大小山(栃木県)
寒い時はおっくうだし、花粉飛散が始まるとまた出不精ということで閉じこもっていたらだんだんストレスが溜まってきます。
気温が20度近くまで上がった1日、しばらくぶりに里山ハイキングに出かけてきました。
行ったところは大小山(栃木県)。
地元ではその昔鷹巣山と称され大天狗小天狗が住む霊場と伝えられ、中腹に大小の文字が岩に懸けられて関東平野の名所だったということです。
”大小”の文字が見えるところまで来ると登山口の阿夫利神社はもうすぐです。
むき出しの岩がゴロゴロしている樹間の尾根筋を登っていくと、グループ、あるいは一人旅の登山者に何人か出会いましたが、ご多分に漏れず「65歳から前期高齢者」、新たに「75歳から後期高齢者」というお墨付きの、でも、そこは元気な”高老年”ばかりです。(大きなお世話だと思うのですが・・・)。
汗をかきかき登っていくと、ほどなく岩壁に「大小」の文字が見えるようになります。
文字の真上が大小山の頂上ですが潅木に囲まれていて展望はあまりありません。
その先に進むとコース最高地点の妙義山(314m)です。
当日は春霞のため見えませんでしたが、富士山、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、日光連山など360度の展望が得られると言うことです。
お昼を食べて花粉防止のマスクを干して、のんびり休憩してから来た道を大小山のピークまで戻りました。
大小の”看板”直下を巻いて下る急勾配の鉄の階段を下りた所に四阿(あずまや)があり、
四阿から見上げると、頭上に、”大小”が見えます。
どうやって固定したのかと首が痛くなるほど目をこらしてもよく分かりませんでした。
あとで写真を拡大してみると、文字板の周囲を取り囲んだ沢山の鉄パイプが確認できました。
里に桜が咲き、草花が咲きみだれるようになれば、元気な「シルバー・エイジ御用達」のハイキング・コースですね。
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