カヤツリグサ
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晴れた日中はまだ30℃を越えますが朝夕は凌ぎやすくなり、鳴く虫の声はもうすっかり秋です。
鈴虫は養殖ものしか居ないし、ウマオイやクツワムシなどは全く見られませんが、自宅周りで鳴く秋の虫を代表してアオマツムシ、コオロギ(エンマ、ツヅレサセ、ミツカド)に登場してもらうことにしました。
いずれも嫌がるものを無理矢理、網をかぶせたり手づかみにしたりで“ご招待”して記念撮影、一晩お泊まり願った後、お帰りいただきました。
今日はアオマツムシ。
先に♀が玄関の明かりに飛来しましたが、今度は♂です。
庭木や街路樹で一匹が鳴き始めると一斉に鳴きだし、やかましいです。
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やっと涼しくなりかかったようですが、晴れると日差しは強くて暑いですね。
さて今日はたまたまですが、このところ目に付いた熱帯アメリカ出身の華麗な1園芸品種、2野生化/しつつあるお邪魔虫の花について。
●ルコウソウ:
これも道路脇フェンスに絡みついて大繁殖。
駆除に困る雑草です。花は真紅できれいです。
葉は羽状に細かく深く裂けて裂片は糸のよう。
ルコウアサガオなどの名前で園芸店でも売られていますので近くの民家から逃げ出したのでしょうか。
●マルバルコウ:
道路脇のフェンスに絡みついたルコウソウ仲間の一人。
江戸時代に観賞用に導入したものが野生化したそうですが、実に繁殖力旺盛で畑などに入ると強害草になってしまうので嫌われ者。
葉は心形で先が尖ります。
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今日は十五夜、中秋の名月の日、この天気ならお月見が出来そうです。
お団子とビールでしょうか。
ちなみに中秋の名月は満月(まん丸)とは限らず、日付も年によって9月であったり10月になったりまちまち。
今年は2日後が満月だそうです。
月の満ち欠けを使って月日を決めた旧暦の秋は7,8,9月、その秋の中日(真ん中)は8月15日で、大体月はまん丸。
満月が「十五夜お月さん」と呼ばれる由縁。
“十五夜お月さん”(野口雨情)、懐かしい童謡です。
そう言えば、今、月探査機「かぐや」も飛んでいるのですね。
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子供の頃、腕白仲間で泣いている子がいると、“泣き虫、ケムシ、挟んで捨てろ!”と囃されたものでした。
爾来、イモムシ・ケムシには肌が合いません。ハッキリ言えば嫌いです。気持ち悪いです。
同様に、イモムシ・ケムシの類が嫌いな方は今回の記事はご覧にならないで下さい。
とりあえず9月になってから撮り溜めたものを記録して残しました。
●セスジスズメ:
農道に生えたチョウジタデの茎に2匹も連なっていました。
住宅街の道路を、尻尾のアンテナをタクトのようにフリフリ歩いている姿もよく見かけます。
気持ち悪いです。
ケムシ愛好家は家に連れて帰って蛹になり羽化するのを楽しまれるそうですが私にはとても。
図鑑によれば、親の姿は三角翼のジェット機のようです。
●モモスズメ:
雨が上がったので玄関のドアを開けたらこの光景が。
ドアを閉めて内に戻りカメラを持って出てみると依然として両者不動の体勢。
中に割って入りモモスズメは百合の茎にひとまず待避。
本当は、帰るべきところは桃の木だそうです。
その後行方しれず。親の顔は知りません。
●ツマグロヒョウモン:
親の顔を知っているので、マア居ても仕方ないです。
それにしても、野生スミレの混生した植木鉢をハシゴしてそこいら中歩き回るのには困っています。
120cm/分位のスピード(実測:暇人)です。
この夏かなりのイモムシがチョウチョになって飛んでいったようです。
異常に多い発生で、生息地もどんどん北上して地球温暖化の影響では、と心配される識者もあるようです。
●フタトガリコヤガ:
5月下旬から芙蓉の葉っぱを食い荒らす不届きものですが、いつの間にか姿を消し、しばらくするとまた出現することをここ3ヶ月くらいくり返しています。
今日、葉の上に長く伸びて休んでいました。
多分居なくなるのはちょうど“食べ頃”になるとスズメにさらわれるのではないかと想像しています。
親の顔は見たことはありませんが小さい蛾のようです。
●シモフリスズメ:
ネズミモチの植え込みに居ました。
図鑑によれば親は茶色で三角翼ジェット機のような形です。
蛾はどうして気持ち悪いのでしょうか。
●ナミアゲハ:
山椒の木にいました。
毎年アゲハが飛んできて必ず幼虫が現れますが、途中で居なくなります。
これも翌日は姿が見えなくなりました。小鳥にさらわれるのでしょうか。
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朝の散歩コースに大分前から朝鮮朝顔が咲いていました。
”朝鮮”は地名を意味するのではなく、単に「外来の」という意味だそうです。
道路沿いの畑の隅に植えられて、大きなトランペット状の花を上向きに沢山つけて目立っていましたが、今朝はもう大株は切り倒されて、脇に小さな株が一つだけ残って、花もしおれて垂れ下がっていました。
はじめから下向きに花をつけるエンゼルトランペットと呼ばれるものは別の品種です。
他の畑には八重咲きで紫色のものがありました。
大きくてとても目立つもので、固有の香りがあります。
また用水の堤防沿いには点々と文字通り小さな白いマメアサガオが咲いています。
こちらも帰化雑草で、戦後まもなく輸入飼料に混じってやってきたと考えられているそうです。
つる性で地面を這い回りまたフェンスにからみつき、スゴイ勢いです。
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少しずつ秋が進み、近くのほとんどの稲田は刈り取りが終わり、二番穂ができた田圃もあります。
この時期になると、時々、シラコバトの姿を見かけるようになります。天然記念物、また環境省の絶滅危惧Ⅱ類、そして埼玉県の県鳥にも指定されています。警戒心が強くなかなか近寄ることが出来ません。逆光であまりよい写真が撮れませんでした。
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朝から快晴で、空の色はすっかり秋の雰囲気ですが気温は32℃を越えて、暑いです。自宅近くの散歩道沿いにも曼珠沙華が咲き始めました。埼玉県では巾着田の曼珠沙華が有名で、早咲きの区域では現在早くも見頃だそうです。
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阿寒湖畔一帯に沢山のエゾトリカブトが咲いていました。かの有名な有毒植物でアルカロイドの一種、アコニチンを含み、かつてはアイヌが狩りに使う矢毒として用いたとされていますね。漢方では弱毒加工をして生薬名「加工ブシ(附子)」と言い、また毒として使うときは「ブス」と言うこと。【余談ながら、俗に不美人のことを「ブス」と言うが、これはトリカブトの中毒で神経に障害が起き、顔の表情がおかしくなったのを指すという説が一番有力。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』:トリカブト)】
トリカブトは花の蜜や花粉にも毒が含まれ、蜂蜜でも中毒例があるそうですがこの花の蜜を吸っているものが居ました。エゾトラマルハナバチです。
マルハナバチの中でも最も口吻長の長いトラマルハナバチは、さまざまな花に訪れて餌を集めていきますが、その中にはトラマルハナバチしか蜜源にアクセスできない花があります。ツリフネソウ、キツリフネ、キバナアキギリなどがそのような花で、トラマルハナバチの長い口吻でしか蜜が吸えないほど花の奥深くに蜜を持っています。その極みがトリカブトの仲間で、兜のような部分の一番奥に、さらに細長い花びらに包まれた蜜を用意しています。この蜜のありかを探し当てるのは、賢いトラマルハナバチの中でも一部のワーカーだけです。花の方は、このような仕掛けを用意することで、自分と同じ種類の花に確実に花粉を運んでもらえるのです【出所:http://www.biology.tohoku.ac.jp/lab-www/plsyst/coevo/bumblebee/b_flower5.htm】
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殆ど刈取りの終わった水田地帯の一角に、遠目にも鮮やかな赤い稲穂が明るい陽を浴びて輝き、風に揺れている様は目を見張るものがあります。
現代米のルーツと言われている古代米ですが、確かな根拠が示されているわけではないようです。古代米の一種、赤米は赤飯の起源と言われ、縄文時代、日本に初めて伝わった米も赤米だったと考えられていますが、明治に入ると雑草と考えられ赤米駆除運動が始り絶滅寸前になったということです。しかし心ある人達の手によって連綿と守られて、現在は健康食として各地の道の駅などでも販売されていますね。現代米より背が高いので倒伏しやすく、収穫時期は遅く、収量も半分くらいで、稲作としては大変だそうです。
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はじめて見る網走海岸から知床半島を望むオホーツクの海。都市の喧噪からはほど遠い悠久の自然の営みを感じました。ガイドさんから聞いた戸川幸夫著「オホーツク老人」 、そして映画化された「地の果てに生きるもの」の経緯も大変印象に残りました。
この時は薄曇りでここからは、知床半島はぼんやりとしか分かりませんでした。
砂浜を散策中の年配のご婦人が貝殻らしきものを手に持って、”海が荒れた後に打ち上げられ、表にも裏にも桜の模様があるんです。なかなか見つかりません”、と見せてくださいました。はじめて見ました。後で調べましたらウニの仲間で何種類かあるハスノハカシパンの一つと思われます。自然の妙ですね。
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今日は近くの小学校の秋期大運動会です。
朝から元気な声が聞こえます。
日中は32℃位まで気温が上がり暑いですがみんな元気に活躍しています。
オチビさんみんながんばれ!
さて、秋バラのシーズンになりました。
庭のバラが順番に咲いています。
ロイヤルハイネス(Royal Highness)(ハイブリッド・ティー(HT))
一番好きな好きなバラです。
1962年にアメリカで作出された(作出者:Swim & Weeks)剣弁高芯咲きで、中香、ティーの香りがあり、柔らかい淡いピンク色の気品にあふれたバラです。
難点は雨に弱く花弁が傷みやすいこと、また光沢があり美しい明緑色の葉も下葉が落ちやすく、うどん粉病にも弱いことです。
つぼみが膨らんでくると透明なビニール傘で雨よけをしてやればいいのですが、怠ったのでせっかくの花がかなり傷んでいます。
日頃の世話もしてやりませんでしたので、花も小振りになりましたが、香りはすばらしいです。
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はじめてミズワラビという絶滅が危惧される水田雑草の生育過程を観察しました。
盛夏の期間中だけ水田周りに突然現れて涼しくなると消えていく、そういう印象で他の強害草といわれるものに比較すれば随分おとなしいという感想です。
生育環境・状態によって草姿は大きく異なり、成長するにつれて葉は2~3回羽状に分裂しますが、水没状態では羽片の幅は広く、葉が水面より少し上に出ると細くなってきます。
完全に空中に出てしまうと葉は棒状になり、たしかに、時期別に見るととても同じ植物とは思えません。
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水路の対岸に敷設された金網フェンス上に、このところサギ仲間がいつも十数羽たむろしています。
稲の刈り取り後に飛びだしてくるカエルをねらって、談合しているらしい。
早朝、舗装された農道にカエルの轢死体があちこちにあることから、相当のカエルが稲田に潜んでいるようです。
不鮮明ながらデジカメで撮影した画像をチェックしていくと、どうやら集まっているサギ仲間は3人組らしい
左からチュウサギ、アマサギ、コサギと思われます。
ダイサギも居たかどうかよく分かりません。ゴイサギとアオサギも時々見かけます別行動のようです。
どのサギ仲間も“ゴァー”とか“グワー”などといやな声を出して鳴きます。特にゴイサギは夕方。
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台風9号が今未明通り過ぎていきました。
夜間雨戸を揺すり叩く風雨の音がやかましくてよく眠れませんでしたが、幸い当地は無事でした。
各地で被害に遭われました方々にお見舞い申し上げます。
さて、自宅から15kmくらいのところに、利根川と江戸川が流れています。
国土交通省の「利根川水系江戸川浸水想定区域図」、また「破堤時の氾濫シミュレーション」情報によれば、出水時、当方の居住域は床上浸水の可能性もあるようになっています。
そこで午後風雨がおさまった頃合いを見計らって”偵察”に行ってきました。
役所の担当部局の人達がパトロールしていましたが大丈夫のようでした。
しかし、上流から流れてくるゴミの「種類と量」の多さに驚き「環境」についてあらためて考えさせられました。
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今日は午前中何とか降らないでいましたが午後からは断続的な雷雨の繰り返し。
稲刈り予定の農家の人は大変でした。
コンバインが活動している田圃では、いつもの変わらぬ光景が展開されていました。
農家の人もまとわりつくサギどもをうるさがっていましたが・・
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クサネムはお米農家の大敵、強害草です。他の水田雑草より少し遅れて生えてきます。
草丈が小さい頃は、草姿が合歓(ネム)の幼苗に似て、夜は葉を閉じて休眠し、
昼間でも葉に触れるとゆっくりと葉を閉じたりして愛嬌を示します。
稲を追い越し、鞘豆のような緑の実をつけます。やはり夕刻からは休眠します。
さらに稲の収穫間近になると、さやが黒茶色に完熟し、しかもスリット(切れ目)が出来て、
少しの刺激でスリット単位にバラバラになります。このかなり堅い“カプセル”をピンセットでこじ開けると中に黒く厚みのある種が入っています。
この種は収穫された玄米に混入し、品質検査等級を1ランク下げてしまう農家の大敵だそうです。
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「閑話休題」
今朝は快晴です。気温はぐんぐん上がってきました。
近くの小学校の校庭では低学年のオチビさん達が赤や白の帽子をかぶって秋の運動会の練習中。
元気な女の先生の声がマイクから響きます。
”ハイ真っ直ぐ整列して!。それではダメですよ。ヘビのダンスではありませんよ!ハイ、では組み替えです。
そんなバラバラでは出来ません。大丈夫ですか、台風が来たら練習する時間はありませんよ!”
(台風9号が、今後の進路によっては関東地方に向かうかもしれないという今朝の天気予報)。
”なぜうちの子が学級写真の真ん中に写っていないのか”等とクレームをつける理不尽な親が増えたという昨今、先生方も本当に大変だな、と思いました。
さて、暑かった夏の涼味を演出したフウセンカズラも実が熟す時期になりました。
茶色に熟した風船の中には、黒地に白のハート模様の種が入っています。
自然の造形は妙ですね。
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今日は時々薄日の差す曇りの1日。
自転車で散歩に。
一斉に稲刈りが始まり大型コンバインのエンジン音があちこちで聞こえます。
例によって刈り取られた圃場にはチュウサギが沢山集まっています。
全部集めると相当の数になります。どこからやってくるのか不思議です。
また近くのヨシが生えた水路には今年はカルガモがこれまた不思議なくらいたくさん居着いています。
数十羽集まっていて近づくと一斉に飛び立つので驚きます。
そして極めつけは、写真がうまく撮れませんでしたが、羽に白い班のあるカラス。
3羽飛んでいるうち1羽の両翼の真ん中あたりがハッキリと白いのです。
残念ながら羽を広げて(飛んで)いる時の姿は撮りようがありませんでしたが、電柱にとまったところを遠くから撮影。
写真を拡大してみると、確かに閉じた羽の一部に白い部分があるのが写っています。
鳥の不思議を観察した1日でした。
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