調節池の水鳥(1)
地域の歴史
関東平野のやや奥まったところに位置する町域の大部分を占める低地の地質は、縄文時代の浅い海(奥東京湾)が河川の土砂で埋まって形成されたものだそうです。
そのため河川周辺の平坦な低地では浸水や湛水の被害を受けやすく、昔から水害常習地帯だったようです。
また後年の水害のほとんどは、市街地などにおいて雨量に排水が追いつかない内水氾濫によるもので、これらの問題を解決するために、近年大規模な調節池が建設されました。
夏は除草が追いつかなくなるほど雑草が生い茂りますが、その分、生き物達には貴重な生活、居住空間を提供しているようです。
調節池の貯留水量は台風などの大雨時は著しく増大しますが、池のおかげで最近は市街地が浸水などの被害を受けたことはありません。
冬場は水量が減って流入水も少ないため水質は良くないのではと推測します。
ただ天然の大きな鯉がたくさん住み着いていて、通年釣り人が釣り糸を垂れています。
冬になるとカモ類を主とした渡り鳥が、数は多くはありませんがやってきています。
数年前一度だけ、コハクチョウが飛来して羽を休めていることがニュースになりましたがその後はありません。
ここ数日天気の良い日に双眼鏡とカメラをぶら下げて、観察に行ってきました。
少しずつシリーズで記録していきます。
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