イモムシ毛虫(1)ナミアゲハ幼虫
イモムシ毛虫シリーズです。私もなかなか慣れません。嫌いな方はスルーしてください。
以前、キンカン(金柑)の小木の若葉が夏場になると決まって坊主にされていました。その時期には葉のあちこちに”鳥糞”がくっついていましが、その金柑は、日当たりが悪くて実成も良くないので処分してしまいました。
以降、今度は山椒の枝が丸坊主にされるようになりました。やはり”鳥糞”が着いています。生みの親はナミアゲハです。家のまわりにもしょっちゅうやって来ます。
山椒の木のあちこちにいるナミアゲハの若齢幼虫”鳥糞 ”。小鳥の糞に擬態しています。
大きくなって変態していきます。前の日にいたのと同じところで翌日、姿が変わっていました。
小枝で突っつくと頭からオレンジ色の臭角をだして威嚇します。(→何度もやらせると弱って死ぬ、という話ですが、どちらも悪趣味デス)。
頭の紋様にもこだわりです。鳥に食べられないで羽化して早い退去を希望しています。
なお、アゲハの鳥糞幼虫→緑の幼虫→サナギという3段階の変化は、いずれも幼若ホルモン(JH)濃度に応じて発現していると考えられるそうです。* *http://column.odokon.org/archives/2008/0415_234500.php
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