トビムシ(武田神社)
NHK大河ドラマ「風林火山」の地元、武田神社の森の土壌からは、素人目にも違いが分かる少なくとも6種類位のトビムシが沢山抽出されました。抽出液表面に団子状態で浮かんでいましたので、その後の処理を続ける根気も無く、写真を撮ってお終いです。学問をしようと思えば、1個体ごとに分離、取り出して、プレパラートを作成し、顕微鏡で観察しながら、種(名前)の同定を行う、大変なことですね。
最初はやはり気味悪いですが、見慣れてくると気持ち悪さは消えてきました。目の痕跡がありますがすっかり退化しているそうです。ほとんど暗い土粒の下で暮らしているのですから視力は関係ないのでしょうね。一番大きいモノで体長2mm、小さいモノは0.4mm位です。参考資料を見ると、多分、ツチトビムシの仲間、シロトビムシの仲間、ムラサキトビムシの仲間、イボトビムシ仲間、そしてマルトビムシの仲間がいるように思います。長い立派なバネ(叉状器)を持った個体はいかにもよく飛びそうです。やはり神社の森は生き物の天国なのでしょうか。
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