称名滝と幻の滝:ハンノキ、ソーメン滝
北陸は不安定なお天気続きだったお盆休みに、大雨の翌日、また雨降りの朝、落差350mと日本一を誇る富山県、立山の称名滝を見てきました。
左の太い流れが称名滝、そして真ん中あたりの細い滝が、落差500mといわれる幻の滝「ハンノキ滝」です。(2008.08.15:午前10時半)
当初、出かけた日(2008.08.14)の午後は生憎の大雨になって、称名滝道路(170号線)及び立山有料道路のいずれもが午後3時には通行止めになってしまいました。
やむなく途中でUターンしてすごすごと帰りましたが、道中、称名滝方面の岸壁からものすごい水量の”幻の滝”が二つ流れ落ちているのが遠望できました。
後から分かったのですが、左側がハンノキ滝で、立山の雪解け水が多く流れ込む春期や、大雨などで流量が増えた時だけ称名滝の右に現れる幻の滝です。
そしてその右側にさらに幻の、豪雨などの時にだけ現れるという「ソーメン滝」。
こんな光景はあまり見られないそうです。
この光景から、仮に通行止めにならなかったとしても本命の称名滝には近寄ることすら出来なかっただろうと思いました。
(写真はいずれも2008.08.14:午後3時55分頃、七姫平のカントリーレストラン付近上流及びすこし下がったところで道路端から撮影)。
対岸の「悪城の壁」と呼ばれる岸壁からも幻の水流が何条も落ちていました。
称名川の流量も極端に違っていました。写真上:8月14日午後16時過ぎ。下:翌15日午前10時過ぎ。
自然を甘く見てはいけませんね。
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