トビムシ

2015年9月19日 (土)

ギンヤンマ、アキアカネ、ショウジョウトンボなど;キカシグサとトビムシも(2015/9)

 今シーズンは身近の環境で毎年見かけていたトンボの数が、なぜかとても少ないと感じる状況になっています。
 特に初夏の頃から見られるイトトンボの仲間などはほとんど出遭いません。
 我が家の狭い庭に頻繁にやって来て、時には屋外メダカ水槽に産卵、ヤゴが羽化した実績もあったりしたノシメトンボは、一度も姿を見せませんでした。
 8月初旬に公園でただ1匹見かけたノシメトンボ。身近では確かに少ないようです。R008799382

 
 シオカラトンボだけは、それほど変わらず田圃道を飛んでいますが・・・
 (豪雨の後(9/13)の農道で)Img_3409913

 
それはさておき、
 個体数は少ないものの、農業用水路の水面上を行ったり来たり、遊弋するギンヤンマの姿を普通に見かけます。

●ギンヤンマ(ヤンマ科):
 9月のはじめ、田圃脇の小さな池、というより水溜まりで連結して飛びながら産卵を繰り返していたカップルを見かけました。
 ♀の腹部は、♂に比べて茶色っぽい色をしています。Img_3313_2

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 気の毒なことに、そこは稲刈りが終わった頃から後には完全に干上がってしまう窪地なのに、と、思っていたら、直ぐ後に予期しなかった豪雨に見舞われてその運命は・・・・予知は難しい事です。

※大きさ(体長)8cmほど。
 胸部が緑色で、腹部の付け根が青色のヤンマ。
 平地から低山地の池沼、水田地帯などで普通に見られます。
 ♂は、広いなわばりを持って悠然と飛び回っています。
 出現時期は5~11月、分布は日本各地。

 
●ショウジョウトンボ:
 豪雨冠水の翌日(9/11)、水が引き始めた田圃で、今シーズンはじめて目にしたショウジョウトンボです。今までどこにいたのやら。2911

 
●アキアカネ:
 豪雨後に刈り取りが終わって、また雨が降って水が溜まった田んぼでは、夕刻の上空に、山里地から下りてきた赤トンボがシルエットになって群れ飛ぶ姿を見るようになりました。
 ただ昔に較べればその数は激減しています。
 晴れ間ののぞいた日中、キカシグサ*の生えた田圃の片隅に出来た水溜まり水面上を、アキアカネのカップルが連結して飛んでいるのを通りがかりに見つけました。
 上下に飛翔しながら、雌が水面や水際の泥際に腹端を打ちつける産卵行動を繰り返していました。
 ピンぼけ画像ばかりでしたが、とりあえず記録に。Img_3416_1

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 ここもまた、今後の天候の成り行きまかせで、ほどなく乾田になってしまう環境下です。
 トンボが少なくなった主要な原因の一つでしょう。

 
※余談:
 *キカシグサに、トビムシ:
 写真の整理中、パソコンで原画サイズに拡大したキカシグサのあちらこちらに大型のトビムシの仲間がいるのに気がつきました。、
 (画像はクリックで拡大します。)R0089131

 トビムシは大きさ(体長)1mm以下程度のものが多く、顕微鏡レベルの観察と根気が必要なため、まったく遠ざかってしまいましたが、久方ぶりに偶然見つかって何となくうれしくなりました。
 収穫が終わった田圃に残る稲わらの下などには、多数の、体長1mmを越える大型のトビムシが普通に生活していて、視力が良ければ見つけることが出来ます。
 原始的な小さな生き物ですが、豪雨・洪水など何ともないのでしょうね。

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2012年5月31日 (木)

トビムシ

 薫風をあまり感じないままに5月が過ぎ去ります。

 出番がなかったトビムシです。5月中旬、山地の落ち葉腐蝕層にいたトビムシ。”陸のプランクトン”とも言われるようにどこにでも住んでいますが、通常は目立たない存在です。
 大きさ0.5mm~1.5mm程で、いずれも普通に見られるものばかりです。一応記録のみ。

 
アヤトビムシの仲間:Photo

 
ツチトビムシの仲間:Photo_2

 
トゲトビムシの仲間:
 他の種類より大型のものが多いようでした。Photo_3

 
マルトビムシの仲間:
 大きいのや小さいのや色々でした。Photo_4

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2011年10月 7日 (金)

落ち葉腐植層のトビムシなど

 9月下旬、高原の落ち葉腐植層にいたトビムシなど、土壌動物の仲間です。単なる記録です。

土壌動物の仲間:
 落ち葉の下の腐植層には、さまざまな土壌動物がいます。明るい地上で目にする生き物に較べると、へんてこりんな(さらには気味悪い)姿形のものがたくさんいます。
 普段はスルーするのですが、気まぐれに写真に残してみました。
 大きさはせいぜい数mm以下のもので、名前は分かりません。
 写真下の、画面右にいるのがマルトビムシの仲間です。左側の大きいのはダニの仲間です。Photo

 
シロトビムシの仲間:
 大きさ1mmほどでした。ジャンプするためのバネ(叉状器)は持っていません。Img_0162

 
イボトビムシの仲間:
 画像が不鮮明でわかりにくいですが、体の表面にイボイボがたくさんあります。バネはないので跳べません。Photo_2

 
マルトビムシの仲間:
 すべて別の個体で、上は大きさ0.7mmほど。体の特徴が比較的はっきり分かります。そして、写真下の一番小さな個体、大きさ0.3mmほど、がマルトビムシの全体としての姿を一番良く現しています。
 ”かわいらしい”?
 体の割に長い触角と大きなバネを持っています。体の後ろに伸びているのがバネで、生きているときはおなかの下にたたみ込まれています。Photo_3

 
その他:
 写真が不鮮明で、よく分からないトビムシ達。まだ他にもいましたがここまでに。やはり自然度の高い環境ほど、トビムシの種類、またそれ以外の土壌動物の種類も多く見られます。Photo_4

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2011年9月17日 (土)

トビムシ

 9月はじめ、栃木県日光市所野にある温泉地の”お土産”としてもらった落ち葉混じりの土の中にいた、しばらくぶりのトビムシです。
 トビムシは陸のプランクトンとも呼ばれ、どんな環境にでも生息しているのに、普段はあまり目立たない草食性の小さな、そして原始的な生き物です。

アヤトビムシの仲間
 大型のトビムシ仲間で×50倍の顕微鏡視野にはおさまりきらない大きさでした。Img_0095
 
 体長2.3mmほどあるアヤトビムシの仲間です。4節ある長い触覚の先、第3、4節が損傷してしまいました。大きな跳躍器(バネ)を持っています。
 バネは生きている時にはおなかの下にたたみ込まれています。カニムシなどの外敵に襲われたときにはこのバネで飛んで逃げるのです。それでトビムシ。
 もっとも、中にはバネを持たないトビムシもいるのですが。
Saisai1cc_2

  
トゲトビムシの仲間
 多くは大型種です。
これまで見たものは小さいもので1.5mm、大きいもので2.7mmくらいです。大きな跳躍器(バネ)を持っています。
 余談ながら、日中、白い紙の上に,落ち葉堆積物ひとつかみを載せて広げると、なにやら、ピン、ピンと跳ねるものがいます。それがたぶんトビムシです。
 今回の個体は1.5mmほどで、小さい方でした。トゲトビムシは4節から成る長い触角を持ち、第3、4節が環状に小分節する特徴があります。(写真は×50倍)Img_0079_1

Img_0102_2

Img_0103_3

 他にもまだ違う種類のトビムシがいましたが、今回はこれまでにしました。

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2011年4月10日 (日)

2011/3月末の信州路を歩く(その7) トビムシ

 3月末の信州路を歩いてきました

 田んぼの傍で、日当たりだけ雪が融けた林地の落ち葉の堆積を一掴み採取して、トビムシを抽出してみました。
 新しい生物分類学では、その居場所が確定しづらい位置にまで追いやられた、原始的で目立たない生きもの、トビムシ。
 大きさはせいぜい数mm以下。陸のプランクトンとも言われるように、どこにでも住んでいます。
 その多くはあまり光の届かない地表の近くで、落ち葉など有機物の腐植を食べ物としてひっそり暮らす草食系、自らは食物連鎖の上位にある肉食性生物の餌になっています。

 これまでも、時に少し気持ち悪い姿のものも登場するトビムシは、単なる「埋め草記事」で、しばらく気が向かないで途絶えていましたが、気分転換に腰を上げて、撮ってみました。

アカイボトビムシの仲間:
 体表面全体が、半球状の赤いイボで覆われたトビムシ。バネ(跳躍器)はありません。結構、毛だらけです。大きさは約1.5mm。肉眼でも赤色が粒のようによく目立ちました。
 写真(×30倍)は、プレパラートにする前に、背面および腹面から観察したもので、短い触覚の第4節と、3対の脚は白く見えます。2r

 
 プレパラート標本にしてから同様に背面、腹面から観察したもの。プレパラートにすると標本が透明化してきて、眼斑や、イボイボの体型などがよくわかるようになります。2r_2

 
シロトビムシの仲間:
 写真(×30倍)上はプレパラートにする前。下はプレパラート標本にしたもの。大きさは約1.2mm 。名前のとおり白くてずんぐりむっくりのメタボ体型。バネはありません。2r_3

 
ムラサキトビムシの仲間:
 写真(×30倍)上はプレパラートにする前。下はプレパラート標本にしたもの。大きさは約1.0mm 。基本的にメタボ体型で、体は紫色でバネはありません。2r_4

 
ツチトビムシの仲間:
 写真(×30倍)上はプレパラートにする前。光源の調整のため白く光ってしまいました。大きさ約0.6mm と小ぶりな個体で、スリムな体型です。
 下はゴミがまじって不出来なプレパラート標本。短いながらもバネを持っています。天敵のカニムシに襲われたりすると飛んで逃げるのでしょう。2r_5

 たまたま今回は見つかる種類が少なかったようです。
今回で、やっと白馬村の徘徊シリーズは終わりになりました。
                                      (完)

 完全封じ込めには時間がかかり、今や世界中で神経質に、さらには苛立ちに変わり、時には過剰・過敏に注目されている福島原発の放射性物質の漏出事故。ともかく早く収束してほしいと願うのは誰も同じです。
 ヨウ素-131の半減期は8日、セシウム-137は30年、話題にならないウラン238の半減期は45億年。地球誕生はおよそ45億年前(→http://www.ngcjapan.com/tv/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/590)というから、地球ができた時のウラン238放射能は、まだ半分残っています。
 トビムシは昆虫類のもっとも古い化石として、4億年前の地層から出土しているそうです。その頃から、元気に、静かに暮らしてきたのでしょうか。

 

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2010年9月27日 (月)

トビムシ(あだたら渓谷自然遊歩道の落ち葉から)

 出番がなくて放置していたトビムシです。8月に立ち寄ったあだたら渓谷自然遊歩道の落ち葉の下に住んでいたものです。
 光と乾燥を嫌う習性を利用して、白熱電球の光と熱で落ち葉の塊を処理すると、中にいたトビムシが、ジョウゴ(ロート)の下にセットしたアルコールを入れた瓶に落ちてきます。トビムシ以外にも、いろいろ居ます。201086img_0405

 とりあえず、ありふれたトビムシ仲間ですが記録として載せました。

トゲトビムシの仲間:
 大型のトビムシです。(大きさ2.3mmほど)。何故か触覚の損傷した個体ばかりになりました。Ssfitimg_0426

2r

 
アヤトビムシの仲間:
 毛深いトビムシ。立派な跳躍器を持っています。大きさ1.8mmほどでした。Img_0432

 
ムラサキトビムシの仲間:
 標本の出来が悪く、今ひとつはっきりしません。大きさ1mmほど。2r_2

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2010年5月 8日 (土)

トビムシ(2010.4.25採取、裏筑波山の落ち葉腐植から)

 トビムシは、陸のプランクトンとも呼ばれるように、山地の森の林床や、都市公園の落葉腐植層中など、植物性腐植のある環境にごく普通に分布しています。氷雪環境下に住んでいるものもいます。
 その生息数はとても多く、1平方メートルあたり、少なくても数千、多いときには数万個体といわれています。ただその体の大きさは、0.5~3mm前後と小さなものが多く、また乾燥した明るい地表にはあまり出てきませんから、直接目に触れる機会は少なく、一般の人にはなじみがありません。
 またトビムシは大変原始的な生き物で、昆虫と同じように体の構造は、頭部、胸部、腹部と分かれていて、足も6本ありますが羽はありません。また変態もしません。脱皮を続けて成長します。
 特徴的なことは、多くのトビムシが腹側に叉状器(跳躍器、バネ)と呼ばれるフルーツ・フォークのような形をした跳躍器官を持っていて、普段は腹部下面に寄せられ、腹面にある保持器によって引っかけられていますが、危機に遭遇するとこのバネではじいて跳んで逃げるため、トビムシという名前が付けられました。

 
アヤトビムシの仲間:
 立派なバネを持っています。トビムシの中では比較的大きいものが多い種類ですが、この個体は体長1.7mmほどでした。2r

 
なお、バネ(叉状器)のない種類もあります。シロトビムシの仲間:
 シロトビムシの仲間はバネを持たないものが普通のようです。この個体は体長約1.3mmでした。腹部に見える茶色のものは、俗にソーセージと称される体内に取り込んだ腐植食です。Img_5456

 
 トビムシは腐植土壌中の有機物や菌類を食べて糞として排泄し、それを微生物がさらに分解して、自然界における有機物の分解と養分の循環に深い関わりを持っているといわれています。このようにトビムシの大多数は”草食性”のおとなしい生き物で、カニムシなど肉食性の餌にもなっていて、食物連鎖の底辺に位置しています。
 ただ、時には盆栽(に置かれた肥料に)繁殖したり、貯蔵野菜・食品などに繁殖したりして、いわゆる”衛生害虫”として追っかけられ、駆除の対象になることもあります。
 トビムシを観察するには、通常、乾燥と光を嫌う特性を利用して、ツルグレン装置という用具で抽出し、ルーペや低倍率の顕微鏡などで観察されています。
 ただ単なる暇つぶしの一端で、それ以上の知識も学問的探求心も持たずに、ただ眺めてみても、特別面白いものではありませんが、この度もまた暇つぶしです。

 
トゲトビムシ:
 トビムシ仲間では大型で、長い触角の第3,4節に、フレキシブルチューブのような形をした環状の小分節を有するのが特徴で、分類基準の一つになっています。この個体は体長約1.9mmでした。頑丈そうなバネがあります。また(写真では腹部の真ん中あたりのように見えますが)6節ある腹部の第1節にある、デベソのように見えるのはトビムシを特徴づける「腹管(粘管)」と呼ばれる器官です。3r

 
ツチトビムシの仲間とムラサキトビムシの仲間:
 どこにでも必ずいるといわれるほっそり形体型のツチトビムシの仲間。バネがあります。また、ずんぐり体型で赤っぽい色に写っているのはムラサキトビムシの仲間で、短いバネを持っています。どちらの個体も0.7~0.8mmほどの小さいものでした。3r_2

 
マルトビムシの仲間:
 どちらかといえば気持ち悪いという印象をぬぐえないトビムシですが、マルトビムシは名前のとおり、胸部と腹部の体節が融合して球形になった丸っこい体型で、その分、愛嬌があり、気味悪さはずっと少ないと思いまが、やはり気持ち悪いでしょうか。
 今までこの仲間はごく小さな個体しか見つけていませんが体長2mmほどの種類もいるそうです。写真ものは体長0.3~0.5mmくらいでした。体長のわりには(相対的に)長い触角と、バネを持っています。2r_2

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2010年3月 5日 (金)

トビムシ(栃木県・出流ふれあいの森)

 3月はじめのウィークデイ、久しぶりに遠出して寄り道した山里の森公園には、午後ということもあって全く人影はなく、落葉樹の芽吹きも未だのようで、まだまだ春の息吹は感じられませんでした。
 車を置いて少し歩いてみましたがやはり薄着では肌寒く、スギの植林地では茶色のスギの実が鈴なりのようで、君子危うきに近寄らず、と早々に退散してしまいました。
 帰路、しばらくぶりにトビムシ観察の目的で、落ち葉の腐植を一つかみ採取。一帯は雨続きだったようで、山際の落葉の堆積もずいぶん底の方までたっぷり水分を含んでいました。
 腐植にいたトビムシツルグレン法で抽出し観察しました。特に目新しいものにはお目にかかれませんでしたが、陸のプランクトン、とも言われるとおり、いつでも、またどこにでもいて慎ましやかに生活している小さな生き物です。

 
トゲトビムシの仲間:
 長い触角で、第3、4節は環状に小分節するなどの特徴からトゲトビムシの仲間のようです。立派な跳躍器(バネ)もあり、太めの体型から大きく見えますが、計測すると体長は1.7mmほどでした。
(倍率×50倍)17mm33r

 
シロトビムシの仲間:
 名前のとおり白色のトビムシ。目がなく擬小眼などの感覚器が発達しているそうです。跳躍器は有りませんでした。
 胴部中心に見える透けて見える細長い茶色の”ソーセージ”は摂食した腐植。これを糞として排出すると、バクテリアがさらに分解します。こうしてトビムシは腐植の分解に貢献しています。大きさ約1.2mm(×50倍)20103312mm2r
(写真下:別の個体の腹面から)
 

マルトビムシの仲間:
 胸部と腹部の体節が融合して球形になり、全体として丸い体型をしています。頭部より長い触覚と、跳躍器(バネ)を持っています。また比較的小さいものが多く、トビムシの中では見た目、一番気持ち悪さは少ないと思います。
 多くは地表付近の腐食層で生活しています。
(写真上:シロトビムシ(大きさ約1.2mm)と一緒の記念写真。マルトビムシは大分小さい(0.3mm))です。122mm2r03mmimg_4820
(写真下:マルトビムシ大きさ0.3mm(倍率×50倍))

 
ツチトビムシの仲間:
 体調1mm~位のもので、腐食土壌中にもっとも多いそうで、どこにでもいるようです。この仲間では、跳躍器(バネ)の発達状態は様々の種類がいるそうです。
 大きさ1.0mm(倍率×50倍)2010331mm2r
 写真上の個体には長い”ソーセージ”が観察できます。写真下は食事をはじめたところだったのでしょうか。

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2009年12月14日 (月)

トビムシ(達沢山)

 過日、旧友と山梨・百名山の一つ達沢山に行きました。その折り、ついでに、目新しい個体も見つかるのではと少し期待して落葉の下を採取しましたが、そこに住んでいたトビムシさんには失礼ながら、どこにでもいるものばかりで、観察は途中でやめてしまいました。

いい加減で申し訳ないのですが、その時に見つかったトビムシの”集合写真”を掲載しました。
 常連の、アヤトビムシ、ツチトビムシ、ムラサキトビムシ、シロトビムシなどの他にダニ類やそのほかの土壌動物もいました。Img_39251

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 見る度に、生命誕生、そして進化の過程でどうしてこんな姿形になって現在まで"取り残されてきた”のかと不思議に思うのですが・・・

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2009年11月25日 (水)

トビムシ(秩父市大滝村山中)

 国道140号線(彩甲斐街道)の秩父山中で、お昼にお蕎麦を食べに立ち寄った、秩父市大滝、通称六本松付近の落葉の中で暮らしていたトビムシです。
 暑さ寒さにはあまり関係なく、どんな環境にもごく平気で適応して生きている”陸のプランクトン”たちです。
 大きさは、大方のものが1mm前後。ルーペで拡大してみると、やはりその姿・形は美しくも可愛くもない原始的な生き物です。(写真撮影倍率はいずれも×30倍)

アヤトビムシの仲間:
 体調1.8mmほど。立派なバネ(跳躍器)を持っています。触覚からバネの先まで、全身毛むくじゃらでした。Fitimg_3774_2

 
ムラサキトビムシの仲間:
 大きさ0.8mmほどでずんぐりした体型。短いけれどバネがあります。Img_3717

 
シロトビムシの仲間:
 体調1.2mmほど。バネは見あたりません。体内に取り込んだ”茶色のソーセージ”が見えて、たくさんの腐植を食べている様子が分かります。Img_3769

 
ツチトビムシの仲間:
 大きさ1.2mmほど。立派なバネを持っています。どこでも見つかる種類のトビムシ。Img_3771

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