今夜のメダカ
12月も中旬になり、屋外のメダカ水槽の水温も10℃まで上がらなくなりました。クロメダカは終日水草の陰に隠れたままほとんど姿を見せません。浮遊性の餌を水面に播いておいても、数日間餌は浮遊していて、ほとんど摂取している様子がありません。それに対してシロメダカは水面に群れて浮かんできて、餌をまくと、一時期ほどの勢いはありませんが、ほとんど1日の内に平らげるようです。夜、懐中電灯で照らしてみると、シロメダカはやはり群れて比較的ウロウロしていますが、
クロメダカの方は底に生えたアオミドロなどに紛れるように、ポツンポツンと散らばってじっとしていました。
水温が低くなってからのこの時期、アミミドロという藻が水中に繁殖して、昼間に見るとモヤッとした感じにまでなっています。割り箸を突っ込んで水中をかき回すと、綿飴のように沢山巻き付いて取れます。なかなかきれいには取りきれません。採取した一部をパックに入れてきれいな水に浮かせて見ると、筒状で、規則正しい5~6角形の編み目構造であることが目視でもよく分かり、驚きます。まさに漁網と同じです。
そう言えば、以前このアミミドロの網に体を突っ込んで動けなくなって死んだメダカがいました。一度アミミドロが発生するようになった水槽から完全に排除するのは難しいそうです。
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