シロバナオオイヌノフグリ
4月の初め、旅先で、神社に向かう 参道脇の田舎道をのんびりと歩いていた時のことです。
足元の、疎らな雑草の中に草姿がオオイヌノフグリに大変よく似ていて、花は白色のものが目に付いたので写真に撮ってきました。
生えていた場所は午後3時半をまわった斜めの光になっていて、花はもう閉じ始めに向かっていましたし、コンパクトデジカメのオート撮影モードでは白い花は色トビして潰れてしまい、花の様子、質感などが適正に描写出来ません。
マニュアル・モードで露出を変えながら何枚も撮影し、帰宅後、比較的マシな写真を元に植物図鑑と見比べてみたところ、かなり珍しいとされる「シロバナ・オオイヌノフグリ」ではないかと判断して、ここに掲載しました。
参考までに別のところで撮ったオオイヌノフグリ。
形態学的確認に必要な写真をちゃんと撮っていないので、あるいは間違っているかも知れません。
図鑑の解説によれば、オオイヌノフグリは日当たり条件によって花や葉の大きさは変動するし、特に除草剤など農薬の影響を受けて小さな白い花を付ける”白化現象”もフィールドではよく見かけられるそうです。
今回の場合、場所柄、農薬の影響を受けるようなところではない様でしたし、葉の変色や花ごとの色むらなども見られなかったことからシロバナオオイヌノフグリではないかと判断したものです。
また、別の植物「コゴメイヌノフグリ」も、オオイヌノフグリに似ていますが、白い花を付ける、ということで、ただこちらは毛が多いことと、果実の形が異なることで見分けられるそうです。
今回はそのどちらの情報もありませんので、この比較はわかりません。近くであれば確認の機会もあるでしょうが・・・
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