ツマグロオオヨコバイ
春の訪れと共に静かだった生き物の世界にも賑わいが戻りつつあるようです。
陽が射して気温が上がってきた午前中の庭に、たくさんの小虫がいました。
近づくと素早くピューッと飛んで逃げて辺りの葉や立木に止まり、ススッと横に移動して裏側に隠れます。
葉表にとまって直射日光を受けた虫の背中にオッと思わせる模様がありました。
虫の大きさは10~12mm位です。
模様をアップで撮ろうとするとすぐ逃げてなかなか捉まりません。
ツマグロオオヨコバイです。
多分この時期にこんなに大きいのは越冬成虫でしょうか。
頭の形はセミと同じようなつくりで、庭の植物の汁を吸う害虫です。
余談ですが、裾まで全身薄黄緑色のはオオヨコバイ、小型で4~6mmのツマグロヨコバイは稲の害虫です。
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