夏のトンボ5種
挺水性の植物や、水場に近くて夏草が茂る広場や堤防にいろいろなトンボが飛び交っています。もっともかつてのように、たくさん群れて飛ぶ姿にはあまりお目にかかりません。近郊でトンボの餌になる小虫がたくさん発生するような環境が少なくなったからでしょうか。
虫取り網をもってトンボやバッタを追いかける子供の姿などさらに見かけなくなりました。『トンボ釣り、今日は何処まで行ったやら』。懐かしいですね。
● よく分かりませんが、ウスバキトンボでしょうか。同一個体です。赤とんぼより大きめ。近くに一匹しか見あたりませんでした。
昔は、ウスバキトンボはお盆の時期になると群れてたくさん飛んでいましたので、盆トンボとか精霊トンボなどといっていましたが・・・。
間違いでした。ウスバキトンボは(滅多にとまりませんが)、とまるときには”ぶら下がるようにとまる”というのが特徴で、このように水平に近い格好ではとまりません。また翅は付け根まで透明です。
そしてこの個体はショウジョウトンボの未成熟個体と分かりました。
赤トンボはまだ山の上でしょうか。もうしばらくすると里に下りてきて秋の到来を告げてくれます。
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