絶滅危惧植物

2008年6月15日 (日)

ミゾコウジュ

ちりめん状のぼこぼこした葉と、学名がSalviaとなっているように、サルビアの仲間の特徴である四角い茎に、青紫色の小さな唇形の花をたくさん咲かせるのが特徴的な越年草です。雨が降らなければカラカラに乾燥し、降ればすぐに水浸しになる、そんな荒れ地や道ばた、草地に結構たくさん生育しています。当地では、草刈りや除草剤散布がなければ相当にはびこってしまうのではないかと思うくらい、5月はじめから方々に見られるようになります。しかし環境省のレッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されています。Img_2626   Img_2695Img_2627

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2008年5月24日 (土)

チョウジソウ

チョウジソウはキョウチクトウ科の草本で有毒植物です。林縁やオギ、ヨシ原などに分布していますが、湿地開発や工事攪乱などで自生環境が脅かされて減少し、現在環境省のレッドデータブックで貴重種・絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。現在の産地は北海道から宮崎まで19道県だそうです。紫色の花が美しく、遊水地でも群落が点在しているそうですが、観察の便のために案内標識版を設置したところ、そっくり盗掘されてしまい、盗掘案内をしたようなものだった、と管理の方が嘆いておられました。観察できたのは管理の方が保護のために移植して増殖を図っている株です。開花の鑑賞時期は少し遅かったようで花は終わりに近くなっていました。Img_2608 Img_2604Img_2607   Img_2606

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2007年9月11日 (火)

ミズワラビ(2)

はじめてミズワラビという絶滅が危惧される水田雑草の生育過程を観察しました。盛夏の期間中だけ水田周りに突然現れて涼しくなると消えていく、そういう印象で他の強害草といわれるものに比較すれば随分おとなしいという感想です。生育環境・状態によって草姿は大きく異なり、成長するにつれて葉は2~3回羽状に分裂しますが、水没状態では羽片の幅は広く、葉が水面より少し上に出ると細くなってきます。完全に空中に出てしまうと葉は棒状になり、たしかに、時期別に見るととても同じ植物とは思えません。1img_0037

一面に繁茂2img_0046

草姿の変遷。水から離れるにつれて大きく変貌します。3mizuwarabir 4mizuwarabir4r

一株パックに収容して一夏の間、庭先に放置した植物体Img_0347

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2007年8月27日 (月)

ミズオオバコ

ミズオオバコは水田雑草“というジャンルにも名前が出て来ます。水田雑草は、当然ながら稲作シーズン中、稲作の安定のため除草剤による駆除や刈り取り対象植物として駆逐されます。その結果として必然的に絶滅危惧種に含まれるものが沢山でて来ます。ミズオオバコもその一つです。(埼玉県絶滅危惧Ⅱ類)。先日、隣市の用水路で環境調査の専門家によって数年ぶりに発見されたというニュースがあり、観察に行ってきました。沈水生で水中に生え、葉の形はオオバコに似ていて、大きな葉はウチワほどもあります。水中から花茎を延ばし、ジャバラのような苞鞘の先に淡紅色の花をつけていました。狭い用水路を埋め尽くすと確かにお百姓さんは困るだろうな,と実感。

                                 

水位の下がった幅1m程の水路に生えたミズオオバコの群落Img_0007sP8240003

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(参考)地上に生えているオオバコ。

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