秋、終わる・ヘチマ/鳥
11月も終わりになりました。天気が良い日でも風の冷たさが増して、自転車でいつもの散歩コースから少しはずれて走ると手袋をしない手がかじかんできます。
水路沿いの農道を走ると、行く手をふさぐように、農家の立木に絡みついて蔓を伸ばしたヘチマがブラリ、と下がっていました。まだ青く大きな実です。
その昔は、蔓を切って瓶に差し込んでおくとヘチマ水がとれて、天然の化粧水として使われたり、晩秋に茶色くなった実を水にさらして軟部組織を腐敗させて除き、繊維だけになったものをヘチマ・タワシとしてお風呂などで利用したものです。
今風に言えば地球や体に優しい天然素材、というところでしょうか。
いつもの散歩コースまでもどると、めっきり姿を見せなくなったアオサギが、ブラリ・ヘチマと似たもの同士という風情で、いつものようにフェンスに止まってボーッとしていました。
脇をながれる水路にはカルガモの姿がだいぶ増えました。
その中に混じって、やはり一番先に神経質そうに逃げていくのはコガモです。性分なのでしょうね。
いよいよ季節は冬。カモ達にとってはシーズン到来、ということでしょう。
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