昨日は朝から暖かく、日中の気温は20℃を越えて上がり、屋外に出ると上着を脱がなければ暑いほどでした。ここ数日の好天で、植木鉢などカラカラです。水やりをしながらすっかり春めいた庭先の風景をスナップショット。
庭先から見上げた電線にカワラヒワが飛んできて、キリコロキリ、キリリコロロ、チョンチョンビーン、ビーンと盛んに囀ります。カワラヒワは留鳥でこの時期はたくさん群れて草原や市街地を飛び回っています。
また姿は見えませんが、どこからかウグイスの声も聞こえました。
足元を見ると、土の色になったアマガエルがいます。3月初旬にも居ましたが。
物陰からカナヘビが姿をのぞかせました。今期初めて目にしました。大きいのともう1匹、小さいのがいました。
屋外のメダカ水槽でも、これまで殆ど明るいところに姿を見せなかったメダカが、いっせいに日射しの当たる水面に出てきました。
結構沢山います。給餌するとすぐに食べ尽くしました。元気そうです。
もう時期はずれですが、サンシュユの線香花火のような黄色い花が咲き残り、ハクモクレンが一輪だけ開花しました。
いまいましいことに、毎年、必ず、大きくなった開花直前の蕾が、付け根をヒヨドリに囓られ、きれいな花になりません。この花も、反対側は、食い荒らされて無惨な姿になっていました。
ビオラは冬の間から咲き続けています。暖かくなって勢いを増してきました。(ここにも、ツマグロヒョウモンの幼虫が隠れているようです)。
もう忘れるくらい前に、水栽培で花が咲き終わったヒヤシンスの球根を捨てないで庭に埋めておいたところ、いつも忘れた頃の今頃、気がつくと”貧弱な”花を付けます。
10年たっても盆栽風にしか大きくならない(しない)ボケが一輪開花です。
何年も植え替えしないゼラニウムは冬の間でも枯れずにポツポツ花を付けています。植え替えしてやらなければ・・・。
何かが枯れて空いたまま放置していた植木鉢に、シロバナタンポポが生えて花茎を伸ばし、明るい日射しを浴びたので花を開きました。曇りの日には閉じたままです。
冬のあいだにいち早く葉を茂らせていたハナニラに初めて花が開きました。これから勢いを増していっせいに沢山の花を開くようになります。
いつもながら、木陰にヒトリシズカが生えていました。覆い被さっていた他の植物のせいで茎が曲がっているものもあり、まわりを少し整理。これでもうすぐ花が咲くでしょう。
乙女ツバキはしばらく前から咲いています。メジロが時々やって来ました。
ヤブツバキは初めて1輪咲きました。もっとも、年中邪魔にされて切りつめられるので、蕾がなかなか付かなくて、これでは咲きようがありませんが。
スギ花粉が終わらないうちにヒノキの花粉が舞い、ユーラシア大陸からは黄砂が飛んできて春霞を無粋なものに変えてしまう、春、です。