ハナノキ(ハナカエデ)冬芽と葉痕・維管束痕
ハナノキは、日本固有種で、木曽川の流域や滋賀県にだけ自生しているそうです。
雌雄異株で、高さは15m~20mくらいになること。
また春先に葉がでる前に、サンシュユの線香花火のようなかたちの黄色い花を、赤桃色に染めたような印象の花をたくさんつけて、遠目には樹全体が赤桃色に見えるほどで、大変美しいものです。また秋の紅葉も美しい樹です。
自生地が限られているので、国の天然記念物に指定され、また環境省のレッドブックでは絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうです。
最近では、街路樹や公園などにも植栽されていることも多いということで、今回記載のものは公園の植樹です。
冬芽もなかなかユニークで、葉痕・維管束痕も凛として整った顔立ちです。なお、観察にはルーペが必要ですね。
春、3月から4月、の花が楽しみです。
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