トビムシ(5)公園の腐葉土から
先のツルグレン法失敗のやり直しとして、捕集用ガラス瓶に、(手元に80%アルコールがなかったので)薄めた台所用洗剤液を入れてとりあえずテストしてみました。
試料は公園の植え込みに積もって少し腐植が進んでいる腐葉土部分です。一掴みクラフト袋に採取して持ち帰り、抽出してみました。
当然抽出されたトビムシは全部死んで、叉状器(バネ)は全部はずれて尻尾のように後にでていました。
スライドグラスの洗剤に浸った状態での写真ですので、生きて動いているときのモノとはかなり様子が違っていますが、参考書に掲載されていたアヤトビムシとそっくり同じでしたので、多分この個体はアヤトビムシかもしれません。
体長3mmくらいでトビムシとしては一番大きい方です。
なおトビムシ以外にも気持ち悪いのが抽出されていましたが、代表としてイシムカデ(体長1.5cm位、紫褐色、足は15対)の写真です。
同じ画面に小さめの1.5mm位のトビムシが写っています。
( 続く )
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