鳥):
 好天に恵まれたゴールデンウイーク中に散歩コース周辺の田植えは一気に進み、今は見渡す限り,”静かな”早苗の風景が広がっています。Img_3590

 
 そんな田圃に夏鳥のチュウサギが降りたって、ドジョウ捕りに熱中している姿を見かけました。
 暇つぶしに、しばしお付き合い観察。

① 渡来して間もないチュウサギです。口角は目の下で止まっています。
 小さ目のドジョウを捕らえて一呑みにするところです。
 繁殖期の飾り羽をなびかせていて、嘴は黒色で、(コサギと異なり、)あしゆび(趾)も黒色です。
 数歩あるいては首を長く伸ばし、狙い澄ました水中のドジョウを捕食する行動を熱心に続けていました。
 感心したことに、見ていた限り、捕食行動に一度の失敗もありませんでした。
 (以下の画像はすべてクリックで拡大します。)Img_3896

 
② 小物のドジョウはたいてい一呑み(写真上)にしていますが、咥えた嘴に巻き付ついて暴れる程の大物(写真下)の場合は、呑み込むのに時間がかかっています。
 咥えたまま振り回したり、何回か水中に沈めて咥えなおしたりしてだんだん弱らせて、長く伸びた頃合いを見計らってから、首を上方に大きく伸ばして一気呑みにしていました。Photo

 
③ 小物のドジョウを捕らえたときには難なく呑み込んでいました。
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④ 嘴の先に巻き付かれた大物は呑み込むのに手間取っていました。
 暴れなくなるまで弱らせるために振り回したり、水中に沈めたりしていました。
 (水中に沈める場面は省略しています。)Photo_2

※チュウサギ:
 日本には夏鳥として渡来し、本州から九州までの各地で繁殖します。
 全身白色で、渡来直後で繁殖期の飾り羽がある時季の嘴は黒色ですが、非繁殖期には黄色になり、先端に黒色~褐色が残る(ことがあります。)
 口角(目の下の嘴の切れ込み)は、ダイサギでは目の後ろまで伸びているのに対し、チュウサギは目の下でとまっています。
 体は大型のダイサギ、チュウダイサギより小さく、小型のコサギより大きい、“中型”のサギ。  
 嘴はダイサギ、チュウダイサギより短いです。
 脚は趾(あしゆび)も含めてすべて黒色です。(コサギはあしゆびだけが黄色です。)

 ・田んぼが大好きなサギです。
 田植えが終わった青田の頃にはドジョウやカエル捕りに、稲穂が育ち、刈り入れに備えて水が落とされる頃には大きく成長したザリガニが主な狙い目に。
 そして一番は、稲刈り中の田圃です。
 刈取り直後に,飛びだしてくるバッタや、カエル狙いで、多数のチュウサギがコンバインにまとわりつく姿が稲刈り期の風物誌にもなっています。

【余談】:
 ・田圃に水が入るのは田植え直前から稲刈り前の期間限定で、農閑期は「乾田化」されています。
 ですから、水が入ってから間もない水田に、なぜ大きなドジョウがたくさん居るのか分かりません。

 ・カエルの鳴き声も聞こえています。
 グゲゲゲゲ・・・という繁殖期の♂のトウキョウダルマガエルの声です。
 緑一色になった田圃に多数のオタマジャクシが泳ぎ、小さなドジョウの姿も目にするようになるのはもう少し先のことです。

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2017年5月 8日 (月)

オオヨシキリ(夏鳥)

●オオヨシキリ(夏鳥):
 ”ギョギョシ、ギョギョシ”と大声のオオヨシキリもやって来ました。
 姿は見えず、初めて鳴き声だけ聞いたのは4月下旬でした。
 この数年の間にヨシの茂る川筋や池周囲の“環境整備”が進められ、特に池周辺のヨシ原は大幅に減少し、また草原も簡易グランドとして利用されるようになったりして大幅に環境が変わりました。
 それと引き替えに、ニンゲン様が利用する利便生や快適性などは大変に向上しましたが、留鳥の小鳥達やオオヨシキリなども激減しました。
 不出来の写真は、5月2日、比較的近距離ながら、まばらに立ち枯れた限られたヨシの合間に、風に揺れて見え隠れするオオヨシキリ1羽を記録できたものです。Img_3570_1

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 それ以降、散発的に大声を聞くことはありますが、姿は目にすることがありません。

【余談】
 今さらですが:
 近郊の水田地帯は30年位前から進められた圃場整備によって用水路はコンクリート化、農業用給水は水道配管化になり、また農閑期には乾田化されました。
 また同時に、田圃周りに巡らされた排水・雨水路なども、小規模の水路では大雨などの時以外には完全に干上がっています。
 それらの環境変更によって、昔のような水田や周辺の湿地、水路周辺などに生息していた生き物は当然ながら激減しました。

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