サクラ・冬芽と葉痕・維管束痕
晩秋から初冬にかけて、落葉樹などが冬芽の形成とともに葉を落とすと、葉柄の跡が文字どおり”葉痕”として観察され、その(葉痕)中に、水分や養分の通り道である維管束の跡(維管束痕)があって、葉痕が顔の輪郭を、維管束痕が目や鼻など人や動物などの表情をイメージさせるものが沢山あります。
樹木の種類によって特徴があり面白いものです。
冬の公園や里山を散策するときに、100円ショップで手に入る少し倍率の高い10倍くらいのルーペを首から提げて行くと散策の楽しみが増すかも知れません。
散歩コースの調節池堤防に植えられた桜の幼木を、通りすがりに覗いてみると、
モミジバフウとよく似た顔つきの坊やが居ました。
春待ち顔、というのでしょうか。まだまだこれから本格的な冬が来るというのに・・・
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