自然

2017年3月 8日 (水)

春浅いフィールドで(ツクシ、イソシギなど)

 しばらくぶりのウオーキングに。
 2日続きで、気温は低め、晴れたり曇ったり小雨がパラついたりと落ち着きのない天候。
 それでも風さえなければ、晴れ間がのぞいている間は陽春の気分に。
 フィールドに出るとまったく無風というわけではないので、遠くで稼働しているトラクターの田起こし(耕起)作業から土のにおいが流れてきます。

ヒドリガモとオオバン
 少し波立つ池面には水鳥の姿はなく、人気のなかった原っぱに、萠だした若草を求めて歩き回る冬鳥のヒドリガモと、今シーズン異常に数を増した留鳥のオオバンが混じり合いながら群れていました。
 ヒドリガモは北に帰るのに備えて体力を付けなくてはなりません。
 オオバンと若草を競合して大丈夫でしょうか。Photo

 
 ・一足早く2月下旬から伸びだした菜の花(セイヨウアブラナ)の株は、伸び出すはじから悉く両者に食べられて、かたい軸だけになって枯れそうです。
 少し遅れて生えてきたセイヨウカラシナの方はまったく口にする様子がなく、好みがはっきり分かれているようです。R0012635

 
揚げヒバリ
 上空ではあちらこちらから揚げ雲雀の声。
 太陽に向かって駆け上がるので、レンズを向けると逆光に。
 大きな口を開けた姿を何とか1枚。Img_2641c

 
●オオジュリン(留鳥/漂鳥):
 ヨシ原にはオオジュリンが1羽。(逆光の中で不確かですが)Img_2650

 
ツクシヒメオドリコソウトウダイグサ
 日当たりの良い田畑の畦斜面にはツクシが顔をのぞかせ、 ヒメオドリコソウやトウダイグサの群生も始まっていました。Photo_2

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●イソシギ:
 今シーズンも冬の間に川筋で数回見かけたイソシギでしたが、飛び去る姿ばかり。
 これまで、市街地で見かけたことはありませんでしたが、たまたま町裏を流れる排水路を伝いながら水生昆虫をついばむ姿が目にとまったので、追っかけ。Img_2651_1

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 本種は留鳥/漂鳥ということですが、当地での観察実績ではほとんどが“冬鳥”のようです。

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2017年2月28日 (火)

揚げ雲雀、ヌートリア

 冬が終わりに。
・冬晴れですっかり春の陽気につつまれた2月最終日。
 池沿いのカワヅザクラもほぼ満開になっていました。Photo

 
●揚げ雲雀:
 草原の上空のあちらこちらから、揚げ雲雀の声が降ってきますが、見上げる青空はまばゆくて、声はすれども姿は見えず。
 しばらく佇んでいると、近くの草原に鳴きやんだ1羽が降りてきて、盛んに地面をついばみながら歩き回る姿がありました。Photo_3

 
・まだ水温むという風情・風景ではありませんが、今年はオオバンばかりが目に付くようになった川面。Photo_2

 
●ヌートリア:
 橋の上から見下ろしていた川面に突如現れたのは、上流に泳ぎ去るヌートリアの後ろ姿でした。
 当地では毎年目にする“要注意外来生物”で、季節はずれの温かい冬日には活動していて、流域に住みついているようです。Photo_4

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2017年2月17日 (金)

キタテハ・三寒四温

 関東地方でも沿岸部を中心に春一番が吹いたということでした。
 内陸の当地では,風はさほどでもありませんでしたが、軒下に吊した温度計は正午にはすでに20℃を示し、薄着の外出でも汗ばむほどに。
 明日はまた真冬に戻り寒いという予報です。

 ともあれ、温暖化の影響でしょうか、極端な気温の日内、日間変動を伴う三寒四温を繰り返しながらも 春はもうそこまで。

●ホトケノザ:
 季節風の直撃を受けず日当たりの良い堤防の南斜面には、一面にピンクの花をつけたホトケノザが群生。Img_2278

 
●タンポポ:
 除草されて茶枯れし乾いた農道には、花茎を伸ばさないまま地面に貼り付くように開花したタンポポが一株。Img_2443

 
●シラウメ:
 乾いた青空に映える、農家庭先の白梅が開花。Photo

 
●ミスミソウ(ユキワリソウ):
 庭植えの一株のミスミソウ。ゆるゆると進んできた開花もようやく満開に。Photo_2

 
●キタテハ(初見):
 風のおさまった日中、目前をジグザグに飛んで数メートル下の川岸に立ち枯れたヨシの間に降りていったキタテハ。
 所在をはっきり目視できないまま、およそあの辺り、とシャッターを押した画像をパソコンで拡大して見ると、たしかにキタテハ越冬成虫と覚しき個体が写っていました。
 (撮影2017.2.13)Img_2429Img_2429trm

 
 ・その数日後には街中でも見かけました。
 ひらひら飛び回りながら、民家の庭木にとまって翅を開いた一瞬のことでしたが。Img_2544

 
 なお、当地での過年度の初見記録を見ると2011.2.25が最早(写真再掲)でしたので、今回が新記録。2011225

※キタテハは年2回発生し、夏型と秋型があります。
 越冬するのは翅色の鮮やかな秋型成虫ですが、春一番に姿を見せる時までには、翅が傷んでいる個体がよく見られます。

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2017年2月16日 (木)

春は空から

 今日はもう”春になった”とばかりに気温が上がり、地平はすっかり霞んで、まさに春霞に包まれたような風景に。Img_2450

Img_2450trm

 
 地平まで見通しがきく晴天なら、(上の写真)鉄塔の足元右横に青い「筑波山」(写真下)が見えるのですが、Img_2173

 
 未だアースカラー一色の田圃道。点々と田起こし(耕起)作業が行われて茶色い土埃も流れてくる中を歩きながら、ふと、長塚 節(1879年(明治12年)4月3日~1915年(大正4年)2月8日)の小説 「土」 の一節を思い出しました。( 六 の冒頭)

 
  “春は空から そうして土から微かに動く
   ・・・・ 湿った土が暖かい日光を吸う微かな刺激を根に感じた田圃のハンノキの地味な蕾が少しずつ動きはじめる・・・ (原文のままではありませんが、文意はこのようなこと)

 
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 散歩コースの農家の庭先にあるハンノキでは、まことに地味な花穂がすでに動いています。
 ハンノキは、山野の低地や湿り気のある土地に自生するカバノキ科ハンノキ属の落葉高木で、雌雄同株、雌雄異花。
 花期は冬から春先で、地域により差がありますが、11~3月頃で、葉の展開に先立って枝の先端に尾状の雄花序2~5個が下垂し、雌花序は、雄花序の直下の各葉腋に1個づつ、1~5個付き、それぞれの花が付きます。
 かつては稲の「はざ掛け」に利用するため水田の畔に植えられたり、川岸に護岸目的で植栽されたりしていた、全国どこにでも見られた樹木です。

 長塚  節 「土」は、こんな脳天気の話とは違う次元の作品ですが・・・
 (参照:  http://www.aozora.gr.jp/cards/000118/files/1745_16941.html  )
  (ハイパーリンクはしていません)

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2017年1月12日 (木)

セイヨウアブラナ/満月

 週末にかけては今季最強の寒波が流れ込み、北国ではすでに積雪の多い日本海側を中心に更に大雪となり、また東日本と西日本の寒さも一段と厳しくなるという予報です。
 大事の無いよう万全の対策を。

●セイヨウアブラナ:
 昨日から、町の防災有線放送で“水道管の凍結に注意”と連絡されていたとおり、朝方は氷点下の冷え込みで寒くなりました。
 しかし、日中はほぼ無風で暖かく、南斜面の草地にはセイヨウアブラナが一株、花を開いていました。Photo

 
●満月:
 夕刻、チカチカ瞬く星が目にとまり、見上げた空には満月が昇っていました。Img_19242017112

 嵐の前の一時の安寧でしょうか。

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2017年1月 5日 (木)

寒の入り(1/5)

 寒の入りです。ふさわしい、冷たい強風が吹きました。

●ロウバイ:
 12月下旬、南向きで風が当たらず日溜まりになる庭に植えられたロウバイ。
 葉はすっかり黄色から黄褐色に紅葉していましたが、ほとんど落葉していません。
 そしてその中に埋もれるように黄色い花が開花していました。
 本来は、葉がすっかり落ちてから、黄色い花が開花するはずですが・・・(写真上2枚)
 一方で、風の通り道でしかもほとんど日陰になる空き地に生えているロウバイは、今はすっかり葉を落として丸裸。
 そして、枝についている沢山のつぼみはまだ小さく、枝先にあったツボミが一つだけ膨らんでいました。(写真下)Photo

 植樹環境と、木の“個性”にも寄るのでしょうか。

 
●小寒(1/5)のフィールドで:
 日中は良く晴れましたが、西北の冷たい強風が吹きすさぶ寒の入り。

 ・南向きで日溜まりになる畑の地際には、ホトケノザやオオイヌノフグリ、タンポポが花を開き、またナナホシテントウが日向ぼっこする姿もありました。R0012481

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 ・農家のお庭にはボケの花が開き、スイセンは強風に煽られて花茎を大きく揺さぶられながらも開花が始まっていました。R0012428

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 風の避けられる日溜まりはけっこう温かでした。

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2017年1月 3日 (火)

月と火星が大接近(2017.1.3)

 2017.1.3 夕方から宵に、南西の空に月齢5のやや細い月と火星が大接近して見えるということでした。
 夕刻、南西の空を見上げて見ると、肉眼でもそれらしい”風情”が見えました。

 そこで、コンデジを持ちだして単に記録のための記録を。
 記録画像は、スローシャッターで手持ち撮影に寄る大きな手ぶれのせいで、細い弓なりの月も丸く見えるほどに。
 その”手ぶれ効果”のおかげで、微細な点で見わけにくかった赤い火星と、少し大きめの明るく輝く金星が共に大きめの点になったので、位置関係がはっきり分かりました。
 (むろん天体写真としては×ですが)

●2017.1.3、pm18過ぎ撮影:Img_1619

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2016年12月21日 (水)

冬至/ホオジロ

 12/21(冬至)は季節が逆戻りしたような暖かさに。
 外出にも上着は不要でした。楽で良いけれども・・・
 これからは昼間の時間が少しずつ長くなり、春に反転していきます。
 ただ寒さはこれから本格的に。
 ・向こう3ヶ月の月別平均気温予報では、1、2月は平年並みで3月は平年並か高い、とのこと。
 フィールドも近年の環境変化で、小鳥の餌も得にくい情況になってきて、以前に比べて目にする野鳥の姿もずいぶん少なくなりました。
 農家の畑端に植栽の桜の枝に、ホオジロ♂が2羽。
 珍しいことです。Img_1274_2

Img_1275

 
余談:  
 ・旧聞ですが、去る2016.11.8、世界気象機関(WMO)の発表では、2011~15年の世界の平均気温が観測史上最高になり、あらためて実効性のある地球温暖化対策が求められている昨今。

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2016年11月24日 (木)

雑記(2016/11)

■福島県沖地震:
  去る22日朝には震源福島県沖の地震発生。(震源地域では震度5弱ということでしたが、)ちょうど私が起きた直後のことで、廊下でいきなりグラグラとかなり長く揺られたので、すぐに近いなと思ったものです。(当地は震度4でした。)
 すぐにテレビを点けると「すぐに逃げて」の報道画面。
 ・テレビ画面にくぎづけになり、朝食も忘れてじっと見入っていましたが、そのうち思いついて画面記録。
 その一画面。
Img_28205

 何よりも人命の安全が真っ先に気がかりでしたが、同時にまた「原発は?」との心配も。

 ・11時頃に、テレビ画面を見て、とりあえずホッとしたことでした。Img_2825

 
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 翌23日(昨日)は寒い朝でした。
 新聞受けの新聞をとりに玄関先に出た時に、イヌマキの葉陰に翅の傷んだ白いガがとまっているのが目に止まりました。

●シロツバメエダシャク?:
 はっきりしませんがシロツバメエダシャクかと思いました。
 寒さのせいもありますが、触ると弱々しく落ちるようにと飛び去っていきました。R0012396_1

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 余談ながら本種には、同属で見分けが難しい仲間としてウスキツバメエダシャク、フトスジツバメエダシャク、コガタツバメエダシャクなどがいます。
 今回の写真だけでは判断できませんので、名前は不確かです。

 
●本日(24日)は季節はずれの降雪/積雪に。
 昨日からの予報でしたが、関東地方に強い寒気が流れ込んで、“都心で11月に初雪が観測されれば54年ぶり、積雪ならば記録上初となる”とのことでした。
 当地でも、本日未明からの雨が朝5時頃には雪に変わり、昼過ぎまで降り続きました。
 午後2時頃には止んで、部分的に青空ものぞきましたが、日中の最高気温は2℃前後と寒い一日でした。Img_2837t

Img_2839

 昔から、自然はニンゲンの思い通りにはなりませんネ。

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2016年10月16日 (日)

満月/タヌキ

●満月:
 昨夜はきれいな満月でした。
 夜10時半頃、ベランダから撮影した画像です。
 (画像はクリックで拡大します) Blgimg_0046hc20161015

 (ただ、細かなことを言えば、望遠で撮影した画像を拡大してみると斜め左上が暗くて、何となく欠けているようなので、専門サイト(CURRENT MOON PHASE)で確認したところ、15日午後10時33分の月は99%満月というところでした。
 なおまた国立天文台(天文情報センター暦計算室ページ  http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/ )の情報では、10月の満月は2016年10月16日(日)13:23 とのことで(もちろん見えませんが)でした。)

 
●タヌキ:
 それはともかくとして、 狸、です。 
 昨日は久方ぶりの爽やかな晴天に恵まれたお出かけ日和。
 (ただし地平は霞んでいて、空気が澄んでいれば眺められる筑波山から日光連山などの山並は遠望できませんでした。)
 弁当持参で、江戸川沿いのサイクリングコースまで自転車散歩に出かけてきました。
 サイクリングを楽しむサイクリストの邪魔にならないよう、ロードの端をのんびり走って良い運動になりました。Img_0037

 
 帰路は、1年半前に部分開通した圏央道沿いで、車があまり通らず、のんびり走れる田舎道を伝いながら帰りました。
 その途中のこと、圏央道から少しばかり離れた、用水路沿いの車道端で、道路を横断しようと足を止めて周囲を見回した際に、目前の整備中の水路に設置されたゴミ取り水門設備の上に、何と、狸が1匹うずくまっているのが目に止まりました。
 (画像はクリックで拡大します。)Blg

 
 正直びっくりしました。
 距離は2メートルほどですが、じっと見つめてもまったく動く気配もありません。
 痩せた腹部が動いていますのでもちろん生きていますが。
 おもむろにカメラを取りだして数枚撮りましたが、やはりまったく動く気配はありませんでした。
 ともあれ、どうしてそんなところにじっとしていたのか知るよしもありません。1img_0044

2img_0042

3img_0041

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 (なお、痩せているように見えたのは、夏毛のせいだったようです。)

 
■余談:
 タヌキは夜行性ですから、このところの月明かりに誘われてさまよい出て、そのまま日中うたた寝をしていたのでしょうか?
 ただ、何となくうつろでもの悲しそうな、物憂そうな(眠かっただけ?)目つきの感じから察するところ、
 ♪ 証 証 証城寺 証城寺の庭は つ つ 月夜だ みんな出て 来い来い来い おいらの友だちゃ ぽんぽこ ぽんの ぽん♪
 (童謡の『証城寺の狸囃子(野口雨情 作曲:中山晋平)』) ではなく、

 “月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど”
 に近い気分だったのかも。
 まあ、そんなことはさておいて、ともかく悪いニンゲンは騙されないように。

 なお、帰宅後、画像を確認してあまりに痩せた姿(に見えたこと)から、本当にタヌキかと、すこしチェックをしてみました。
 1アングルで、うずくまった姿しかないので分かりにくかったのですが、タヌキと外観が類似した動物のチェックポイント(参照した記事URL: http://tokyotanuki.jp/comparison.htm  )  
 すなわち狸の識別ポイントは ・耳は丸みのある三角縁が黒い。 ・脚は黒い。 ・鼻面は長い。 ・鼻が黒く、顔の黒模様が鼻(吻)の上面で左右つながっていない(例外もある)。 ・肩に黒い模様がある。(個体差があり目立たない場合もある)。 ★夏毛(6月~10月ごろ)の時期には毛が短く、やせて見える。その姿はイヌのようにも見える。 (なお11月以降は冬毛でふさふさし、太って丸く見える。) などから、
 今回の個体は夏毛で、印象はイヌのようにも見えるというところから、やはりタヌキ、としました。
 タヌキの棲息地は主に里山ですが、都市部にも少なからぬ個体が生息していて、水田地帯の広がる当地でも水辺で冬毛の姿を見かけたことがありました。

 
 *おまけ:
 群馬県館林市には「分福茶釜」の伝説・昔話で有名な茂林寺があります。
 現在も狸が化けたとされる茶釜が伝わっているそうです。
 茶釜に化けてニンゲンを化かしたというのですが、本当のところ、ニンゲンニ騙されてきたのは狸の方かもね。
 その分福茶釜の狸モニュメントです。
 ・東武鉄道・茂林寺駅前の狸一家モニュメントPhoto

 
 そして、茂林寺境内にずらりと並んでいるたくさんのモニュメントの1つ。R0010123

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