ロゼット(5)アメリカフウロ、ヒメムカシヨモギ、不明雑草
白鳥の北帰行が始まり、黄砂が飛来し、春一番の嵐が吹いて、”逃げる2月”とやって来る春の跫音がはっきり聞こえるようになりました。花粉症の鼻水センサーは既に鋭敏に反応しています。
さて、ロゼット葉の続きです。早くしないと地面に貼り付いていた葉が全部立ち上がってしまいそうです。
●アメリカフウロのロゼット葉:
道端などに生えます。掌状の葉をひろげ、5月から9月頃にかけてピンクの小さな花をつける帰化植物です。
●ヒメムカシヨモギのロゼット葉:
整った小さなロゼットから想像しにくいほど、荒れ地や空き地などで草藪になってしまう大型の雑草です。草丈は1m~2mにもなり、景観を損ねます。
●不明雑草のロゼット葉, 表/裏:
裸地の辺り一面に、この1種類だけが、あたかも園芸作物のように生えていました。
特徴的なロゼットですから調べればすぐ分かると思いましたが、意外に分かりませんでした。ありふれた雑草なのでしょうが・・・
地面に、ロゼット葉を”糊付け”したように、ぴったり貼り付いていました。
一株掘り起こして見ると、葉の裏は緑色で、地中にしっかり根を張っていました。
立ち上がって生長するまで除草されないで残って居れば、分かるかもしれません。
追記:
その後の調査で、ブタナのロゼットらしいことが分かりました。
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