赤米(古代米)
殆ど刈取りの終わった水田地帯の一角に、遠目にも鮮やかな赤い稲穂が明るい陽を浴びて輝き、風に揺れている様は目を見張るものがあります。
現代米のルーツと言われている古代米ですが、確かな根拠が示されているわけではないようです。古代米の一種、赤米は赤飯の起源と言われ、縄文時代、日本に初めて伝わった米も赤米だったと考えられていますが、明治に入ると雑草と考えられ赤米駆除運動が始り絶滅寸前になったということです。しかし心ある人達の手によって連綿と守られて、現在は健康食として各地の道の駅などでも販売されていますね。現代米より背が高いので倒伏しやすく、収穫時期は遅く、収量も半分くらいで、稲作としては大変だそうです。
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