雑草の花(12)ハナイバナ
道ばたや空き地など身近かなところに、ごく普通に見られますが、目立たず気がつかないことが多い1~2年草です。全体の雰囲気はキュウリグサに似ているところがありますが、キュウリグサは春から初夏までが生育期間であるのに対して、ハナイバナは春先から晩秋まで長期間生育しています。
春から秋の長い間、葉腋にごく小さい3mmくらいの薄青紫色の花をつけています。ルーペで拡大して見るとおしゃれです。葉と葉の間に花をつけるので”葉内花”、が名前の由来。
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コメント
ありがとうございました。
野の花を見るとき 葉や茎に長毛が生えている画像などを 見るのは 初めてです。これから 少し花の見方が 変わるのではと 思っています。
今日もハナイバナ ヒメコウゾの花 エゴノキなどを見てきました。
貴ブログは植物に限らず 昆虫 鳥 景色 それも 日本中あるいは 世界へも と本当に幅の広いものでした。
これからも 参考にさせて いただきます。
投稿: 笠井 和子 | 2020年5月20日 (水) 22時49分
さすがですね。
なお、当方は単なる散歩ついでの素人観察に過ぎません。
専門家の書かれた下記の記事をご覧ください。
http://mikawanoyasou.org/data/hanaibana.htm
投稿: クロメダカ | 2020年5月19日 (火) 22時21分
こんばんは。先日は 詳しい情報をありがとうございました。
地元の 公園を探し歩いて 見つけました。ハナイバナ。
花冠が白であること 葉っぱの間に花があること 種も四つ見ることが出来ました。
比べてみると 違いが解ります。
キュウリグサはそろそろ 終わりに近く ハナイバナは今からというところですね。
ありがとうございました。とても 嬉しいです。
(写真を添付しようと思いましたが 出来ませんでした。)
投稿: 笠井 和子 | 2020年5月19日 (火) 21時54分
見つけられますように。お役に立てれば幸いです。
投稿: クロメダカ | 2020年5月12日 (火) 08時31分
こんばんは。早速に お返事ありがとうございました。
キュウリグサとハナイバナの写真 ここまで写し取ることが出来るのか ということに 驚きます。
貴殿の写真の中では 見分けることが出来るのですが 衰えた視力や倍率の低いルーペや カメラでは なかなか 判断が出来ません。
ハナイバナは 秋まで咲いているようですので 時間をかけても なんとしても 見つけようと思っています。
始めて 知った野草の名前ですが「キュウリグサが大好き」とおっしゃること よく理解できました。
この コロナの時期に 野の花ライフも 悪くないと思っています。 また わからないことは 質問させて下さい。
ありがとうございました。
投稿: 笠井 和子 | 2020年5月12日 (火) 00時15分
ご訪問ありがとうございます。
ハナイバナは一見キュウリグサに似た印象の草姿ですが、葉は長楕円形で、また葉腋に小さなごく薄い青紫色の花をつけますが、キュウリグサのようなサソリ形花序は形成しません。
また花の形は似ていますが、キュウリグサの花(花冠)の中心は黄色を帯びているのに対して、ハナイバナは黄色味を帯びないことで識別できます。
キュウリグサの花については拙ブログ下記をご参照ください。
https://kuromedaka-saitama.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-94f9.html
投稿: クロメダカ | 2020年5月10日 (日) 23時36分
はじめまして。突然で失礼いたします。
かなり前の記事から ハナイバナを見つけました。
キュウリグサと ハナイバナという野の花を 友人に聞いて探し始めました。
キュウリグサはすぐに 解ったのですが ハナイバナがどうしてもわからないのです。友人とは LINEのやり取りだけなので なかなか この小さな花を事が見つけることが出来ません。
二つの花を 区別する方法は 何かありますか?
お暇な時に 教えていただければ幸いです。
投稿: 笠井 和子 | 2020年5月10日 (日) 22時57分