動物

2019年9月20日 (金)

ヤマハギ、ナガサキアゲハ(?)、シラヒゲハエトリ、その他

 晴れると30℃を超えて動くと暑く、曇り・雨なら25℃を下回って肌寒い今日この頃です。
 明日から3日間は台風17号の心配もしながら雨模様という予報。
 
 それはともかく
 9月初旬から現在までの雑記録です。

●ヤマハギ:
 むし暑くて汗をかきながら歩いていた農道わきに咲いたヤマハギ:
 やはり秋になっているのです。
20190902171020_p


●ナガサキアゲハ♀(と推測):
 農道沿いの農家庭先に咲いたノウゼンカズラの花で吸蜜していたアゲハチョウの仲間:
 このアングルだけしか撮れませんでした。
 しばらく目の前をゆらゆら飛び回っていた折に、翅表面に白斑がはっきり確認できたこと、そして撮れた画像の後翅に尾状突起がないこと、などからナガサキアゲハ♀ではないかと判断。
 もともとは、南方系の蝶です。
2r_20190920193401


●ヤマトシジミ♂:
 稲田にひらひら飛んでいて、やがて何故か稲穂に止まったところ。
 近くに♀がいたのかも。
2r_20190920193301


●ヒメジャノメ:
 やはり稲田で、日陰になるところだけを伝うように飛んでから稲葉に静止したところ。
 撮りにくいアングルでした。
Img_6616


マメアサガオ
 雑草が刈り取られた農道わきに咲き残っていて、小さいながら白い花が目を引いたマメアサガオです。
 花期は夏~秋、分布は関東以西。
2r_20190920193402


●シラヒゲハエトリ(ハエトリグモ科):
 外構壁面を歩いていた徘徊性のクモ仲間。
 初めて撮った個体。数日間はほぼ同じところを這いまわっていました。
R0020611

※大きさ♀8~10mm;♂7~9mm。灰色の毛におおわれ、体側が黒色のハエトリグモ。
 触肢に長い毛が生えていてヒゲのように見える。
 人家で普通に見られ、獲物を求めて塀や壁などを歩き回る。
 出現時期は7~9月、分布は本州、四国、九州。



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 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会、いよいよ始まりました。
 対ロシア戦、TVとラジオをつけっぱなしで観たり聞いたり。
 30-10で期待通り初戦勝利!やりましたね。
 しばらくは持ち切りですね。

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2019年9月13日 (金)

2019.9.13中秋の名月見えず

 本日(9/13)は終日曇天で日照時間はゼロ。
 おかげで当地の日中最高気温は24℃、湿度60%とあって終日涼しくて、夏以降ではじめてエアコンなしで過ごした“記念すべき日”になりました。
 明日未明から明け方にかけても曇り空で、ゲリラ雷雨もなく熱帯夜も解消の予報でヤレヤレです。
 なお、今夜が「中秋の名月」で、明日(9/14)が満月。
 残念ながら見上げた夜空は低く垂れこめた雲に市街地の照明が反映して薄赤く見えるだけで、名月の姿など望むべくもありません。

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 残暑の続いていた折々に撮りためていた写真を処分する前に掲載。

●ウスタビガ終齢幼虫(たぶん):
 嵐の後、歩道に落ちて絶命した個体にアリが群がっていました。
 無傷の生態ではありませんから不確かですが、ウスタビガ終齢幼虫かと。Photo_20190913195101


●市街地から遠く離れた小規模の公園林地をつなぐポケットパークに自販機があります。
 汗をかいた体には、直射日光を遮る緑陰は涼しく感じます。
 冷たいものを買おうと自販機に近寄るとなんとアマガエルが4匹張り付いていました。
 直射日光に曝されていた自販機ですが、飲料はすべて「冷たい」ので、自販機のガラス表面も冷たく、体温を下げるためにアマガエルも集まっていたのでしょうか。
 変温動物で、カエルのように皮膚の湿っている動物は、安静状態での体温は蒸発熱を奪われるため気温よりやや低いといわれるそうですが、なにか関係があるのかも?
 (画像はクリックで拡大します)
3r_20190913221501


写真上左から①、②、下左から③、④44r


●ヤマトシジミ♀
 相変わらずカンカン照りの庭に生えるタチカタバミにやってきて、産卵行動をしているヤマトシジミ。2r_20190913195201


●フタトガリコヤガ:
 フヨウの葉を食害する害虫です。
 フヨウの開花シーズン中は”波状攻撃“で、繰り返し発生します。
 成虫のガは夜間飛来して産卵していくらしく、その姿を目撃する機会はまずありません。
 (写真上:右側が尾部、写真下:右側が頭部)2r_20190913195101

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2019年9月 5日 (木)

ギンメッキゴミグモ♀(黒色型)、その他昆虫類

 8月下旬、夏の終わりに見かけた害虫など。

●サンゴジュハムシ:
 ピンボケ写真です。名前のように、幼虫成虫共にサンゴ樹の葉を食害する害虫。
 大きさ(体長)6~7mm、全体は黄褐色から薄い茶褐色で、灰黄色の微毛がある。
 頭部~胸部~小楯板にかけて、また上翅の肩から側面に黒色の縦紋がある。
 食葉樹はサンゴジュ,ガマズミ,ゴマキなど。分布は日本各地。
 (なお外観がよく似た仲間にブチヒゲケブカハムシがいます。)
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●チャドクガ若齢幼虫:
 8月初旬から何者かがサザンカの葉を蚕食していることには気づいていましたが犯人不明のまま。
 そして下旬、掃除をしていて地面に多量の糞が落ちているので見上げたところ、葉陰の数か所に前科のあるチャドクガの若齢幼虫集合体発見。
 放置すれば分散してさらにひどいことになるところでした。
 殺虫剤スプレーで処分。
2br00205623c4r


●チュウレンジハバチ産卵中発見:
 バラの天敵。
 バラの新梢を切り裂いて産卵中で、逃げようとしないチュウレンジハバチ発見。
 殺虫剤スプレーで退治。枝は切り取って処分。
4d4r


●ヒメイトカメムシ:
 1匹だけ。すぐに葉裏に回り込んで行方不明に。
5er0020586


●ギンメッキゴミグモ♀(黒色型):
 8月初旬以降は殆ど目にすることがなかったクモですが、特色の“ギンメッキ”模様がない個体を発見。
 1回限りでした。6f4r


 暑かった夏も終わりに。

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2019年8月21日 (水)

ギンメッキゴミグモ♂

●初めて観察したギンメッキゴミグモ♂個体:
 7月中旬まで長雨の期間中には、イヌマキの下枝周辺にも、常時、多数のギンメッキゴミグモの巣が張られていました。

 7/24夕刻、郵便受けに投函されていた郵便物を取りに玄関先にでると、郵便受けの近く、散水ホースをぶら下げた枝(ちょうど夕日が逆光になる位置)に張られていた巣が邪魔になるので取り払おうと見ると、例によって円網の中央に、♀(体長5~6mm)が腹部下面を手前に、頭部を上に向け、脚を折りたたんで頭胸部を隠す姿勢で静止していて、そのすぐ下に食べかすなどを集積したゴミ捨て場があるというものでした。
1ar00203566mm


 手で払いのけようと網の上部に視線を向けると、頭上の枝から張られていた(枠糸)牽引糸・縦糸に、明らかに小型で腹部の細い個体がいるのに気がつきました。
 ・はじめは、脚を折りたたんで頭胸部を隠した姿勢で頭部を上にして背面を向けていました。
2br00203513cr0020351ctm

 
 ・それからもう少し近接しようとしたら、すぐに枠糸を伝って上方へ逃げ、落ち着くと今度は下から見上げる、腹部下面が見える姿勢で静止。
4dr00203535er0020353

 いずれの画像も、すでに傾いた夕日のせいで陰影・コントラスト・”ギンメッキ模様”・色彩などに難点があり、明確な観察画像ではありませんでしたが、どうやら初めて目撃する♂(体長約3~4mm)と判断しました。

 ・なお、♂の生活史については手元情報が乏しく、未成熟の♂は(単独で)小さな網を張るが、成熟するとメスの網に侵入するとのことですが、詳細は分かりません。

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 ◇今回の記事で、今シーズン思いもよらずフィーバーしたギンメッキゴミグモの記事を終わります。


 なお、現時点(8/21)で、家周辺に、ギンメッキゴミグモ、またその他のクモの巣はすっかりなくなっています。
 ギンメッキゴミグモの場合、庭に網を張って餌になるのは水や湿気がある環境で発生する飛翔小昆虫類(コバチ、コバエの仲間、ユスリカの仲間、蚊の仲間など)ですが、梅雨明け後の猛暑続きで、庭は雑草も枯れてしまうほどからからに乾いていて、また道路の雨水排水側溝も干上がったままで、それらの”餌”が発生する環境がなくほとんど姿を見せないからでしょう。
 また成虫出現時期も終盤になってきているからでしょうか。

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2019年8月19日 (月)

ギンメッキゴミグモ(その3)

●ギンメッキゴミグモ(♀):
 網の横糸張り作業を観察した翌日(7/22)の朝、庭に出ると、雑草ゴミを入れるゴミ箱に、やはり別のギンメッキゴミグモが比較的大きなきれいな円網を張って、その中心に静止しているのを目にしました。
 ただ、円網横糸の間隔が粗い部分は”ごみ捨て場”から大分離れたところまであって、さらに横糸間隔を狭める作業が残っている未完成の網だったようです。
A1r0020299B22r


 網の大きさを物差しで測ることができる位置だったので、定規を傍に寄せて撮ろうとしましたがうまくいきませんでした。
 そこで霧吹きを持ち出して、吹きかけると、きれいな水玉模様の垂直円網が浮かび上がりましたので、物差しで計測。
 円網部分の直径は25cmほどでした。
(写真中央付近にある”塊はゴミ捨て場”のごみで、クモは縦糸を伝って網上部の牽引糸に退避したので画面には見えません。)C3r0020337D4r0020341


 なお霧吹きをした際に、当然ながらギンメッキゴミグモは縦糸を伝い、さらに牽引糸を伝って上方に退避し、腹部下面中央部にある「糸疣」がはっきり見える姿勢で静止していました。
 これも記念撮影して、
E5r0020349F6r0020350s

                  -続くー

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2019年8月18日 (日)

ギンメッキゴミグモ(その2)

 ・月遅れの記事で、先のギンメッキゴミグモ(その1)の関連記事です。 

 7月21日、雨上がりの朝6時40分ごろ、リビングの床に座り込むと、ちょうど1.5mほど先のバラの木に、ギンメッキゴミグモの、直径約25cmの円形垂直網が張られていて、中心にクモ(♀)が静止しているのが目にとまりました。Img_6380


 すでに網の縦糸はすべて完了していて、クモは、糸を出す糸疣のある腹部下面をこちら側に向けて網の中央に静止していました。
Img_6386


 そのすぐ斜め下にはゴミ捨て場もありました。
Img_6384

 また、ゴミ捨て場から少し離れたところまでは、間隔の粗い横糸が張られて、さらにその先(中心からより離れたところ)までは、“白点に見える粘球”の付いた狭い間隔の横糸が張られていました。

 5、6分ほどボーっと見ていた時に、突然クモは網の中心から離れ、ゴミ捨て場の少し先まで移動して、すでに出来上がった間隔の広い横糸の網の間を、さらに細分化して狭い間隔にする横糸を、網の中心にむかって張り始めたのです。
Img_6389 

 今回は、リビングの窓越しという、クモから完全に遮断された環境なので、クモの網張り行動に干渉・邪魔することもなく、のんびりと暇つぶし観察できるかと、カメラを持ち出し、ピントを合わせしておいてから、時々思い付きでシャッターを押しながら、撮ってみました。
 あいにく逆光になることと、時折の微風にも巣が揺れて撮り置いた画像にはピンボケも多数ありましたが、整理して暇つぶし観察記録としました。
 ゴミ捨て場の少し先(遠く)から、中心に向かって横糸間隔を狭める作業をはじめ、徐々にゴミ捨て場に近づき、ゴミ捨て場に到達したところで横糸追加作業を終えて、網の中心に戻り静止するまで、間延びした写真ですが、以下に掲載。
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 今回観察の、横糸の網張追加作業の始まりから、作業を終えて網の中心に戻って静止するまでの時間は20分ほどでした。

 全く新規に網を完成させるにはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。

・クモの糸は腹の中の紡績腺で生産され、下腹の先にある糸いぼ(多くの場合3対)から使用目的に応じて多種類の糸を出し分ける。
・命綱としての役割を果たす牽引糸、巣の骨格を構成する放射状の縦糸、そして飛来した獲物の動きを止める粘(着)球が付いた横糸など。

・獲物を捕獲する横糸:
 横糸には小さな粘液の粒、「粘球」が並んでいる。(縮小画像で分かりづらいですが、小さな白点がそのようです。)
 横糸は糸いぼから出るときに粘液に覆われ、その粘液が集まり、丸くなっている。
 粘球には強力な粘着力があり、その横糸に虫の足や羽が触れると、粘球に捕捉される。

・クモの足場になる縦糸:
 縦糸には粘球はないので触ってもくっつかない。それでクモは縦糸をたどることで網を自在に歩くことができる。


                 -続くー

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2019年8月16日 (金)

ギンメッキゴミグモ(その1)

 ・月遅れの記事です。
                         

●ギンメッキゴミグモ:
 初めての観察は2014年5月16日、近隣の自然公園でのことでした。
 小さなクモで、その存在を知らず、興味もなければその存在に気づかないだけだったようで、特別珍しいことではありませんでした。
2014年5月16日 (金)
 http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-722c.html   そして、今シーズン、長雨の7月の間にほぼ毎日、庭の方々で足元や頭に近いところに円網を張っていて、それに気づかず頻繁に手足や顔、頭に絡みついて不快なので、改めて眺めてみると、ギンメッキゴミグモだったことに気が付きました
 (7月9日夕刻)掲載記事は下記URL
http://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-66bc71.html  あちらこちらにたくさんの個体が網を張っていて、その気になれば事例観察には事欠きません。
 公園など公共の場での観察なら、必ず“何をしてるか”と声をかけられたり、”変人がいて気味悪い”、などの視線をあびたりして落ち着きませんが、幸い自宅ならその心配は無用ということで、気分転換の外出もままならない長雨期間の暇つぶしとして、改めてギンメッキゴミグモについて少し追っかけ観察してみました。
 もちろん特別な知見など何も得られませんが、クモの巣について無知のレベルだったものを、ほんの少しながら広めることができました。
 自然のままではどうしても撮影に制限があるので、個体を捕獲して観察してみました。

・ 2019.7.15雨の上がった午前8時過ぎの観察:
 庭木の、ちょうど頭が触れる位置に網を張って静止していたギンメッキゴミグモの巣、♀個体そしてその捕獲観察記録:
(画像はクリックで拡大します。)
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・捕獲してシャーレに入れ、8時間ほど経過してから再び覗いてみると、ゆっくり動き回りながら糸を引いていました。24r


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 ◇改めて、ギンメッキゴミグモ(コガネグモ科)について:
 林縁、公園、人家周辺などに直径20~30cm程度の垂直円網を張り、その中央に、頭部を上に向けて脚を折りたたみ、頭胸部を隠すような姿勢で静止する。そのすぐ下に食べかすなどを集積したゴミ捨て場がある。
 ♂は小さく(体長約3~4mm)、腹部はやや細長く、腹部は銀白色で周縁に黒班がある。
 ♀は大きく(体長約4~7mm、)腹部も丸みがあり、腹部背面には銀色と黒色からなる複雑な模様があるが多型で、さらに季節ごとに変異もみられる。
  出現時期は5~9月、年3化ほどの多化性。分布は本州、四国、九州。

 なお、さらに。
◇クモの造網について記事があり参考にさせていただきました。
・クモの糸は腹の中の紡績腺で生産され、下腹の先にある糸いぼ(多くの場合3対)から使用目的に応じて多種類の糸を出し分ける。
・クモ糸の主成分はタンパク質で、その理化学的性質は絹糸とよく似ているが、伸び率はクモ糸の方がはるかに優れ、道標に使う“しおり糸”などは、絹糸よりも強靱である。
(参照:https://www.jataff.jp/konchu/mushi/mushi14.htm )

・クモの巣を構成する糸の種類と役割:
 クモが巣を構成するために出す糸には、用途に応じて縦糸や横糸を含めて7種類の糸があるという。
 命綱としての役割を果たす牽引糸、巣の骨格を構成する放射状の縦糸、そして飛来した獲物の動きを止める粘(着)球が付いた横糸など。
 縦糸は力学的強度が強いのが特徴で、横糸は伸びやすい。
(参照:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jhej/66/10/66_521/_pdf )

・また次の動画記事は大変興味深く拝見しました。
「クロワールド 糸をあやつる クモの秘密 オープニング」
 https://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100074_00000


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雑記:
 本日の当地ピンポイント最高気温34℃、そして夜9時55分の外気温28℃。外に出ると未だに断続的ながら生ぬるい南風が吹いて湿気の多い上空には明るい満月が。Img_6544

 しかし空気が乾いて澄んでいれば頭上に見える”夏の大三角形”(こと座のベガ(織姫星)、わし座のアルタイル(彦星)、はくちょう座のデネブを結んでできる大きな三角形で、夏の星空の目印になる)(画像再掲)Img_1914_2は見えず、金星ただ一つ見えるだけ。
 予報では今夏初めての最低気温28℃の熱帯夜!。そして明日の予報の日中最高気温は37℃で、まだこの先も猛暑のトンネルの出口は見えないいう。我慢する他なし。


                 -続くー

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2019年8月 9日 (金)

ヒメハラナガツチバチ、スグリゾウムシその他

 前報7/8(その2-2)の続報(その2-3)です。

 7/8、我が家の庭で見かけた害虫仲間など。
●ヒメハラナガツチバチ:
  新規に伸び出したバラのつぼみに止まっていたもの。
  触角が長い♂の個体です。
R0020016


●スグリゾウムシ(ゾウムシ科クチブトゾウムシ亜科): 
 同じ時間に、フヨウの葉上を歩いていた2個体。
 大きさ5~6mmで丸い体型のゾウムシ。口吻は短めで、各種の植物の葉を齧る害虫。
 出現時期は4~8月、分布は日本各地。
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 7/9夕刻に見かけたもの。
●チュウレンジハバチ幼虫:
 バラ(ブルームーン)の葉が食い荒らされているのに気が付きました。
 今シーズンは初めてのこと。
 大食いで、集団、猛スピードで葉を齧り、また小粒の黒い糞を下の葉上に落とすので気が付きますが、その時には被害が大きくなっています。
2r_20190809192001

 ただ、殺虫剤スプレーには弱いので、噴霧すればイチコロですが・・・

 

●ギンメッキゴミグモ:
 長雨の環境下で、餌になる蚊、コバエ、ユスリカの仲間などの有翅小昆虫が頻繁に発生していたからでしょうか、今まであまり経験したことがないほど、連日、足元や顔や頭が触れる場所に垂直円網を張って活動しているため、毎朝夕手足や顔に絡みつくたびに不快感を覚えるという、困った状況が続きました。
 特別の害はなく、衛生管理上は不快害虫を捕獲してくれるので“お役立ち”クモなのですが・・・ 
 (画像はクリックで拡大します) 
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 7/12夕刻
●シロコガネグモの仲間?:
 外壁とカーポートの柱の間に大きな円網を張っていたのに全く気付かなかったため、顔中いきなりバサッと引っかかってしまいました。不快!
 大きく破れてまとわりついた網糸から、少し大きめのクモがツーっと地面に垂れ下がっていくのを反射的に足で押さえてしまいました。
 踏みつぶしはしなかったので、固まってじっとしていました。
 初対面だったので記念撮影だけしてそのままに。
 少し後で見に行くとどこかに引っ越していったらしく、”無事”だったようです。
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                 ー続くー

 

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2019年7月26日 (金)

7月初旬の昆虫類、その他雑記

 7月初旬、雨の合間に公園まで散歩に。
 ・その途中通った川筋で。

 

●ヒメアカタテハ:
 濡れた地面に降りて翅を広げて静止していたヒメアカタテハ。
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●ヤブカンゾウ:
 珍しく、除草作業後の堤防筋で一叢刈残されていたヤブカンゾウ。
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●オニグルミ果実:
 少ないながら、実っている(川縁に自生の)オニグルミ。茶色に熟すまでぶら下がっているでしょうか。
Img_6187

 

●ヒメイワダレソウにモンシロチョウ:
 結局、雑草に負けてしまって残り少なくなっている(グランドカバーとして植栽の)ヒメイワダレソウの小さな花に、モンシロチョウが集まって吸蜜していました。
Img_6188

※ヒメイワダレソウ:
 匍匐性の茎をもつグランドカバーとして利用されることが多い植物。
 その強力な繁殖力で、雑草など周辺植物を駆逐する効果も期待されて利用されています。
 ただ寒さには弱く、寒冷地では地上の株は枯れ、土中の地下茎のみで冬を越します。
 根の長さは約40センチから60センチ程に生長し、土の奥深くまで潜っていきます。
 庭などに植えると他の園芸植物を枯らすなどトラブルも発生するので要注意。
 近くでは、堤防筋、田んぼ道や、裸地に植えられて利用されているところがあります。

 

・公園で:

●野良猫:
 これまで増えることはあっても減ることが無かった公園の野良猫。
 その中にいかにも兄弟(姉妹?)と思われる2匹が、なぜか湿気のこもる林縁の草地にじっと佇んでいました。
 餌を運んでくる人待ち?
Img_6191

◇去る6月、虐待厳罰、販売用犬猫へのマイクロチップ装着の義務化を定めた「改正動物愛護法」が成立しました。
 可哀そうな野良猫がいなくなることを期待します。

 

・林地のコナラ樹液に集まる昆虫類:

 以前に比べてその個体数も種類もめっきり少なくなりましたが、時節になると樹液を求めて昆虫類が集まってきます。

 

●ヒカゲチョウ(ナミヒカゲ)(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科):
 大きさ(前翅長)25~34mm。雑木林の縁の草藪や林内で見られる薄茶色の地味なチョウ。
 翅の裏面に目玉模様を持つ。人の気配に敏感。
 幼虫の食草は、タケ、ササ類、ススキなど。
 出現時期は5~9月、分布は本州、四国、九州。
Img_6193

 

・翅の損傷が著しい個体:
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●サトキマダラヒカゲ(タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科):
 大きさ(前翅長)26~39mm。樹木の周辺を活発に飛び回る薄茶色っぽい蝶。

 竹やぶやササ類のあるところに普通に見られ、人家周辺にも多い。樹液に良く集まる。
 幼虫の食草は、ササ、タケ類。
(山地にはよく似たヤマキマダラヒカゲがいる。)
 出現時期は5~9月、分布は日本各地。
(写真左側)
Img_6201

 

●ゴマダラチョウ(タテハチョウ科コムラサキ亜科)
 大きさ(前翅長)35~50mm。黒色地に白色の斑紋がある翅をもつ大きなタテハチョウ。複眼は橙色で、口吻は黄色。
 関東地方の一部地域では、外来種のアカボシゴマダラとの競合による減少が懸念されている。
 雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら軽快に飛ぶ。クヌギ、コナラなどの樹液によく飛来する。
 幼虫は、エノキ、エゾエノキなどの葉を食べる。
 出現時期は5~9月、分布は日本各地。
(年2~3化。幼虫で越冬する。)Img_6195 Img_6198

 

●コガタスズメバチ:
 コガタといってもそれほど小さいわけではない。黄色スズメバチのような攻撃性はないが、巣を触ったりすると襲ってくる。
 コナラやクヌギの樹液に集まる。Img_6197

 

ホシアシナガヤセバエ
 不鮮明ですが、たぶんそうだと思います。
 アメンボに似た体型で、逃げ足が速いのでなかなかきれいには撮れません。 Img_6209mct

 

●その他ハエ仲間:
Img_6204

 

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2019年7月16日 (火)

アリグモ♀

 長梅雨に記録的な日照不足の関東。

 6月末くらいから、長梅雨の雨の止み間になると外構壁面に姿を見せて歩き回っていたアリグモ。
 ある日、ちょうど目の高さになる外構壁の上面を歩き回っていた1匹の、老眼にはどうみても普通の黒アリにしか見えない被写体に、レンズを向けると、アリと違って体をレンズ正面に向けて威嚇のポーズをとるので、すぐにアリグモと分かりました。
 そして撮った画像を確認するとなんと小さな獲物を捕獲していたのです。なお、個体は大顎のない♀でした。 
 
 餌食になっていたのは、体に特徴的な白いヌサ(「幣」は、しめ飾りなどに付いている白い紙のピラピラしたもの)模様のある“ヌサオニグモ”の幼体らしい小さなクモでした。
 (画像はクリックで拡大します。)
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 今でも雨上がりの夕刻、外に出ると足元、またちょうど顔のあたりの高さの植木などにやたらと大小様々のクモが巣をかけていて、それに気付かず雨戸を閉めたりする折に手や顔に絡みついたりして不快な昨今。
 長引く梅雨空の下、近隣で発生する体長4~5mmと小さなユスリカの仲間など小昆虫類が庭に飛来するので”餌に困らない”からでしょうか。

 梅雨明けが待ちどおしいです。

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