クロハネシロヒゲナガ②メスを求めて飛ぶオス
クロハネシロヒゲナガは、体長約4.5mm、開張9mmほどの小さな蛾ですが、オスのヒゲ(触角)は体長の4倍ほどもあります。その長いヒゲをぶらんと広げて飛んでいくオスの姿です。
その飛んでいく先には、触角が短かく、途中が太くなっているメスの蛾が、イネ科の草の葉に止まっていました。触角の基部は黒色で、中程から先は白色です。
オスは長い触角でメスのフェロモンを検知して飛んでいくのではないか、と言うことだそうです。
草むらのあちこちにメスのクロハネシロヒゲナガの姿がありました。
光のあたり方で、名前のとおり、クロハネに見えたり、
金色や赤紫色を含むメタリックな、ホログラムのようにきれいな色に見えたりします。
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