変形菌(不明の2種類)
3月中旬、雨降りの2日後、よく晴れた社の森の倒木に胞子の塊が黄色のものと、胞子嚢が白色に見える2種類の変形菌を見つけました。個々の子実体の高さは2~3mm程です。(2009.3.15山梨県)
残念ながら、観察の結果どちらも子実体形成後かなりの時間を経過した古い菌体であることが分かりました。
一方は、胞子の塊に触れると黄色いホコリのように胞子が飛びますので、確かに変形菌ですが、形はすっかり崩れていて、造形的な面白さは失われていました。
もう一方は、目視では白い綿帽子のような胞子嚢の子実体の集まりのように見えたのですが、拡大してみるとそうではなくて、胞子嚢が白いカビの菌糸に汚染されているものであることが分かりました。
どちらも種類など詳細は分かりません。
変形菌が活躍する季節にしてはまだ早すぎるようです。
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