野生のクロメダカ
大規模の水田が広がる地域です。
農業用水路はすべてコンクリートで護岸され流水量も人為的にコントロールされています。
この時期は農薬(稲の病害予防、また畦道の雑草防除のため)も定期的に散布され、用水にも流れ込みます。
降雨と用水流量管理により、水路の流水量も極度に変動し、特に水量が減少して溜まり水状態に追い込まれた野生のクロメダカにとっては大変厳しい生存環境といえるでしょう。
それでも丹念に歩いて観察を続けると、小さな群れを発見することができます。
殆ど止水状態で濁った用水路に数匹のメダカが浮かんでいました。
幅が約1.5m位のコンクリート製U字用水溝で、珍しく水が澄んだ状態になった場所に、20匹足らずのメダカの群れを発見しました。
こんなに群れているのを観察したのは初めてでした。
後日同じ場所に行ったときにはもう見あたりませんでした。
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