トビムシ(埼玉県・稲刈り後の乾田)
近郊で行われている大型のコンバインによる稲刈りでは、刈取りと同時進行で、籾を収穫した後の稲藁は細切断されて乾田に撒かれていきます。
やがてこの稲藁の腐植が進んだ頃には、トビムシ、中でも比較的大型のアヤトビムシがたくさん生息するようになります。腐植の始まった稲藁から抽出されたトビムシです。(10/27)
●アヤトビムシ:
体長2.1mmくらいですが長い触角と長い跳躍器(バネ)が延びて(生きているときはバネはお腹の下にたたみ込まれています)、とても大きく見えます。
明るい直射日光の元では、稲藁をそーっと退けると、小さなムシがするすると動いてやがてパッと視界から消えるのが肉眼で確認できます。これがトビムシです。しかしこれを直接捕獲するのは困難です。
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