クロメダカ産卵と飼育
屋外コンテナ水槽の水温が安定して20℃くらいになった4月中旬から、体格の良いシロメダカの産卵が目立って多くなりました。
それなら野生のクロメダカも産卵しているに違いないと、藻の陰に隠れて見えないメダカをゴミ取り用ネットで”追い回して”やっと数匹すくい上げて確認しました。
メタボ体型のシロメダカに比べると、はるかにスリムで”野性的”に見えます。
メダカを増やすには:
25℃くらいになると安定して孵化が始まりますので、ホテイ草(ホームセンター等で販売されています)など数株を水槽に入れてやると、水中に伸びているヒゲ根に卵を産みつけます。
産卵させたホテイ草は別容器(ポリバケツなど)に移してやれば、親メダカに食べられることなく稚魚が孵化し育ちます。
稚魚は大きさ1cmくらいになったら親メダカと一緒にしても大丈夫ですが、小さいものは食べられてしまいます。
大きく育って増えたものはまたもとの生息場所に返す(放流する)ことが出来ます。
野生メダカは生息地域特有の遺伝子構造を持っていますので、同種といえども市販のクロメダカと一緒にしたり、ましてシロメダカなどと一緒に飼育すると、交雑して元の遺伝情報が変化してしまう可能性がありますので、趣味で飼育を続けること以外に、野生メダカだけで飼育したものも含めて、放流などは一切しないように留意して下さい。
シロメダカは、野生メダカと同じように管理すれば1回の産卵分だけでも困るくらい増えますね。
屋外水槽の藻の増殖が盛んになってきました。1週間おきくらいに取り除いています。
また、クロメダカ水槽に初めて植えた”ジャイアントサジタリア”(ナガバオモダカ)は次々に花茎を立て、白い花を付け、予想どおり大分増えていきそうな気配です。
| 固定リンク
「メダカ」カテゴリの記事
- 受難メダカ(2017.09.14)
- 啓蟄の日(2017.03.05)
- メダカ飼育(屋外コンテナ水槽)冬越し準備(2015/11)(2015.11.26)
- 屋外コンテナ水槽によるメダカの飼育(2015/3)(2015.03.12)
- 自然のメダカ(2014.08.02)
コメント