2021年4月14日 (水)

3月から庭にやってくる小昆虫など

 下を向いて歩くことばかりのような昨今。当地もいよいよマンボウ(まん延防止等重点措置)が足元まで。
 猫額庭に閉じこもり、時折 我が物顔に通り抜けていくご近所の野良猫を追い払いながら、日毎に伸びる足元の元気な雑草周辺を見下ろしていると、異常に暖かかった3月初めから、何やら小さな昆虫類が時に光を浴びて白く光りながら飛来しているのが目に入るようになりました。
 新味は全くありませんが、気まぐれに撮っていた写真をブログ穴埋めにまとめてみました。

●ホソヒラタアブ(ハナアブ科ヒラタアブ亜科):
 3月初めに姿を見ていました。
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-a60de9.html
 その後もよく晴れた日には繰り返し飛来しています。
 今回、やってくると周囲を飛び回り、やがてツバキの葉上に降りて、葉の表面を舐めているようでしたが・・・Img3123

 ・また別の個体も飛来してハナニラの花から花へとホバリングしながら訪花し、やがて1つに花止まって花粉を舐めているようでした。
 なおこの個体の黄橙色紋が、標準的なものと異なっていますが同種としました。Img3133
※大きさ8~11mm。得意のホリングで、花から花へと飛び回り、花粉を舐める。
 腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、それぞれの節に(太い帯と細い帯の)各2本ずつの黒帯があるスマートなアブ。
 黄橙色の帯模様には個体差があるようだ。
 草原や郊外、人家の庭でもよく見られる普通種。
 幼虫はアブラムシを食べて育つ。
 出現時期は3~11月、分布は日本各地。

●アシブトハナアブ(♀):
 飛来して周囲を飛び回った後、陽の当たるコンクリートブロックに止まりました。
 カメラを向けるとすぐに飛び上がり、また戻ってきますが、こちらに頭部を向けた姿勢で、全体の様子が分かりません。
 2枚目の画像で、太くて湾曲した脚がアシブトハナアブのものでしたので、アシブトハナアブとしました。
 複眼が離れているので♀の個体です。Img3119
※体長12~14mm。
 脚は黒色で腿節が太く、脛節が湾曲する。
 メスの複眼は左右に別れる。(オスはくっついている)
 成虫は花によく集まる。幼虫は水生。
 出現時期は3~10月、分布は日本各地。

●ユスリカの仲間:
 飛来を目撃する機会は少ないですが、外構壁に止まっていたり、葉の上にいたりと様々。
 個々の詳細は分かりません。R0013374R00136216mmR0013650

●ハバチの仲間:
 素人には同定できない種類が多数のハチ類です。
 名前を記したものも不確かです。(-_-;)
 ・セグロハバチ:
 ジョウロの水中に落ちて浮いていたもの。
 拾い上げるとまだ生きていて、少し乾くと動き出しやがて飛び去りました。R0013651

 ・同じくジョウロの水に浮いていた不明の個体。(そのまま)R001366034mm2

 ・同じ時期に、バラの葉に執拗に訪れていたもの。
 何者で何をしているのか分かりませんが、殺虫剤をスプレーして濡れたままうごめいているのを観察。
 全身黒く脚には部分的に白い部位がある、体長3~4mmほどの小さなハチでしたが詳細は分かりません。
 画像上2枚は殺虫剤スプレーした個体。3枚目は追い払っても執拗にすぐ葉上に戻ってきて歩き回っていた個体。Ar001360234mmAr00135863mmAr001360843mm

 ・やはり追い払ってもすぐバラの葉に戻ってくるやや大きめ(体長で体長8mmくらい)で、脚の一部は白い、クロハバチ?Br0013618Br0013611

 ・体長10mmほどで脚のごく一部に白い部位があるハバチの仲間。
 こちらも連日バラの葉上に飛来していたもの。ハグロハバチではなさそうですが、詳細は分かりません。Cr0013634-1R0013634-2

 ・大きさ3~4mmと小さく何者かわからなかった個体。
 生い茂るハナニラの葉のすぐ上に張られていた棚網(タナグモの幼体?)に補足されていた獲物。
 同じらしいものがすぐ傍の地面に静止していました。
 (画像はクリックで拡大します)
  ・クモの姿が見えない棚網:R0013770

  ・翌日の棚網で目にした光景。R0013779



※過去ログ例:
 ・ホソヒラタアブ他ハナアブ5種:
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/5-9ad5.html

 ・4月、バラの葉にやってくるハバチの仲間:
 https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-b3e4.html

※バラの害虫であるハバチ類の詳細情報が記載されたHP拝読。
 http://shizennoshiori.web.fc2.com/insect/hachi_moku/hachi_moku1/hachi_moku1.html

 
 

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2021年4月10日 (土)

進む季節、フジ開花など

 晴れたり曇ったり、時には強風が吹いたりと、なんだか落ち着きのない昨今の天候です。
 また朝夕は肌寒く寒の戻りのような日々なのに、季節の移ろいは急過ぎるように見えるのは気のせいでしょうか。

●フジ開花:
 街裏の遊歩道の藤棚が青紫になっているのが目に止まりました。
 昨年の記録より10日以上早い開花進行です。Img3233

●街路樹のハナミズキも満開。
 ・満開の白花:Img_3239

 ・赤花は木によってばらつきがありますが、花付きが悪い木は貧弱ですが、これで満開。Img_3236

(なお“花”は本来の花弁ではなく、総苞片(花のつけ根の葉)です。

●繁茂した満開のナノハナ:
 池の堤防、東西方向に約450m、R0013928450

 南北方向に約350mが黄色に染まって、風に乗ってナノハナの香りが漂っています。R0013929350mR0013930

 大部分が大型化したセイヨウカラシナ(根元の方の大きな葉の縁には鋭い鋸歯があり、茎の途中に付いている葉の付け根は茎を抱かない)で、R0014028

 セイヨウアブラナ(葉の縁は波打つ程度で鋸歯はなく、葉の付け根は茎を抱く)が少し混じり、栽培品種のナノハナはありません。

●川の堤防筋も同じ状況で、ほぼセイヨウカラシナばかり。Img_3240

 ・セイヨウミツバチが訪花していました。R0014030

●例年、早い田んぼでは4月下旬には田植えがはじまります。
 すでに早くから準備作業の一環として雑草処理の除草剤が散布されていて、田んぼによって
 ・イネ科の雑草だけ枯れ、スギナ(ツクシ)が大繁殖しているところや、R0013936

 ・ほぼ全種の雑草が赤茶けて枯れているところなど様々な景観に。R0013933

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2021年4月 9日 (金)

不明の小さなハチの仲間

  相変わらずどんどん伸びる雑草取りをしていた午後の晴れ間、眼に前に小さな虫が飛んできて、ヤマアジサイの新葉の先に止まりました。
 ハチの仲間のようで、しばらくそのまま同じところに止まったまま吹く風に長い触覚をなびかせたりして、のんびりしていたので、しばらくレンズを向けて暇つぶし。
 後で確認したアジサイの葉の大きさと比較して、体長は3mm程のハチでした。
 同定が困難な仲間のようで、詳細は分かりませんが、初めての記録に。
 (画像はクリックで拡大します)R0013975R0013976R0013982_20210410112501R00139873mmR0013982

 何か獲物を食べている?R0013987trm2Sr0013989


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2021年4月 7日 (水)

ダッチ・アイリス / アリウム・トリケトラム(外来の球根植物)

散歩の寄り道で:
①ダッチ・アイリス:
 民家のお庭や道沿いの畑地に植栽されたり、また田んぼ域の農業用水路斜面に(どこからか逸脱して)自生したりしている「ダッチ・アイリス」の水色の花が新鮮に見えましたので、暇つぶしに撮ってきました。
 たぶんこれまでにも目にしたことがあるはずですが、改めて写真に撮ったのは初めて。
 ・雨上がりの畑地で:R0013868-1R0013868-2

 ・農業用水路斜面で:R0013868-3R0013868-4

※ダッチ・アイリス(アヤメ科アヤメ属):
 名前のとおりオランダにおいて品種改良が進められた園芸種の球根アイリス。
 イベリア半島原産のスパニッシュ・アイリスを元に、北アフリカ原産のティンギダナなどが掛け合わせて作られた園芸種。
 草丈は60~80㎝ほど。
 花色は豊富で色も多彩。白、黄、青、青紫などがあり、さらに黄に白や黄に青などの複色花もある。
 丈夫で寒さにも比較的強く、栽培が簡単な(植えっぱなしにできる)ことから、球根アイリスの中でもっともよく栽培される品種という。
 花期は4~6月。



②アリウム・トリケトラム(ヒガンバナ科アリウム属トリケトラム種):
 一度侵入すると一気に増えるという、初見の球根植物。
 たまたま寄り道して通りかかった農業用水路端沿いの空き地で、勢いを増した雑草に混じって、ひときわ目立つ繁殖をしていたもの。
 “人為的な逸脱”によるものでしょうか。R0013874-1R0013874-3R0013874-2

※本種はヨーロッパ/北アフリカ/マデイラ/カナリア諸島原産の球根植物。
 球根や葉茎にネギの様な風味があり、全草が可食という。
 草姿はロゼットで、成長すると草丈は60cm 、幅は約30cmになる。
 葉は細長い剣形。花は花被片6枚の集まりで、白色に緑色の縞があり、花径1.5cm程。
 花茎先端の散形花序に多数ついて下向きに咲く。花期は4~6月。
〈要注意〉:
 花が終わり夏になると地上部の全草が枯れて(地上から)姿を消すが、地中では着実に分球生長して子孫を増やし、翌年のシーズンに出現する強力な繁殖力を持つ。
 これにより高い侵襲性を発揮し、完全に取り除くことが難しくなるため地域によっては有害雑草扱いにもなっているという。

・我が家の庭に掘り取っても増えすぎて困っているハナニラ同様でしょうか。R0013723

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2021年4月 6日 (火)

ネコハエトリ♂

●ネコハエトリの♂:
 4月初めの晴れた午前中、草取りをしていたら目の前にクモがぴょんと跳び出してきました。
 すぐにネコハエトリと分かりましたので追っかけ。
 本種は網を張らずに、あちらこちらを歩き回りながら獲物を見つけると、ピョンと飛びつくようにして捕食する徘徊性のクモです。
 クモ仲間ではその独特の風貌で人気者です。
 (画像はクリックで拡大します)R0013706R0013689R00137032

 前胸部の黒い♂でした。
 久しぶりです。
※♂は♀より歩脚が長く、腹部は細目で、♂の前胸部は黒いは黒が基調。

・過去ログ:(多数あり一部です。)
① https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/5-f3f4.html
② https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-9f53.html
 ♀の画像R0072774
③ https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-f2e4.html
 ♀の画像P5230591trm_2
 

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2021年4月 4日 (日)

クロバネキノコバエ

●クロバネキノコバエ:
 気温が上がって雑草も勢いを増して繁茂を始めると、小さな昆虫類が次々に出現してきます。
 3月下旬、草取り中に、普段気が付くことも少ない小さなハエのようなものが目の前に飛来したので手袋ではたき落としたところ、普段あまり見かけない(気づかない)ものだったので、撮影して確認。
 鉢植え植物や腐植などに、時には大量に繁殖するという、初めて確認した、クロバネキノコバエ(♂)でした。R0013565ct

※観葉植物など湿り気のある植木鉢の培養土や、湿った堆肥、腐植、また腐葉土などで時に大量発生する。
 体長は2~3mmほどで体色は黒い。
 腹部は体長の割に大きく、♂は♀より細身であるが、いずれも(腹部)先端(尻)は細く尖る。
 繁殖力が強く、高温多湿の時期には大量発生する不快衛生害虫仲間。

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2021年4月 3日 (土)

ベニシジミ(初見)

 ベニシジミの出現時期は3~11月で、当地でも例年3月初旬には堤防草地で見かけていましたが、今シーズンは何故か、なかなか目にすることがありませんでした。
 そして昨日(4/2)に、通りかかった農道端の草地ではじめて1匹を見つけました。1月遅れです。
 翅色は春型の明るい赤橙色のきれいな個体でしたが、撮った画像を確認したら、小鳥に襲われたのでしょうか、右前後翅の一部が損傷していました。Img_3207Img_3210

 それはともかく、少ない原因は分かりませんが、ベニシジミの越冬態は幼虫で、また(ベニシジミ幼虫の)食草はスイバやギシギシです。
 堤防や農道沿いの草地には毎年普通に多数生えていますが、草刈りのタイミングや回数などの人為的攪乱なども影響しているのでしょうか。


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