カワウ(川鵜)
シラサギは、もはや田圃での餌取りが当てに出来なくなったためちらほら姿を見せるだけになりました。
それに変わって、というほどではありませんが、カワウが比較的多い頻度で見られるようになりました。
それも早朝に10羽くらいの集団で用水路に降りているのが目撃されます。
ただ警戒心がとても強く50~60mくらいまで近づくと一斉に飛び去ります。
町の環境指標動物に指定されていて、当地ではカワセミと同じくらいの頻度でしか見られないレベルになっていますが、この時期にはそれほどでもありません。
カワウも一時生息数が非常に減少した時期(1960~1970年頃)があったそうですが、今はむしろカワウにとっては生存環境の好転で増えすぎて、そのため内水面における漁業被害などが全国的な問題になっているとのことです。
環境省でも被害防除の特定計画マニュアルが作成されているそうですが餌取りの関係で夏場は沿岸部に、冬場になると内陸部へと広域的に移動することなどで、管理が難しいことに変わりないようです。
先日のこと、日溜まりの水路岸に上がり、カルガモと一緒にのんびり羽を広げる姿です。
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