動物

2017年7月24日 (月)

クサガメ(外来種)

 曇天下、池の近くの田圃畔を、泥にまみれたカメが歩いていました。
 時折農道で車に轢かれているのを目にするほど、近隣で“異常に繁殖している”ミシシッピアカミミガメ*だろうと思ったのですが、念のため傍らの枯れ草で泥をぬぐい落としてみると、まったく様子が違い、背甲には3本のキール(隆起)があり、目も顔も真っ黒の、クサガメでした。
 
 クサガメはこれまで在来種だと思い込んでいたのですが、あらためて確認して見ると、外来種とされていたようで、これまで誤って認識していました。
 国外から持ち込まれた(移入)ものが逸脱繁殖したということのようです。
 それにしても当地で見かけたのはずいぶん久しぶりのことでした。
 (2017.7.7撮影)Img_4496

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※ クサガメ(外来種)参考:
① https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30030.html

②和亀保護の会:扱いを慎重にするカメ  http://www.wagamehogonokai.sakura.ne.jp/wagame2/ohanasi/hogosurukame.htm 

 
*繁殖著しいミシシッピアカミミガメ:
 (2017.4.14撮影)Img_3249_1

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2017年7月13日 (木)

コガネグモ

●コガネグモ(コガネグモ科):
 去る7月4日夜、台風3号の影響で、強い雨の降った翌朝、玄関先に巣を張っていたコガネグモ。
 左側の第1歩脚及び第3、第4歩脚の3本が欠損している個体でした。Img_4420_1

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※網の中心にいて、頭を下に向けて止まっています。
 この時、前足2対と後ろ足2対をそろえて伸ばし、全体はX字状の姿勢です。
 網上の白いジグザグ模様は隠れ帯と呼ばれるもの。
 コガネグモは時折稲田に網を張っているのを見かけますが、我が家で普段、目にする事はほとんどありません。

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2017年6月23日 (金)

ヌートリア

●珍しくはありませんがヌートリア。
 川で。
 橋の上から、近づいてくるヌートリアを撮影。
 橋の下辺りに巣穴があるのでしょうか、すぐに姿が消えました。1img_4113

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 初めて気がついたのは20年以上昔のことで、田圃の間を流れる水量はごく少ない農業排水路底を、”巨大なドブネズミ”が走り抜けていったのを目にした時でした。
 後日、それがヌートリアだと知りました。
 そして初めての当ブログ記事は9年ほど前のことでした。

 その後も同一水系流域にある別の水路や川などでも、頻度などかなり変動はあるものの、普通に見かけるようになりましたので、住みついているのではないかと推測しています。

※ ニンゲンの都合で連れてこられて、その後各地に住みつくようになった外来動物*。
 *参照:(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース
 ヌートリア: https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10140.html

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2017年6月 6日 (火)

ワカバグモなど徘徊性のクモ仲間

 5月中に撮った「徘徊性のクモ仲間」です。
 特に目新しいものはいませんが、一応記録に残しました。

 ●ネコハエトリ:
 ・♀: エノキの葉上でハエを捕捉していた個体。(撮影5月5日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blg53_3

 ♀は、♂より毛深く、全体的に明るい茶褐色であるが、さらに変異が大きい個体もいる。

 
 ・♂:樹の葉裏に潜んでいた個体。
  ♂は♀より小振りで、全体的に体色は黒いが、変異が多い。
 (撮影5月9日)59

※ネコハエトリ(ハエトリグモ科):
 ハエトリグモの仲間ではもっともよく目にする。体長♂5~7㎜、♀8~9㎜。 
 網は張らず、植物の葉上を徘徊しながらハエなどの小昆虫を捕食。
 ピョンピョン跳ねるように素早く歩く。
 出現時期は4~8月だが、♂の成体は4~5月にしか見られない。分布は日本各地

 
●ハナグモ(カニグモ科):
 ハナグモ♂の無紋タイプ。体長4mmほど。
 イネ科の雑草の穂上で前脚をひろげて餌を待ち伏せしていた個体。(撮影5月9日)Blg_2

 網は張りません。 
 出現時期は4~10月、分布は日本各地。

 余談ながら、我が家の庭でも♀の観察をした記録があります。

 
●ワカバグモ:
 林縁の下生え植物葉上でスカシシリアゲモドキ(♀網状斑型)を捕らえていたワカバグモ。  
 本種も網を張らず、植物葉上に潜み、あまり歩き回ることもしないで、前脚を大きく広げて近寄ってくる小昆虫を待ち伏せし、補食。(撮影5月31日)
 (画像はクリックで拡大します。)Blgimg_0874

※ワカバグモ(カニグモ科):
 林縁や草地などで普通に見られる明るい緑色のスマートなクモ。
 体長 ♂8~10mm、♀12~13mm。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

※スカシシリアゲモドキ(シリアゲモドキ科):
 林縁の日陰など湿っぽい場所でよく見られる。
 大きさ(前翅長)14~18mm。全身が黄褐色のシリアゲムシの仲間。
 オスの翅は無紋だが、メスの翅には個体変異があり、無紋型、網状班型、端紋型の3型がある。
 出現時期は5~6月、分布は本州、四国、九州。

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2017年5月17日 (水)

トガリアシナガグモ

●トガリアシナガグモ(アシナガグモ科):

 5月初旬には活動のピークを迎えていたクロハネシロヒゲナガが乱舞する、ネズミムギなどイネ科の雑草の草叢。
 その間隙に網を張って、クロハネシロヒゲナガを捕らえていたのはトガリアシナガグモ♀でした。
 体長13mmほど。地表から40cmほどのところに水平円網を張っていました。
 細長い腹部の末端は尖っています。 光の受け方によっては淡黄緑の金色に光ります。

 ・周辺に飛んでいたクロハネシロヒゲナガ:1

 
 ・獲物を捕らえたトガリアシナガグモ:2r0014089_2

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 ・食事中に少しお邪魔して巣を突っつくと、巣から離れて全身を見せてくれましたのでその様子。
 しばらくして戻っていったようでしたが、ご迷惑だったでしょう。4r0014089_6_2

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                    (.撮影2017.5.9)

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2017年4月30日 (日)

代掻きの田圃にカラス

 ゴールデンウイークが始まりましたが、近郷の農家では、田植えや、またその準備などの農作業に余念がありません。
 すでに田植えの終わったところもありますが、代掻き(田植えのために、田に水を入れて土を砕いてかきならす作業)作業中のところもあちらこちらに。1r0013237

 
 この代掻き作業がはじまると、待ちわびていたようにムクドリ、セキレイ、そしてツバメやカラス、サギなどがやって来ます。
 お目当てはもちろんそれまで田土の中に潜んでいたミミズや昆虫、またアメリカザリガニなどの獲物です。

 たまたま1羽のカラスがそんな田圃を歩き回っていて、大きなアメリカザリガニを見つけたようでした。2img_3408

 
 そしてさっそく咥え上げては見たものの、大きなハサミを振り回して暴れる獲物はどうも口に合わないとすぐに見切りを付けたのでしょう、Img_3405

 下に落としました。

 
 一度咥え上げられたザリガニはしばらくハサミを上にむけて振り回していましたが、やがて土中に潜っていきました。Img_3406

 
 カラスは所在なさげでした。Img_3409

 サギの仲間ならば、難なくハサミを食いちぎり、頭もはずしてから身を食べています。
 そんなザリガニの残骸が農道端に転がっていることがあります。

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2017年4月24日 (月)

イタチ

 季節は確実に進んで行きます。

●田植えはじまる:
 近郊でも、早いところでは田植えが始まりました。
 広い水田でも、機械化されているおかげで、あっという間に作業は終わりです。Img_3397

 
●春風にのって泳ぐ鯉のぼり:
 お屋敷のお庭には鯉のぼりが元気よく泳ぐ姿もありました。
 健やかに成長されているお子さん、お孫さんがいらっしゃるのですね。Img_3351

 
●イタチ:
 イタチが、コイの遡上も始まった川のフェンス沿いを、時折歩みを止めて周囲の様子を伺いながらも、足早に通り過ぎて行くのを偶然見かけました。
 近隣のフィールドで見かける頻度は多くはないものの、しっかり暮らしを続けているようです。Img_3340_1

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2017年4月20日 (木)

初夏の陽気に

 今週前半は夏日の気温が続いて一気に初夏になったような陽気になりました。
 そのせいでしょうか、気がつけば庭の片隅にはひっそりとホタルカズラが青い花を開いていています。
 また、桜の花吹雪も終わりになった街裏を流れる排水路には、早くも産卵場所を求めるコイの遡上が始まっていました。
 自然は確実にどんどん進んで行きます。
 人間世界・社会もどんどん進歩しているのか、そうではないのか・・・

 
●ホタルカズラ:R0013107_1

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 ホタルカズラは丘陵や山地の日当たりの良いところに生える多年草です。
 よく目だって美しい青紫色の花を蛍の光にたとえ、また葛(かずら)の名前は、花のあと送出枝(ランナー)を出して広がることによるものです。
 花期は4~6月、分布は日本全土。

 
 ・ついでに
 屋外に放置したままで冬越したサボテンにも赤い花が咲いていました。
(消え去ったものもありました。)R0013118

 
●鯉の遡上:
 水深10cm程度しかない排水路を集団で遡上していきます。
 毎年のことですが、通りがかりの人も足を止めてのぞき込んでいきます。
 (画像はクリックで拡大します)Img_3253_1

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 5月、近郊で田植えが最盛期を迎える頃の川筋では、更に多数が遡上する姿を見るようになります。

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2017年4月 8日 (土)

桜、満開と同時に散り初めに

 今日はまた朝のうちは雨。明日も午前中は雨の予報。
 ここ数日は雲行きの怪しい天候が続いています。
 “難しい人間界”も同じようですが・・・  

  昨日、午後4時前頃の公園は、桜も一気に満開になり、同時に散り初めになっていました。
 一昨日前夜からの”暖かい風雨”が朝まで残り、午後は晴れましたが南寄りの”強めの温風”が吹いて、気温も22℃まで上昇。
 おかげで公園の桜も,温水シャワーを浴びせられた後、ヘヤードライヤーをかけられた有様だったようです。
 短い花の命です。  
 なお、近隣の桜の名所も一斉に満開になったということです。

●ヒヨドリ:
 2日前、公園の桜は6~7分咲きでした。
 蜜を求めて待ちきれずにやって来たヒヨドリが花の付け根を囓るため、樹下に点々と花が落ちています。
 花散らしの狼藉常習犯,ヒヨドリ。67s

 さくらの花に似合うのはメジロですが、今季はほとんど姿を見かけません。

 
●ミシシッピアカミミガメ:
 川沿い植栽の満開になった桜。
 強風に煽られて一部の花びらが河面に飛散。まだ花筏になるほどではありませんが。
 甲羅干しをしていた外来種のミシシッピアカミミガメは春うららの”異国情緒”を楽しんでいる?Photo_2

 
●広場を囲む桜も、満開と同時に散り始めに。
 もったいないこと。Img_3145

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 ●田圃道から(午後4時過ぎの)空の彼方に白い月が。Img_3152

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2017年3月26日 (日)

ミシシッピアカミミガメ、アオサギ、ジョウビタキ

 終日、小雨ながら冷たい雨模様の一日。
 それでもあちらこちらから新たにサクラ開花の便りもあり、爛漫の春ももうそこまで。

●ミシシッピアカミミガメ:
 数日前の晴れて暖かかった川辺で、一斉に甲羅干しをするミシシッピアカミミガメの姿を目にしました。
 (以下の画像はすべてクリックで拡大します。)Photo

 素人の”学術的データ”など何も知らない勝手な言いぐさ”にすぎませんが、”異常繁殖”という情況でしょう。
 在来種のカメの姿はまったく見ることがなくなりました。

 
●ヌートリア:
 突然のことで写真は撮れませんでしたが、「ヌートリア」が巣穴に運ぶヨシの若葉らしい青草を口いっぱいに咥えて、川下に泳ぎ去る姿を目撃しました。(→過去ログ参考記事はこちらです。)

 
●アオサギ:
 図書館帰りに通りかかった小さな蓮池に、アオサギが一羽佇んでいました。
 遠目には変わった様子は分かりませんでしたが、暇つぶしに撮ってきた画像を見ると、嘴や脚が婚姻色のピンクに変わり始め、飾り羽も伸びていて、繁殖期の春になったことをあらためて感じたことでした。Img_2787

Photo_2

 
 ・ちなみに、2月中旬、乾田に寒そうに突っ立っていたアオサギの”貧相”な姿です。Img_2539217

 
●ジョウビタキ♀:
 公園で見かけた冬鳥のジョウビタキ♀1羽。
 渡ってきた当初に見かけるジョウビタキの♀は、まん丸い目がいかにも優しく愛くるしいと感じたものでしたが、今回の個体は、北に帰る長旅に備えた緊張感が伝わる目つきだな、と勝手に想像しました。Img_2800317

 冬鳥の仲間で、ツグミやコガモはサクラが葉桜に変わる頃まで残っていますが、その他の冬鳥は次々に北国へと旅立っています。
 今シーズンは散歩コースでジョウビタキ♂の個体を目にすることはついにありませんでした。ジョウビタキもこれが今季の見納めかも。
 
 野鳥観察の専門家からは、今季は冬鳥が少ないとも聞いていましたが・・・

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