旅行

2018年10月10日 (水)

欅平散策(富山県)②植物、昆虫

 前報の続きです。

 9月下旬、紅葉にはまだ(1ヶ月前後)早かった北陸路を1泊2日で訪問する機会があり、体力の衰えを実感しながらも少しばかり歩いて楽しんできました。
 欅平散策ルートマップを手元に、マップ右端の「祖母谷地獄」から左端の猿飛峡までのウオーキングの途上で目にした秋の花や昆虫など気ままに撮ってきた画像の羅列です。

■植物:
●アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属):
 人里や明るい山地林縁に生えて草丈30~80cmになる多年草。
 通常は3~10本ぐらいの真っ直ぐ伸びる茎が出て株立ちになり、秋に先端付近に花径5mmほどの小さな黄色の花を多数つける。
 花期は8~11月、分布は日本各地。
 (以下の画像はクリックで拡大します。)
2r

 
●ノコンギク(キク科シオン属):
 日当たりのよい山野の路傍などに咲く日本固有種の多年草。
 花期は8~11月、分布は本州、四国、九州。Img_0152

 
●クロバナヒキオコシ(黒花引起し)(シソ科ヤマハッカ属):
 山地林縁に生える日本固有種の多年草。草丈は50~150cmになり、茎はシソ科植物の特徴で4角です。
 茎頂に円錐花序を作り5mm程の小花をたくさんつけます。
 花はあまり目立ちませんが色が黒に近い濃紺紫色で、自然の中では珍しい色。
 花期は8~9月、分布は北海道、本州の近畿地方以北の日本海側。

 最初の画像だけ、宿泊した宿の花瓶に生け花として飾られていたもので、それ以外は野生のもの。Img_0135trm

R0018528_13

4r

 
●ゴマナ(胡麻菜)キク科:
 日本固有種で、山地のやや湿った草原、道端などに生え、草丈100~150㎝になる多年草。
 葉は「胡麻(ごま/うごま)」に似ているのが名前の由来で、花は遠目にはシラヤマギクにも似ていますが、葉の形が異なるので識別できます。
 花期は 9~10月、分布は本州、四国、九州。Img_0149

 
●ミゾソバ白花(タデ科タデ属) ミゾソバの白花品種。
 ミゾソバと同じような日当たりのよい場所に生える1年草。
 草丈は30~100㎝ほど。葉の形や葉柄に狭い翼のあるのはミゾソバと同じですが、茎の 
 赤色が薄く、ほとんど緑色で、花被は白色。
 花期は7~10月、分布は日本各地。Img_0153

 
●リンドウ(リンドウ科リンドウ属):
 人里に近い野山から、明るい山地林床などに生える多年草。
 花期は9~10月、分布は本州、四国、九州。Img_0156

 
●ウド(独活)(ウコギ科タラノキ属)の実:
 木のように大きくなる。独特の匂いがある若芽はヤマウドと呼ばれ、美味しい山菜になります。  
 花期8~9月の後、結実。果実は直径約3㎜の液果様の核果で、黒紫色に熟す。
 分布は日本各地。R0018518

 
●ミゾホオズキ(溝酸漿)(ハエドクソウ科ミゾホオズキ属):
   日当たりの良い山野の湿地、湧水のほとり、溝などに生育する多年草
 花期は6~9月、分布は日本各地。R0018519

 
●シロバナニシキゴロモ(白花錦衣)(シソ科キランソウ属):
 花期は5~6月ということなので,間違いかも知れませんが、時期はずれに少し花が開いたのでは,ということで、シロバナニシキゴロモとしました。
 本種は低地~山地の日当たりのよい場所に生える多年草。
 茎の高さは5~15cm。葉腋に、長さ約1cmの白色の花を数個つける。
 花冠は細長い筒状唇形で毛があり、2裂する小さな上唇と、3裂する大きな下唇からなる。 
 葉は対生し、長倒卵形で、縁に波状の大きく粗い鋸歯がある。
 花期は5~6月、分布は北海道~九州の日本海側。2r_2

 
●テンニンソウ(天人草)シソ科:
 山地の草原や樹林下に群生する多年草。茎の先に直立した花穂を出し、クリーム色の小さな唇形花を密につける。
 花期は9~10月、分布は日本各地。R0018558

 
●ダイモンジソウ(大文字草)(ユキノシタ科ユキノシタ属):
 湿気のある岩上などに生育する、「大」の字に似た形の花を付ける多年草。
 花期は7~10月、分布は日本各地。2r_3

 
●ヒメヤシャブシ(カバノキ科ハンノキ属):
 山地の痩せ地や崩壊地に自生する先駆樹種で、雌雄同株、雌雄異花の落葉小高木。
 花期は3月、果期(結実)は8~12月。分布は北海道、本州(日本海側)、四国。2r_4

 
●ナナカマド(バラ科):
 山地~亜高山帯に分布する落葉高木。 花期は夏、果期(結実)は秋。あざやかな紅葉と、赤い実がきれい。分布は日本各地。2rc

 
■昆虫:
●バッタの仲間:
 ヤブキリ、ヤマクダマキモドキ、フキバッタ、クサギカメムシ。12

 
●不明のガとシジミチョウの仲間:
 キンモンリンガ、ウラギンシジミなど。13

                  (完)

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2016年11月16日 (水)

龍王峡(栃木県日光国立公園内)ハイキング(2016/11)

 本日の天気は終日快晴で雨の心配はないという予報を”信じて”、朝食後の思いつきで、電車で片道2時間半ほどのところにある観光地、栃木県の龍王峡( http://www.ryuokyo.org/)までハイキングに行ってきました。
 過去にも2度ほど行ったことがありましたが、ずいぶん久方ぶりでした。
 出かける前に,ネット情報で、すでに紅葉の見頃は過ぎていることは承知の上で、のんびり電車に乗ることと歩くことが主な目的です。
 到着時の現地は予想通りで、人出も少なくなったコースの名残の紅葉を愛でながら、のんびりウオーキング。
 ただ、帰りの電車の時間の都合もあったりして、現地滞在は正味たったの1時間30分ほどになってしまいました。
 万歩計の歩数(ウオーキング以外の歩行も含む)は11,590歩とささやかなものでしたが、穏やかな日本の晩秋のミニチュア風景を味わうことができ、良い気分転換にもなりました。

■龍王峡ハイキングマップ(部分):Sc

 ・現地到着後、最初はSTART地点から、コースタイム片道約1時間の白岩展望台まで往復のつもりで、まず左岸コースから歩き始めました。
 しかし途中で写真を撮ったりしていて時間が過ぎてしまい、むささび茶屋に着いた時にはすでに1時間20分も経過していました。
 ここから白岩展望台まで行くと、帰り予定の電車時間にはまったく間に合いません。
 やむなく、結局ここで昼食として、右岸コースを周回してリターンする事にしました。
 いい加減なものです。

●虹見の滝:
 (光の加減があいにくで、うまく撮れませんでした。)Img_2756

 
●竪琴の滝:Img_2758

 
●名残の紅葉も十分きれいでした。Img_2765

 
●むささび橋からの景観:
 龍王峡の代表的なビューポイントです。Img_2772

 
●腐木に着いていた変形菌、タマホコリの仲間:Img_2786_2

 
●白龍ガ淵あたりの景観。
 青緑色の淵と流紋岩の白色に、紅葉が映えてきれいでした。Img_2792_1

 もう少し余裕があればヨカッタかな。

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2016年10月28日 (金)

みちのく紅葉ウオーキング(2016年10月下旬)

 みちのくの紅葉を訪ねる3日間のハイキングツアーに参加しました。
 訪問地域はずいぶん昔にも訪れたことがあるところでしたが、今回は幸いにも今季紅葉のベストタイミングということでした。
 それでもさほど混雑することもなく、落ち着いた風情の”日本の晩秋”を楽しむことが出来ました。

■概要:Blgimg268

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2016年4月 1日 (金)

身延山久遠寺のシダレザクラ

 ・桜の季節。
 地元のニュース、といっても自宅からは少し遠い秩父市ですが、荒川上野田の「清雲寺」境内の樹齢約600年の県天然記念物「エドヒガンザクラ」が8分咲きになって、ライトアップも始まったという。
 昔、所用での通りかかりに立ち寄ったことがあります。

 ・話変わって、
 高速道路の開通などで当地からも充分日帰り出来るようになった山梨県・身延山久遠寺で、樹齢400年のシダレザクラが見頃になっているというので、はじめて見物に行ってきました。
 (久遠寺HPに境内ライブカメラ情報があります。http://www.kuonji.jp/kuonji/camera.htm)
 曇天下ではありましたが充分満喫してきました。

●身延山久遠寺:
 鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれた日蓮宗の総本山。
 境内にある樹齢400年と伝えられる2本のシダレザクラは淡いピンクの花をつけてちょうど満開/見頃でした。
 他にも境内やその周辺には、たくさんの見頃を迎えたサクラがあふれていました。1

2img211_2

 
 ・三門をくぐり、スギ巨木並木の石畳参道、その先に境内ままで続く急勾配で287段ある石段(高さ104mの「菩提梯」)を、息を切らしながら登りきると、久遠寺境内です。
 (なお、バスと斜行エレベーターを利用すれば、歩かなくても境内に行けます。お好みでどちらでも。)

Photo

 
 ・久遠寺境内・諸堂(上掲の配置図参照):4

 
 ・樹齢400年シダレザクラ(仏殿前):5400

Img_0924400

 
 ・樹齢400年シダレザクラ(祖師堂脇、総受付前):Img_0908400_10

 
 ・シダレザクラ(開基堂脇):8img_0916_3

 
 ・境内から見下ろした西谷方面の景観:Img_9457

 適当な運動になりました。(万歩計カウントは12、274歩)

 麗しき日本の春、全国に、それぞれの土地で大切に守り育てられ、維持されてきた有名なサクラ/名所がありますね。

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2016年2月22日 (月)

十日町雪まつり(第67回)

 2016.2.22(土)、はじめて、日帰りの駆け足で、『十日町雪まつり(第67回)』の見学に行ってきました。
 当日の気温は高めで雨が心配でしたが、幸い見学中には雨にはならず、帰路についてから本降りの雨に。
 今年は暖冬のせいで豪雪地帯でも雪が少なく、「雪の芸術作品」(雪像)の制作も当初の計画数より少なくなったということでした。

 広域に及ぶ会場は車でなければ、短時間ではとても回りきれません。 
 メインイベントの「雪上カーニバル」会場に到着したのが曇天の午後4時過ぎ。
 イベントが始まる(午後6時)前の雰囲気を垣間見るだけにして、そそくさと徒歩で見学できる範囲の雪像巡りに。
 2万4000歩ほど歩きました。
 街中には地元の人々の熱気、心意気が伝わってくる雰囲気・情景があふれていました。

 
●開演前のカーニバル会場風景:P2202488P2202489P2202490

 
●雪像巡りに(16:15)P2202486

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 ・十日町市名物ちんころ:
 :子犬をかたどったちいさなシンコ細工の縁起菓子。P2202498

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 ・コミュニティひろば(17:14)P2202512

 
 ・駅前イベントひろば(17:50)P2202514P2202513

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 ・JR十日町駅(18:00)P2202521
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 以下は十日町雪まつり公式ホームページ( http://snowfes.jp/  ) からメモ。
★第67回十日町雪まつり:(平成28年2月19日(金)~21日(日)
 十日町雪まつりは今から約66年前の昭和25年2月4日に開催。
 第1回の雪まつりは十日町文化協会が主催。
 雪の芸術展や雪具供養の火の周りで十日町小唄を踊る雪中カーニバルやスキー駅伝大会などが主なイベント内容で、住民が主体となって雪まつりを行ったことから「現代雪まつり発祥の地」として知られた。
 十日町雪まつりの魅力は、市民手づくりの「雪の芸術作品」、温かいおもてなしが人気の「おまつりひろば」、音と光のスペクタクル「雪上カーニバル」。

追記:
 第67回「十日町雪まつり」の雪上カーニバルを中心としたテレビ放映が3月5日、午後2時からBS—TBSで行われます。

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2015年4月16日 (木)

北関東の桜名所(2014/4)/わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車

 先日、終日そぼ降る雨の中、日帰りで、北関東の「さくらの名所見物」へ。
 自宅からは、さして遠くもない地域ですが、イージーなお仕着せツアー参加です。
 ソメイヨシノの見頃は過ぎていましたが、他にもたくさんある種類の桜は十分見頃できれいでした。

●『わたらせ渓谷鉄道トロッコ列車』
 事前に予約指定が必要なため、今まで何回か気まぐれにマイカーで出かけた時には乗れないで、今回初めての乗車体験です。Photo

 車両は4両で、DE10型ディーゼル機関車が牽引。
 前後2両が普通の車両で、その間に(窓ガラスがはめられていなかった)2両のトロッコ車両が挟まれているという列車編成。
 今回乗車区間は大間々駅から足尾駅まで。
 ビューポイントでは案内放送と共にスピードダウンして走行するサービスもあり、乗車時間はおよそ90分ほどでした。

 
 時折、窓ガラスのはめられていない*トロッコ車両から吹き込む小雨交じりの冷気を気にしながらも、霧雨に煙る鉄道沿線に咲く桜や渓谷美を楽しむことができました。
 (*寒い季節には窓ガラスがはめられるようです。)
 なお雨交じりの冷気が嫌だという場合は、普通車両に移ることは自由で、そうされた人も多かったようです。Photo_2

 
 神戸(ごうど)駅を過ぎると長いトンネルに入ります。
 トロッコ車両は、帽子も飛ばされるほど、容赦なく吹き込む冷気と、走行騒音に見舞われて、がんばって残っていた人達の中にも、堪らず普通車両へ移動する姿が。
 ただ、この間、トロッコ車両の天井にきれいなイルミネーションが点灯して輝くという、”引き留め策”も。Photo_3

 
 通同駅を過ぎる頃から、昔マイカーで訪れたこともある、歴史的な鉱毒事件の発端になった足尾銅山の遺構も垣間見えて、”一瞬”ですが往時が偲ばれました。Photo_4

 
●その後、富弘美術館見学へ。ここは既に何回か個人的に訪れています。Img178

 館内は撮影禁止。周辺風景です。Photo_5

 
●最後に、はじめての赤城千本桜見学へ。
 降り止まない雨の中、「日本の桜名所100選」の桜の名所見学。
 行き帰りには”ドイツ村”と言ってもよいのでしょうか、『赤城クローネンベルク』の施設内を通り抜けていきます。
Photo_6

 ここでは、37種の桜およそ500本(1000本ではなかった!)と、おまけの15万株の芝桜が見られる、ということでした。
 雨に煙るおかげで、もう一つのおまけに、数は少なかったものの、傘の花も見られました。
 「”桜はちょうど見頃なんですが、このお天気で・・・”」、と施設案内係の人のお話でした。
 桜もいいけれど、草地で圧倒的なナズナに押されながらも、背丈の低い黄色い花のイヌナズナも良かったです。Photo_7

 チューリップは5月から。家族連れで訪れるにはいいところで、ゴールデンウイークには賑わうことでしょう。

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2014年5月29日 (木)

”ミステリーツアー”一泊二日バスの旅(新潟でした)

 5月下旬、”ミステリーツアー”なる一泊二日バスの旅で、行く先は、予想のはずれた北陸路・新潟でしたが、そのメモ記録です。

1日目:
 東北自動車道を走って塩沢石打から一般道へ。あいにく初日は雨模様。

 南魚沼市内のお蕎麦屋(塩沢の田畑屋さん)で、この地域名物のヘギソバを昼食にいただく。
 美味しく、ボリュームもたっぷりでした。
 「へぎそば」とは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦を、ヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。Img_2523

 
 その後、かつての三国街道塩沢宿として栄えた塩沢宿へ。
 往時からの造り酒屋さんも現在のラーメン屋さん、本屋さん、カフェなどの普通のお店も全て統一された和風建築デザインで保存整備されて、ユニークな景観を呈している塩沢の街を散策。Photo_10

 
 途中、トイレ休憩をかねて立ち寄ったドライブイン(湯沢錦鯉ランド/レストハウス越後)。
 店先の生け簀には小地谷地方特産の見事な錦鯉が。Photo_6

 
 ”ミステリー”の行く先は新潟の奥座敷といわれた月岡温泉でした。
                                  (泊)
 部屋から見下ろす正面に見えたのは雨にけむる「月岡温泉共同浴場美人の泉」でした。Photo_7

 
2日目:
 翌日はまず新潟市内へ。「新潟ふるさと村」を訪ね、アピール館、バザール館では買い物も。その後、市内を通り抜けて海岸沿いに走り、「弥彦神社」に参拝。Photo_8

 
 自由時間を思い思いに過ごした後、昼食に向かいました。
 あいにくの天気で佐渡島は霞の向こうでしたが海辺の食堂でパスタの昼食、Photo_9

 後は定番の買い物コースで洋食器の燕三条、そして海産物の寺泊と時間を潰してほぼ予定時間通り帰宅。

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2013年10月 5日 (土)

信越紅葉名所巡り(2013/10月初旬)その④志賀高原、白根山など

4日目:(バス乗車時間8時間)
 嬬恋バラギ温泉-(2時間) →志賀高原(ナナカマドなど朱色に染まる標高約2,000mの高原)-(2.5時間) →(志賀草津道路)-(1.5時間) →白根山・湯釜(神秘の火口湖)-(1時間) →浅間酒造(酒造見学)-(1時間) →高崎駅【新幹線】→大宮駅着18:14

 前日にすっかり”運”を使い果たしたので、本日は、雨時々曇りの中を”通過するだけになりました。愛想なしでしたが、お天気ばかりは致し方在りません。

 朝、小雨模様の中、群馬県嬬恋村を通り、Img_1520trmh

 
 最初の目的地、志賀高原の東館山展望台・高山植物園に向かいました。
 その時点の情報では、高原は霧で視界はなく、風が強くて、蓮池から東館山頂展望台へのサマーリフトの運転は中止になる見込みという。
 ともかく行くしかありません。
 そして現地に到着してみると、リフトは運転されていましたが上は視界不良。また展望台周辺にある高山植物園のシーズンは既に終わっているため、リフトに乗るのは希望者だけ、ということに。Img_1533

 
 私は行くのは止めにして、リフト駅近くにある湿原のミニウオーキングに行きました。見かけた植物や昆虫などを撮りながら待ち時間消化。

●山地なら普通に見られる植物:
 写真は上から順にサラシナショウマの結実、ツリバナの実、ナギナタコウジュ。Photo_5

 
●昆虫:
 上から順に、*ニッポンヒゲナガハナバチ♂、**イブキヒメギス♀、フキバッタ、ヒョウモンチョウ(ナミヒョウモン)Photo_6

 その後天候は次第に悪くなり、(晴れたら紅葉がきれいな)志賀草津道路は霧の中。

 そして次の白根山に到着する頃には本格的な雨模様で風もあり、周囲は濃霧。
 万事休す、のため白根山・湯釜の見学は中止に。Photo_7

 まあこのコースは以前にもマイカーで何回か走ったこともあり、特別未練はありませんが。

 あとは帰るだけに。途中、酒造会社の経営する観光センターで昼食を済ませてから高崎駅、新幹線乗車で予定通り帰宅しました。

                  (完)

註記:
*ニッポンヒゲナガハナバチ:
 本種によく似ているシロスジヒゲナガハナバチがいて、その区別が難しいとされています。 
 今回は同定ポイントとされる前翅の肘室が2個ならシロスジヒゲナガハナバチ、3個の場合はニッポンヒゲナガハナバチとする便宜的基準に従って、原画では明らかに3室個が認められたのでニッポンヒゲナガハナバチとしました。
 体長12~14mm、触角が非常に長いハナバチ。(但し♀の触角は長くない。)
 単独で生活し、土中に巣を造る。出現時期は4~10月、分布は本州、四国、九州。

**イブキヒメギス♀(キリギリス科):
ヒメギスの褐色型かと思いましたが、胸に白い筋がなく、前翅後縁が丸みを帯びる、という特徴はあいにく確認できない画像ですが、冷涼な山地の草原に住むという生息環境などから、イブキヒメギスとしました。
体長30mmほど。中型のキリギリス類。体色は、褐色~黒褐色。出現時期は7~10月、分布は北海道、本州。

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信越紅葉名所巡り(2013/10月初旬)その③乗鞍スカイラインの紅葉その他

3日目:(バス乗車時間計、約11時間)
 白馬温泉-(2.5時間)→《乗鞍スカイライン・雲上の絶景》-(4時間)→畳平(標高約2,700mの絶景観賞)-(2時間40分)→高峰高原(ダケカンバなど紅に染まる標高約2,000mを散策)-(40分)→軽井沢近郊で夕食-(1時間)→嬬恋バラギ温泉(泊)

 白馬村出発。まず今回の旅で一番のお目当て、乗鞍スカイライン、畳平へ向かいます。
 この日だけ天気は晴れ時々曇りという、期待の予報です。

 平湯辺りまでは、上空は晴れていましたが、北アルプス方面は雲が湧いて来てこの先微妙に。
 そして畳平に着いたときにはどんどん湧いてくる霧が迫り、遠景は雲に覆われるようになっていました。
 畳平(2,702m)から、360℃の景観がすばらしいという魔王岳(2,764m)まで10数分、息を切らして馳せ登りましたが、残念ながらアルプスの景観は、絶え間なく湧いて流れていくガスに阻まれ、すっぽりと霧のヴェールに包まれていました。
 下山時間を気にしながら未練がましく待つ間にほんの一瞬、まさに秒単位の時間、北アルプスの笠ヶ岳、そして槍ヶ岳と奥穂高岳がチラッと見えただけ。あきらめてそそくさと下山。1 Photo

 
 残るは”スカイライン”よりもむしろ”エコーライン”の紅葉です。
 紅葉はその年度によって美しさは大幅に変動しますが、今年は例年になく期待できると言うことでした。
 本来紅葉を愛でるには、歩くのが一番ですが、団体ツアーとなればそうはいかず、バスで通り抜けです。
 畳平から乗鞍高原に下る「乗鞍エコーライン」の道すがら、車窓から眺めた紅葉はすばらしい、の一語に尽きる見事なものでした。
 ナナカマドの真っ赤、モミジカエデの赤橙、ダケカンバの黄色、そしてハイマツの緑が織りなすカラー・ハーモニーの絶景は、期待以上に見事なもので、短い時間ではありましたが、充分満足したことでした。
 そしてまた、今回の旅の幸運は、これで使い果たしたのでした。Photo_2 Photo_3

 
 次の目的地、高峰高原(小諸市、標高2,000m)までは、道中渋滞などもあり、予定以上に時間がかかって現地に着いたのは日没時間。
 そのまま追われるように黒い樹間に垣間見える茜色を見ながら宿泊地まで急ぐ事に。Photo_4

 途中で夕食を済ませてから、群馬県嬬恋村の標高1,340mにある高原の宿へ向かう、とっぷり日の暮れた山岳道路は、視界が10数メートルほどしかない濃霧の中。
 急カーブの続く道を、大型バスのハンドルをにぎる若い運転手さんは大変だったでしょうが無事到着。
 この日はバス乗車時間が実に12時間近くになる長丁場でした。 

              (→4日目に続きます。)

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2013年10月 4日 (金)

信越紅葉名所巡り(2013/10月初旬)その②ヒマラヤの青いケシなど

2日目:(バス乗車時間計、約6時間10分)
 六日町温泉-(70分)→竜ヶ窪(名水100選)-(120分)→黒姫高原(一目100万本のコスモス畑)-(150分)→白馬五竜→(テレキャビン・リフト)→標高約1,600mの紅葉名所、高山植物園へ)- (30分)→白馬温泉(泊)

 本日の天気予報は雨時々曇り。そして終日、予報通りになりました。

 夜間の雨が上がりそうになった曇天の中、新潟県南魚沼市六日町の高台(347m)にある宿を発ち、まず竜ヶ窪(名水100選)に向かいます。

●竜ヶ窪(名水100選):
 着いた時はやはり雨の中。傘をさしての散策へ。
 遊歩道は雨にもさしてぬかることなく、よく整備されていました。名水を口に含み、湧水源にあるお社に参拝し、また林縁の道すがら、ツルアリドオシの”へそが二つある”赤い実や、シダのような葉のオサバグサなどを目にしました。(なおオサバグサの花期は初夏です。)Photo_8

 
●黒姫高原:
 次に黒姫高原に向かいます。以前にも行ったことがあります。 
 現地到着後、まずロープウェイで標高1,030mにある展望台に行きました。
 上は霧雨模様で、設置してあった温度計は10℃。少し肌寒く、霧の向こうに野尻湖が見えましたが、妙高山などの「北信五岳」をはじめとする山並は望むことは出来ません。
 早々に下まで降りて、コスモスの見学などに。
 コスモスの最盛期は過ぎて花傷みが始まっていましたが、黄花コスモスの方はまだ見頃のうちだったでしょうか。
 また途上で目にしたキキョウ、シロバナキキョウや以前には見なかったダリア園も見頃で、きれいでした。
 なお昼食は此所で済ませました。Photo_9

 
●白馬五竜高山植物園:
 そして本日の”ウリ”、白馬五竜の標高約1,600mに位置する高山植物園へ、キャビンリフトで向かいます。
 ただ高山植物はもう終わりで、主な目的は紅葉でした。
 キャビンリフト頂上駅到着時、雨が降らないだけましな、かなり濃い霧の中でした。
 此所も好天に恵まれた夏の日に訪れたことがありましたので、かつて知ったる霧の中の道を辿ってきました。
 まずアルプス展望ペアリフト降り場から地蔵ケルンまで登りました。ただ濃霧の中で、ケルンには、誰も行きませんし、また居ませんでした。そこからアルプス平遊歩道にまわると、ミヤマナラ、サラサドウダンなどの紅葉はきれいでしたが、すぐ霧の中に。
 地蔵の沼を過ぎた辺りで下りのキャビンリフトの時間が気になり出して、Photo_12

 
●少し急いで高山植物園内の道へ向かい、下ります。咲き残りの花が少しは見られました。
 花は上から順に、ミヤマトリカブト、タテヤマウツボグサ、ヒゴタイ、エンビセンノウ、マツムシソウ。Photo_10

 
●ヒマラヤの青いケシ:
 そして、一番の幸運は、なんと花の見頃は7月いっぱいといわれる”ヒマラヤの青いケシ”が、濃霧の中に水滴をいっぱいにまといながら、一輪だけ残っていたことでした。
 本種は一時期、各地の植物園などで栽培が行われて人気を博したものです。
 そして、何カ所か見学にも行ったことがありましたが、やはりその後、継続的な栽培、維持管理は簡単ではない経過をたどったようです。
 此所では播種から育苗、そして植え付け栽培、維持管理と、ずいぶん周到な栽培管理がなされているようでした。
 見頃は例年7月中旬だそうですが、開花期間を出来るだけ長く維持するための栽培の工夫などもされているということで、そのおかげだったのでしょうか。Photo_11

 下山後は一路、宿泊地の白馬温泉へ。ここから近いのでほどなく到着しました。
 明日の長丁場に備えて、天気予報を気にしながらも、ゆっくりと夕食、およびお風呂に入ることができました。
           (→3日目に続きます。)

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